「26日放送の 『金曜ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、『芸能界コンプライアンス捜査』と題し、反社会的勢力と思われる社長から金品を受け取ったり、豪華な接待をされるドッキリが行われました。通常なら怪しむはずが、ナダルはまんまんとその手口にハマり、社長とズブズブの関係に。視聴者の話題を集めました」(芸能ライター)
コロチキと言えば、あの日本一のコント師を決める大会から世に出たコンビだが、それ以降がなかなか続かなかった。
「『キングオブコント2015』(TBS系)で2,455組の頂点に立ったものの、典型的なボケとツッコミというよりは、ナダルの独特のキャラが立ちすぎていたため、テレビ各局もどう彼らを使っていいのか分からなかったフシがあります」(芸能ライター)
だが、潮目が変わったのが『アメトーーク!』(テレビ朝日系)だった。2016年8月、相方の西野創人が「相方が先輩に失礼芸人」をプレゼン。見事採用され、翌月、「ひんしゅく体験!ナダル・アンビリバボー」としてオンエアされるとこれが大反響。結果、これまでに3度放送されている。
「つまらない先輩に対しては容赦なく陰口を叩き、後輩には上から目線で物を言う。さらに、自分に非があるにも関わらずことごとく責任転嫁するなど、上下関係が厳しい吉本にあって、ニュータイプのクズ芸人として注目を集めました」(同)
クズ芸人の片りんを見せたのが、さる9月30日の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)だった。総合演出(現在はアドバイザー)のヘイポーこと斉藤敏豪との2人旅では、女と金のゲスい話で意気投合。夜のキャンプ場では、仮にも目上のヘイポーが次第にイライラし始め、果ては風呂場で、股間で泡立てたシャンプーをヘイポーの頭にこすりつけるなど、終始クズ芸人を貫き通していた。
「これまでイジられクズ芸人と言えば、狩野英孝、安田大サーカス・クロちゃんでしたが、この2大巨頭も飽きられつつあります。ナダルに不快感を示す視聴者も多いのは確かですが、しばらく需要は続きそうですし、何より『ロンハー』に目をつけられたのは大きいでしょう。これからきっと、より大型のドッキリにかかる可能性もある」(同)
お決まりのフレーズ通り、「イッちゃってる」今後のナダルから目が離せない?