山口敏太郎
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トレンド 2010年08月30日 12時30分
玩具道〜『特警ウインスペクター』ギガストリーマーの巻
「ギガストリーマー」(写真)は『特警ウインスペクター』(1990年・東映)において登場した最強レスキューツール(必殺武器)として登場した装備である。 『ウインスペクター』は『宇宙刑事ギャバン』(1982年)から始まる通称『メタルヒーローシリーズ』の第9作にあたり、シリーズの中でもトップクラスの関連玩具セールス記録を成した人気作品である。放映時より20周年を迎えた本年度には初の全話収録DVDも発売されている。 話は戻って「ギガストリーマー」なのだが、『メタルヒーロー』最大級のヒットとなった『ウインスペクター』のクリスマス商戦の目玉として登場した本アイテムは、劇中だけではなく玩具市場も大いに賑わせることとなった。 『ウインスペクター』の人気を受け、翌年には第二作『特救指令ソルブレイン』が放送。この『ソルブレイン』には前作『ウインスペクター』のキャラクターがゲストで登場するだけでなく(※ウインスペクターの主役・香川竜馬は中盤よりレギュラー出演)、なんと「ギガストリーマー」がソルブレインの新しい武器としてウインスペクターから“継承”されるのである。 玩具市場においても「ギガストリーマー」が“ソルブレイン・ロゴ仕様”として復活。前年度作品の主力商品が翌年もリニューアルリリースされるのはかなり珍しい事である。 ところが、話はこれだけでは終わらない。『ソルブレイン』翌年放送の『特捜エクシードラフト』(1992)をまたいで、『特捜ロボ ジャンパーソン』(1993)において「ギガストリーマー」はカラーや細部を変えた「ジャンバルカン」として登場するのである。 同じ形をしたアイテムがこんな短期間に新商品として連続的にリリースされる例は殆どない。 「ギガストリーマー」は玩具売上の数字に限らず、色々な意味で玩具の歴史に残る名アイテムなのである。(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年08月30日 10時00分
“帝王”ジャガー凱旋も、メインを締めたのは矢野啓太…地下の生存競争は加速する! 8・22地下プロレス『EXIT-45 MOONLIGHT』(2)
【第3試合 時間無制限一本勝負】“暗黒サラブレッド”ジャガー・ロゴフスキー&“革命王子”矢野啓太 vs “スモー・キク”梅沢菊次郎&“銀座の鉄人”三州ツバ吉 地下プロレス・オフィシャルダンスチーム『Ishtaria』(イシュタリア)が妖艶さを増したダンスで観客を魅了した後に行われた、この日のメイン。 地下プロレス主催組織WUW(World Underground Wrestling)のボス、イワノフ・ロゴスキーJr.の実息にして、前・地下世界王者である“暗黒サラブレッド”ジャガー・ロゴフスキーが、4・18恵比寿決戦にて紅闘志也に敗れベルトを手放して以来、久々の来日を果たし、日本復帰第1戦のリングに上がった。パートナーに、地下世界で目下存在感急上昇中の矢野啓太を従え、“カンパイ・ボーイ”ことネパールのヒーロー・梅沢菊次郎と、阿吽王者・三州ツバ吉のコンビを迎え撃つ。 久々に日本のファンの前に姿を現したジャガーの肉体はさらに精悍さを増し、研ぎ澄まされた鋼のよう。“暗黒サラブレッド”が、まるで本物のサラブレッドに変身したかのような錯覚すら覚える。 そして開始早々からエンジン全開のジャガーは、ベルトを失った鬱憤を晴らすかのように驚愕のスピードとキレで、リング内を縦横無尽に暴れ回る。確かに、地下のリングに帝王ジャガーが帰還したのだ! しかしこの試合を締めたのは、進境著しい“革命王子”矢野啓太だった。 試合前半では、“富士山頂地下プロレス”(!)を控え張り切りまくる三州の打撃、『ALAISE』のネパール人料理長のご馳走でさらにウェートアップしたとも噂される“スモー・キク”梅沢のパワー殺法に圧倒されていた矢野だったが、梅沢と三州にそれぞれドロップキックをぶち込み形勢逆転。以降は梅沢をグラウンド地獄に引きずり込み、最後はオリジナルの新技アームロック“トウキョー・ダンジョン”で、見事に梅沢からタップアウトを奪取した。 矢野と梅沢の因縁は、3月のネパール地下プロレス以前にさかのぼる。実は矢野は、かねてからネパール行きを熱望していたのだ。しかし、フランス地下組織からの招集メールは、“スモー・キク”のもとに届いた。以来矢野は、梅沢相手に己の実力を満天下に示す機会を窺っていたのだ。 そして何よりも嬉しい完全勝利。この闘いの後、矢野は勇躍アメリカ遠征に繰り出す。矢野がアメリカでどんな格闘世界を垣間見るのか、そしてそれを、いかに地下にフィードバックするのか。期待して待ちたい。全試合結果は以下の通り。◆地下プロレス『EXIT-45 MOONLIGHT』2010年8月22日(日)開始:15:00会場:東京・高田馬場『ALAISE』<第一試合>○富豪2夢路(9分03秒 TKO)●竹嶋健史 ※頭突き<第2試合 WUW(World Underground Wrestling)選手権>○[王者]紅闘志也(8分02秒 TKO)[挑戦者]●ナイトキング・ジュリー ※ボディへのヒザ→JOM殺し※第26代王者・紅が防衛に成功。<第3試合>ジャガー・ロゴフスキー、○矢野啓太(13分02秒 トウキョー・ダンジョン)●梅沢菊次郎、三州ツバ吉※試合はすべて時間無制限一本勝負。決着はKO、ギブアップのみ。地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/97320773/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(1)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/54205265/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(2)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/71648266/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(3)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/84212018/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(4)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/58713392/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(5)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/14756242/灼熱の日比谷公園に突如出現した“ネパール地下プロレス”!! …誰か教えてくれよ!http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/34428935/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー 2010年08月28日 14時00分
双子の輪廻転生
インド諸宗教や仏教において、輪廻転生は「苦」とされている。幼くして命が途絶えた子供が、再び同じ両親の元へ輪廻転生を果たしたとしても、やはり、それは「苦」なのだろうか。 1957年5月の日曜日。イギリスのノーサンバーランドで11歳の双子の姉妹ジョアンナとジャクリーンが、教会の日曜礼拝の帰り道で揃って自動車に撥ねられ、命を落とすという痛ましい事故が起きた。母親の悲しみは相当なものだったが、輪廻転生を信じている父親は「二人一緒に帰ってくる」と言い続けた。そして一年後、母親が妊娠した。父親は「ジョアンナとジャクリーンが帰ってきた」と大喜びだが、もちろん母親は信じなかった。 しかし、生まれてきたのは双子だった。父親は二人をじっくり観察した。ジョアンナの眉毛には、自転車で転んだ時の傷跡があったが、一人にはそれとよく似た傷跡のようなものがあった。そしてジャクリーンには、尻に渦のような痣があったが、やはり、もう一人の尻によく似た痣があった。父親は生まれ変わりを確信した。 二人は生まれてまもなく、父親の仕事の都合で三年間別の土地で過ごした後、再び戻ってきた。三歳になった双子に、この土地の記憶があるはずは無い。なのに親が何も言わないうちから、「あの家ね」「またブランコで遊びましょ」と話している。更に、「そこを曲がると私達の小学校ね」と見えないうちから、まるで知っているかのように話している。不思議に思った母親が父親に教えたのかと訊いていると、父親が答えるより早く「自分達が通っていた所なんだから知ってるわ」と言った。そして、追い討ちをかけるように「早く帰ってメアリーと遊びたい」「私もスザンヌと遊びたい」と言った。これには、生まれ変わりを確信していた父親でさえ驚いた。メアリーとスザンヌは、死んだ双子がそれぞれかわいがっていた人形の名前だったからだ。そして、ずっと生まれ変わりを信じることができなかった母親も、考えを改める事となった。 こういったことはその後も続き、双子が六歳を過ぎると突然、鳴りを潜めたと言う。七海かりん(山口敏太郎事務所)山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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社会 2010年08月28日 13時30分
豊臣秀吉にも認められた尾張旭の武将、毛受勝助
愛知県尾張旭市内にある文化会館の敷地内に若き武将の像がある。その名は毛受勝助家照(めんじょうしょうすけいえてる)。 主君・柴田勝家の身代わりとして、兄と共に 滋賀県長浜市の賤ヶ岳(しずがだけ)の戦いで散った武将である。(討死にしたのは、3兄弟という説もある) 全てのキッカケを作ったのはあの有名な『本能寺の変』 。秀吉が明智光秀を討ったことから、織田信長亡き後の権力者として秀吉は絶大な力を身に付けた。 信長存命時から秀吉と強力なライバルだった柴田勝家だが、政治力と駆け引きには勝てず、次第に追い詰められていく。そして 遂に賤ヶ岳合戦で柴田勝家と羽柴秀吉が激突することになった。天へ昇る勢いの秀吉の軍勢は圧倒的に強く、敗走が続いた柴田勝家は、玉砕する覚悟で最期の戦いの場へ赴こうとしていた。しかし家臣の毛受勝助家照は、自分が敵を引き付けることを話し、主君・勝家は別の場で自刃するよう進言。柴田勝家は勝助の進言を受け入れ、戦場を後にした。勝助は秀吉の軍勢を引き付けるため、金御幣馬標を付けて再び最前線の場へ向かった。 最後の戦いへ挑む覚悟を持った兄、茂左衛門と共に…。 主君に殉じて散った毛受兄弟に対し、敵側でありながら心を打たれた秀吉は毛受兄弟の母妹へ扶持を与えたとされる。主君・柴田勝家は人質だった前田利家の娘を返し、 自らの三人娘を秀吉へ託して、奥方のお市と共に散った。(1583年) 毛受兄弟が散った古戦場がある滋賀県では、明治9年に『毛受兄弟之墓』が建てられ、史跡保存会が供養を営んでいる。 彼らの生きざまは戦国時代の象徴の1つといえる。毛受勝助家照(めんじょうしょうすけいえてる)は29歳という若さであった。※参照『郷土史に秘められた勇者 毛受勝助』加藤正高著※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年08月28日 12時30分
玩具道〜S.H.Figuartsの巻
【S.H.Figuartsとは?】「人型可動によるキャラクター表現の追及」をテーマにバンダイの可動フィギュア技術を凝縮した新スタンダードフィギュアシリー「S.H.Figuarts(エス・エイチ・フィギュアーツ)」。“S.H.”の名が示すSimple Style(静)とHeroicaction(動)をコンセプトとした約14cmの可動モデルが“小さな宝物感”を呼び覚ます。(魂ウェブHPより) シリーズの系譜としては、『仮面ライダークウガ』(2000年・東映)の時よりリリースされていた「装着変身シリーズ」の後継シリーズとなるだろう。フィギュア本体の全長もほぼ「装着変身」と同じサイズであり、装着変身シリーズと合わせて発売されていたバイク等と組み合わせて遊ぶことも可能である。 実際、ウェブ限定で発売された「バトルホッパー」、「マシントルネイダー」等のバイクシリーズも装着変身シリーズ当時のものをカラーリニューアル&ディティールアップし、“S.H.Figuarts版”としてリニューアルリリースの形態がとられている。 シリーズのラインナップは、装着変身シリーズでも発売されていた「クウガ」「アギト」「カブト」をはじめ、2009年の『仮面ライダーディケイド』放映時からは「ディケイド」や「ディエンド」等のOA中の最新ライダーもリリースされる運びとなった。そして、2010年の『仮面ライダーW(ダブル)』になると番組の人気と好評に伴い、S.H.Figuartsシリーズの人気も加速的にヒートアップし、特に最新ライダーである『ダブル』関連ともなれば、ほぼ発売当日に瞬殺。 都心では、開店前から行列を織りなし、発売スタートからわずか30分で完売してしまうケースも珍しくない程である。もはや現在に至っては、都内の量販店では『ダブル』関連のS.H.Figuartsシリーズの店頭在庫はほぼ見かけることが出来ない始末。 初回の生産が少なすぎることも去ることながら、これだけの人気=需要が明確であるというのに、再販スケジュールにも疑問、不満を禁じ得ない。 特に生産数が少なかったこともあって、初回発売時には争奪戦必至であった「仮面ライダーW サイクロントリガー&サイクロンメタル」と「仮面ライダーW ヒートジョーカー&ヒートトリガー」が8月末になって再販されるのだが、時すでに遅しと言うべきか。『ダブル』は間もなく放映終了してしまうのである。 セールスの上でも非常に勿体ない事だと思うし、ユーザーとしても「OA中に手にとって遊びたかった」と残念に思う方も多いのではないだろうか。 間もなくライダー最新作『仮面ライダーオーズ』の放映が始まり、おそらくは『ディケイド』、『ダブル』同様にS.H.Figuartsシリーズが展開するのではないかと予想するのだが、『オーズ』関連商品展開に際しては、バンダイさんには生産数や発売スケジュールに十分配慮していただければと願うばかりである。(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年08月28日 10時00分
魔都・東京の地下ネットワークが、高田馬場に拡散! 8・22地下プロレス『EXIT-45 MOONLIGHT』(1)
18世紀フランス暗黒社会に端を発し、一昨年日本に上陸した禁断の格闘世界「地下プロレス」。以来、新宿、飯田橋、恵比寿、銀座、そして日比谷…と、東京に闘いの輪を拡散し続けてきた地下プロレスが、新たなる戦場を「高田馬場」に定めた。22日、高田馬場『ALAISE』にて、地下プロレス『EXIT-45 MOONLIGHT』が行われた。 今回の戦場に選ばれた『ALAISE』でも、観戦する者たちは地下プロレスの流儀にのっとり、料理と酒を愉しみながら目の前の闘いを見守るわけだが、なんとこの『ALAISE』の料理長は、地下世界と因縁浅からぬ地・ネパールの出自。そうなると当然、ネパール地下プロレスの首領ヒマラヤン・タイガーと『ALAISE』の関連性が気にかかるところだが…そこを検証するのは、また別の機会か。【第1試合 時間無制限一本勝負】“頭突き世界一”富豪2夢路 vs “平成の大正ボウイ”竹嶋健史 7月に地下デビューを果たしたばかりの“アンダーグラウンド・グリーンボーイ”竹嶋に試練が続く。デビュー戦で地下世界王者・紅闘志也(くれない・としや)に玉砕した竹嶋の2戦目は、なんと地下の牢名主・富豪2夢路(ふごふご・ゆめじ)。得意のグラウンドで必死に攻め立てた竹嶋だったが、夢路渾身の頭突きで大流血。あえなくKO負けとなった。竹嶋はいま、叩き潰されながら地下の流儀を身体で学ぶ時期ということか…。○夢路(9分03秒 TKO)●竹嶋 ※頭突き【第2試合 WUW(World Underground Wrestling)選手権 時間無制限一本勝負】[王者]“人間狂気”紅闘志也 vs[挑戦者]“兇悪獣”ナイトキング・ジュリー 前戦8・15のCORE STADIUM決戦にて、夢路を秘技ベアハッグで葬り、“超竜”高岩竜一に禁断のデスバレー・ボムを解禁させた赤マル急上昇男・ジュリーが、ついに地下世界王者のベルトに初挑戦。今や絶対王者の風格すら漂わす紅闘志也が、この挑戦を迎え撃つ。 試合前に、地下チャンピオンシップでは異例の国歌斉唱が告げられる。登場したのは、予測不可能ラッパー・PRIMALだ! 観る者すべてが唖然とする中、朗々と美声を響かせ君が代を歌いあげるPRIMAL。なんとも、摩訶不思議な光景であった…。 猛烈な成長でトップ戦線に台頭したジュリーが相手でも、紅闘志也はいつもの紅闘志也。牙を剥いて吠え、攻め立てるジュリーにも、「ここを打ってみろ」と脚や腹を叩き、アゴを突き出すいつもの紅ムーブは健在だ。 そしてこの試合最大のサプライズは、グラウンドに活路を見出さんとタックルに出たジュリーをかわした紅が、なんとなんとコブラツイストを見せた瞬間! このまさかの“紅コブラ”には、誰もが仰天した。 そしてボディへのヒザからJOM殺し(パンチのマシンガンラッシュ)の連携で、絶好調男も完封KO。人間狂気、盛夏になおも燃え盛る!○紅(8分02秒 TKO)●ジュリー ※ボディへのヒザ→JOM殺し地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/97320773/灼熱の日比谷公園に突如出現した“ネパール地下プロレス”!! …誰か教えてくれよ!http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/34428935/終戦記念日に地下プロレス…またしても“暑いリング”の新記録更新! 『EXIT-44 CORE:O』http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/52985865/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年08月27日 12時30分
愛知県の夏祭「三好いいじゃんまつり&三好大提灯まつり」
今年1月14日に町から市になった愛知県みよし市では、市になって初めてのこの夏に、夏季最大のイベント「三好いいじゃんまつり」と「三好大提灯まつり」が、8月21、22日の2日間にわたり行われた。 21日に行われた「いいじゃんまつり」では、子ども太鼓、歌謡ショーなどのオープニングアトラクションの後、18時25分に「いいじゃん!」の掛け声を合図に、まつりテーマ曲「じゃんだらりん」と「ジャストローリン」が流れ、一斉にみよし市役所から三好稲荷閣までの間660mの道路を舞台にして「いいじゃん踊り」を踊った(「じゃん・だら・りん」とは三河弁の語尾につく方言のこと)。 「いいじゃん踊り」は、前半には決められた振り付けを踊り、後半は自分たちで考えたオリジナルの振り付けを踊る。そして、気合の入った振り付けやおもしろいパフォーマンスを披露したチームが、踊りのコンテストで表彰される。 この日のために息の合った振り付けを練習し、そしてこの日のために準備したカラフルな色彩の衣装を身に着けた44チーム・約3000人が参加し、沿道に集まった観客たちに踊りを披露した。 日が暮れたとはいえ、まだまだスーパー残暑が厳しい東海地方であるが、参加者全員が大粒の汗を流しながら2時間以上も踊り、練り歩き、夏の夜を楽しんだ。 また同日、「三好大提灯まつり」の前夜祭も開催され、三好稲荷閣の境内には数多くの露店が並び、大勢の人々で賑わった。夕闇が迫る頃、高さ11mもある大提灯三基が点灯され、境内を明るく照らしていた。 22日の本祭では朝から子ども囃子や棒の手奉納があり、夜には大提灯に再び灯が入れられ、三好稲荷閣の付近の保田ヶ池では花火が打ち上げられ、まつりのフィナーレを飾った。(写真:「グゥ〜の会」のみなさん)(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年08月26日 18時00分
妖怪アートへ忍者ドラゴンが潜入〜龍屋の妖怪展〜
ディープな妖怪アート・イベントを開催しているとの噂を聞きつけ、愛知県尾張旭市にあるギャラリー龍屋へ足を運んでみた。(龍屋の妖怪展:日程/2010年8月18日〜8月29日) 表玄関には白く大きなカエルのオブジェが飾られていて、シュールな香りを強烈に放っている。これは期待できそうだ。 金髪がトレードマークのギャラリー龍屋のオーナー、よしだたつや氏によると、今回の妖怪展へ出展した作家のほとんどが普段、妖怪アートを制作していないタイプだという。 まず1番人気の妖怪を聞いてみたところ、黒い毛でおおわれた「妖怪イヌジマ」がダントツとのことだ。いわゆる立体造形というジャンルに入るそうだが、黒い毛むくじゃらの人形で目元がパンダみたいといったほうがイメージが湧くかもしれない。 妖怪イヌジマの目を作る材料には、岡山県の離島、犬島の砂が使われている。百年前の銅の精練所の産業遺跡から出た銅カラミという副産物を、アートへ転用していると、オーナーよしだ氏が教えてくれた。材料の布地が生産中止された影響で、第1世代の妖怪イヌジマ品種が絶滅危機にあるとも教えてくれた。 他に目立ったのが、明るいトロピカルジュースのような色使いが目を引く妖怪、快くんだ。黄色の1つ目で、全身は水色でインパクトがある。妖怪キャンが渡す飴を食べて、妖怪になった少年…そんな悲しい設定を聞かされたら気になってしまう。 アート作家の中には、あまり作品について説明をしないタイプもいるので、そういった作品については、各々の感性で受け止めるしかない。作品の背景を知りたいタイプには物足りない部分もあるが、その物足りなさを楽しむことがアートともいえる。 鬼哭と題名がつけられた妖怪の絵は、妖怪と人間の狭間で悩んでいるように見えると勝手に解釈した。作家はどのような気持ちで描いたのか聞いてみたい。 ギャラリー中央には、多くの妖怪アート陶器があり、シュール度数は非常に高い。湯のみやお皿の中に、蛇やカエル、龍を配置するデザイン発想が面白く、思わずクスっとなる。無事にカエル、お金がカエル…御利益妖怪もまた良し。 龍屋の妖怪展には派手さは無いが深く鋭く心をえぐる。じっくり目を凝らさないと本質が見えてこない作品が多かった。その感覚を楽しめるかどうかは、観る人次第…。※ギャラリー龍屋 http://www.t2y.info/※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年08月26日 16時30分
玩具道〜戦隊・変身ブレスの巻
新旧『仮面ライダー』の夢のコラボレーションバトルを可能とする、カードバトルゲーム=「ガンバライド」が好評を博している。またそれに合わせ昭和ライダーの関連商品も次々と発売され、変身ベルトは「レジェントライダー」廉価版として発売されている。 「レジェンドライダー」シリーズ最新作の「トリプル変身ベルト」はバックル部分をアマゾン、キバ、ディケイドに換装して遊べる仕様となっている。昭和ライダー世代のお父さんと平成ライダーから仮面ライダーシリーズに入門したお子さんと、親子二世代で楽しめるのも一つの狙いではないかと思われる。 そして、対する『スーパー戦隊シリーズ』であるが、こちらも「ガンバライド」の戦隊版とでもいうべきカードバトルゲーム=「ダイスオー」が展開しており、こちらも新旧スーパー戦隊の共演を実現可能とする夢のようなゲームである。 先の「ガンバライド」と「ダイスオー」其々、お子さんだけでなく懐かしのヒーローを操作できるという魅力に取りつかれ、密かにハマってしまう中高年のサラリーマンの方も少なくないとか…。 ただ、スーパー戦隊の方は、ソフビ等のフィギュアの展開がイマイチなのもさる事ながら、仮面ライダーで言えば変身ベルトにあたる“変身アイテム”、すなわち変身ブレス等がまるで再発売されないのである。 過去の戦隊ヒーローの変身アイテムの需要はかなり高く、また当時の商品も数が市場にあまり出回っていない為、人気の戦隊ともなれば「まんだらけ」等では、実に4〜5万の破格の値段が付けられ、まるでアンティークの域に達しそうな勢いである。オークション等でも当時3000円以内で買えたアイテムも取引価格が10000円台を軽く超えているケースがザラである。 ここはぜひ、このスーパー戦隊35周年である本年度を機に、そろそろ変身ブレス等の「スーパー戦隊の変身アイテム」の復刻も考えて欲しいところである。(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー 2010年08月26日 15時30分
「幽霊博物館」の怪異「亡女の片袖」伝説
大阪には、「幽霊博物館」なるものがある。 場所は、大阪市の東南部に位置する平野区の大念仏寺。平安時代に良忍上人によって開かれたお寺で、大阪府下最大の木造建築物であり、国の登録有形文化財である本堂を持つ、融通念仏宗の総本山である。 平野区界隈は旧平野郷と呼ばれる地域で、平安時代から荘園や綿花栽培で栄えた歴史ある町。戦時中に空襲を免れたこともあり、江戸時代以降の古い町並みと文化的遺産が多く残る町で、家庭や商店、地域に残る古い文化的資料を展示する「町ぐるみ博物館」と呼ばれる個人所蔵の資料館が点在する地域。 大念仏寺の「幽霊博物館」もその一つである。 ただし「幽霊博物館」の開館は、年に一度、8月の第4日曜日の一日だけ。 この日は、広い境内の一角にある「客殿 瑞祥閣」におどろおどろしい字で書かれた木製の「幽霊博物館」の看板が掛けられ、年に一度の一般公開となる寺宝を目当てに、いつもはあまり見られない夏休みの親子連れの姿も目立つようになる。 「幽霊博物館」の展示物は、寺宝である「亡女の片袖と香合」と、12点の幽霊画の掛け軸。 愛知県岡崎市の九品院や三重県津市の普門寺、福井県坂井市の瀧谷寺など、各地のお寺に数点の「幽霊の片袖」とその縁起が伝わっているが、一般公開をしているお寺はほとんどないので、実物を間近で見ることができる絶好の機会だ。 気温36度超えの残暑厳しい外の熱気と打って変わって、ひんやりとした冷気と線香の香りの漂う展示会場内には、壁面にずらりと幽霊画の掛け軸が掛けられ、まるで怨霊たちに取り囲まれて睨みつけられているような恐怖感すら感じる。 幽霊画の掛け軸は無銘ではあるが、いずれも江戸時代のものだそうで、どのような経路でこの寺に12枚もの幽霊画の掛け軸が集まったのかは不明とのことだが、「姑獲鳥(うぶめ)図」や「累(かさね)怨霊の図」「平知盛(たいらのとももり)亡霊図」など、歌舞伎や文楽、落語や怪談噺などとしても有名な怪談話をモチーフにしたものが多く、どれも掛け軸から抜け出てきそうなほどの恨みや無念さの表情をたたえた迫、真に迫る肉筆画ばかり。幽霊画に興味津々の小学生に、観覧者の高齢者が物語の解説をする一幕も見られ、世代間交流や伝説を後世に伝える役割も担っているようだ。 「亡女の片袖と香合」は、部屋の中央のガラスケースに入れられ展示されている。 深い海老茶色の絹地に、鶴亀や胡蝶などが丁寧に刺繍された片方だけの小袖と、直径4cmほどの丸い香合(お香を入れる小箱)、そして縁起の絵巻とともに解説が添えてある。 縁起絵巻と解説によれば、寺にはこのような伝説として残っている。 元和三(1617)年、六月三日のこと。観音巡礼の旅をしていた奥州出身の男が箱根権現参拝を終えて休憩をしていたところ、死装束をまとった女の幽霊が現れて、 「自分は、摂津国の住吉宮の神職をしている松太夫という男の妻である。旅の途中にこの谷で命を落とし、地獄に落ちて苦しんでいるので、摂津国にある大念佛寺というお寺で極楽往生への供養をしていただけるよう、夫に伝えてほしい」と言い、自分と会った証拠として小袖の片袖と香合を手渡して消えてしまった。 摂津国に向った巡礼の男は、松太夫を探し出して幽霊女の言葉を伝えて証拠の品を渡し、妻は大念仏寺で供養されて無事に極楽往生したという。 その後、その片袖と香合は供養のために大念仏寺に奉納され、現在に至るという。 一般公開は毎年8月の第4日曜日の一日だけなので、日程と時間を確認の上、幽霊の遺品をぜひ見ていただきたい。(「催旺風水」あーりん 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
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ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
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ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
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ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
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ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
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ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
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ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分