山口敏太郎
-
トレンド 2010年08月07日 16時00分
文科系忍者記者ドラゴンの道 「かもすぞ〜! 請福もやしもん泡盛」
萌えキャラをパッケージに起用した泡盛「あわもえ」や、ゲーム『龍が如く』とのコラボ泡盛が話題になった沖縄の酒造メーカー、請福酒造。 フジテレビ系列のTVドラマ『もやしもん』とコラボしたお酒、「請福もやしもん泡盛」が2010年8月5日に追加販売されることになった。このドラマでは、複数の酒造メーカーとコラボしたタイアップ商品が発売され、話題になっている。 過去2回の販売では、すぐに完売となり、ネット上のオークションでは高額で取引される状況になり、再販希望の声が上がったのが3回目の再販の理由だ。 「請福もやしもん泡盛」のパッケージやボトルデザインは、ドラマの原作漫画『もやしもん』の作者、石川雅之氏が監修したこともあり、キュートなデザインになっている。 ボトルのラベルシールには、「かもすぞ〜」と劇中でもよく出てくる決め文句が記載されていて、ファンにとっては、たまらないだろう。 請福酒造の広報担当者に、かもす魅力を聞いてみた。 Q:「請福もやしもん泡盛はどのような味でしょうか?」 A:請福酒造の泡盛の特徴であるほのかな甘みとコクを感じ、泡盛特徴である黒麹の香りが余韻として残ります。 Q:「請福もやしもん泡盛はどのような色でしょうか?」 A:スタンダードな新酒の泡盛ですので無色透明です。 Q:「請福もやしもん泡盛はどのような匂いでしょうか?」 A:黒麹の香りとお米の香りが感じられ重厚な香りです。 Q:「猛暑を乗り越える美味しい飲み方は?」 A:夏場なので、夏バテ対策として泡盛にもろみ酢を加えた「もろみ酢水割」とか、かわったところでは、沖縄では泡盛を牛乳で割ってのんだりという方もいらっしゃいます。 今年の夏は泡盛で、かもしてやろうぜ。※請福酒造有限会社本社:沖縄県石垣市新川148-3http://www.seifuku.co.jp/※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
トレンド 2010年08月06日 14時00分
東京近郊パワースポット探訪(5)「成子天神社」
先日、新宿にある成子天神社に行ってまいりました。 成子天神社は、地下鉄丸の内線西新宿駅から徒歩2分ほど、新宿駅からでも徒歩10分ほどの場所にあります。 青梅街道を挟んで南側には高層ビル群が立ち並ぶ中、北側には「新宿」というイメージからは想像もつかないほど静かな、昭和の面影を残す住宅街がそのまま残っており、成子天神社もその中にあります。 本殿は街道から少し奥まったところにありますが、立派な鳥居が表通りに建っており、そこから100メートルほど進めば成子天神社に到着します。 成子天神社の創立は、延喜3年(903年)。 菅原道真の死去に悲しんだ家臣が、道真の像を大宰府から持ち帰り祀ったのが始まりとされています。 その後鎌倉時代、源頼朝により社殿が造営されました。 その後、江戸時代に火災により現在地に移転。 第二次世界大戦の空襲により社殿が焼失し、1966年に鉄筋コンクリート製の現在の社殿が建てられました。 境内には緑が多く、夏場の炎天下の中でも暑さを忘れさせてくれるような厳かな雰囲気があります。私は猛暑日に訪れ汗だくだったのですが、境内にいる時は暑さをすっかり忘れてしまっていました。本殿の脇には絵馬がたくさんかけられており、たくさんの人々に信仰されていることが窺えます。 奥には成子富士と呼ばれる富士塚がありますが、現在は正月7日間のみの開放となっており、残念ながら私が訪れたときには入れませんでした。 富士塚へ続く道には七福神の像が祀られており、山頂には木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の像が祀られているようです。 正月7日間は人で混み合うと思われますが、次はぜひ富士塚にも登ってみたいと思いました。(「実話怪談記者」へみ 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
ミステリー 2010年08月06日 11時30分
愛知県西三河地方の怪異「船着場の怪」
江戸時代、長野県から愛知県を流れる矢作川は物資交流の大動脈となっていた。現在の豊田市扶桑町の辺りが舟運の終着地で、ここからは馬で物資が運ばれていた。江戸時代の頃の矢作川は水量も豊富で、流れも急流であったため、水難事故も多かった。 昔、矢作川に近い扶桑町には大きな船着場があった。真夜中のこと、ある船頭が材木筏(いかだ)を漕いでいると、船着場の辺りを通過した時、不気味な泣き声がした。声の主は分からないが「助けてくれ」と言っていた。仲間の老船頭が言うには、「それは川坊主だ」という。川坊主は仁王像ぐらいある化物だといわれていた。 また、船着場の辺りは大きな渦がたくさんあり、水死者や行方不明者が続発していた。つい最近も親子が流されて、死体も上がらなかった。このように水難事故で亡くなった者たちの救いを求める声だという噂も流れた。 ある若者が川坊主の正体を確かめようと、夜中に筏を漕いでみた。すると、船着場の辺りでガガーッと川坊主が現れ、「助けてくれ。助けてくれ」と不気味な声が聞こえてきた。若者は急流の中でジッと我慢するしかなかった。船着場を通過すると、川坊主も不気味な声も消えていた。若者は命からがらに家に逃げ帰ったという。それ以来、誰も夜、筏を漕ぐ者はいなくなった。 ある日のこと、船着場の主人の夢の中で、「お地蔵様を建てて、お参りしなさい」というお告げがあった。早速、主人は船着場の見える辺りにお地蔵様を建てて、毎日お参りするようにした。それ以来、川坊主も現れなくなり、「助けてくれ。助けてくれ」という不気味な声も聞こえなくなったという。(写真:「矢作川」愛知県豊田市)(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
-
ミステリー 2010年08月05日 18時00分
怪談作家・呪淋陀(じゅりんだ)の「怪談:恐怖の自殺物件」
「事故物件ありますか…?」 私が部屋を探していた時のこと。事故物件とは本当に存在するものなのかと、不動産業者に聞いてみた。 事故物件とは、以前に自殺や殺人、火災による死亡事故などの嫌悪すべき歴史的事実があったもの。基本的には、重要事項の説明義務の対象となり、取引価格が低くなるケースもある。 たいがいは扱っていないというような返事だったが、そこの不動産業者は、意外にもすんなりとある物件を提示してくれた。そのマンションは、駅から少々離れているものの、部屋が三つもあり新築だった。 他の部屋の家賃相場が10万円代だったのに対し、そこの二階の角部屋だけ、なぜか5万円と凄く安かった。 以前住んでいた男性がその部屋で病死したらしい。人が死んだということを除けば、まったく申し分ない物件だった。 一通り説明が終わり、不動産業者が席を外した時。机の上に置かれているその物件の資料ファイルが何となく気になった。中を取り出してよく見てみると、なぜか入っている書類の下から、部屋の間取り図が出てきた。 何とそこには、玄関の箇所に印がしてあり「玄関・自殺」と赤鉛筆ではっきりと書き込まれていた。 説明では病死だったはずだが…。やはり自殺とは言い辛いものなのだろうか? 「ほら、そこのマンションなんですが…」 不動産会社勤務のK氏は、この道20年のベテランだ。車で物件案内してもらっている時のことだった。 K氏は、車窓から見える少々古めかしい高層マンションを指し示した。 「あのマンションにアクセサリーデザインをしている男性が住んでいるんです。彼は職業柄、部屋に篭って作業することが多いので、家にいると変な物音や人の気配がするとかは日常茶飯事だったみたいです。窓から時々幽霊が覗くとかも言ってましたね。でも、強い方なのか、平気で暮らしていたんですよ」 ある日、彼は部屋で一人作業をしていた。 突然、「ぎえあぁぁ〜」と、凄い悲鳴と共に鈍い大きな音がした。 驚いてベランダに飛び出し階下を見た。すると、何とそこには飛び降り自殺の惨たらしい死体があった。 「彼は第1発見者だったので、警察の検証に立ち会ったりと大変だったみたいです。気の毒に随分ショックを受けたらしく、最近、自殺者の幽霊が現われるようになったと言ってましたね。とにかく一刻も早くあのマンションを出たいと言っているので、この後に彼の相談に乗るんですが…」 自殺者の断末魔の叫びと地面に激突する音、血だまりの中に飛び散る脳髄…それら全てがフラッシュバックとなって、彼を苦しめ続けているのだった。 そのマンションは以前から飛び降り自殺が多く、それも住人ではなく、なぜか余所からわざわざやって来ては身を投げるのだという。 飛び降り自殺は、落ちる瞬間に後悔するという。落ちている間、まるでスローモーションのように時は流れる。落下する恐怖をゆっくり味わいながら、地面に激突して自身の身が砕け飛び散る苦痛を味わう。だが、自分が死んだということはわからない。飛び降りた時の恐怖と苦痛だけが、死後も繰り返し襲って来ると聞いたことがある…。 自殺者のネガティブな思いや生への執着が残留思念となり、負の連鎖となって更なる悲劇を生むのかもしれない。(怪談作家 呪淋陀(じゅりんだ)山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
トレンド 2010年08月05日 16時00分
怖くない妖怪名所! 東京都調布市の「鬼太郎茶屋」!!
NHKの連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』のヒットもあり、盛り上がる東京都調布市。 今回はドラマの舞台となっている調布市のオススメスポットを紹介します。 深大寺にある「鬼太郎茶屋」は、今年で営業7年目。妖怪好きや地元の方にはお馴染みのスポットです。数々の妖怪メニューやお酒を楽しめ、妖怪グッズ、鬼太郎グッズも豊富に揃っています。水木しげる先生の著作もかなりありますよ。二階にはギャラリーもあり、水木しげる先生の作品などが拝見できます。 メニューの中で、まず私がオススメするのは「大山牛乳ソフト(350円)」です。水木しげる先生の出身地、鳥取県の「大山乳業農業共同組合」の牛乳を使用したソフトクリームです。ミルクの味が濃厚に感じられますが、甘さ控えめでサッパリといただけますよ。プラス50円で目玉おやじをモチーフにした「目玉餅」のトッピングもできます。ミルク以外の味もあり、ミックスソフトにすることもできます。ミルク以外は時期によって変わるそうです。 そして、一番のオススメは「カベオーレゼリー(400円)」です。ぬりかべ型のコーヒーゼリーに、先ほど紹介したソフトクリームが乗っています。ブラックコーヒーで作られたコーヒーゼリーに、ソフトクリームの甘さがベストマッチ!! お好みで練乳をかけていただきます。 この他に、「のん氣にくらしなさい」という名の鳥取の焼酎や、「鬼太郎ビール」という鳥取の地ビールもオススメです。私はここに行くと、ついつい昼間からお酒を頼んでしまいます。妖怪が見えそうな気分になってきますよ(笑)。 鬼太郎茶屋がある深大寺は、『ゲゲゲの女房』にも登場しました。水木夫妻がデートをなさっていました。緑が多く癒される場所です。 深大寺ではこの夏もいろいろな催しが行われるようです。この夏、足を運んでみてはいかがでしょうか? <鬼太郎茶屋>〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5-12-8 ※深大寺門前(調布駅北口からバス移動がオススメです)営業時間:AM10:00〜PM5:00(※飲食のオーダーストップ:PM16:30)定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日に振替)http://www.youkai.co.jp/chaya.html(「妖怪コスプレ記者」ぬらりひょん打田 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
-
トレンド 2010年08月04日 18時00分
アートとおふくろの味のコラボ! 高円寺「みじんこ洞」!
東京都のJR高円寺駅南口から徒歩2分、そこに「みじんこ洞」というお店があります。昨年から営業を開始したこのお店は、ちょっと珍しいんです。 基本的にはレストラン&バーで、美味しいお酒やおふくろの味を感じさせる料理を堪能できます。実はそれに加えて、店内を「ギャラリー」として開放していて、いろいろな展示を行っているんですよ。 私が行った時は「妖怪」をテーマにした絵が展示されていました。妖怪の絵を眺めながら、料理を食べるのは不思議な感じがしましたが、楽しいものでした! さあ、それではオススメメニューを紹介しましょう!! ◆玉子丼(280円) 安い!! これはご飯にフワトロの玉子が惜しげもなく乗せられた丼物です。ウマイの一言!! ああっ、玉子の輝きが目に眩しいぜ(笑)。◆ロールキャベツ(680円) これは野菜がたくさん入っていて、女性に人気のメニューだそうです。スープの一滴まで飲み干せる、家庭的でやさしい味です。◆ひき肉と里芋のほくほくコロッケ(480円) 里芋のコロッケとは珍しいですね。カリッとした衣にネットリとした里芋がとても合います。これはイチオシです!! 私はいつも料理を注文しすぎてしまいます。とにかく料理がおいしい!! しかも、健康志向のおふくろの味を低価格で提供しているんです。ご飯セット(200円)のご注文も忘れずに!! お吸い物もついてきますよ。 店内には「ミニコミ誌」も置いてあり、「アート」や「サブカル」を感じさせます。今後もいろいろな展示をやっていくそうなので、是非足を運んでみてくださいね。 ちなみに店名の「みじんこ」は、キュートな女店長のあだ名からつけられたらしいですよ。「みじんこ」ってあだ名、ちょっとカワイイっすね(笑)。「お食事&バー まんま みじんこ洞」東京都杉並区高円寺南4-42-6営業時間:月〜金 16:00〜23:30/土日祝 12:00〜23:30 (水曜日定休、水曜日が祝日の場合は休み)アクセス:JR高円寺駅南口より新宿方面ガード沿いの道をまっすぐ2分。左手に自転車駐輪場、手前にファミリーマートの看板が見えたら右手の細い路地に入って3軒目の1Fです。http://mijincodou.jimdo.com/(「妖怪コスプレ記者」ぬらりひょん打田 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
トレンド 2010年08月03日 15時30分
夏のトラウマ読書感想文『大槻ケンヂが語る江戸川乱歩』
夏のトラウマ読書感想文に持ってこいの一冊の本がある。それがオーケンこと、大槻ケンヂの『大槻ケンヂが語る江戸川乱歩』という本である。 もはや、これは奇書の部類に入るのかもしれない。 内容はというと、大槻ケンヂ氏が小学生時代に受けた江戸川乱歩の作品を通して伝わる厭世癖、犯罪でしか世の中と繋がれない悲しい犯罪者たちへの共感にも似た感情が書かれたものだ。大槻ケンヂ氏は乱歩のことを一流のコピーライター、或いは「暗黒尾崎」と呼んでいる(暗黒面を醸し出す尾崎豊の意)。 乱歩の作品に出てくる多くの犯罪者たちが今で言うひきこもり、ニートに似た環境にいる事も、この本では指摘している。乱歩も晩年、犯罪という世界に憧れそれを小説に昇華したという様なことを残しているという。これは、ひきこもり、ニート=犯罪者予備軍という意味合いでは使われていなく、ただ、当時の乱歩が描く犯罪者たちはそういった面も持っているという意味で使われてある。誤解のないように。 また、大槻ケンヂ氏は『パノラマ島奇談』を表のベストワンにあげており、裏のベストワンは『蟲』であるという。これは、表は一応の乱歩マニアとしての体面を取れるが、後者の作品は、あまりにも「この人ヤバい」と思われかねないので、あまり人に言わないようにしているという。 他にも、江戸川乱歩と某ハリウッド映画監督の共通性を説いたりと、読んでいるうちに果たして俺は乱歩を読んでいるのか、オーケンを読んでいるのかとまるでパノラマ島に迷い込んだかの如く読後感のある毒々しい一冊となっている。 編集者であり、乱歩の実の孫の平井憲太郎氏のインタビューや、乱歩の短編小説『鏡地獄』『押絵と旅する男』『踊る一寸法師』『人でなしの恋』が収録されている。 読書感想文のまだ決まっていないそこの君、一気に読めるので、トラウマに浸りながら宿題もこなせる夏の一冊はこの一冊だけだ。(オタク電脳記者 天驚院勝彦 山口敏太郎事務所所属)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
ミステリー 2010年08月02日 17時00分
怪談作家・呪淋陀(じゅりんだ)の「怪談:マスク」
T君が小学校3年生の頃だったという。 町内会のお祭りでお化け屋敷をすることになり、T君は小道具の係に選ばれてしまった。 T君はさて、どんな物を作ろうかと悩みながら歩いていると、ちょうど公園の前を通りかかった。 ゴミ捨て場にデパートの紙袋がぽつんと置かれていた。なぜか気になったT君が紙袋を覗いてみると、驚いたことに、中にはフランケンシュタインのゴム製のマスクが入っていた。パーティーなどに使う仮装用のものなのだろう。頭にはナイロンの髪が貼りつき、顔面に斜めに走る縫い傷、首からはネジが突き出て、口からは赤い血が滴り落ちていた。凄くリアルだった。これを被って脅かせば、きっと皆とても驚くだろう。さっそくT君は喜んでマスクを持ち帰った。 その日は、ちょうどT君の家に、近所の友達がお化け屋敷の準備で集まっていた。皆でお菓子を食べながら、衣装を縫ったり、お化けの面や段ボールでお墓などを作っていた。 しばらくするとどこからともなく、 「おぉ〜い、おぉ〜い」 という男の低い声がした。最初は外で酔っ払いが叫んでいるのかと思ったが、どうも外から聞こえてきている感じではなかった。そのうち、声は段々と近くなり、やがて隣の部屋から聞こえてきた。T君は思い切って友達といっしょに隣の部屋の襖を開けた。しかしその途端、声はぱたりとやんだ。部屋の中にはフランケンシュタインのマスクが入った紙袋があったが、特に変わったこともなかった。 やがて友達は帰った。T君は一人で後片付けをしていた。 「ガサリ…」 隣の部屋で物音がした。T君は襖を開けた。 マスクが入っている紙袋が倒れ、中からはみ出たフランケンシュタインの顔がこっちを向いてた。 一瞬、マスクに生々しい眼球が現われ、ぎょろっと動いた。 T君はすぐに、元のあった場所に戻してきたという。(怪談作家 呪淋陀(じゅりんだ)山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
芸能ニュース 2010年08月02日 15時30分
ビートたけしの“初孫弟子”芸人、早川伸吾とは!?(2)
そのまんま東の一番弟子であり、あのビートたけしにとっての“初孫弟子”(初めて出来た弟子の弟子)早川伸吾氏へのスペシャルインタビュー、第2弾。 ビートたけしの初孫弟子が今、考えている戦略とは!? −−早川さんの代表的なネタについて教えてください。 早川 人間シャボン玉(シャボン液を口に含ませて、口からしゃぼん玉をどんどん出していくネタ)、人間ししおどし(口に含んだ水でししおどしを行うネタ)、400グラムのごはんをピッタリ100グラムだけ食べて300グラムにするなど、ですかね。ライブでは、びっくり人間ショーみたいなことも行っています。そのまんま東さんとも、ビートたけしさんとも芸風が全然違いますけど(笑)。 −−早川さんは過去にオリジナリティ溢れるユニークな活動をたくさん行ってきたと聞いているのですが? 早川 以前に大道芸をしながら、日本列島を徒歩で縦断したことがあります(北海道稚内〜九州鹿児島まで)。3000キロを歩きました。横断中の食費や旅館の宿泊費など(といっても、ほとんど野宿だったのですが)は、大道芸をして、道行く人からいただいたおひねりだけで頑張りました。 −−それは凄いですね! 現在、早川さんは師匠であるそのまんま東さんとともに、宮崎で活動中とのことですが、宮崎ではどのような活動をされているんですか? 早川 今は宮崎県名物の伊勢えびを飼育中なので、たまに海岸に伊勢えびの散歩に行っています。 ※最後にこのインタビューの終わりに、ビートたけしの初孫弟子誕生の瞬間について、もう一度詳しく話を聞いてみた。 早川 たけしさんに弟子入りの許可をいただいた時に、たけしさんから「あんちゃんはどっから来たんだ?」と聞かれ、「名古屋から来ました」と答えたところ、たけしさんから「あんちゃん名古屋から来たのか。じゃあ、あんちゃんの芸名は『名古屋のあんちゃん』だな」と言っていただき、「名古屋のあんちゃん」という芸名を付けていただきました。それが、たけしさんの初孫弟子にしていただけた瞬間でしたね。 早川氏の師匠である「そのまんま東」の芸名は、ビートたけしに「自分の芸名はどうすればいいでしょうか?」と聞いたところ、「おまえは今まで通りにそのまんま、東でいいだろ」(たけしは、東国原氏のことを“東”と呼んでいた)と言われたのを、「そのまんま東」と芸名を付けてもらったのだと勘違いしたことから生まれた。そんな早川氏の芸名誕生の瞬間も、いかにも「そのまんま東」の弟子らしいものなのであった(現在、早川氏は、本名の「早川伸吾」で芸人活動中)。 【早川伸吾公式サイト】http://www.geocities.jp/shingo_owaraijp/ (「作家・歩く雑誌・ビートたけし愛好家」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
-
スポーツ 2010年08月02日 14時30分
地下プロレスに現れたタイガーマスクの正体を…誰か教えてくれよ!
リングも観客席も、史上空前の暑さ(熱さ)の中、聖地CORE STADIUMで敢行された7・18地下プロレス。特筆すべき出来事が、第3試合後に起こった。 第3試合で、地下初登場のYASUを正真正銘の“血祭り”に葬り去った富豪2夢路は、鬼神の形相で咆哮した。 その直後、観客席がにわかにざわめき始めた。観客たちは皆、後ろの方向を振り返っている。 CORE STADIUMの観客席に立っていたのは、虎の仮面を被った屈強な男。奇しくも同日、後楽園ホールで開催の『真樹ジム主催興行 BREAK4「KICK GUTS 2010 梶原一騎24回忌追悼記念・第13回梶原一騎杯」』興行において「5代目タイガーマスク」がデビューしたが、何か関連性はあるのだろうか…? いや、5代目はともかくとして、それにしてもこの虎仮面、どこか見覚えがある。そのマスクの下からは、束ねた長い金髪が伸び、「CANADA」とプリントされたTシャツを着込んでいる。 カナダといえば以前…、5・16地下プロレスにおいて、「CANADA」のロゴの入ったジャンパーを着込んだリッキー・フジが突如CORE STADIUMに現れ、「フランス地下組織からの指示だ」との言葉を残し、高岩竜一に手枷をはめて試合を強制させるという“怪事件”が勃発していた。 やはりこの虎仮面はリッキー・フジなのだろうか…!? ところでリッキー・フジといえば今、彼のブログがにわかに一部プロレスファンの間で熱烈に注目されているのだ。なんと最近になって、彼が突如「カナダ地下プロレス」の存在について語り始めたのだ! リッキーの衝撃的なブログの証言は、以下のような内容である。 若き日のリッキー・フジは新日本プロレスの練習生時代を経て、カルガリーの故ミスター・ヒト(安達勝治)のもとでプロレス修行、そこでヒトの指令によりスチュ・ハートの“地下牢”「ダンジェン」に送り込まれた。 そして、この“カルガリーの虎の穴”「ダンジェン」には、日本のプロレスファンには知られていない驚愕の秘密があった。「ダンジェン」とは、アンダーグラウンドなサブミッション・レスリングを学ぶ場であるとともに、月に一回、選ばれたVIP会員だけが観戦を許される「地下プロレス」の試合が行われていたのだ! リッキーの証言はさらに続く。そしてこの“ダンジェン地下プロレス”に君臨していた日本人の大男…、その名はなんと「SHOGUN」(ショーグン)! しかもリッキーと「SHOGUN」には、何やら浅からぬ因縁がある模様である。さらに驚くべきこと、この「SHOGUN」と、現在のフランス地下組織・WUW(WorldUnderground Wrestling)のボス=イワノフ・ロゴスキーJr.が、この「ダンジェン」で格闘していたと、リッキーのブログで証言されているのだ! そして当時のリッキー・フジはこのダンジェンにて、スチュ・ハートに「お前は虎になれ」という号令のもと、“タイガーマスク”としてファイトをしていた事実がある。しかも、その当時被っていた虎のマスクは、7・18のCORESTADIUMに現れた虎仮面のそれと、まったく同じデザインなのだ。やはりあの時現れた男は…。 CORE STADIUMのリングサイドで、無言で睨み合う富豪2夢路と、謎の虎仮面。そして虎の男は、夢路に一枚のポートレイトを手渡した。 そこに写っていたのは、若き日のスチュ・ハートの肖像。 この、何から何までもがリッキー・フジに酷似した虎仮面の男は、日本地下プロレスとカナダ地下プロレスを一本の糸で繋ぐために、CORESTADIUMにぶらりと現れたのだろうか。 そしてリッキー・フジが突如語り始めた、カナダ地下プロレスの最重要人物「SHOGUN」の存在。リッキーの証言によれば「SHOGUN」は、日本人離れした巨躯を誇り、シャープで重いキックを主武器としていたという。奇しくも「SHOGUN」といえば、現・地下世界王者の紅闘志也(くれない・としや)が今春の香港遠征『I-1』(アイ・ワン)にて、九龍街の有力者にして“黄金色の毒蛇”ことKIMIP(キム・アイピー)に命名されたニックネームと同じである。そして紅は、キックボクシングというホームリングを失い、いつしか地下プロレスに流れ着いてきた男である。どうも「SHOGUN」の名と「キック」の組み合わせは、地下世界では重要なキーを握るようなのだ。 カナダ地下プロレス、現・地下世界王者ともリンクする「SHOGUN」の存在、そしてカルガリーの「ダンジェン」でファイトしていたという地下世界の主…。この虎仮面は、地下世界のパンドラの箱をこじ開けるために、CORESTADIUMに現れたのだろうか…? 誰か教えてくれよ!地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/97320773/高岩竜一に“強制手錠マッチ”って…、誰か教えてくれよ!? 5・16地下プロレス『EXIT-39 CORE:L』(2)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/69351958/日本上陸2周年…CORE STADIUMは文字通り“史上空前の暑い夜”に! 7・18 地下プロレス『EXIT-41 CORE:N』(1)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/96932252/リッキー・フジ公式ブログ『リッキー of MAGIC』http://blog.livedoor.jp/sexystorm/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
-
ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
-
ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
-
ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
-
ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
-
ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
-
ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分