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スポーツ 2018年10月30日 22時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「髙田延彦」神輿として担がれるのを厭わない“最強の男”
切れ味鋭いファイトで将来を嘱望された若手時代。絶対的エースとして数多の強豪を撃破してきたUWFインターナショナル時代。一敗地に塗れたヒクソン・グレイシー戦から復活を目指したPRIDE時代。 時代によってさまざまな顔を見せてきた髙田延彦だが、その真の姿はいかなるものであったのか。 テレビのバラエティー番組でアイドルもどきの女性タレントを相手に「出てこいや〜」と繰り返す髙田を、現役時代のファンはいったいどのように見ているのだろう。「Uインターの社長となり、スポーツ番組のキャスターを務めていた頃も、酒の席ではくだけた姿を見せることがありました。でも、やっぱりどこか近寄りがたい雰囲気があった。いい意味でスター意識が強かったように思います」(プロレス専門誌記者) 夜の街で巨人の斎藤雅樹や極真空手の緑健児と揉めたとされるのも当時のことで、真偽はともかく、そのような噂が立つほど気位が高かったことには違いない。 とはいえ髙田本人とファンとのイメージギャップは、何もタレント活動以降に限ったことではない。「そもそもUインターの立ち上げ自体が、ファンからすると違和感をぬぐえないものでした。前身の第二次UWFはあくまでも前田日明がエースの団体であり、次期エース候補とみられていたのは船木優治(誠勝)。髙田はその船木との対戦で結果的に勝ったとはいえ、掌打でKO寸前にまで追い込まれていた。その髙田が“最強”を名乗って新団体を興したところで、すんなりと受け止められないのは当然でしょう」(同) もっとも“最強”というのは髙田本人が言ったわけではなく、同団体のブレーンだった宮戸優光によるフレーズである。 アントニオ猪木とビル・ロビンソンの試合に感銘を受けて業界入りした宮戸は、かつて新日本プロレスが掲げた“プロレスこそ最強の格闘技”という路線を目指していた。 Uインターがロビンソンやルー・テーズ、ダニー・ホッジを最高顧問として迎え、第二次UWFが崇め奉ったカール・ゴッチから宗旨替えしたことは、進化したプロレスを期待したファンには意外だったかもしれないが、原点回帰を目指す宮戸にしてみれば決して不自然なことではなかった。「しかし、それは今になって分かること。プロレスマニアともいえる宮戸の考えは先を行きすぎていて、当時のファンやマスコミ関係者で理解する者はほとんどいなかった。これは団体の長であった髙田も同様ではなかったか」(同) それでも髙田は、宮戸の方針に従い“最強”の看板を背負って闘い続けた。「当時の髙田に、確固たる自分の考えがあったのかは疑問です。Uインター自体が周囲の要請から立ち上げられた団体でしたし、'95年の参院選出馬も落選したらそれっきり。新日との対抗戦にしても、団体の借金問題があったからやっただけでしょう」(同) PRIDEにおけるヒクソン・グレイシー戦も、安生洋二の“道場破り返り討ち事件”があったとはいえ、実際は髙田のあずかり知らぬところで起きたもの。それが因縁となっての対戦というよりは、やはりUインター時代の借金に起因するところが大きかった。★周囲に流された不可思議な行動「'01年頃、髙田がアマレスのグレコローマンスタイルで'04年のアテネ五輪出場を目指すという話がありましたが、これなどは、髙田がいかに周囲の意見に影響されやすいかを象徴しています」(格闘技関係者) 実は髙田と試合や練習などで対戦した相手が口をそろえるのは、その“上半身の強さ”であった。スパーリングでも、技術以前に腕力で抑え込まれてしまうのだという。「上半身が強いのなら、下半身への攻撃がないグレコはピッタリ」「日本人選手層の薄い重量級なら代表も狙える」「髙田道場でキッズレスリングを教えている以上、道場主の髙田もアマレスを経験したほうがいい」 そんな声に後押しされて五輪挑戦の話が飛び出したわけだが、すでに38歳の髙田がそれまで経験のないアマレスで成功するなど、普通に考えて無理筋なのは明らかだろう。 むろんすぐに立ち消えとなったが、そんな話に軽々と乗ってしまうのが髙田の本質ではなかったか。そのように考えたとき、一連の不可思議な行動にも合点がいくのだ。 ハッスルで“髙田総統”に扮し、コント仕立ての幕間の芝居に臨んだのも、PRIDE参戦中に佐々木健介戦のオファーを受け(新日の神宮球場大会)、後に撤回したのも、忌み嫌っていた田村潔司を引退試合の相手に選んだのも、すべて周囲の意見に乗っかっての行動だったわけである。 しかし、神輿として担がれるのは、それにふさわしい力量やルックスがあってのことに違いなく、平気でその役割を引き受けるのも一種の才能と言えまいか。髙田延彦***************************************PROFILE●1962年4月12日生まれ。神奈川県横浜市出身。身長183㎝、体重100㎏。得意技/ハイキック、腕ひしぎ逆十字固め、脇固め。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年10月30日 21時45分
WWE初の女子PPV大成功も、アスカ、カイリ・セイン、紫雷イオの日本人は全敗!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間29日、WWEでは史上初となる女子スーパースターだけのPPV『エボリューション』をニューヨーク州ユニオンデールのナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムで開催した。 8月の大阪公演で圧倒的な存在感を示したロウ女子王者ロンダ・ラウジーは、ニッキー・ベラ(withブリー・ベラ)の挑戦を受けた。突然ベラ・ツインズに裏切られ怒り心頭のロンダは、いきなり払い腰からの一本背負いで投げ飛ばしニッキーを圧倒。場外に出るとブリーが試合に介入。少し手を焼いたが、ニッキーの蹴りをキャッチするとファイヤーマンズキャリーで抱え、そこにブリーが助けに入ったところで、なんと2人を同時に抱えた。そのままスタンディングリバース肩車で投げ飛ばしたのだ。さらにロンダはニッキーに巴投げを食らわせ、ブリーも解説席に投げ飛ばして排除。最後は必殺のアームバーでニッキーがギブアップ。王座防衛に成功した。 日本人女子スーパースターでトップの“女帝”アスカは、女子バトルロイヤルに挑んだ。女子王座戦挑戦権を懸け、現役スーパースターや殿堂入りしているアランドラ・ブレイズ(メデューサ)、アイボリー、レジェンドのトリー・ウィルソンやミシェル・マクールなど懐かしい顔も参戦。アイコニックスが「これがスポットライトのラストチャンスよ」と挑発すると、全員を敵に回す形に。トップロープから落とされて失格となった。さらに新旧女子対決に発展すると、トリーやアランドラなどレジェンドたちが次々とオーバー・ザ・トップロープで場外に落ちて失格となった。 アスカは盟友ナオミと協力して生き残りを狙うと、アイボリーをヒップアタックで排除し、最後の4人に残った。しかしNXT時代のライバル、エンバー・ムーンとの一騎打ちでスーパーキックを食らいまさかの敗退となった。その後、試合はエンバーがタミーナをエクリプスで沈めて排除するが、最後に残ったナイア・ジャックスが、ゼリーナ・ベガを力尽くでリングから排除してバトルロイヤル優勝を果たした。女子王座挑戦権を獲得したナイアは「ロウ女子王座のことを考えているわ。私は再び王者に返り咲く」と口にした。再びロンダのベルトに照準を合わせるようだ。 元スターダム対決としても注目されていた『メイ・ヤング・クラシック 2018』の決勝戦も開かれた。世界12カ国、32名で競われた女子トーナメント。準決勝でリア・リプリーを破った紫雷イオと、里村芽衣子を破ったトニー・ストームが決勝で対戦した。両者は過去にバルセロナ、大阪、東京で4度対戦し、1勝1敗2分けのイーブン。イオが「世界に自分の名前を知らせるチャンス」と意気込めば、昨年準決勝で敗れているトニーは「メイ・ヤングで優勝したい。私の夢だから」と語った。 試合は、イオがコーナートップにいたトニーに打点の高いドロップキック、さらに場外にムーンサルトで追撃すると、トニーはエプロンでヘッドバッドからジャーマンスープレックスを叩き込んだ。まさにスターダムスタイル。最後はイオのムーンサルトをヒザで迎撃したトニーが、必殺のストロングゼロを決めてカウント3。トニーが優勝した。昨年のカイリ・セインに続く日本人、しかも元スターダム勢の連覇こそならなかったものの、スターダムで育ったトニーと決勝を闘って、イオ本来のスタイルがWWEでも通用することが証明され、大きな収穫となったようだ。 今年8月の大阪公演でNXT女子王者として凱旋したカイリ・セインは、リマッチ権を行使したシェイナ・ベイズラーと同王座を懸けて対戦した。試合前にカイリは「私はシェイナを2度倒している。もう1度倒してやる」と意気込んだが、序盤、シェイナに捕まると左腕を集中的に攻撃されて苦戦を強いられた。 しかし、カイリはイカリを決めると、さらに右腕一本で殴りかかってシェイナを挑発するなど形勢を逆転させた。その後も攻め立てたカイリだったが。場外戦でシェイナを客席に投げ飛ばすと、そこにいたシェイナの盟友でMMAフォー・ホースウィメンのマリナ・シェファーとジェサミン・デュークが試合に介入。エプロンからマリナが素早くキックを見舞うと、カイリはそのままシェイナのキリフダクラッチに捕まってしまいレフェリーストップ。TKO負けとなり、カイリは理不尽な形でNXT女子王座から陥落した。カイリがアスカのようにロウやスマックダウンに昇格するのかはわからないが、このままでは終われないのは確かである。 日本人女子3人は全敗という結果に終わったものの、現場監督であるトリプルHはエンディングで、女子選手たちを拍手でねぎらうなど、初の女子だけによるPPVは成功したと言ってもいい。今後も女子選手にとって目標になるようなビッグマッチとして継続してもらいたい。文 / どら増田写真 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年10月30日 21時15分
"プロレスで社会貢献を!"川崎密着プロレス団体HEAT-UPの闘い
☆秋のイベントにマッチ 秋は祭りの多い季節。イベントでプロレスが行われる事も少なくはないが、「プロレスで社会貢献」を掲げるプロレスリングHEAT-UPほど、そのコンセプトにマッチしている団体は稀では無かろうか。 今秋は週末ごとに無料で熱い戦いを提供している。21日には特別養護老人ホーム「かないばら苑」で開催。秋空の下リングサイドに置かれたイスはあっという間に埋まり、期待の高さを感じさせた。リング上で繰り広げられた白熱したファイトに、高齢の入居者さん達も身を乗り出して観戦。試合後、クルマ椅子のおじいちゃん、おばあちゃん達は、試合を終えたばかりのレスラーと個別に記念写真を撮るなど触れ合い、満面の笑みをこぼしていた。チャンピオンベルトを手にしながら交流した兼平大介選手は「人生の先輩方に元気のおすそ分けをしようと思って来ましたが、熱い激励を頂いて逆にこちらが元気を頂きました」と、こちらも満足げな笑顔を見せていた。28日には児童養護施設「白山愛児園」でも開催され、先週とは一転、大勢のちびっ子達の前でファイト。一進一退の攻防に、元気溌剌の子ども達は大興奮だった。試合後には綱引き大会を行い、レスラーと子ども達がリング上で対戦。最後はリングの外でレスラー4人と子ども達で戦い、子ども達が勝利。屈託の無いいっぱいの笑顔が弾けた。その後もサインや写真撮影などで交流を深め、18歳のレスラー井土徹也は「子ども達の純粋な声援に勇気をもらいました。僕も自然と笑顔になれました」と、楽しげに振り返っていた。ちなみに2日間共に、31日にとどろきアリーナで行われるビッグマッチのメインイベント、チャンピオン・兼平大介対挑戦者・井土徹也のタイトルマッチの前哨戦とあって、チャリティーとは思えないバチバチの戦いを見せたことも、盛り上がりの一因であろう。☆社会への貢献 これらの他にも「障害者福祉・青少年育成」にも力を入れており、一部の興行では障害者をスタッフとして雇用し、健常者と同じ賃金を支払うなどの活動にも取り組んでいる。また、小学校でプロレス教室を開催し、こども達の健全な心と身体の育成にも力を入れている。田村和宏代表は「チャリティーなど、このような活動の輪をどんどん拡げ、プロレスを通じて元気と勇気を伝えて行きたい」と、抱負を語る。今後も街を、人を“HEAT-UP“させるような戦いに要注目だ。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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芸能ネタ 2018年10月30日 18時02分
二度と再結成することがなさそうなSPEED
政務活動費約690万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われ、29日に神戸地裁で懲役1年6ヵ月、執行猶予4年を言い渡された元神戸市議・橋本健被告(38)だが、昨年7月、自民党の今井絵理子参院議員(35)との不倫疑惑が報じられ一躍その名が知れ渡った。 「あれで名前が売れなければ、政務活動費の問題もうやむやになっていたのかも。まさに“有名税”を支払わされた形です」(政界関係者) 閉廷後、一部メディアの取材に応じた橋本氏。 今月3日に今井議員がブログで、バツイチとなった橋本被告との交際を宣言。橋本氏は直近での再婚は否定したが、「この年での交際ですので、そういう(再婚の)可能性というのは皆さん気になるだろうし、当然、私どもも無関心なわけではないですけども、ここで話すことではない」と再婚の可能性を示唆した。 「最近、前夫が自身の不倫が原因で自殺した上原多香子が交際していた演出家とデキ婚。そのニュースを知った今井議員は、『タカちゃんだって再婚したんだから、私がしても大丈夫でしょ?』と支援者に確認していたそうです」(永田町関係者) 今井議員、上原が所属していたSPEEDは96年にCDデビューして大ブレークしたが、00年3月に離婚。その後、何度か再結成を果たしたが、13年以降、グループで活動していない。 「リーダーの新垣仁絵はすでに事務所を退社。島袋寛子はソロで活動しているが鳴かず飛ばず。もはや、上原はメディアに出れない状態なので、今後、2度とSPEEDが再結成することはなさそうです」(芸能記者) 日本の音楽界で多大なる功績を残したSPEEDだが、静かにその歴史に幕を閉じたようだ。
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芸能 2018年10月30日 12時10分
「もう渋谷六本木は禁止」マツコ、ハロウィンで暴徒化した若者に激怒 「擁護する理由はない」の意見に称賛集まる
29日放送の『5時に夢中』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックスがハロウィーンについて独自のコメントを行い、賛同の声が相次いでいる。 番組では27日の夜と28日の夜にかけ、渋谷でハロウィーンと称し仮装した人間が暴徒化し、軽トラックを倒す、女性に痴漢をするなど、無法行為をしたことを紹介する。 それを聞いたマツコ・デラックスは「まあもう、なんだろう。仮装禁止にしたら? もう良いと思うそれで」とコメント。MCのふかわりょうから「ちゃんと楽しんでる…(人もいる)」と声を掛けられるが、 マツコは「楽しみってのがもう、ああいう楽しみ方しかできないんだったら、どっかなんかね、埋立地に隔離してやらせてそれで楽しいなら良いけど、どうしても渋谷で暴れたいんだったら、もう仮装してることでそれ(暴徒化)が許されるのはおかしい話だから。もう禁止」 と持論を展開。そして、「あれ、守ってやる理由ある、あいつらを? 仮装して馬鹿騒ぎしてる奴らをなにか擁護する理由ある? なんにも見当たらないんだけど」とバッサリ斬った。 それでもふかわは「私も馬鹿騒ぎしてた立場なので、まあ良いんじゃないですか少しは」と擁護するが、マツコは「とにかく渋谷六本木は禁止。昼はお子さんとかが仮装してパレードやったりするのはいいけど、夜はいい。禁止」とコメント。同じ月曜コメンテーターの若林史江も「公共の場所であれはない」と指摘した。 さらに、マツコは「これがどんどんどんどん行ったら、中南米の国でよく暴徒化しましたみたいなのがあるけど、いつあれになったっておかしくないと思うよ、これ」と警鐘を鳴らす。 これを聞いたふかわは「大人たちのプランに踊らされてるだけなんですけどね。悪い奴は悪いけど、これで全部悪と見なすのはかわいそうかなと思う」と、ハロウィーン文化にある程度の理解を示した。 マツコの持論に、ネットユーザーは「そう思う」「渋谷を荒らさないでほしいから禁止してほしい」と概ね賛成の様子。また、ハロウィーンを楽しむ層からも「渋谷の人間はハロウィーンを冒涜している」「騒ぎたいだけの連中だから禁止でいいと思う」など、支持する声が出た。 ふかわの「全員が悪なのはかわいそう」という意見も一理あるのだが、やはり公共の道路で軽トラックを横倒しにする、痴漢するなどの行為は犯罪。仮装していれば許されることではあってはならない。詳細に犯人を特定できない以上は、被害の出た渋谷区区域については、仮装自体を禁止するしかないだろう。 なお、この件について渋谷区長が29日、同区公式HPで「渋谷を愛し、この街を誇れるものにしていく思いのない人たち」と糾弾。現在のところ禁止等は考えていない模様で、本番の31日に「迷惑をかけることなく、モラルやマナー、法令を守り、健全にお楽しみいただくよう、よろしくお願いいたします」と呼びかけている状態だ。 31日にも暴徒化するようなことがあれば、全面禁止も含めた議論がなされることだろう。
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芸能ネタ 2018年10月30日 06時00分
日本一のコント師から“クズ芸人”へ? コロチキ・ナダルの台頭であの芸人の出番激減か
コロコロチキチキペッパーズ・ナダルが、いよいよ「イジられ芸人」の道へと突き進む。かもしれない。目指すは「ポスト狩野英孝」の称号か。 「26日放送の 『金曜ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、『芸能界コンプライアンス捜査』と題し、反社会的勢力と思われる社長から金品を受け取ったり、豪華な接待をされるドッキリが行われました。通常なら怪しむはずが、ナダルはまんまんとその手口にハマり、社長とズブズブの関係に。視聴者の話題を集めました」(芸能ライター) コロチキと言えば、あの日本一のコント師を決める大会から世に出たコンビだが、それ以降がなかなか続かなかった。 「『キングオブコント2015』(TBS系)で2,455組の頂点に立ったものの、典型的なボケとツッコミというよりは、ナダルの独特のキャラが立ちすぎていたため、テレビ各局もどう彼らを使っていいのか分からなかったフシがあります」(芸能ライター) だが、潮目が変わったのが『アメトーーク!』(テレビ朝日系)だった。2016年8月、相方の西野創人が「相方が先輩に失礼芸人」をプレゼン。見事採用され、翌月、「ひんしゅく体験!ナダル・アンビリバボー」としてオンエアされるとこれが大反響。結果、これまでに3度放送されている。 「つまらない先輩に対しては容赦なく陰口を叩き、後輩には上から目線で物を言う。さらに、自分に非があるにも関わらずことごとく責任転嫁するなど、上下関係が厳しい吉本にあって、ニュータイプのクズ芸人として注目を集めました」(同) クズ芸人の片りんを見せたのが、さる9月30日の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)だった。総合演出(現在はアドバイザー)のヘイポーこと斉藤敏豪との2人旅では、女と金のゲスい話で意気投合。夜のキャンプ場では、仮にも目上のヘイポーが次第にイライラし始め、果ては風呂場で、股間で泡立てたシャンプーをヘイポーの頭にこすりつけるなど、終始クズ芸人を貫き通していた。 「これまでイジられクズ芸人と言えば、狩野英孝、安田大サーカス・クロちゃんでしたが、この2大巨頭も飽きられつつあります。ナダルに不快感を示す視聴者も多いのは確かですが、しばらく需要は続きそうですし、何より『ロンハー』に目をつけられたのは大きいでしょう。これからきっと、より大型のドッキリにかかる可能性もある」(同) お決まりのフレーズ通り、「イッちゃってる」今後のナダルから目が離せない?
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その他 2018年10月29日 15時00分
やくみつるの「シネマ小言主義」 ★実力以上に見せなければ存在できない男の話 『嘘はフィクサーのはじまり』
フィクサーというと、狡猾で損得勘定に長け、人脈をツテに大物や利権に取り入って、ひと儲けを企むギラギラした輩、というイメージがあります。 でも、リチャード・ギア演じる本作の主人公、ノーマンは違うんですね。ニューヨークを牛耳るユダヤの上流社会に何とか食い込もうと、その場しのぎの「ちょっと盛った作り話」で利権のまわりをウロチョロするだけの「自称」大物フィクサーです。 まず風体からして、ハンチング帽をキッチリかぶり、くたびれたショルダーバッグを斜めがけした、いかにも小市民風の初老の男。所かまわずスマホで妄想の入った儲け話をまくし立てているものの、とても儲かっているとは思えないところが、憎めません。 それでも、ひょんなことから、イスラエルの大物政治家に取り入ることに成功し、その人物がイスラエルの首相になってしまうことから、念願だったユダヤ上流社会への扉が一気に開かれます。 ユダヤ社会というと、金儲けの達人だとか、アメリカの政治・経済・エンタメ界を影で牛耳る同族ネットワークだとかを小耳に挟むだけ。深みまでは、なかなか分かり得ないのですが、トランプ大統領のイスラエルへの過剰な肩入れを見聞きするにつれ、関心はありました。タイムリーにも、その一端を、シニカルな視点で描いたこの映画で垣間見ることができます。 何しろ、「首相のプライベートな友人」というお墨付きができたとたん、今まで無視され続けてきた超大物たちが、自分からウヨウヨと近付いてくるのですから。だからといって、それを機にのし上がる才覚もなく、利用したいだけの男たちと、実力以上の儲け話に振り回されるばかりのノーマン。まさにドタバタ喜劇です。 “日本にもそういうフィクサーっているのかなぁ”と考えていましたら、思い当たったのが相撲界です。 今、引退劇でお騒がせの貴乃花。現役時代の彼に取り入って、相撲協会の役員になり、資金をめぐって裁判沙汰になっている輩がいますね。相撲界も大きな利権ですから、狙われるんでしょう。貴乃花もガードが堅いようで、どう見ても怪しい人物にやすやすと騙されている。 とはいえ、今話題のZOZOの前澤社長なんかは、政財界や旧体制への根回しなどとは無縁で、あそこまでのし上がった模様。彼だったら、この映画を見て、どんな感想を持つのか聞いてみたいですね。「そんな面倒なことをしないでも、金儲けはできるじゃん」とバッサリ切られそうです。Ⓒ画像提供元:(C)2017 Oppenheimer Strategies, LLC. All Rights Reserved.----------------------------■『嘘はフィクサーのはじまり』監督・脚本/ヨセフ・シダー 出演/リチャード・ギア、リオル・アシュケナージ、マイケル・シーン、スティーヴ・ブシェミ、シャルロット・ゲンズブール、ダン・スティーヴンス 配給/ハーク 配給協力/ショウゲート 10月27日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。■自身をフィクサーと称するノーマン(リチャード・ギア)は、ニューヨークを支配するユダヤ人社会に入り込もうと、小さな嘘を積み重ねて人脈を広げ、チャンスをうかがってきた。そんなある日、政治家エシェル(リオル・アシュケナージ)に接近。偶然を装いながら高価な革靴をプレゼントすることに成功すると、彼はその3年後に首相に就任する。エシェルとの再会にこぎつけたノーマンは、暗躍を始めるが……。********************やくみつる:漫画家。新聞・雑誌に数多くの連載を持つ他、TV等のコメンテーターとしてもマルチに活躍。『情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、『みんなのニュース』(フジテレビ系)レギュラー出演中。
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芸能ネタ 2018年10月29日 12時15分
“ブスババ抜き”のユーチューバー、また炎上狙いの煽り動画で批判集中? ファン辞め宣言も続出か
炎上を続けていたユーチューバートリオ「へきトラハウス」が自身のユーチューブチャンネル上に謝罪動画をアップしたものの、ファンからも呆れ声を続出させる事態になっている。 今月16日、『第2回 振り返りブスババ抜きゲーム!!!』というタイトルで街行く女性の後ろ姿から様子を判断し、声を掛けて振り返ったところで「美人」か「ブス」かを判定する動画をアップしていた「へきトラハウス」。内容はもとより、動画の中でメンバーが女性に対し、「出しちゃいけないレベルのブス」「10代の時に中絶してる」などの感想を述べ、炎上する事態になっていた。 その後、「へきトラハウス」は当該動画を削除し、『ブスがブスにブスって言ってなにが悪い』という動画をアップ。説明文で動画の経緯について説明したものの、アップした動画そのものは「ブス顔百面相」というメンバーの顔を加工した動画で、「反省が感じられない」「炎上を煽ろうとしてるだけ?」といった更なる批判を呼んでいた。 そのせいもあってか、動画公開から1週間以上経ってもネット上の批判は止まなかったが、27日になって「へきトラハウス」は『先日の動画について謝罪いたします』というタイトルの4秒間の動画をアップ。「視聴者の皆さん、どうもすみませんでした」と頭を下げて謝罪した。これに対し、動画のコメント欄には「ようやくだけど謝ってよかった」「シンプルなくらいの謝罪がいいと思う」といった声が集まった一方、「にやにやしながら謝罪されてもまったく説得ない」「モラルってものを持ち合わせていないの?」「謝る気ないのに謝ってる感がすごい。とりあえず謝罪したのがバレバレ」という声も殺到。中には「好きだったけど本当に嫌いになった」という“ファン辞め”宣言もあった。 「へきトラハウス」はその後、28日に『ブスがブスって言ったらブスに呼び出されてキレられた』という動画をアップしたものの、自身らのモラルをさまざまな人物に再教育されるというネタ的な内容。ネット上からは、「炎上商法としか思えない」「炎上を利用しようとしてるんだろうけどつまらない」という声が多々寄せられている。騒動に対する誠意ない態度が多くのネットユーザーを呆れさせてしまったようだ。記事内の引用についてへきトラハウスの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/user/TNS24ch/featured
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社会 2018年10月29日 12時10分
小池都知事、メーテルのコスプレを披露し賛否両論 「そんな暇があったら公約を守れ」と厳しい声も
28日、東京・東池袋中央公園で開催された「池袋ハロウィンコスプレフェス2018」に、小池百合子東京都知事がコスプレでゲスト出演。その出来栄えにネットユーザーが騒然とする一幕があった。 小池知事が身にまとったのは、『銀河鉄道999』に登場するメーテル。黒いコスチュームにブーツ、そして金髪のエクステをつけ登壇すると、あまりの「似合いっぷり」にフェスに訪れた観客がMCから紹介されるまで、小池知事とは気が付かなかったという。 紹介を受けた同知事は、「メーテルの小池でございます」とノリノリ。コスプレをするのは三回目で、昨年も「メーテル」での登場を予告していたが、総選挙の影響もあり「公務のため」ということで欠席していた。なお、これまでは『魔法使いサリー』『リボンの騎士』に扮したことがある。 美しさをウリとするキャラだけに、小池知事の「コスプレ」は大不評。「こんなのメーテルじゃない」「メーテルの30年後?」「誰得?」など厳しい声が。また、『笑う犬の冒険』(フジテレビ系)のコントで内村光良がメーテル役を演じていたことを知っている人からは、「ウッチャンのほうが美人」と女性としてはかなりショックな声も出た。 さらには、「そんな暇があったら公約を守れ」「都知事としての仕事を優先するべきでは」「サブカル世代に媚びているだけ」という苦言や、「メーテルってよりめえってる(参っている)」「酩酊している」など皮肉る声も。 しかし、一部には「よく断らずに出た」「サブカルに理解を示してくれるのは嬉しい」という好意的な声もあった。 批判もあるが、都知事がサブカルに理解を示しているということだけを見れば、決して悪いことではないだろう。「メーテルにしては年齢重ねすぎ」の感は、否めないが…。
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芸能ネタ 2018年10月28日 21時20分
【有名人マジギレ事件簿】「殺すぞ!」南キャン・山里に元相方が激怒した理由
10月20日に放送されたバラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)に、南海キャンディーズ(山里亮太・山崎静代)がゲスト出演した。同番組で2人が語った「仲が悪かった時期」に関するエピソードが視聴者から注目を集めている。 それによると、山崎(以下、しずちゃん)が映画『フラガール』に出演した時期は、もっとも仲が悪かったらしく、山里は相方に喋らせないよう、事前に共演するバラエティの台本を取り寄せ、しずちゃんのセリフを全部消していたという。 これについて、山里は「(しずちゃんが)凄い売れてたんで、これ以上売れると調子乗るなって。あんまりバラエティ出来ないんだぞっていう空気出すために、絶対喋らせないでおこうと思って。台本でどういう展開になっているかを見て、しずちゃんにこういう風に振ろうとか、他の人がこういう風に振るってところを、全部オチがつくよう、それに関するエピソードを自分で作って、自分で落として。それを次の人に振るってことをやってたんですよね」と当時を振り返った。 このエピソードに、しずちゃんが苦笑いを見せると、山里は「あの時期はしょうがない。今は仲良くなったからよかったけどね。今でこそ笑い話ですけどね」と語ったものの、スタジオ出演者からは「ならねえよ!」とドン引きするツッコミが飛んだ。 また、山里はその時期、先輩芸人にも「納得いかない。あの女は俺が書いたネタで、自分だけドラマだ、CMだと色々出て、何の感謝もなくやっている。いいっすよ、解散しても」と愚痴っていたとトーク番組「A-Studio」(TBS系)で明かしている。それによると、この話を聞いていた先輩芸人は「いい加減にしろ!」と激怒したらしく、その先輩は後日、しずちゃんに会いに行き「山里を見捨てないでやってくれ」と説得しに行ったという。だが、彼女の口から飛び出したのは「私から解散を言うことは絶対にありません。私がここにいるのは山ちゃんが拾ってくれたあの時があるから。私は大丈夫です!」という山里への感謝の言葉だった。 そんな山里といえば、南キャンを結成する前は「足軽エンペラー」というコンビを組んでいたが、その時の相方にもかなり厳しく当たっていたようだ。本人がラジオで語ったところによると、コンビ時代、山里は相方をお墓に呼び出し、知らない人の墓に腰掛けさせ、朝の9時から夜10時まで滑舌の練習をさせるというスパルタ指導を行っていたとのこと。他にも、自分はネタを書いているためバイトをせず、相方にハンバーガーを奢らせる。モデルと付き合っていた相方に嫉妬し、わざとデート直前にネタ合わせの予定を入れるなど、数々の嫌がらせを続けたそう。するとある日、いつものネタ合わせをしている場所に山里が行くと、相方は「殺すぞ、この野郎!」とマジギレしてきたという。その結果、足軽エンペラーは解散となった。 今では多数のレギュラー番組を持ち、売れっ子となった山里。過去のそんな行動は、本人も反省しているようだ。
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「パチンコの現場」2代目ミスマリンちゃん小倉遥単独インタビュー
2009年11月05日 15時00分
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2009年11月05日 15時00分
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ゆのちゃん大特集予告
2009年11月04日 15時00分
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芸能
「バナナ炎」ゲストの鈴木にブーイング
2009年11月04日 15時00分
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スポーツ
石川遼 竹村真琴と真剣交際へ
2009年11月02日 15時00分
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レジャー
AR共和国杯(GII、芝2500メートル、8日) ジャガーメイル 初重賞制覇へ意欲
2009年11月02日 15時00分
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トレンド
釣るゾ!大当たり
2009年11月02日 15時00分
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スポーツ
ノア 獣神ベルト奪還へ余裕
2009年10月31日 15時00分
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スポーツ
VTJ “火の玉ボーイ”五味不完全燃焼
2009年10月31日 15時00分
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スポーツ
戦極 北岡はゆるゆる草食系
2009年10月31日 15時00分
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その他
小春ちゃん大特集予告
2009年10月31日 15時00分
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レジャー
夜遊び最前線/美人ママの手料理が評判のキャバクラ
2009年10月31日 15時00分
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芸能
南田洋子さん通夜 それぞれの思い
2009年10月30日 15時00分