小池知事が身にまとったのは、『銀河鉄道999』に登場するメーテル。黒いコスチュームにブーツ、そして金髪のエクステをつけ登壇すると、あまりの「似合いっぷり」にフェスに訪れた観客がMCから紹介されるまで、小池知事とは気が付かなかったという。
紹介を受けた同知事は、「メーテルの小池でございます」とノリノリ。コスプレをするのは三回目で、昨年も「メーテル」での登場を予告していたが、総選挙の影響もあり「公務のため」ということで欠席していた。なお、これまでは『魔法使いサリー』『リボンの騎士』に扮したことがある。
美しさをウリとするキャラだけに、小池知事の「コスプレ」は大不評。「こんなのメーテルじゃない」「メーテルの30年後?」「誰得?」など厳しい声が。また、『笑う犬の冒険』(フジテレビ系)のコントで内村光良がメーテル役を演じていたことを知っている人からは、「ウッチャンのほうが美人」と女性としてはかなりショックな声も出た。
さらには、「そんな暇があったら公約を守れ」「都知事としての仕事を優先するべきでは」「サブカル世代に媚びているだけ」という苦言や、「メーテルってよりめえってる(参っている)」「酩酊している」など皮肉る声も。
しかし、一部には「よく断らずに出た」「サブカルに理解を示してくれるのは嬉しい」という好意的な声もあった。
批判もあるが、都知事がサブカルに理解を示しているということだけを見れば、決して悪いことではないだろう。「メーテルにしては年齢重ねすぎ」の感は、否めないが…。