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芸能 2016年12月24日 16時46分
EXILE・MAKIDAIが事故で負傷し三代目の公演が中止!
人気グループ「EXILE」のMAKIDAIら7人が乗ったワゴン車が24日午前0時半ごろ、北海道七飯町西大沼の国道5号で大型トラックと衝突。MAKIDAIら2人が肋骨を折るなど重傷を負ったことを各メディアが報じている。 報道をまとめると、MAKIDAIら音楽ユニット「PKCZ(R)」のメンバー3人は人気グループ「三代目 J Soul Brothers」の札幌公演に出演予定。23日の札幌行きの便が悪天候で欠航となったため、新幹線で函館まで行き、陸路で札幌を目指していたという。 深夜の路面がアイスバーン状態だったこともあってか、ワゴン車が国道沿いのコンビニ駐車場を出て右折しようとした際、直進してきた大型トラックがワゴン車の右側面に衝突。現場は片側1車線の直線だったという。 ワゴンに乗っていた7人は病院に搬送され、MAKIDAIらは重傷を負ったが命に別状はなし。しかし、けがの状況を医師と相談し、ライブを行える状況ではないと判断。三代目のメンバー、PKCZ(R)のメンバー、スタッフでの話し合いの結果、ライブ構成の変更が困難であることなどから24日と25日の札幌ドーム公演を中止の決定に至ったという。 「札幌ドームをクリスマスの2日間押さえていたとなれば会場代だけでも相当な金額。それに加え、払い戻しともなれば莫大な損失になってしまう。正直、PKCZ(R)の出演部分がなくてもライブには支障がないが、リーダーのHIROを中心に仲間の絆を重んじるEXILE TRIBEだけに損得勘定抜きで公演中止を決断したのだろう」(音楽関係者) 昨年までは「レコード大賞」を2連覇し、コンサートチケットは入手困難で“プラチナ化”した三代目。しかし、先ごろ「週刊文春」(文芸春秋)のスクープで昨年のレコ大をめぐる裏金問題が発覚。そして、ここに来て公演中止と、今年はなんともツキのない1年だった。
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アイドル 2016年12月24日 16時32分
堀田茜 理想のタイプは面白い人ですけど芸人さんではないです!
ファッションモデル・女優などマルチに活躍中の堀田茜が、2017年度のカレンダー(トライエックス)の発売を記念したイベントが、23日に都内で開催された。 昨年に続いてカレンダーの発売は2回目となった。「2年連続でカレンダーを出させていただくと聞いた時にすごい嬉しかったです。でも去年よりもっといい作品にしたいと思って頑張ったので、出来上がりは100点満点です」と喜んだ。 その中でもお気に入りのカットは「1月〜2月のお花を持っているカットです。このカットは自分の中で出来上がったイメージがあったんですよ。そこで用意してもらった花が自分が思っていたイメージより自分らしくてビックリしました」と説明した。 このカレンダーを飾ってもらいたい場所を聞いてみると「出かける時にいつも見てもらえる玄関がいいですね。買っていただいた方にパワーをあげるつもりで全カットを撮ったので、そこに「いってらっしゃい」と「おかえり」が言えるようなカレンダーになってもらえると嬉しいです」と話した。 年末ということで今年を振り返ってもらうと「バラエティ番組にも今まで以上に出させていただいたり、『CanCam』でも表紙をさせてもらったりとか、お芝居など新しい分野に挑戦させてもらえました。本当に色々なことがありまして、自分の殻を破ることができたと思います」と振り返った。 来年については「より個性を磨けるような年にしたいです。色々なジャンルのお仕事をやらせていただいているので、堀田茜という存在を武器に自分の良さを出せるようにやっていきたいので、そういう意味では私だけにしかない表情だったり話す言葉だったりとか個性を磨いた1年にしたいです」と語った。 来年の誕生日を迎えると25歳になる堀田だが、所属事務所のオスカープロモーションでは25歳から恋愛が解禁になる。「これまでもあまり意識はしていませんでしたけど、ひとりの女性としては幸せになりたいですね。お仕事も頑張りたいのでそこは運に身を任せます。理想は面白い人で、一緒にいて笑わせてくれる人がいいでけど、芸人さんではないです。誠実な人がいいです」と理想をアピールした。
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アイドル 2016年12月24日 16時25分
RaMu 瓜アレルギーなのにスイカを食べちゃいました!
アイドルグループ・KissBee ZEROを6月に卒業。卒業後は本格的にグラビア活動をスタートしたRaMuが、3枚目となるDVD『RaMu Story』(イーネット・フロンティア)の発売を記念したイベントが、23日に都内で行われた。 ボーイッシュの風貌に身長148cmで90cmのボリューム感たっぷりのバストが魅力であり、南国で開放的になったRaMuがしっかり楽しめる作品になっている。 撮影は9月に宮古島で行われたのだが、撮影日には何と3つの台風が同時に上陸して大変なことになってしまったそうだ。「すごい暴風雨で波とかもかなり荒れていたんですよ。そこでセクシーなポーズを取ったりして何事も無かったかのようにして撮影をしました。そこが見どころです」と語った。 そんな厳しい状況で撮影された中での一番のお気に入りのシーンは「浴衣を着ているシーンですね。彼氏とデートをしていまして、スイカを食べたりしています。普通のカップルの光景に見えますけど、実はわたし瓜アレルギーなんですよ。そんな酷い訳ではなくちょっとかゆくなる程度なんですけど、この子アレルギーなのにと思いながら見てもらえると楽しめます」と説明した。 バストが強調されてセクシーなシーンが多いのだが、そのバストに異変が起きているという。「今までGカップだったんですけど、Hカップになったんですよ。大きくなった理由は去年から豆乳を飲み続けていたからだと思います。あくまでも自分の分析ですけどね。ちなみに母親はFカップなので遺伝もあるかもしれませんけど」と明かした。 今年はアイドルグループを卒業して、ソロ活動をすることになったので2016年は大きな変化となっている。「仕事の環境も変わったので精神的に大きく変わったと思います。来年は視野をもっと広げてクイズ番組に出演したりとか演技もやってみたいと思います」とアピールした。
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芸能 2016年12月24日 16時15分
ファン狂喜! 「ミス学習院」で“名古屋の逸材”阿部優貴子アナが待望の東京進出!
「2011ミス学習院大学」で、東海圏では絶大な人気を誇っていた元CBC(中部日本放送)アナウンサーの阿部優貴子(26)が、ファン待望の東京進出、全国ネットデビューを果たす。 阿部アナは来年1月4日より、BS日テレの報道番組「深層NEWS」(月〜金曜午後10時〜)で、月〜木曜のサブキャスターを務めることになったのだ。 90年9月4日生まれ、東京都出身の阿部アナは、幼少期からクラシックバレエにいそしみ、学習院大学経済学部経営学科に進学した“お嬢様”。10年から、多くの女性キャスターを抱えるセント・フォースの若手部門「スプラウト」に所属していたことがあり、3年生のときに、「2011ミス学習院大学」グランプリに選出された。 同大卒業後、13年4月にCBCに入社。情報バラエティ番組「なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ」や、CBCラジオ「北野誠のズバリ」などを担当。今年9月いっぱいで同局を退社し、フリーに転向。古巣であるセント・フォースの所属となっていたが、年明けから、「深層NEWS」で待望の全国ネットデビューを果たす。 女子アナウォッチャーのA氏は「東海地区では、新人時代から、“美しすぎる女子アナ”として注目を集めていた“名古屋の逸材”です。大学時代、将来の夢は『報道キャスター』と掲げていたようですから、ようやく夢がかなったことになります。東京出身ですから、やはり地元に戻りたい気持ちが強かったのでしょう。年齢的にも、まだ26歳と若く、今後に大いなる期待がかかる女子アナです」と語る。 フリーとしてのスタートはBSからになった阿部アナだが、ここでブレイクを果たして、地上波に進出してほしいものだ。
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レジャー 2016年12月24日 16時00分
本当にあった怖い彼氏(7)〜フェイスブックを放置することで起こった危険〜
半田麗奈(仮名・23歳) 私には過去、1年ほど付き合っていた彼氏がいたのですが、その人は勝手に携帯を見たり、バイト先に来たりと束縛が激しかったので別れました。別れ際も、泣きながら引き止めてくる姿を見て、ますます冷めていき、「もうこの人とは会うことはないな」と感じて、連絡先も消去。それと別れたら、私はSNSのブロックも忘れません。彼とはツイッターやフェイスブックなどでも繋がっていましたから、もう相手の行動など目にしたくないと思い、すぐに切りました。 それからしばらくした後、友人から突然「あの彼と寄りを戻したんだね」と言われたのです。しかし私は復縁などした覚えはありませんし、連絡すら取っていません。なぜそう思ったのかを友人に尋ねると、フェイスブックで見たのだと言います。私はフェイスブックに登録はしていますが、ほとんどログインすることがなく、最後にページを見たのも元彼とのデータを削除した時でした。 それで急いでフェイスブックを見てみると、元彼は勝手に私と付き合っていた頃のラブラブな写真をアップし、まるで現在進行形で付き合っているかのような文章を添えていたのです。でもなぜアカウントを繋いでいない私や友人にそれが行き渡ったのか。どうやら元彼はタグ付けを使ったようです。フェイスブックは他人であったとしても、写真にタグ付けすることができ、そのタグに私のアカウントが結びつけられると、勝手に自分のタイムラインに写真が流されてしまうわけです。その機能を利用して彼は、もう絶対に掘り起こされたくないデートやキス写真とかを、私の大勢の友人に流していました。 これは内容によって、根も葉もない情報が流される可能性もあるわけですから、もしずっとフェイスブックを放置していたらと思うと怖くなりましたね。すぐ相手には、削除しなければ法的手続きを取るといったメールを送って、消させました。そしてフェイスブックでも、勝手にタグ付けされないよう承認制にする設定があるため、すぐに対処。もうそれからは新しく出会った異性と親密な写真を残すことが嫌になり、一緒に撮らなくなりましたね。(取材/構成・篠田エレナ)写真・JohnnyLCY
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アイドル 2016年12月24日 15時31分
上坂すみれ両国でワンマンライブ 4月からは冠番組スタート!
声優で歌手の上坂すみれが23日、東京・墨田区の両国国技館でワンマンライブ「上坂すみれのひとり相撲2016〜サイケデリック巡業〜」を行った。 ライブ前の囲み取材で上坂は、4500人という、過去最大の収容人数となる同所に、「さっきリハーサルしたんですけど、広くて…。不安もありますが、最後まで頑張ろうと思います」と語った。 今回の公演タイトルは「打ち上げのノリ」で決めたとのこと。「相撲っぽいタイトルがいいかなと思ってつけたのですが、『巡業』というのは、1公演しかないのでどうでしょうか?」と自身でツッコミを入れる場面もあった。 この日は、来年4月から初のテレビ冠番組『上坂すみれのやばい○○(やばいまるまる)』(放送局・日時は未定)がスタートすることも告知され、上坂は「1人は孤独なので、誰かゲストが来てほしい。事故にならない程度に頑張りたいです」と話した。(斎藤雅道)
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アイドル 2016年12月24日 15時18分
ももクロ、真冬に真夏のクリスマスライブ「体感温度40度以上」
千葉が真夏に逆戻り! 23日、ももいろクローバーZが恒例のクリスマスライブ“ももクリ”を、千葉・幕張メッセで開催。昨年は長野県のスキー場を貸し切り、氷点下を下回るなかでの野外“ももクリ”だったが、今年は一転して、常夏をイメージ。ライブタイトル『ももいろクリスマス2016〜真冬のサンサンサマータイム〜』のとおり、館内温度を28℃に設定。メイン、円形、3か所に分かれたサブといった4つのステージには、ヤシの木や実があり、フラダンサーやタヒチアンダンサー、夏ライブの『桃神祭』に続いて高木ブーたちが、灼熱ライブを彩った。 オープニングの1ブロック目を歌い終えると、メンバーはすでに汗だく。高城れにが、「去年はゲレンデマジックでかわいく見えたのに、今年は化粧がもう…」と気にすると、佐々木彩夏は「みんなの熱気も加わって体感温度40度以上だよぉ」と、あふれる汗を笑顔でぬぐった。 クリスマスの定番ソングである『サンタさん』をはじめ、広瀬香美が作詞・作曲した『泣いちゃいそう冬』や『白い風』、『空のカーテン』や『僕等のセンチュリー』といったウインターソングはもちろん、氣志團の『SECRET LOVE STORY』も熱唱。同日にリリースされたウインターソングのコレクションアルバムに収録されている新曲『真冬のサンサンサマータイム』を初出しした。反して、真夏のアッパーチューンである『ココ☆ナツ』まで歌ってみせ、“ココ☆ナツ・サークル”で超満員2万818人のモノノフ(ファンの呼称)を乱舞させた。 さらにこの日は、積年の夢であった子ども番組が、業界大手のHuluから隔週で配信されることも発表された。来年2月にスタートする新番組は、『ぐーちょきぱーてぃー』。“たいそうのおにいさん”こと佐藤弘道などが監修を務め、ももクロは新プロジェクトユニット“ももくろちゃんZ”として、歌やダンス、アニメやパペット、ゲームなどで、全国の子どもとふれあっていく予定だ。 総合格闘技・PRIDEのオープニングソングと、ド派手な火炎演出で幕を開けたライブは、ちょうど1年前に誕生したクリスマスソング『今宵、ライブの下で』でフィナーレ。中盤では雪が降る演出もあり、およそ3時間のライブで夏と冬を同時に経験できたのは、ももクロ初だ。玉井詩織が「去年から想像できないぐらい、汗かいたぁ」と充足感に包まれると、有安杏果は、「久々の円形ステージで、どこにいてもモノノフさんがいた。楽しいクリスマス・イブイブを過ごせました」とニコリ。現在、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演中で、平日は関西に住みこんで撮影している百田夏菜子は、「老若男女のモノノフさんたちがいてくれて、すごくうれしかった。こんなすてきな空間がずっと続くように、がんばっていきます!」と、チャームポイントのえくぼを光らせた。 “ももクリ”は本日24日も、同所で開催(チケットは完売)。大みそかには2度目となるカウントダウンライブ『第二回 ゆく桃くる桃 〜年またぎ笑顔三昧〜』(神奈川・パシフィコ横浜)を控え、充実した2016年も最後まで、笑顔で元気に疾走する。(伊藤雅奈子)photo by HAJIME KAMIIISAKA+Z
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芸能 2016年12月24日 14時40分
SMAPの紅白辞退文書をジャニーズ事務所が公表
23日付の一部スポーツ紙で所属のジャニーズ事務所が紅白出場辞退の意向をNHKへ伝えていたことが報じられたSMAPだが24日、所属事務所がNHKへ送付していた文書を発表したことを各スポーツ紙が報じている。 各紙によると、文書は今月19日付で中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の順で連名。NHKの出演依頼に対し「誠にありがとうございました」と感謝したうえで、辞退の理由を「グループとしてのラストステージをどうすべきか、メンバーそれぞれにずっと悩み考えてきましたが、20年間一緒に歩んできたスタッフがいて、5人でレギュラー出演をさせて頂いた“SMAP×SMAP”を自分たちのラストステージとさせて頂きたいという想いに至りました」と説明。26日放送のフジテレビ「SMAP×SMAP」最終回を、5人そろって出演する最後の場とする意向を表明した。 同番組の最終回で5人そろっての生放送はないそうで、約5時間の放送で、今月1日に5人そろって収録した「世界に一つだけの花」の歌唱場面や過去の名場面集などで構成。ファンにとってはかなり残念な結果となってしまった。 「一部スポーツ紙が出場辞退をすっぱ抜いたことでジャニーズもスルーすることができなくなり、苦肉の策で辞退を申し入れた文書を発表。とはいえ、まったくメンバーたちの感情がうかがえず、ジャニーズの幹部が考えた文書をそのまま送付した可能性が高そうだ」(芸能記者) また、一部スポーツ紙によると、SMAPが解散する大みそか、リーダーの中居、稲垣、草なぎ、香取の4人が都内で“慰労会”を行うが、木村は妻の工藤静香と2人の娘と海外で過ごす見込みだとか。結局、4対1の構図で“雪解け”しないまま解散を迎えてしまいそうだ。
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その他 2016年12月24日 12時30分
【不朽の名作】忠臣蔵の新しい切り口に挑んだがイマイチな「四十七人の刺客」
若干時期はずれになってしまったが、年末と言えば赤穂浪士の吉良邸討ち入り「忠臣蔵」の季節なので、今回はこれ、1994年公開の『四十七人の刺客』を扱う。 監督に市川崑、主演の大石内蔵助は高倉健が演じる、大石と恋仲になるかる役には宮沢りえ、他のキャストも色部又四郎役に中井貴一、吉良上野介役に西村晃と、かなり豪華なのが同作の特徴だ。が、内容はというと、正直あまり面白くない。 同作の特徴は、作品の売り文句をそのまま引用すれば「従来の忠臣蔵を現代的な情報戦・経済戦争という視点で実証的に描いた作品」で、忠臣蔵の“お約束”と言われる部分を徹底的に廃しているところにある。というわけで、前半は必ずといっていいほど描写されるはずの浅野内匠頭(橋爪淳)への吉良のイジメ的描写が一切ない。冒頭からいきなり「大石内蔵助は既に藤沢を出て、鎌倉に潜入していた」というナレーションで始まる。もう松之大廊下の刃傷事件は終わり、内匠頭は切腹。播磨赤穂藩は取り潰された状態だ。 忠臣蔵の大まかなあらすじを知ってから同作を観るのが前提となっている。この時点でかなり不親切なのだが、キャラ描写にも偏りがある。主要キャラとしては、内蔵助は他の忠臣蔵作品と同様に活躍シーンが多いが、堀部安兵衛(宇崎竜童)に裂かれるシーンはほぼない。討ち入られる側の吉良の登場シーンも最小限に抑えられている。かわりに吉良側の話の中心になるのが、中井の演じる、米沢藩上杉氏家老の色部だ。他の忠臣蔵を扱った作品だと、吉良の孫で米沢藩主になるため養子に出された上杉吉憲が、祖父を助けようと出兵するところを諌める役になることが多いが、この作品だとガッツリ事件に関わる形となっており、赤穂浪士の討ち入りを阻止しようと奔走する。 これで、高度な心理戦や陰謀にスポットが当たれば、売り文句通りな、完成度の高い作品になったのかもしれない。しかし、色部が切れ者と思いきや、浪士側の策略に後手に回る時が多く、肝心の討ち入りの日には、この日は来ないとタカをくくり、現場近くにおらず、なにもできない状態となっている。結果的になんとか事態収拾に右往左往する人という印象しかなく、ただのアホな人になってしまっている。内匠頭側も緻密な策略というほどでもなく、相手を確実に潰すのには絶対しなければいけない行動くらいしか取っていない。しかもこれらの策略を巡らすところを、特に強調するわけではなく、淡々としたトーンで進んでいく。結果的に人物像も全体として薄くなっており、観るのがかなり苦痛…。 それでも、策略や心理戦を全編に渡りやっているならまだ緊迫感があって良かったかもしれない。問題はこれらのシーンに加え唐突に、かると内蔵助の逢瀬が描かれることだ。このシーンも淡々としていてなんのために入れたのかが正直わからないレベルだ。無駄とも思えるシーンの挿入がさらにこの作品を退屈にしている。ちなみに、この作品はメインイベントとなる討ち入りシーンが15分程度しかない。それまで2時間近く、こういった間延びしたシーンを観ることになる。 まあ悪い部分だけではなく、所々にこの映像は良いと思える部分はある、討ち入り直前のシーンとか。討ち入りのシーンで長期戦を考え、握り飯や水の手配や、刀が刃こぼれした時のために代用の刀を用意している細かさも好感が持てる。建物内の斬り合いシーンでは、照明を最小限に抑えて鬼気迫る戦いを演出している。しかし、米沢藩の資金を惜しげもなく使い、要塞化したという触れ込みだった吉良邸が、軽いアトラクション程度の設備なのはどうなのだろう。人力で簡単に倒れてしまう柵、人間が軽く飛び越えてしまう塀、ちょっと楽しそうな気もしてしまう申し訳程度の迷路、そんなに深くない堀と残念シーンの連続だ。奇襲をかけられたから、対応出来なかったという言い訳もあるかもしれないが、結果的にこれらの面白仕掛けもテンポを悪くしている原因になってしまって、肝心の討ち入りシーンもイマイチ盛り上がらない。 そしてラストの内蔵助と吉良の問答が、この作品のテーマを語る上で本来は根底をなす重要な部分となっている。そう、なっているはずなのだが、ここもそれまでのシーンが淡々とやりすぎている影響で、あまり驚きがなく、下手をすると、あ、終わった程度の感想しかなくなってしまう。一応ここで内蔵助は、吉良と内匠頭の遺恨の理由は関係なしに、ただケジメをつけるために討ち入りしたことがわかる。そう考えると、この作品、ラストでカチコミに行く、ヤクザ映画と似たような構図となっているのだが、そのあたりも無駄なシーンを多く挟んだ影響でわかりづらくなっている。 新しいことをしようとする熱意は伝わってくるが、全て裏目に出てしまっているのがこの作品だ。吉良を討ち取った後、街を行進するシーンも省かれてしまっているため、爽快感はあまりない。また、討ち入り後の浪士の切腹シーンもないため、悲劇性も強調されない。やはり忠臣蔵は飽きたとは言いつつも、お約束のシーンを少しでも入れないとダメなのかもしれない。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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社会 2016年12月24日 12時00分
なぜか眠れない! 年末年始に不規則になりがちな睡眠の改善法
年末年始はなにかと忙しく、生活が乱れがちです。深夜まで起きていることも多くなり、睡眠時間も不規則になります。 短期間であれば問題ありませんが、長引くとその状態に身体が馴染んでしまい、早い時間にベッドに入っても、なかなか寝付けなくなったりします。こうした睡眠の乱れを解消するにはどうしたらいいのでしょうか。 今回は、医師の小田切ヨシカズ先生に、「睡眠の改善や質を上げる方法」についてお聞きしました。■睡眠はメラトニンにより促される 「睡眠には、脳内物質であるメラトニンの分泌が大きく関係しています。メラトニンは脳内の松果体(しょうかたい)という部分から分泌され、夜になって暗くなると、それが活発化します。メラトニンの分泌量が増えると、副交感神経が優位になり、身体がリラックスした状態となり、睡眠が促されます。生活が乱れ、体内時計がズレてくると、メラトニンの分泌が正常に行われなくなり、なかなか寝付けないといった状態に陥るわけです」■セロトニンとメラトニンの関係 「メラトニンの分泌に関係の深いのが、セロトニンです。セロトニンは“幸せホルモン”とも呼ばれる脳内物質で、分泌されると心も身体も穏やかな状態になります。セロトニンは主に日中に分泌され、これを原料にして夜になるとメラトニンが分泌されます。ですから、両者の分泌量は比例していると言えます。メラトニンの分泌量を増やしたければ、セロトニンを増やす必要があります」■セロトニンの分泌量を増やすには 「メラトニンの原料となるセロトニンの分泌量を増やすには、日中に太陽を浴びるのが有効です。梅雨時期など、曇りがちな天気のときに気分が沈んでしまうのは、セロトニンの分泌量が関係しています。ですからまずは規則正しい生活をして、しっかり朝起きて、昼は外に出ることです。セロトニンの主な原料となるのが、トリプトファンという必須アミノ酸なので、これを多く含むものを摂取することも効果があります。多く含むのは、赤みの魚や肉類、豆類や乳製品です。また、寝る際に部屋の明かりを暗くするなどの行為も、メラトニンの分泌を促すのには有効です。そして朝は、陽の光を浴びると、メラトニンの分泌がおさまってスッキリした目覚めが訪れます」 生活のリズムの乱れも、習慣化してしまうとなかなか改善は難しくなります。睡眠不足が、身体にさらなる悪影響をもたらす可能性もあります。悪化の一途をたどることにならないよう、日々気を付けましょう。【取材協力】小田切ヨシカズ湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。
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