search
とじる
トップ > レジャー > GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好

GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好

 今週は「第11回秋華賞」(GI 芝2000m 京都15日)が行われる。無敗のオークス馬カワカミプリンセス、ローズSを圧勝したアドマイヤキッス、桜花賞馬キストゥヘヴンが人気を集めているが、紫苑S勝ち馬のサンドリオンが不気味な存在。究極の状態に仕上がっており、今朝の追い切りでも絶好の動きを披露した。
 何も注目すべきは春の実績馬ばかりではない。紫苑Sを制した究極の上がり馬・サンドリオンの動向には要注意だ。
 今朝は坂路で秋山騎手を背に、51秒6→37秒8→12秒8(強め)。3連勝の勢いそのままに、素軽いフットワークで登坂。山下助手も「前走後はいったん楽をさせたけど、先週あたりからまた良くなってきた。いつも通り、いい感じできていますよ」と仕上がり面に関して太鼓判を押してくれた。
 ダートで2勝とはいえ、V3は並の馬ではできない芸当。同助手はこの躍進ぶりを「未勝利を勝った後、あせらず秋に備えて休ませたのが良かった」と説明するが、それだけ厩舎内の評価がもともと高かったということ。「トモに実が入ってきたし、牝馬なのにレースを使うたびに体重が増えているなんて、力がついてきた証拠でしょう。前走は輸送があってプラス2kg(468kg)。今回も体は増えていると思うが、何も心配はいらないよ」と、予定通りの成長曲線を描く愛馬に思わず笑みをこぼした。
 前走の紫苑Sは一転して後方からの競馬となったが、「2頭ほど速い馬がいたからね」と同助手。とはいえ、それで結果を出すあたりは能力のなせる業だろう。
 「それまでがそうだったように、本来は前々で競馬をするのが一番いいと思う。精神的な成長もうかがえるし、うまく自分の形に持ち込めれば、ここでも楽しみだね」
 確かに、紫苑S組の連対は過去に1度もない。しかし、この破竹の勢いを軽視しては、必ずや痛い目に遭うはずだ。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ