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「もう渋谷六本木は禁止」マツコ、ハロウィンで暴徒化した若者に激怒 「擁護する理由はない」の意見に称賛集まる

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マツコ・デラックス

 29日放送の『5時に夢中』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックスがハロウィーンについて独自のコメントを行い、賛同の声が相次いでいる。

 番組では27日の夜と28日の夜にかけ、渋谷でハロウィーンと称し仮装した人間が暴徒化し、軽トラックを倒す、女性に痴漢をするなど、無法行為をしたことを紹介する。

 それを聞いたマツコ・デラックスは「まあもう、なんだろう。仮装禁止にしたら? もう良いと思うそれで」とコメント。MCのふかわりょうから「ちゃんと楽しんでる…(人もいる)」と声を掛けられるが、

 マツコは「楽しみってのがもう、ああいう楽しみ方しかできないんだったら、どっかなんかね、埋立地に隔離してやらせてそれで楽しいなら良いけど、どうしても渋谷で暴れたいんだったら、もう仮装してることでそれ(暴徒化)が許されるのはおかしい話だから。もう禁止」

 と持論を展開。そして、「あれ、守ってやる理由ある、あいつらを? 仮装して馬鹿騒ぎしてる奴らをなにか擁護する理由ある? なんにも見当たらないんだけど」とバッサリ斬った。

 それでもふかわは「私も馬鹿騒ぎしてた立場なので、まあ良いんじゃないですか少しは」と擁護するが、マツコは「とにかく渋谷六本木は禁止。昼はお子さんとかが仮装してパレードやったりするのはいいけど、夜はいい。禁止」とコメント。同じ月曜コメンテーターの若林史江も「公共の場所であれはない」と指摘した。

 さらに、マツコは「これがどんどんどんどん行ったら、中南米の国でよく暴徒化しましたみたいなのがあるけど、いつあれになったっておかしくないと思うよ、これ」

と警鐘を鳴らす。

 これを聞いたふかわは「大人たちのプランに踊らされてるだけなんですけどね。悪い奴は悪いけど、これで全部悪と見なすのはかわいそうかなと思う」と、ハロウィーン文化にある程度の理解を示した。

 マツコの持論に、ネットユーザーは「そう思う」「渋谷を荒らさないでほしいから禁止してほしい」と概ね賛成の様子。また、ハロウィーンを楽しむ層からも「渋谷の人間はハロウィーンを冒涜している」「騒ぎたいだけの連中だから禁止でいいと思う」など、支持する声が出た。

 ふかわの「全員が悪なのはかわいそう」という意見も一理あるのだが、やはり公共の道路で軽トラックを横倒しにする、痴漢するなどの行為は犯罪。仮装していれば許されることではあってはならない。詳細に犯人を特定できない以上は、被害の出た渋谷区区域については、仮装自体を禁止するしかないだろう。

 なお、この件について渋谷区長が29日、同区公式HPで「渋谷を愛し、この街を誇れるものにしていく思いのない人たち」と糾弾。現在のところ禁止等は考えていない模様で、本番の31日に「迷惑をかけることなく、モラルやマナー、法令を守り、健全にお楽しみいただくよう、よろしくお願いいたします」と呼びかけている状態だ。

 31日にも暴徒化するようなことがあれば、全面禁止も含めた議論がなされることだろう。

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