山口敏太郎
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トレンド 2010年07月12日 16時00分
立川キウイ『万年前座』出版記念落語会 レポート
7月7日、文京シビックホール小ホールにて「『万年前座』出版記念落語会」が行われた。この落語会は前座歴16年半という落語史上前人未到の記録を持つ落語家、立川キウイの前座修業をつづった『万年前座』(新潮社)の出版記念で出演者は立川キウイの他、立川志らく、立川談四楼、立川談志の4名。またキウイは『万年前座』が師匠の談志に認められ、来年春に真打昇進披露目の会を予定している為、二重にも三重にも嬉しい会となった。 開口一番はキウイ自身で、演目は漫談「真打への道」。ふかぶかと客席に頭を下げたキウイは「今日の会で師匠から真打内定を取り消すとか言われなきゃいいなぁ…」とポツリ。爆笑を誘った。 共演者の志らくはキウイが前座の頃の珍エピソードを取り上げ「(キウイは)落語さえやらなけりゃいいヤツなんで宜しくお願いいたします」とコメント。これまた爆笑を誘う。小説家としても多数の著作を発表している談四楼は「あの新潮社がキウイの本を出すなんて…新潮社もどうしちゃったんでしょうか?」これも爆笑で、辛口に見せて実は兄弟子の優しさによる引き立てが分かる。 仲入り後はキウイによる落語『たがや』。 談志はキウイが高座に上がると舞台袖でジッとキウイの噺を聴き、そして高座で「キウイねぇ…脇で聴いている分にはそんなに悪くない」「三平さん(先代)みたいだ」と好評価。この日、談志は体調も機嫌も良く、得意のブラックジョークを連発し会場を沸かした。 ジョークが終わると、談志は出演者である弟子を高座に呼びこみ座談会がはじまった。「落語をパロディにしている」「キウイが『芝浜』をやればチケット400〜500枚は売れる」といった発言にキウイは恐縮しっぱなし。 最後に談志はキウイへ「本(『万年前座』)よく書けている。やっぱ俺に似たのかなぁ」と、師弟の深い絆を見せて会をしめた。 筆者は談志ファンを自称する観客数人にコメントを求めたところ「キウイさん、初めて見たけど想像以上におもしろい。今度、独演会にも行ってみたい」との声もありキウイは自身の持つ魅力を観客に存分にアピール出来たと思われる。 かつて、談志は『万年前座』の後書きでキウイについて「ことによると、落語界に何だか妙なモンスターが出るやも知れない」と評した。落語モンスターは徐々にその恐るべき牙を剥きつつあるのだろうか? 最後にキウイ自身に会の感想を聞いたところ「スンゲー疲れたぁー! 次も頑張るからねぇー!」と朗らかに筆者に語った。どうやらこのモンスターはフワフワと明るくて、あまり恐くはないようである。(「昭和ロマン探求家」穂積昭雪 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年07月12日 13時00分
「帰ってきた仮面ライダーアマゾン」(3)
去る7月3日、東京・中野サンプラザにて『仮面ライダーアマゾン』(1974 ・東映)において主演のアマゾン=山本大介を演じた岡崎徹さんと『仮面ライダーストロンガー』(1975 ・東映)において同じく主演のストロンガー=城茂を演じた荒木しげるさん、そして仮面ライダーシリーズにおいて殺陣師・スーツアクターを務めた岡田勝さんによる「荒木しげるwith岡崎徹チャリティートークショー」が開催。 アマゾン=山本大介役、岡崎徹さんのスペシャルインタビュー(第三回)です。 −−これから。 僕は芸能界を引退して、暫く人前に出ませんでしたが、それは決して『アマゾン』という作品を否定して故の事ではないんです。あくまで自分の生活と芸能界を切り離しておきたかっただけなんです。でも、こうして『アマゾン』の再放送や村枝さんの漫画によって、人気が再び過熱して、更に新しいファンが生まれて…そのファンの熱意が段々と僕の耳にも入ってきまして。僕はそれに応えていきたいな、と思い始めたんです。芸能活動とは別にしてね。 だから、これからもファンの気持ちに応える形で何かしらの活動をしていきたいし、『アマゾン』に限らず、来年には生誕40周年を迎える『仮面ライダーシリーズ』を応援するということであれば、多いに協力させていだければと思います。 −−ファンへ向けて。 『仮面ライダーアマゾン』という作品を応援し、今日に至るまで愛してくださってありがとうございます。ただ、僕は確かに主演の仮面ライダーを演じさせていただきましたが、ああした素敵な作品が出来上がったのは原作者の石ノ森先生、そして平山プロデューサーや内田有作所長、アクションを担当した大野剣友会の皆さんを始め、本当に多くのスタッフの皆さんの力の結集のお陰なんです。そして、僕は『アマゾン』のファンの皆さんからの「孤独でもめげずに立ち向かうアマゾンを見て感動した」とか「言葉の壁に奮闘するアマゾンの姿に勇気を貰った」という声によって、僕自身が逆にエネルギーを貰っているんですよ(微笑)。今日に至るまで『仮面ライダーアマゾン』並びに『仮面ライダーシリーズ』を応援して下さるファンの皆さんに本当に感謝の気持ちで一杯です。(7月3日 中野サンプラザにて)取材協力:オフィスアラキ●東映オフィシャルサイトhttp://www.toei.co.jp/index.html●東映ビデオ「仮面ライダー特集ページ」http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/riderguide.html●講談社:月刊少年マガジンhttp://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/04777(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー 2010年07月12日 12時30分
空中接触事故を起こしたタイムトラベラー
タイムトラベルの理論的実現の可能性は、学問としても研究されていて、ティプラーの円筒、ワームホール、宇宙ひもを利用する方法等、物理学によって論じられている。が、残念ながらいずれも、それらの過程で生じるエネルギーや空間変形的仮説が、現代の技術では対処できない。スティーヴン・ホーキングは未来からのタイムトラベラーがいないことを根拠に、タイムトラベルについては懐疑的である。 しかし、タイムトラベラーはいないのではなく、気付かれにくいだけだとしたら?経験者本人ですら、気付かないとしたらどうだろう? 1960年1月25日。アメリカはオハイオ州上空を、セスナ機で飛行中のジョン・ウォール氏は、怪訝な思いで前方を凝視していた。そこには、木製の翼を持つ古いレアード複葉機が飛んでいたからだ。すると、レアード複葉機は方向を換え、ウォール氏に向かって飛んできた。咄嗟にセスナ機を急旋回させ、正面衝突は避けられたものの、双方の翼が接触してしまった。しかし、飛行に支障は無く、無事帰り着くことができた。 3か月後。ウォール氏は、小さなニュース記事に目を留めた。それは、オハイオ州ロ−クレス村で、30年前のレアード複葉機発見を報じる記事だった。あの一件を思い出し興味が湧いたウォール氏は、ロークレス村を訪ねた。そこには、ウォール氏が危機一髪で正面衝突を避けた、同型のレアード複葉機があった。更に、驚いたことに、翼には衝突痕が残されていた。まさかと思うウォール氏だったが、そのまま見過ごすことはできなかった。 調査を依頼した連邦航空局の報告によると、衝突箇所から検出された金属片は、ウォール氏のセスナ機と同じ材質で、欠けている箇所に寸分たがわず一致した。更に、レアード複葉機に残されていた飛行日誌には、1932年1月25日に、見たことのない奇妙な金属製の飛行機と空中接触した記述があった。飛行日誌は連邦航空局からFBIに送られ筆跡鑑定や、インクの成分分析から、1930年代に書かれたものと断定された。 28年という時を超えて空中接触した、2機の飛行機。時を超えたのは、ウォール氏のセスナ機かレアード複葉機かはわからない。目撃者もいなければ、当事者双方気付きもしなかったのである。もしかすると、今日人気の無い道ですれ違った、奇妙な服装の人がタイムトラベラーだったのかも知れない。七海かりん(山口敏太郎事務所)山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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トレンド 2010年07月10日 13時00分
「帰ってきた仮面ライダーアマゾン」(2)
去る7月3日、東京・中野サンプラザにて『仮面ライダーアマゾン』(1974 ・東映)において主演のアマゾン=山本大介を演じた岡崎徹さんと『仮面ライダーストロンガー』(1975 ・東映)において同じく主演のストロンガー=城茂を演じた荒木しげるさん、そして仮面ライダーシリーズにおいて殺陣師・スーツアクターを務めた岡田勝さんによる「荒木しげるwith岡崎徹チャリティートークショー」が開催。アマゾン=山本大介役、岡崎徹さんのスペシャルインタビュー(第二回)です。 −−異質なヒーロー。 アマゾンを演じるにあたって、自分でも意外と抵抗は無かったんです。人前で上半身裸でも不思議とそこまで恥ずかしくなかったですね(照笑)。 『狼少年ケン』とか『ターザン』とか、ああいったパワフルなヒーローが子供の頃に見ていて大好きでしたし。また、自分自身が九州の野山を駆け回って自然に囲まれて育った、言わば野生児=アマゾンそのものでしたから(笑)。 『ストラダ5』が終わった後にオファーを頂いたのですが、当初は「もう、子供番組はいいよ」ってスタンスだったんです。でも、企画書に目を通して行くうちに「あっ、この役は是非やりたい!」「この役は、俺がやるべき役なんじゃないか!?」ってモチベーションが上がってきましたね。…でも、いざ主演に決まり現場に入ると、やはりと言いますか、苦労は絶えませんでした。何しろ、当初は台本に自分のセリフが殆ど載っていないんですよ。「アマゾン、吠える」とか「唸る」とか、「睨む」とか、ト書きばっかりで(苦笑)。台本を読んで、頭に入れようにも「う〜ん?」って感じで…。アクションも含めてある意味、全部体当たりでしたね。本当に僕自身もアマゾンの様に、野生の感性で挑んだ現場だったと言えるかもしれません(笑)。 −−『仮面ライダーアマゾン』。 色々な事情で、短命に終わってしまった『アマゾン』ですが、当時からのファン、そして今尚、新しいファンがいてくれるんですよ。それも10代や20代の!特に最近は、村枝賢一さんの漫画『仮面ライダーSPIRITS』(※現在は月刊少年マガジンにて『新・仮面ライダーSPIRITS』として連載:講談社刊)を読んで、『アマゾン』に興味を持って、再放送やDVDで見てファンになった子が多いみたいなんです。実に半世紀近くも前に作られた番組なのに、今でも愛されて、更に新しいファンもいてくれる。本当にありがたい事です。そして、今現在も『仮面ライダーシリーズ』は続いている。『仮面ライダーアマゾン』は僕にとって誇りですよ…!※写真:岡崎さんのもとに、村枝賢一さんからチャリティーオークションの為の品として、特別書き下ろし色紙が贈られた。〜3へ続く〜(7月3日 中野サンプラザにて)取材協力:オフィスアラキ●東映オフィシャルサイトhttp://www.toei.co.jp/index.html●東映ビデオ「仮面ライダー特集ページ」http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/riderguide.html●講談社:月刊少年マガジンhttp://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/04777(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年07月09日 14時00分
帰ってきた仮面ライダーアマゾン(1)
去る7月3日、東京・中野サンプラザにて『仮面ライダーアマゾン』(1974 ・東映)において主演のアマゾン=山本大介を演じた岡崎徹さんと『仮面ライダーストロンガー』(1975 ・東映)において同じく主演のストロンガー=城茂を演じた荒木しげるさん、そして仮面ライダーシリーズにおいて殺陣師・スーツアクターを務めた岡田勝さんによる「荒木しげるwith岡崎徹チャリティートークショー」が開催。 前回の荒木しげるさんへのインタビューに続いての特別企画。今回は『仮面ライダーアマゾン』(1974年・東映)においてアマゾン=山本大介役を演じた岡崎徹さんにお話を伺いました。全三回に分けてお送りいたします。 −−今回のチャリティーイベント出演について。 今回、こうした催しに出る事を決めたのは“荒木君だから”なんです。荒木君と一緒にやる事だから僕も出ようって決めたんですよ。そして“チャリティーイベント”であるという事ですね。及ばずながら、僕らのイベントによってファンの皆さんにも喜んで頂いて、微力ながらも社会貢献できるなら素敵じゃないかって。これが別口の単なる興業目的の行事であれば、多分僕は関わらなかったと思います。 −−アマゾンとストロンガー。 荒木君との付き合いは『仮面ライダー』とはあまり関係が無くて、確か当時、事務所が同じだったんですよ。でも、よくよく振りかえると、荒木君もその時に別の事務所へ移籍する前後で、荒木君が抜けて、ちょうどスイッチするような形で僕が所属しているんです。時間の長さで考えると僕と荒木君の接点って短いはずなのに、こうした付き合いが当時から今に至るまで続いているというのはなんとも不思議ですね。 −−『ストラダ5』と『アマゾン』。 僕は『アマゾン』以外にも『電撃!!ストラダ5』(1974年・日活)という作品で主役のペガサス=堀田貫介を演じています。しかし、どちらも残念ながら、本当に短命な作品でした。当時、僕は番組の編成に関しての所謂、政治的な事情なんて知る由もありませんから、時には「もしかして、俺がいけないのかな?」なんて自信を失いそうになったこともありましたよ。なんか放送期間が極端に短い作品がこうも続くと、まるでジンクスみたいで(苦笑)。〜2へ続く〜(7月3日 中野サンプラザにて)取材協力:オフィスアラキ●東映オフィシャルサイトhttp://www.toei.co.jp/index.html●東映ビデオ「仮面ライダー特集ページ」http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/riderguide.html●講談社:月刊少年マガジンhttp://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/04777(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年07月09日 13時00分
昨今のゲーム改造ツール事情
現在、世間で主に活躍している最新ゲーム機と言えば、PS3、wii、xbox360、ニンテンドーDSシリーズ、PSPであるが。この中で主なゲーム改造ツールが出ているのはwiiとPSPとDSのみである。 改造ツールソフトの二大巨頭であるサイバーガジェット社の『コードフリーク』シリーズとデイテルジャパン社の『プロアクションリプレイ』シリーズである。 ゲーム改造というのは、ヘタレゲーマー(ゲームが下手だけど、好きな人のこと)にとっては神のような存在である。いきなりゲージMAXで戦えたり、シューティングゲームの残機が無限に増えたり、アイテムが全開になったり、レベルが99になったりと。途中で難しすぎて投げ出したあのRPGなんかもあっさりエンディングまでたどり着くことが出来る。 ただ、現在の法律ではオンラインでこれを使用すると問題になるので、オンラインでの使用は厳禁である。 そんな現在、人気を集めているのがwii用改造ツールである『コードフリーク wii用』と、PSP用改造ツールである『プロアクションリプレイMAX』である。 前者は自由にコードを追加することが強みであるが、現在のwiiの最新ファームに対応していないのが弱みだ。しかし、時間の問題であろう。 後者はPSPならばどの機種でも改造できるが、自由にコードを追加出来ないのが現状だ。しかし、これも最新ファームに対応していないので、要注意である。ゲームのファームは極力アップデートしないのが良いのかもしれない。 さて、早速wii用『コードフリーク』で『モンハン3』を改造しまくってみた。元々オンラインはする気が無いので、全く問題ない。敵が一撃で死ぬ、資源が無限、所持金MAX、いくら走ってもゲージ減らない、酸素ゲージも減らない。万能感はあるが、ゲームの難易度はぐっと下がってしまった自重せねば。 なお、『コードフリーク』でもPSP改造ツールは出ているが、これは対策されたPSPでは使用出来ないという残念な結果だったので、特に記述しない。 改造は節度と法律を守ってプレイしよう。オンラインでの改造は犯罪である。(オタク電脳記者 天驚院勝彦 山口敏太郎事務所所属)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年07月08日 14時30分
「ヨーロッパを廻る2週間のバンド観戦の旅」を語るOUTRAGE・丹下眞也
メタルバンド、OUTRAGEのドラムであり、バンドのスポークスマンである丹下眞也に、ヨーロッパで様々なバンドを観た話や、海外フェスティバルを観る時に気を付ける点を聞いてみた。 丹下眞也:海外ではライブが終わる時間がかなり遅い時間になるので、(日によっては)電車に間に合わせるため、シャワーを浴びる時間も無いまま、次の国へ…みたいな感じで、ベーカリーでパンを買って電車内で食べるということがあったから痩せていったと思います。 お酒は好きですけど、知らない国で酔って電車乗り遅れてライブが見れなくなるのは嫌なので、へろへろになるまで飲むことは無かったですね。 イギリスのコンビニでは深夜0時以降、お酒を販売していなくてバーも閉まってしまうところもありました。ドイツのケルン、ベルギーのゲントを観光したんですけど、スウェーデンでBIG4のライブを見た後、飛行機の都合でスイスのチューリッヒに一泊しました。チューリッヒの日曜はほとんど店が閉まってることもあり、ホテルの周囲を歩いた程度です。(BIG4=メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスの4バンドのこと) ブログを見てくれた香港のOUTRAGEのファンがスイスまで来ていて、BIG4の広いライブ会場で向こうが見つけてくれて、「丹下さんですよね?一緒に写真を撮りましょう」と言われました。 BONJOVIを見たロンドンのO2アリーナのステージは、走るような大きさでは無くてビックリしました。約2週間、同じ場所でライブをやっていてソールドアウトで、その人気にもビックリです。 (ロンドンの)O2アカデミーでは、ヘッドライナーのRATTのライブがキャンセルして、料金が3500円だったところ、GIRLSCHOOLとANVILのライブだけなので1500円に変わったんですよ。ANVILの大阪のライブに行った時、プロモーターの方が会わせてくれて、メンバーが映画の後で人生が変わったと…普通の仕事をしなくてもよくなったし、立派なマネージメントがついて、お金持ちではないけれど笑顔でやれるって言ってました。(会場のO2アカデミーの)キャパが500人くらいなんですが、お客さんは100人いないですね。下手すりゃ80人くらいです。 凄くよかったのは やっぱりあの人達は本当のミュージシャンというかロック好きですよね。映画で時の人になり、少ないお客の前でふてくされてやってもよさそうですが、笑顔で生き生きと演奏してるんですよ。ミュージシャンの自分にとって彼らは本当に良い先輩で、良いお手本と純粋に思いました。映画そのままの姿を見ました。 ドイツで見たスコーピオンズの会場のキャパは5000人くらいで、野球のように会場内を売り子が飲み物を売り歩いてました。イギリスで観たダウンロードフェスティバルのAC/DCと同じように老若男女のファンが観ていました。 Q:海外の野外ロック・フェスティバルを観る点で注意することは? 丹下眞也:雨対策が必要で、野外のライブフェスティバルを観る場合は、靴がドロドロになるので捨てる覚悟でいてください。雨が降る会場で数万人が動く為、地面が柔らかくなり、沼のようにヒザぐらいまで足が捕らわれてしまいます。準備をしている人はロングコートに軍用ブーツや長靴を履いてましたね。 会場はトイレまでの距離が遠いため、男性は紙コップやペットボトルを簡易トイレがわりにして利用することも多く、それが飛んでくるのです…ぶつけられた人は液体の匂いをかぎますね。何事においても野外ロック・フェスティバルを楽しむには自己防衛が必要だと思います。※OUTRAGEオフィシャルサイト http://www.outrage-jp.com※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年07月08日 14時00分
愛知県西三河地方の伝説「鶏石」
愛知県豊田市の郊外にある田籾町は、その名の通り、籾のよく採れる田ということが地名の由来だという。 江戸時代の初め頃、加納という者が荒れた山野だった田籾町にやって来た。加納は朝早くから夜遅くまでよく働き、彼の働きもあり、荒地は次第に水田に変わっていった。田植えも終わり、秋には稲穂が実るまでになった。加納がよく働いたお陰で、年々米の収穫高は上がっていった。 ある朝も、加納はまだ暗いうちから野に出て田を耕していた。東の空が明るくなってきた時、突然、林の中からけたたましい鶏の鳴き声がした。完全に太陽が出た頃には鳴き声は止んだ。 毎日、東の空が明るくなる頃、時を告げるように鶏の鳴き声がする。不思議に思った加納は、鳴き声のする林の中へ入って行った。すると、どうやら木の下に雄鶏のような形をした大きな石が、しきりに鳴いているようなのであった。 加納は家に帰り、このことを村人に話した。翌朝、話を聞いた人々が林の石を見に行くと、やはり、石から鶏の声がする。それから、石の鶏が鳴くという噂が村中に広まり、村人たちはその鳴き声を聞くために、朝早く起きるようになった。鳴き声を聞きにきた村人は、再び寝るわけにもいかず、そのまま田や畑で働くようになり、皆が加納のように懸命に働いたことによって農作物の収穫は上がり、村は裕福になった。 しかしある日、一人の若者が何気なく鶏石の上に汚れた衣服を置いてしまった。すると不思議なことに、翌朝から鶏石は時を告げることがなくなってしまった。 以前は鶏石を祀る祭礼が、毎年7月24日に行われていた。しかし、現在では祭礼も行われなくなり、言い伝えと「愛知県豊田市田籾町鶏石」という地名を残すのみである。 (「三州の河(さんずのかわ)の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー 2010年07月08日 13時00分
33年地中で暮らした人
西暦79年、ベスビオ火山の大噴火により、一日足らずで埋没したポンペイが、18世紀半ば当時のままの姿で発掘された史実は、広く知られている。そこで思うのだが、噴火の際、例えば頑丈な食料庫等に生存者はいなかったのだろうか? 閉鎖された闇の中で、数日、否、数年もの間孤独と闘いながら行き続ける。そんな怖ろしいことが、現実に起きていた。それは日本でのことである。 1783年、大噴火した浅間山は、上空1万メートルにまで噴煙を上げ、溶岩流は幾つもの村を呑み込み、1200人の命を奪った。溶岩流が流れ込んだ吾妻川の岸辺は、凄まじい数の死体と、家屋の残骸で埋めつくされていった。 時は過ぎ、悲劇は過去のことになろうとしていたある夏の日、火口に近く溶岩流に覆い尽くされた鎌原村でのこと。 一人の村人が井戸を掘っていた。ところが、出てきたのは水ではなく瓦。更に掘り広げると、屋根が現れた。家が一軒埋まっていると悟った村人は、屋根に穴を開けて中を覗き込んだ。驚いたことに、ポッカリ空いた空間の奥底で、二人の老人が眩しそうにこちらを見上げていた。助け出された老人達の話によると、大噴火の際、一家六人で倉庫に避難した。命は助かったものの、地中深く埋められてしまい、脱出不可能となってしまった。しかし、そこは倉庫。米は三千俵、酒は三千樽あり、それらを食い繋いできた。残念ながら、長い歳月が一家を二人に減らしてしまったが、こうして生きながらえた二人の老人は、地上への生還を果たした。 浅間山大噴火から、三十三年後のことである。(注)江戸時代の狂歌師・大田蜀山人(おおた・しょくさんじん)の記録による七海かりん(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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トレンド 2010年07月08日 11時00分
妖怪的B級グルメ? 埼玉県志木市「はたざくらカッピーコロッケ」!!
“妖怪的”な飲食物を常に探している私…。ある日、そんな私に有力な情報が入りました。 その妖怪的メニューの名は「はたざくらカッピーコロッケ」!! 名前からは一見判断がつきませんが、これはれっきとした妖怪的メニューなんです。「カッピー」というのは、埼玉県志木市「いろは商店会」のカワイイご当地キャラクターで、河童をモチーフにしているのです。 「まさか、かわいいカッピーを刻んで、コロッケに入れているのか? じゃがいもに河童って合うのか?」…疑問と妄想で頭をいっぱいにした私は、志木市に向かいました。 「肉の十八屋」という「はたざくらカッピーコロッケ」を扱っているお店に着きました。さっそく目的のコロッケを注文します。1つ100円です。「普通のコロッケだな…」と思いながら、割って中身を見ると…。 うわ! 赤い、いやピンク色です! コロッケの中身がピンク色です!! これは一体…。 「それは桜の花びらの塩漬けが入っているんですよ。志木市の『チョウショウインハタザクラ』という有名な桜をイメージしました。他にカッピー繋がりで、きゅうりの柴漬けも入っていますよ」と店長。桜の花びらが入っているんですね! なんとロマンチックなコロッケ! 食べてみると…ほとんど桜の味(?)は感じませんが、サクサクの衣にじゃがいものネットリ感やホクホク感がマッチしておいしい!! 柴漬けの隠し味も効いています。かなりクオリティの高いコロッケです!! ンマーイッ!! このコロッケはB級グルメとして地元では有名らしく、埼玉県で行われている「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」などにも出品されているそうです。「イベントなどでは、一日に千個以上売れることもあります。手作りなのでけっこう大変なんですよ」と嬉しそうに店長が語ってくれました。 コロッケ一つ取っても、創意工夫と地元愛を感じました。こういうおいしい食べ物を探していきたいと思います…。妖怪とか関係なくなっちゃいましたね(笑) 。<肉の十八屋>志木市本町1丁目1-1-10(志木市内のいくつかのお店で、はたざくらカッピーコロッケの取り扱いがあります)http://www.sainokuni-kanko.jp/?page_id=453(「妖怪コスプレ記者」ぬらりひょん打田 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
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ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
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ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
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ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
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ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
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ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
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ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分