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芸能 2009年10月20日 15時00分
噂の深層スペシャル 高相被告 あす初公判で麻薬汚染ルートのカギを明かす?
覚せい剤取締法違反で起訴された女優の酒井法子被告(38)の夫で、同法違反で起訴された高相祐一被告(41)の初公判が21日、東京地裁で開かれる。高相被告の公判で注目されるのが、芸能界の“麻薬汚染ルート”について口を割るかどうかだという。 「先月、高相被告が借りていた千葉県勝浦市の通称・ドラッグハウスと呼ばれる別荘が不審火で全焼したが、明らかに放火。闇社会の人間からの『何もしゃべるな』との警告という見方が強い。高相被告の供述はすべてメディアで報道されるから、うかつなことはしゃべれないのでは」(週刊誌記者) 起訴状によると、高相被告は8月2日に港区の公園トイレで覚せい剤を吸引。同3日未明に渋谷区の路上で覚せい剤約0.817グラムを持っていたとされ、勝浦市の別荘でも所持していた疑いで警視庁に再逮捕されている。入手ルートについて高相被告はこれまでに、「イラン人からまとめて買った」と供述。また、今年逮捕されたイラン人覚せい剤密売人の携帯電話の通話履歴に高相容疑者の番号が残されていたことから、入手ルートは解明したかに思われていたが、捜査は続いているという。 「高相被告に売った売人はただの下っ端。もともと、芸能界を汚染している薬物をたどっていくと、06年4月に薬物売買をめぐるトラブルで仲間だった米国人男性を刺殺し、母国のコロンビアに逃亡後、今年3月に出頭、逮捕された元駐日コロンビア大使の長男のルートにたどり着く。彼が逮捕された時、六本木界隈のクラブで薬物を入手していた芸能人は『もう、クスリが手に入らなくなるんじゃないか』と騒然となった。捜査当局の狙いは“コロンビアルート”の薬物の流れ」(事情通) そのルートの中でカギを握るのが、芸能界に薬物をバラまく仲介役の存在だという。 「タレントが直接プッシャー(麻薬売人)から買うことはないから、仲介役が入ってワンクッション置く。以前は、薬物の再犯で逮捕されたことのある某俳優が仲介役だった。今は大麻所持で一度逮捕されたことのある別の俳優が“芸能人プッシャー”として幅を利かせているといわれる。高相被告の口からその名前が出れば、今後の捜査は大きく進展するだろう」(同) そして高相被告がどこまで供述するかで、今後が決まりそうだという。 「おそらく、公判後は酒井被告と離婚することになる。長男の親権も取り上げられるから“心の支え”がなくなる。これまで満足に仕事にもついていなかったから、薬物に逃げ再犯の可能性は低いとはいえない。しかし、入手ルートについてすべて話したとしたら、関係を断ち切り、真剣に更生しようとしている証拠なのでは。いずれにせよ、初犯だから執行猶予がつくことはほぼ確実」(警視庁担当記者) 公判では高相被告と酒井被告(26日公判)の入手ルートに関する言い分が違ってくる可能性もあり、今後の展開が注目される。◎のりピー、市場価値3億円 26日に初公判が行われる酒井法子被告の芸能界復帰作業が着々と進んでいるというウワサがある。 今回の事件で発生したのりピー関連のCM、商品の損害賠償は約5億円とされる。これだけのお金をのりピーが支払うのは不可能。結局、元の所属事務所サンミュージックが損害賠償を負担することになった。 「事務所としては、温情だけで損害賠償を背負ったわけではなく、いずれ少しでも回収することを視野に入れているはず。タイミングを見計らって酒井の芸能活動を再びマネジメントする可能性はあるでしょう」(芸能ライター) のりピーの面倒をみてきた不動産会社会長サイドもまた、のりピーで一もうけしようと考えているとの説もある。 「会長があれだけのりピーを手助けするのは、のりピーの“独立”のためともいわれます。一方、サンミュージックはヘアヌード写真集あたりで手を打ち、その後はセクシータレントのポジションを狙っているとのウワサもあります」(同) 判決後ののりピーだが、テレビ・CM界などへの完全復帰は、過去のタレントの薬物事件からみて最低1年はかかる。しかし、のりピー事件を報じた番組の視聴率を合計すればNHK紅白歌合戦並みの40%超えを記録。業界は商品価値はまだまだ十分過ぎるほどあるとみている。 既に複数の大手出版社が告白本の依頼をしているとの情報も浮上。 「早ければ今年12月にも出版化される予定。各社の担当者はサンミュージックに連絡を取りながら会長サイドにも接触している」(出版関係者) ネットなどでは、ナチュラルメークで湾岸警察署を出所し、その後はバッチリメークも決めたノリピーに対し批判の声よりも「きれい、かわいい」と言う声の方が圧倒的に多かった。 「同様の反応が視聴者から謝罪会見を中継したテレビ局にも多数寄せられた。大手広告代理店系のリサーチ会社がのりピーの価値を試算したところ軽く3億円は超えているというデータもあります」(テレビ関係者) すでにのりピーの復帰計画は動いている。
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
「リアル・ミッション」気分は戦隊ヒーロー
爆発地帯をバイクで駆け抜け、ヒラリと敵のパンチをかわす。そんなヒーローにあこがれて、子供のころはままごとセットよりも変身ベルトをねだる子だった本紙記者がカースタント、爆破、ワイヤーアクションなどあらゆるスタントを企画から行うスタントマン事務所・養成所の「オフィスワイルド」に突撃取材を敢行。スタントマンの卵たちとともにトレーニングに参加。体力勝負の記者稼業だが、運動不足に悩む今日このごろ。果たしてあこがれのヒーローへ一歩でも近づけたのか!? 「ダイ・ダイ・ダイ・ダイ・ダイナマ〜ン♪」この印象的なフレーズ。記者と同じアラサー世代なら聞き覚えのある読者もいるのでは? 1993年2月から84年1月まで、テレビ朝日系で放送されていたスーパー戦隊シリーズの「科学戦隊ダイナマン」のオープニング主題歌だ。子供のころ、この曲を歌いながらやたらめったら爆発シーンの多いオープニング映像を見て興奮していた記者…。と、前置きが長くなったが、この「オフィスワイルド」を設立したのが何を隠そうダイナマンのダイナイエローのスーツアクターを務めた柴原孝典さんなのだ。 大好きだったヒーローがいるところで取材できるなんて、記者冥利(みょうり)に尽きるとテンションが上がりっぱなしになりつつ、今年4月に入ったばかりのスタントマンの卵さんたちが体育館で行っているというトレーニングに参加させてもらった。 講師を務めてくれたのは角秀一さん。現役スタントマンとして、現在は某バラエティ番組のキャラクターのスーツアクターも務めている。「渋谷のど真ん中で自転車で車にひかれる」スタントが印象的だったという角先生に「体操経験などはなくても大丈夫。教えられたことを素直にできるタイプがいい」という心構えを聞き、トレーニング開始。 まずストレッチから。近ごろまったく運動していないが、体だけは柔らかいので出だしは好調だ。そしてマット運動。基礎の前転から始まり、後転、倒立前転、側転、バク転など徐々に難易度が上がっていく。初っ端の前転で、連続4回転して立った瞬間に目が回ってまともに立って歩けない。正直これにはショックだった。好調だったのはストレッチだけとは何とも情けない。トホホ…。 次はトランポリンを使い、素跳び(真っ直ぐ上に跳ぶ)から始め、跳んで背中から落ちるポセイドン(映画・ポセイドンアドベンチャーのシーンから取った名前らしい)、腹落ち、前宙返りとひたすら黙々と基礎的な動きを体に染み込ませていく。 そのほとんどが受け身の所作。一見地味な動きも、マット運動のひとつは殴られた人が吹っ飛ぶシーンでよく見られる動きだし、受け身が取れなければ何も始まらないのがわかる。そういえばプロレス担当のとき、あるレスラーが「受け身が取れれば車にひかれても大丈夫」なんて言っていたっけ。何て無茶なと当時は思ったが、やはり受け身はすべての基本。これができないと華やかなアクションシーンがいまいち決まらないし、安全性も欠いてしまうのだ。 「スタントは命にもかかわる仕事。プロとして監督の要望に応えられるものと無理なもの、その判別を自分でしなければならないし、危ないものは危ないとしっかりわかっていないとできない」という角先生の言葉が響く。 迫力あるアクションシーンを支えるスタントマンやアクション俳優の仕事。CG全盛の最近でも、やはり生身の肉体が生み出す緊迫したスリル感は欠かせない要素だ。だが、決して表舞台で目立つ存在ではなく、「一人で現場に行って使い物になるまでには3年はかかる」という厳しい世界。 ヒーローを縁の下でしっかり支える存在になるためには、地道なトレーニングが必要と身に染みて実感。努力の上に手に汗握るアクションシーンが生まれ、あこがれのヒーローは格好いい存在として私たちの前に現れてくれるのだ。◎突撃後記 2時間のトレーニングでへとへとになりながらも、なんとか取材終了。優しい角先生から「いい動きでした。合格。来週から来てもらえれば」とお褒めの言葉をいただき、ホクホクと帰路についたが、翌日はものすごい全身筋肉痛に。「でも次の日に来るってことは、まだまだ若いわ」なんて開き直るアラサー記者でした。 柴原さんはバイクやカーアクションも自らこなした映画俳優のスティーブ・マックイーンにあこがれてスタントの世界に入ったそうで「皆で作り上げていく充実感や達成感が一番のこの仕事のやりがい」と話してくださった。現在も井筒和幸監督の最新作や某ビッググループのミュージックビデオ(秘密とのことで具体的に言えないのが残念)に出演するなど第一線で活躍中。あこがれのヒーローも48歳ですが、まだまだ十二分に格好良かったです。◎夢追う新人たち この日、一緒にトレーニングをしたのは今年4〜7月に入った10代から20代前半の新人さんたちと、ヨーロッパで活動中のケフィ・アブリックさん。ケフィさんはウルトラマンゼノンとして外国人では初めてウルトラマンのスーツアクターを務めた。 新人メンバーは紅一点の岩井佑夏さん。演技を学ぶ専門学校に行きながら、こちらにも通っている。「アクションも何でもできるマルチな女優さんになりたい」という。ジャッキー・チェンにあこがれ、将来はアクション監督になりたいという中島輝明クン、ヒーローやハリウッド映画が好きで体を動かす仕事がしたかったという近藤知行クン、映画や時代劇を見てスタントをやってみたいと思ったという内山大輔クンら10人が、互いにアドバイスしながら、仲間として、夢に向かって一心にトレーニングに励む日々だ。◎問い合わせ オフィスワイルドでは一般・初心者からプロを目指す人まで、それぞれのペースに応じた指導を行うアクションスクールを開いている。アクション俳優研修生・スタントマン専門研修生の募集からジュニア体操教室などの活動も。女優の天海祐希も映画「黒の天使」の撮影前にここでアクション指導を受けたという。問い合わせは、ホームページ(http://www.studio-wild.com/)からもできる。
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芸能 2009年10月20日 15時00分
女子アナ下克上
秋の番組改編期を迎え、不況の嵐に襲われるテレビ業界では、ギャラの高い大物タレントが姿を消す一方、女子アナの起用が目につく。そんな女子アナたちの“下克上”の様子をチェックしよう。 女子アナといえば、やはりスターぞろいのフジテレビを抜きにして語ることはできない。この秋、大抜擢されたといえば、「ニュースJAPAN」を降板した滝川クリステルの後任となった秋元優里アナだ。彼女の場合、局内でも驚きの声が上がったほどの意外な起用だったようだ。 「入社2年目のときに日曜朝の『報道2001』のキャスターを務めた経験が大きかった。『ニュースJAPAN』の後任は世代交代の意味もあって若手を使うことが重視された。報道系の女子アナは数が少なく、若手で実力が評価されている長野翼アナはすでに夕方の『スーパーニュース』に安藤優子キャスターのサブを務めている。ほかに探してみると、実力的に安定感のある秋元アナが残ったという感じだった。局内でも『なんで』という反応は多かった」(テレビ関係者) そんな秋元アナにしても来春の大幅なリニューアルまでの起用との見方も強いそうだ。 情報系の女子アナで順調に実績を積んでいるのが加藤綾子アナ。改編後も「めざにゅ〜」「めざましどようび」に出演し、すっかり朝の顔となってきた。 「最近ではポスト・アヤパンの有力候補といわれる。後輩の面倒見がよく『ミオパン』がスタートした新人の松村未央アナにもやさしくアドバイスしていて、局内の評判もいい」(フジ関係者) フジのツートップを張る中野美奈子アナと高島彩アナはどうか。2人のユニット「Early Morning」の新曲「かみさまでもえらべない。」は先ごろ、オリコン週間ランキングで4位に入り、人気の根強さを証明したばかりだ。 一時期、「とくダネ」で共演する小倉智昭との不仲説が取りざたされた中野アナは、「すっかり打ち解けてきて問題なし」(同)というが、一方、高島アナについては去就問題が同局を悩ませているという。 「元フジテレビの内田恭子アナがCMでも活躍しているだけに、アヤパンにあっさり退社されるのを怖れている状況。とはいえ、具体的な引き留め策もない」(同) 他局で目を引いたのは日本テレビの夏目三久アナ。「おもいッきりDON!」を降板してしまった。例のコンドーム写真の問題が大きかったようだ。 「写真誌にスクープされてことに加え、視聴率低迷という問題もあった。本来、上層部に女子アナのアイドル化に反対する動きがあって、実際、後任にはベテランの馬場典子アナと杉上佐智枝アナが起用されている」(日テレ関係者) TBSでは、今はフリーとなった小林麻耶アナに同情論が出ているという。メーンキャスターを務める「総力報道! THE NEWS」の視聴率低迷の責任を負わされがちな彼女だが、「最近はキャスターらしいメークに変え、ミニスカもやめた。現場にも出るようになって、努力を認める声も増えてきた」(TBS関係者) 女子アナも大変だ。
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
JAMで人気アニメーターが夢の競演
ジャパン・アニメ・コラボマーケット(JAM)2009が15日から4日間行われ、シンポジウムで、3世代をフォローするキャラクターデザイナーが出演した。このシンポジウムは、超ベテラン芦田豊雄氏(代表作・魔法のプリンセス ミンキーモモなど)の所属するJAniCAとJAM2009の共同企画。 芦田氏と只野和子氏(代表作・美少女戦士セーラームーンなど)、渡辺敦子氏(代表作・戦場のヴァルキュリアなど)のアニメーター3人が語るキャラクター創作の秘密と、その実演がテーマ。 その場で3人が描いたキャラクターは、会場にいた人たちにサインを入れてプレゼント。実際に描いている工程をスクリーンに映すという普段絶対に見られない貴重なものだった。 セーラームーンのキャラクターデザイナーの只野氏は、オーディション秘話として当時、デザインの提出に「コンビニのファクスを使って送りました。当時はまだファクスって普及してなかったなぁ」と振り返った。ベテランの芦田氏も、キャラクターデザインのオーディションには何度もチャレンジして落とされてきたという。 若手代表として参加した渡辺氏はアニメの「セーラームーン」が好きでこの世界を目指したとか。芦田氏のデザインした「ミンキーモモ」も大好きで何度も繰り返し見たという。 芦田氏はその場で自分で描いた「ミンキーモモ」ついて、「昔に自分の描いた絵が好きじゃなくなるから、もっとうまくなりたいと思い続けて今もドンドン絵が変わっていく。だからもう描けないんだよ」と語った。 さらにサプライズゲストに、井上俊之氏(代表作・魔女の宅急便など)が登場。 昔話に花が咲き、普段なかなか聞けないトークが盛りだくさんのシンポジウムだった。
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
「空中ブランコ」で杉本有美が患者を悩殺
グラドルでタレントの杉本有美が15日にスタートしたアニメ「空中ブランコ」の実写シーンにナース姿で出演中。ショッキングピンクのコスチュームがセクシーだ。 同作はフジテレビ毎週木曜日のアニメ深夜枠「ノイタミナ」で放送され、「モノノ怪」、「怪〜ayakashi〜化猫」の中村健治監督の最新作。実写とアニメが融合したハイブリット・アニメーションだ。原作は、奥田英朗氏の直木賞受賞作。 急にジャンプが成功しなくなって不眠症に悩むサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のヤクザ、陰茎が四六時中屹立したままのサラリーマン…さまざまな悩みを抱えた患者たちが、伊良部総合病院の神経科を訪れる。そこでカウンセリングするのは院長の息子、伊良部一郎。そのアシスタントが杉本演じる仏頂面のセクシー・ナース、マユミ。かわいらしいナース服から太ももや胸の谷間などをのぞかせ、患者が気をとられているスキに注射をぶすりと打つ。 杉本は「アニメなのに、こんなセクシー姿でアニメにも登場しちゃいます。いったい、どんな映像になるのか、ワタシも楽しみです。みなさん、ぜひ見てくださいね」と語っている。公式HP(http://www.kuchu-buranko.com)(C)空中ブランコ製作委員会
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
北斗無双来年発売
来年発売されるPS3とXbox360用ゲームソフト「北斗無双」の発表会が先ごろ行われ、原作の武論尊氏、原哲夫氏、主題歌を歌う谷村奈南さんが出席した。 ゲームの映像が一部公開され、原哲夫氏は「今までも映像化やゲーム化などがあったが、自分の描いたものを上回ってくることは少なかった。今回の足し算されたキャラクターや演出はとてもうれしく感激している」と絶賛。 制作サイドのこだわりは細部にわたり、声優にはサンプルボイスを作ってもらい、収録方法もゲームでは通常となっている個人単位での「抜き録り」という方式ではなく、アニメと同じ、みんなで集ってアフレコする方式を採用。セリフへの臨場感を高めることに成功している。 谷村奈南さんは、作中でうり二つといわれるユリアとマミヤをイメージした衣裳でオリジナルイメージソング2曲を披露した。 なお、主要キャラクターの声優陣は、ケンシロウ役が小西克幸さん、ラオウ役が立木文彦さん、ユリア役が桑島法子さん、リン役が伊藤かな恵さんと発表された。 今回のキャストは原作者のお墨付きの新しいキャスティングというから楽しみだ。(C)KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
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トレンド 2009年10月20日 15時00分
今週のオススメシネマ
「ホースメン」(10/24、新宿バルト9ほか) 世界のチャン・ツィイーが初めて挑んだサディスティック・サスペンス。事件の報を受けベテラン刑事が凍った池に急行すると、死体はなくトレーの上に大量の人間の歯が。そして、周囲の木に赤いペンキで「来たれ」という意味不明のメッセージ。間もなく第2の事件が起きる。女性の全裸死体がワイヤーでつり下げられ、しかも腹から胎児が取り出されていたのだ。発見者は養女のクリスティン(チャン・ツィイー)だった。新たに歯のない死体も発見され、やはり「来たれ」の文字が。刑事は新約聖書に「来たれ」という記述を発見する。衝撃のスリラーだ。 「ファイナル・デッドサーキット3D」(新宿ピカデリーほか、公開中) ネジのゆるみ、建物の老朽化、オイルの漏れ、タイヤのバーストなど、ちょっとしたアクシデントが大惨事につながるサーキット場。 オープニング・シーンから度肝を抜く。しかも、この場所に居合わせた人々に迫る死の恐怖。予知能力のあるニック(ボビー・カンポ)は果たして仲間を救うことができるのか。3Dの立体迫力でタイヤや車、ガラスの破片といろいろ飛んでくるが、惨殺シーンをリアルに見るには、かなりの覚悟が必要。デートにこの映画を選んで、上手く抱きつかれるか、残酷趣味と嫌われるか、これは大きな賭けだね。気の弱い人は見てはいけない。 「あなたは私の婿になる」(TOHOシネマズ有楽座ほか、公開中) 草食系男子、肉食系女子、そして婚活時代…。そんな当世風にピッタリのラブコメディー。主演はサンドラ・ブロックで婿役にライアン・レイノルズ。監督のアン・フレッチャーはトップダンサーから振付師になり、いまやドル箱の異色女流監督。出版社の編集長の椅子に座る女性はセレブで才女。だが、カナダ人の彼女はビザの関係で強制帰国を迫られる。窮余の一策で部下の秘書に「婿になりなさい」と命令し偽装結婚で切り抜けようとする。ところが彼は故郷に帰ると大金持ちの御曹司、さあどうする? どうなる。4組に1組が妻が年上の日本にピッタリの映画。
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その他 2009年10月20日 15時00分
競輪人国記 徳島(2)
笹田伸二の強引さを絵に描いたようなレースを見たことがある。 あれはたしか川崎競輪の初日特選だった。高原永伍の長兄・悠光が先行して平間誠記(宮城)ー笹田と続いた。まともにいけば、平間ー笹田で決まるレース。満員のスタンドのファンは誰もが本命サイドで決まると思っていた。 だが、同期・永伍の兄でしかも地元の悠光を平間が少しでもいい着に残そうとしたのだろう。4コーナーになっても平間は追い込みにかからなかった。 これを見て笹田は強引に中を割って出た。高原と平間の間は空いていなかったから、もろに平間と笹田は接触して落車した。結果は落車を避けた小川隆(千葉)が大外伸びて1着、高原悠光が2着に残って10万円以上の大穴になった。 もちろん、当時は3連単がなく枠連だから、万車券というのはせいぜい1万円以上のもので、こんな大穴はめったに出ないからスタンドのファンは驚くより呆れかえった。 『3番手は中割り』が当時のセオリーだったから笹田は突っ込んだのだが、平間がなめるように逃げについていたのでコースは空いていない。 「前輪を差し込むスキがあれば、突っ込むのが追い込み屋の根性だった。突っ込むと自然に空くものだよ」とある追い込み選手は言っていた。それにしても、当時最強の平間を破ろうという笹田の競走に対する闘志のすごさは目についた。 落車が多かった笹田は晩年、後遺症で車椅子の生活を余儀なくされたという。まさに「スッポンの笹田」という追い込み屋は命を懸けた戦いをしていたのだった。
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レジャー 2009年10月20日 15時00分
菊花賞 ひと夏越して成長著しいブレイクランアウトが本領発揮
牡馬3冠クラシックの最終戦「第70回菊花賞」(JpnI、京都芝3000メートル、25日)が今週のメーン。ダービー馬ロジユニヴァースが不在、皐月賞馬アンライバルドも神戸新聞杯で4着に敗れ混戦ムードが漂うなか、一発に虎視たんたんなのがブレイクランアウトだ。秋初戦の朝日CCでは昨年の皐月賞馬キャプテントゥーレのクビ差2着と好走し、ひと夏を越して成長著しいところを証明。久々を叩かれ、状態もさらにアップしている。 古馬相手だった朝日CCで2着と好走したブレイクランアウト。 1番人気に推されたNHKマイルCで9着、続くダービーも15着と、春は不本意な結果に終わったが、昨暮れの朝日杯FSでは0秒1差3着した素質馬。3カ月半の休み明けで昨年の皐月賞馬キャプテントゥーレにクビ差の接戦を演じたことで、改めて一級品の能力を証明してみせた。 その前走は収穫が大きかったと陣営はいう。ひとつは距離に対する融通性が確認できたこと。「スタートから出していって、ポジションを取りにいった。負けはしたけど、最後まで伸びていたし、これなら距離はもつよ」と手綱を取った藤田騎手が言えば、「GI馬相手にいいレースができたのは自信になったし、春より精神面で成長して折り合いに進境を見せてくれたのは何より。今なら三千も克服できる」と斎藤助手もきっぱりだ。 もうひとつは、大一番の前に関西圏への長距離輸送を経験できたこと。「プラス体重になるかと思っていたが、予想以上に減っていた。でも、今回はそれを教訓にしてやれたからね。同じくらいの体でいけるはずだよ」 1週前の追い切りは15日、ダートコースで行われた。ラーナック(古馬500万)との併せ馬で6F83秒9→66秒1→50秒9→37秒4→12秒0(一杯)をマークし、直線の追い比べではあっさり4馬身先着した。 「ムキになることもなく、終始、リラックスして走っていたね。折り合いがついていたし、馬体が合ってからハミを取ってグンと伸びてくれた。反応、息の入りとも良かった」と斎藤助手は仕上がりの良さを強調していた。 TR組が人気を集めているが、2002年のファストタテヤマ(16番人気)が札幌記念13着→菊花賞2着、04年のオペラシチー(6番人気)が朝日CC7着→菊3着、2007年のアルナスライン(6番人気)が京都大賞典3着→菊2着と好走しており、古馬との対戦が大きな糧になることは証明済み。今年はこの馬が台風の目になる。
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レジャー 2009年10月20日 15時00分
菊花賞 ステイヤーの資質が開花したフォゲッタブル
1986年のメジロデュレン、90年のメジロマックイーン、そして2005年のディープインパクト…実に70回の歴史の中で3度も菊花賞を制覇したトレーナーが池江郎調教師だ。 しかし、この3勝は決して偶然ではない。早い段階から目イチで使わず、じっくり育て上げるのが池江郎流であり、その方針の下で素質馬が開花するのが3歳秋なのだ。夏の北海道を境にして急成長を遂げたデュレン、マックイーンはまさにその典型といえるだろう。 そして、今年も独自のスタイルで菊の大輪を咲かせようとしている素質馬がいる。母に97年秋の天皇賞馬エアグルーヴを持つ超良血フォゲッタブルだ。 「入厩当初から血統的に期待していた。ただ、せかせる競馬は合わない。ゆったり、ゆっくりと走れるこの菊花賞が合うと思っていたので、是が非でも出走させたかった」。池江郎調教師は長距離戦への適性について自信を見せる。 担当スタッフは池江敏助手&市川厩務員。05年の3冠馬ディープインパクトを手掛けたゴールデンコンビだ。 「以前はトモがパンとせず、疲れを取るのに時間がかかったが、今は腰やトモがしっかりして、その不安もなくなった」(市川厩務員)。焦らずじっくりと馬の成長を待つプランはフォゲッタブルにも着実にプラス効果として表れている。 そして、迎える実りの舞台・菊花賞。「これまでのレースを見てもスタミナがあるのは分かっている。それに折り合い面にまったく不安がないのがいい。まさに三千は望むところだね」と気合が入っている。 父は96年の菊花賞馬ダンスインザダーク。筋金入りのステイヤーが、いよいよ真価を発揮するときがきた。
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GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
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