この日ノアは、GHCジュニア・ヘビー級王者のKENTAが右ヒザ負傷欠場のため、同王座を返上すると発表。同リーグ戦の優勝者が次期王者と認定されることになった。さらに力皇猛、鈴木鼓太郎がA型インフルエンザと診断され、欠場することになった。
鼓太郎はAブロック2位での決勝トーナメントが決まっていたため、代替選手として同3位のデリリアスが繰り上がることになった。
ノア初のジュニア・リーグ戦最終日を前に、様々なアクシデントに見舞われる形となった。金丸は中嶋勝彦、ライガーとともに会見に出席。「(公式戦)4試合戦って納得出来ていないんで、明日2試合勝つ気でいます」と必勝を宣言した。
24日の札幌大会では、ライガーに敗戦。負ければ外敵にジュニアの至宝が渡ってしまうリスクを背負いながらも「地方でああいう形でやられているんできっちり借りは返したい」(金丸)と決勝での雪辱に燃えていた。
また、ライガーは「俺がチャンピオンになったら、ノアの選手が新日本にくればいい。IWGPジュニアとの統一戦というのもいいんじゃないですか」と涼しい顔で語っていた。