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本当にあった怖い彼氏(5)〜女性がウェブカメラをシールで隠す理由〜

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画像はイメージです。

佐々木莉央(仮名・27歳)

 ある日、何気なくウイルスソフトを使って自室のパソコンをチェックした時のことです。チェックが終了すると、画面に表示されたのは、まったく身に覚えのないソフトウェアでした。そしてそのファイル名を元に、ネットで色々調べてみると、どうやらそのソフトは他のパソコンからでもウェブカメラを遠隔操作できるもので、部屋が盗撮されている可能性があるのだとか。

 すぐに削除しましたが、一体、いつの間にこんなものが私のパソコンに仕組まれたのか。違法ファイルが仕込まれている可能性のあるメール作業もパソコンでは、ほぼやりませんし、危険なサイトにも行くことはありません。なので誰かが人為的に私のパソコンに細工したのではないかと思うようになりました。思い返してみると、パソコンの購入後、私の家に来たのは、2か月前に別れた元彼だけで、他の友達は誰も部屋を訪れていません。それに彼はよく私がシャワーを浴びている時などに、自室のパソコンを使っていましたし、USBメモリを使ってそのソフトを忍び込ませるのは容易だったはず。証拠はありませんが、機械に詳しかった彼ならもしかすると、と今でも考えてしまいます。

 もし盗撮されていたとしたら、パソコンを立ち上げている時はずっとネットに繋がっているので、部屋の生活がずっと監視されていたかもしれない。そう考えると怖くて仕方がありません。ソフトは削除したとはいえ、まだ盗撮されているのではという疑念も消えず、以降は、ウェブカメラをシールで隠すようになりました。

 今、女性は戸締りとか身の回りの防犯に気をつけている人は多いですが、デジタルのことに関してはまだまだ警戒心のない人が多いです。なのでパソコンの中から、見知らぬソフトウェアを見つけ出す知識のない人は、カメラを手動で隠すのが一番だと思いますね。世界ではウェブカメラを通した覗き行為で、プライベートの映像が保存され、拡散や脅迫されるという事件も多発しています。私も、元彼が犯人という証拠はないのですが、撮られたかもしれない映像がネットで流出しているかもしれないと考えると、非常に怖いです。

(取材/構成・篠田エレナ)

写真・dgbury

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