search
とじる
トップ > レジャー > ハッシーの地方競馬セレクション(6/25)「第37回帝王賞(JpnI)」(大井)

ハッシーの地方競馬セレクション(6/25)「第37回帝王賞(JpnI)」(大井)

 秋の大一番に向けて視界良し! 先週船橋競馬場でおこなわれた「第17回京成盃グランドマイラーズ(SIII)」。本命に推した古田新太ことトーセンアドミラルは、まずまずのスタートを切ると位置を取るため少し出して行き、2番手の位置に上がるとスッと折り合いをつける。道中は手応え抜群で、3コーナー入口では早くも先頭に並び、3、4コーナー中間から仕掛け始め、直線に入るとグッと加速し、アッという間に後続を突き離すと最後まで脚色衰えず1着。着差は1馬身1/2差でしたが、着差以上の完勝。これでマイル重賞3勝目、今の充実度なら秋の大一番でもアッと言わせる走りを見せてくれるでしょう。

 さて、今週は「第37回帝王賞(JpnI)」が大井競馬場でおこなわれます。上半期のダート王を決める大一番。地方馬と中央馬の意地と意地の激しいぶつかり合いに注目です!!

 上半期ダート王に輝くのはこの馬! 久々登場、元WBC世界フライ級王者・内藤大輔ことワンダーアキュートです。ワンダーアキュートは、6歳にしてJpnIを初制覇した遅咲きの王者。内藤大輔はボクシング界では遅咲きの32歳10カ月で世界王者に輝きました。遅咲きのところが似ている両者です。そんな内藤大輔ことワンダーアキュートですが、初JpnIを制覇した2012年11月のJBCクラシックから前々走のフェブラリーSまで、10戦連続3着以内と複勝圏率100%の記録もの。前々走のフェブラリーSでその記録は途切れましたが、昨年の9月からの使い詰めで、ましてや4戦連続JpnI(GI)とくれば見えない疲れがあってもおかしくありません。前走は休み明けのぶっつけでJpnIだったこともあり、絶好調とはいかず敗れましたが、今回は一叩きされてデキは前走以上。本質的にマイルは若干短く、距離延長がプラスとくれば同級屈指のハードパンチで頂点を狙います。

 相手本線はこちらも久々登場、市村正親ことニホンピロアワーズ。条件クラスから大崩れすることなく好走を繰り返しながら、GIを制するまで注目を浴びなかった本馬。これもいわゆる王道路線を進んでこなかったため。市村正親も劇団四季において超一流の役者であったにも関わらず、全国的な名声はテレビ俳優に比べてそこまでではありませんでしたが、ニホンピロアワーズはJCダートで、市村正親はドラマ出演をきっかけに一気に全国区へと上り詰めました。そんなところが似ていますね。前走こそ本来の伸びが見られず3着に敗れましたが、58kgの斤量に加え、12月から毎月コンスタントに走ってきた蓄積疲労が敗因だと思われます。今回は1カ月間隔を開け、立て直しを図って きたことから状態は上向き。本質的には地方の深いダートよりも中央の軽いダート向きだと思う分対抗にしましたが、持っている能力は本命馬と遜色なし。巻き返しに期待です。

 ▲は今がまさに充実期のコパノリッキー。フェブラリーS、かしわ記念とGIを連勝中と完全に本格化した本馬ですが、今回は初のナイター、2000mと未知の部分が多いだけに少し評価を下げて3番手に。

◎(10)ワンダーアキュート
○(2)ニホンピロアワーズ
▲(7)コパノリッキー

買い目
【馬単】4点
(10)⇔(2)(7)
【3連単】2点
(10)→(2)(7)→(2)(7)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ