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ど〜する? “M-1グランプリ”

 漫才ナンバーワンを決める年末恒例のイベント『M-1グランプリ』。2001年に中川家が優勝して以来、「ますだおかだ」「フットボールアワー」「アンタッチャブル」「ブラックマヨネーズ」「チュートリアル」「サンドウィッチマン」など数々のお笑いコンビをブレイクさせてきた。しかし、「プロデューサーの島田紳助からも中止説がささやかれているのは有名な話ですね」(芸能ライター)。

 ここまで、プロデューサーのテンションがあがらない要因は何なのか。その理由として「紳助はせっかく優勝したものの、その後、漫才に真剣に取り組まず、 安易にテレビに出まくってその後低迷するコンビもいることに悩んでいる」との思いがあるという。

 ただ、最近のNON STYLE(08年優勝)、パンクブーブー(09年優勝)などはブレイクしたとは言えないレベル。「ウラの理由として、“M-1神話の崩壊”があることは確かです。目ざとい紳助は、番組の終焉を感じ取っているのではないでしょうか。そもそもお笑いブームもネタ番組が次々と終わっていく今、そうとう危ない」(芸能ライター)。

 また、“マンネリ化”も懸念される要因だ。「敗者復活から確かな技術で彗星のように優勝したサンドウィッチマン、同じく敗者復活から登場し、その後大ブレイクしたオードリーなどのケースもありますが、決勝進出者を見れば、何度も決勝に出るもいまいちのコンビも多い。前年よりもレベルが落ちていることだってある」(芸能ライター)。そこで新たな提案として、「番組を大幅に改編する必要はないが、出場制限に10年というのがありますが、決勝進出3回で優勝できないコンビにも制限をかけるべき。またそれが“吉本が有利”などという風評を消す効果もでるのでは」(芸能ライター)。

 『M-1グランプリ』は特に関西圏ではまだ圧倒的に視聴率が取れる番組。今年、記念すべき10回目。公式サイトによるとすでに1回戦は各地で開催されている。「局側はもう少し甘い汁を吸いたいと考えていることは確かなことでしょうね」(芸能ライター)。果たして、どうなるか?

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