「彼と付き合い始めてしばらくして、一つ気が付いたことがありました。行為の時、必ず電気を消すんです。恥ずかしいのかな…と思っていたんですね。でも、風呂上がりとか、下半身を出していることもあり、ちょっと不思議に思いました。
そこでまた気付いたんです。彼は、絶対に上半身の裸を見せませんでした。どんな時も必ずTシャツを着ていました。私は思いました。きっとタトゥーがあるんだ…と」
>>ムいてもらうのが好きな彼に~女がドン引く瞬間~<<
千穂さんは彼に対して、言えない過去があるんだ…と思ったそう。そして、すべて受け入れる覚悟で、尋ねてみることにした。
「彼に言いました。“秘密にしてることがあるでしょう?”って。彼がないと言うので、“Tシャツ脱いだことないじゃん”と言いました。彼が、ハッとした表情を見せました。すると、“分かったよ”とシャツを脱ぎ始めたんです。
裸になり出てきたのは、大きなタトゥー…ではありませんでした。彼が、“乳首が…”と言うのでよく見ると、なんとも鮮やかなピンク色をしていました。彼は、それが恥ずかしくてたまらないと言うのです。何を言っているのかと、逆にこっちが引きました。そこで彼が、“お前のと比べると全然違うし”とひと言。余計なお世話だ!」
言えない過去とはまた別の、言いにくいコンプレックスもある。そしてそのコンプレックスが、別の人にとっては羨ましいところとなる場合もあるようだ。
写真・Richard Gillin