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本当にあった怖い彼氏(7)〜フェイスブックを放置することで起こった危険〜

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画像はイメージです。

半田麗奈(仮名・23歳)

 私には過去、1年ほど付き合っていた彼氏がいたのですが、その人は勝手に携帯を見たり、バイト先に来たりと束縛が激しかったので別れました。別れ際も、泣きながら引き止めてくる姿を見て、ますます冷めていき、「もうこの人とは会うことはないな」と感じて、連絡先も消去。それと別れたら、私はSNSのブロックも忘れません。彼とはツイッターやフェイスブックなどでも繋がっていましたから、もう相手の行動など目にしたくないと思い、すぐに切りました。

 それからしばらくした後、友人から突然「あの彼と寄りを戻したんだね」と言われたのです。しかし私は復縁などした覚えはありませんし、連絡すら取っていません。なぜそう思ったのかを友人に尋ねると、フェイスブックで見たのだと言います。私はフェイスブックに登録はしていますが、ほとんどログインすることがなく、最後にページを見たのも元彼とのデータを削除した時でした。

 それで急いでフェイスブックを見てみると、元彼は勝手に私と付き合っていた頃のラブラブな写真をアップし、まるで現在進行形で付き合っているかのような文章を添えていたのです。でもなぜアカウントを繋いでいない私や友人にそれが行き渡ったのか。どうやら元彼はタグ付けを使ったようです。フェイスブックは他人であったとしても、写真にタグ付けすることができ、そのタグに私のアカウントが結びつけられると、勝手に自分のタイムラインに写真が流されてしまうわけです。その機能を利用して彼は、もう絶対に掘り起こされたくないデートやキス写真とかを、私の大勢の友人に流していました。

 これは内容によって、根も葉もない情報が流される可能性もあるわけですから、もしずっとフェイスブックを放置していたらと思うと怖くなりましたね。すぐ相手には、削除しなければ法的手続きを取るといったメールを送って、消させました。そしてフェイスブックでも、勝手にタグ付けされないよう承認制にする設定があるため、すぐに対処。もうそれからは新しく出会った異性と親密な写真を残すことが嫌になり、一緒に撮らなくなりましたね。

(取材/構成・篠田エレナ)

写真・JohnnyLCY

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