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芸能 2019年09月22日 16時00分
『笑点』、視聴者離れが止まらない? 原因は「バラエティ化」とあの出演者か
日本テレビ系の演芸番組『笑点』の視聴者離れが止まらないという。 『笑点』といえば、番組開始当初からの出演者だった故・桂歌丸さんが2016年、番組を引退してからリニューアルし、新司会に春風亭昇太が就任。新レギュラーとして40代の林家三平を抜擢するなど「若返り」を図った。 しかし、現在ネットでは新生『笑点』への心ない批判が相次いでおり、3年が経過した今でも変わらないのだという。 特にネットで批判されているのは、『笑点』のバラエティ路線化だという。 ファンの指摘によると昇太の司会は「軽すぎる」のだという。歌丸さんの時代にあった、落語的な笑いやユーモアがなくなり、出演者いじりなどで笑いを取る現代的なバラエティ番組へと近付いているのだという。 歌丸さんは、芸歴60年強のベテラン落語家で、他のメンバーの誰よりもキャリアがあった。今は歌丸さんの時代にあった緊張感や厳しさ、締りがなくなり、良い意味でも悪い意味でも、「かなり自由」な大喜利になっているのだという。 「昇太さん自身は、何十年もキャリアが上の先輩たちにも遠慮なく接している。よくやっていると思いますが、遠慮しているのか、歌丸さんの時代のような座布団の取り合い合戦は控えめになっています。昇太さんも『ベテランに気を遣っている』という雰囲気を出さないよう、後輩の林家たい平や林家三平にも同じような接し方を心がけているようです。チームプレーは素晴らしいのですが、逆に昇太さん自身のインパクトがなくなり、座布団合戦としては同じパターンの連続になっているのではないでしょうか」(某週刊誌記者) また、リニューアルと同時に新加入した林家三平へのバッシングもいまだに続いているという。 「『笑点』はデータ放送で、視聴者が出演者の座布団を移動できるゲームを長年行っているのですが、三平さんの座布団が一部視聴者のいたずらによって全部没収される嫌がらせを受けています。最初は三平さんも笑いながらネタにしていましたが、加入から3年たっても事態が収束しておらず、笑いごとではなくなってきた。最近ではあえてデータ放送を見ない視聴者も多いようです」(某週刊誌記者) そんな笑点だが、視聴率は平均15〜18%で、多少の上下はあるものの実は歌丸さんの時代と遜色ない。相変わらずの高視聴率番組であることは確かだ。 ある程度の文句はあっても、ついつい見続けてしまうのが、「長寿番組」の強みと言えるかもしれない。
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芸能 2019年09月22日 14時00分
ベッキー、オセロと次々に去った『イッテQ』、次のレギュラー降板者は誰だ!?
人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。司会の内村光良を始め、宮川大輔やイモトアヤコなどレギュラー陣の顔ぶれは安定していると思いきや、番組の歴史は「降板劇」の連続でもあった。 最近、最も記憶に残るのがベッキーの降板だ。2016年に起こした不倫騒動のあおりを受けて「一時休養」。芸能界に復帰した後も再登場していないところを見ると、事実上の降板と見ていいだろう。お笑いコンビ・オセロの中島知子も、占い師による洗脳騒動、家賃滞納騒動のさなか、2012年2月に降板。その相方・松嶋尚美も、第2子出産・育児のため2013年6月から休養ということになっていたが、復帰することなく事実上、降板している。 「ベッキーの休養と入れ替わるように、2016年3月からレギュラーの座に就いているのが、いとうあさこ。また、去年からはガンバレルーヤの2人が、なんとなくですがレギュラーの位置に納まっています」(芸能ライター) 準レギュラーのポジション争いも苛烈だ。イモトに憧れて芸能界入りし、彼女と同じワタナベ・エンターテインメント(以下ナベプロ)に入った、森山あすか。その言動から「イモト2世」と呼ばれていたが、番組にハマらなかったと見えて、去年3月以降出演はない。代わりに、ANZEN漫才みやぞんが台頭していった。 ちなみに同じナベプロでは、ロッチ中岡創一とWエンジン・チャンカワイの間にも因縁がある。もともとチャンのほうが先に『イッテQ』に出ていたが、のちに中岡が、YouTubeの過激動画に挑戦するコーナー『Q Tube』で人気を得るようになると、チャンの出番も次第に減っていった。 そんな意外と生存競争が厳しい『イッテQ』で、次にお払い箱になるのは誰だろうか? 「女芸人枠は、いとう、ガンバレルーヤ、たんぽぽ川村エミコ、おかずクラブなど供給過剰状態。その中で、特に活躍の場があまりない森三中・村上知子の不要論はずっと渦巻いています。また、イモトもブレーク後、ハングリー精神がなくなり、モチベーションの低下も叫ばれています。ちなみに、NEWS・手越祐也は、一部メディアで『イッテQ』降板説が噂されましたが、15日のオンエアでは自らその話題を取り上げ、否定していました」(同) いずれにしても、今後の新陳代謝のためには、誰かが犠牲にならないとダメなのかもしれない。
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芸能 2019年09月22日 12時30分
元AKB大島優子、年々女優オファーが減っている? その致命的な理由は…
元AKB48で女優の大島優子が、朗読劇「ラヴ・レターズ」(東京・新国立劇場小劇場、10月31日から)に出演する。 一部スポーツ紙によると、同舞台は、舞台上に俳優と女優が2人で並んで座り、往復書簡を朗読するというシンプルな構成。愛に生きる自由奔放な芸術家の女性・メリッサと、幼なじみの真面目な男性・アンディーが半世紀にわたって交わした手紙で描く愛の物語。日本では90年に初上演され、これまで延べ500組以上のカップルが演じてきたという。 大島は11月2日上演分に、俳優の三浦貴大とのペアで出演。朗読劇は初出演となるが、それほど話題になっていない。 「日替わりキャストで上演されますが、他の日には剛力彩芽が出演する。交際中の前澤友作氏がZOZOの社長を退任すると発表し話題。大島よりも圧倒的に剛力に注目が集まりそうです」(演劇担当記者) もともと子役として芸能活動をしていた大島だが、AKB入りすると中心メンバーとなり、昨年まで開催されていた総選挙では2度にわたって1位を獲得。14年6月に東京・味の素スタジアムで行われた卒業公演には7万人の観客を集めた。 ソロ転身後は女優業を中心に活動。同年11月に公開された映画「紙の月」での好演が評価され、数々の映画賞を受賞していたのだが…。 「年齢を重ねるにつれ、オファーが減っている。子役上がりなので、演技にある程度のクセがある。若いうちはそれで良かったが、年齢を重ねるとそれではダメ。その一方ですでに女優としての“伸びしろ”はないので、女優として生き残るには自分を変える努力が必要なようだ」(映画業界関係者) 初挑戦の朗読劇で何かをつかんでほしいものだ。
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芸能 2019年09月22日 12時20分
キングオブコント王者、まさかの女装姿でバイト中! 女装仕事も増加中?
9月21日に「キングオブコント2019」がTBS系列で生放送され、どぶろっくが第12代王者に輝いた。同大会からはこれまでに、11組のコント職人が誕生している。東京03やロバート、バイきんぐ、かまいたちは、テレビタレントとして大成した。 一方、演じることに執着するあまり、テレビタレントに不向きだった者もいる。13年覇者のかもめんたるだ。特に、槙尾ユウスケは深刻な事態に陥っているようで……。 「夜のアルバイトをしているのです。槙尾さんは優勝した翌14年、第1子となる長男が誕生。一家の大黒柱になりましたが、家族を養うに十分な安定月収は芸人だけでは得られません。そこで、今年6月に東京の三軒茶屋でオープンしたバーでバイトしています。しかも、女装姿で」(事情に詳しいスポーツ新聞の芸能記者) かもめんたるは、フリートークが苦手。芝居をベースにした長尺コントは、通を唸らせるクオリティーで、コントの枠組みを逸脱したシュールでこっけいな人間描写は、他の追随を許さない。 槙尾が女装に開花したのは、役に没入しすぎた結果と言える。20代でコントで女装をした時は、せいぜいカツラをかぶる程度で済んだ。しかし、30代も半ばを過ぎると、リアルに表現したくなった。行き着いたのは、カツラにメイク、衣装は本物の女性以上の精度だった。メイクの資格を取得、女装イベントの開催、同じ趣味を持つ者同士のコミュニティもでき、女装関連の仕事も増えた。 妻はそんな芸人夫の仕事を認めており、オンナに変装して夜の街に消えることに慣れた。槙尾自身も、来店した客を楽しませ、笑わせることを前提にしたバイトと割り切っているため、“ガールズバー”として接客しているという。 店は“芸人BAR”を銘打つオールドアメリカンスタイルのカウンターバー「PUNCH LINE」。吉本興業所属のコンビ芸人、デスペラード・武井志門が店長を務めている。オープン以来、毎日芸人がカウンター越しで話し相手になってくれるとあって、固定客が増えている。 システムは、1時間で男性が1,000円、女性が800円のチャージとサービス料が取られるキャバクラシステム。年中無休で、朝の5時まで営業している。芸人がライブ出演後に深夜出勤するとあって、有名・無名問わず、さまざまなジャンルがそろう。 コンビとしては、4年前に「劇団かもめんたる」を発足。作・演出は相方の岩崎う大が担当し、槙尾はオーディションを中心とした人材発掘などを担う。演じることには、つねにガチ。槙尾にとっては夜の女装も芸の肥やしなのだ。(伊藤由華)
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芸能 2019年09月22日 12時10分
キンコン西野の元カノ「トイレの神様」で話題になった植村花菜、破局後も交流? 現在はNYで活躍中
2010年に発売されたシングル曲『トイレの神様』が大ヒットし、一躍有名になった植村花菜。同曲をベースにした絵本が発売されたほか、ドラマ化もされ、植村は第52回日本レコード大賞で優秀作品賞および作詩賞を受賞している。しかし、トイレの神様以降、目立った活躍はなく、今ではすっかり見かけなくなった。植村は今、何をしているのだろうか。 「植村さんと言えば、トイレの神様が爆発的にヒットして有名になったほか、キングコングの西野亮廣さんと交際していたことでも話題になりましたね。西野さんのレギュラー番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)がきっかけで交際が明るみになりましたが、2012年頃に破局。破局が影響したかどうかは分かりませんが、破局が発覚した年に、植村さんは視野を広げたいとの理由で単独で渡米しています」(芸能記者) 渡米して数年が経つが、今も植村はアメリカを拠点に活動をしている。 「現在、植村さんはKa-Na名義でニューヨークを中心に音楽活動を続けていますよ。渡米後はストリートライブなどをしながらアメリカを横断したそうですが、今はライブハウスやバー、パブを中心に回って、歌を披露しているようです。とはいえ、まだまだ知名度がそこまで高くないので、仕事のオファーを受けるのは、アメリカの日本人向けのイベントなどが多いようですね。ショッピングモールで行われた書道パフォーマンスのイベントにゲスト出演したり、ニューヨークにある大戸屋でライブをしたりしています。最近では、日本にもたびたび帰国し、ライブを行っているほか、地方のお祭りなどにゲスト出演しているようです」(前出・同) 一方、私生活はというと、2013年に結婚し、現在は夫と4歳の息子とともに生活している。 「植村さんの旦那さんも、ニューヨークでジャズドラマーをしていた経験があるので、ニューヨークは植村さん家族にとって住みやすい場所なのかもしれないですね。ちなみに、植村さんが結婚を発表した際、“元カレ”である西野さんは、『彼女なら絶対に気立ての良いお嫁さんになれる』とツイートし、妊娠したニュースが流れた際も、またまた、『うれしくて涙が出ました』とツイートしていました。植村さんが幸せに暮らしていることを西野さんも喜んでいるかもしれません」(前出・同) 現在、植村は、ニューヨークで公私ともに充実した日々を送っているようだ。
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芸能 2019年09月22日 12時00分
ジャニーズ×偉才×天才の深夜番組、まさかの人気バラエティ枠昇格 異色トリオの魅力は
家事と向かい合って来なかった独身男性3人が、デキる男に生まれ変わる。そんなコンセプトで昨年4月にスタートしたのが、「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日系)だ。“ジャニーズの中堅”KAT-TUN・中丸雄一が、俳優・脚本家としても大活躍中の“偉才”バカリズム、“高学歴の天才”メイプル超合金・カズレーザーと手を組んで、地味ながらも家事スキルを高めている。 ドキュメントバラエティーと呼ぶにふさわしい同番組は、初回オンエアが「たたみ方」という次元の低さからスタートした。その後は、「キッチンの汚れ落とし」、「冷凍保存」、「食材を切る」など、さながら日本テレビ系列の昼の情報生番組「ヒルナンデス!」だった。ところがその後は、深夜帯にふさわしい脱線力を身に着けていった。人気番組を堂々とパクり始めたのだ。 「テラスハウス」のオマージュというべく好評だったのは、「家事リアリティショー KAJIYARO HOUSE」。ゴールデンタイムの特番でしょっちゅう目にする“○○24時”がヒントであろうと想像できるのは、「リアル家事24時」。東大謎解きブームが訪れると、「東大京大合格夜食グルメ」。“高嶺の花”ならぬ、「背伸びして作ろう!!高嶺の皿」。テレ朝発のお笑いブランド「M-1グランプリ」ならぬ、「F-1グランプリ」もあった。“F”はフルーツ。酢豚に入っているパイナップルのように、食材と掛け合わせておいしいフルーツの№1を決めるものだった。 およそ1年半前の番組スタート時、ノー家事ライフを送っていた3人は、自分に家事能力があるのかないのかさえ知らずにいた。幸いだったのは、肝となる制作スタッフの男性3人も同等のスキルだったことだ。 スタッフがおのおの自宅で試作や実験を重ね、GOサインを出せたものだけ、スタジオでタレントにトライさせた。スタッフは、ココリコやタカアンドトシ、よゐこなどをスターにした“黄金伝説。”シリーズを手がけた面々。手間暇かけ、万全なリハーサルを重ね、ガチの長時間ロケで驚くほどカメラを回して、番組を丁寧に作ることで知られる精鋭だ。 中丸は36歳。バカリは43歳。カズは35歳。そろってガヤ系タレントではなく、どちらかといえば脱力系。声を張って芸能人たらんとすることを、必要以上に嫌う。平常心のままで収録に挑み、波風が立たない進行を好み、感情の起伏もさほどない。「ノーストレス。(芸人のように)『ちょっと待ってくださいよぉ〜』と言わなくていい」(カズ)のが、深夜のディープな時間帯にちょうどよかった。 しかし、10月2日から毎週水曜日の23時15分スタートという昇格。テレ朝バラエティのゴールデンタイムと言うべく、“ネオバラ”枠へお引越しだ。持ち時間も、30分からちょうど倍の60分にスケールアップ。3人は、家事を学ぶベースと、普段着トークという低いテンションのまま、“テレ朝のGタイム”に挑むこととなる。 10月のバラエティ改革。まずはお手並み拝見だ。(伊藤雅奈子)
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芸能 2019年09月21日 22時55分
「名誉のために、小さくはないです」キングオブコント2019優勝のどぶろっく“イチモツ事情”とコンビ愛を激白
コント日本一を決める大会『キングオブコント2019』の決勝戦が、21日夜7時00分からTBS系にて生放送された。 エントリー総数2413組の中を勝ち残ってきたファイナリスト10組は、うるとらブギーズ、ネルソンズ、空気階段、ビスケットブラザーズ、ジャルジャル、どぶろっく、かが屋、GAG、ゾフィー、わらふぢなるお。 その内、どぶろっく、うるとらブギーズ、ジャルジャルの3組がファイナルステージに進出した。そして、その3組の内、決勝のファーストステージ・ファイナルステージで披露した2ネタの合計が高かった芸人が優勝となる。 その結果、どぶろっくが1ネタ目480点+2ネタ目455点で合計935点、うるとらブギーズが1ネタ目462点+2ネタ目463点で合計925点、ジャルジャルが1ネタ目457点+2ネタ目448点で合計905点をそれぞれ獲得し、どぶろっくが優勝に輝いた。 優勝が決まった瞬間、どぶろっく・江口直人は号泣。そのことを司会のダウンタウン浜田雅功にツッコまれると、「涙じゃなくて我慢汁」と“らしい”言葉で笑いを誘った。 大会終了後、囲み取材に登場したどぶろっくの森慎太郎と江口直人。コンビ歴16年目で決勝初出場、賞レースでの優勝経験が初めてだという二人は終始戸惑い気味に記者の質問に答えた。 今回8年ぶりにキングオブコントに出場したのは、ケンドウコバヤシの後押しがあったからだという。下ネタのみのネタ大会にて、コバヤシに「このネタなら大きな大会でも戦える」と背中を押してもらい、森が出場を渋る江口を説得したとのこと。 2人は佐賀県基山町出身で、5歳からの幼馴染だ。この優勝を一番に誰に知らせたいかと聞かれた森は「江口の家族」と答え、江口は「基山町の町長やふるさとの家族、仲間」と答えた。2人は同町のふるさと大使を務めている。 今回、「大きなイチモツをください」というフレーズが印象的なミュージカル調のネタを2本続けて優勝したどぶろっく。森は、「いつもこういう大会では『にぎやかし』とずっと言われていて、今回もそう思っていた」と話すように、大会にネタを合わせていくのではなく自分たちらしいネタでの優勝。「コントというジャンルの懐の深さを感じた」と、“らしいネタ”で優勝できた感慨深さをかみしめるように話した。 優勝賞金の1000万円の使い道について聞かれると、森は優勝ネタにかけて「イチモツを大きくしよう」と答えたが、江口は「名誉のために言っておきますが、小さくはないです。大きくはないですけど」と訴えた。そんな江口は、優勝賞金で相方にギターを買ってあげたいと話した。「相方のギターのおかげ」でここまでやってこれたとのこと。ただし、「イチモツ型のギターを…」とらしさも忘れていなかった。 これからのどぶろっくの更なる活躍に注目だ。
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芸能 2019年09月21日 21時30分
【放送事故伝説】主演女優に次々とトラブルが!打ち切りになった悲劇のドラマ
視聴率の低迷など、テレビドラマの打ち切りには様々な要因があるが、ここまでトラブル続きだったテレビドラマも珍しいであろう。 1999年に放送された日本テレビの連続テレビドラマに、『ボーダー犯罪心理捜査ファイル』という作品がある。このドラマは、中森明菜演じる心理技官として派遣された杉島桐恵が、筒井道隆演じる犯罪心理学研究員で捜査一課の刑事・辻良介とコンビを組み、プロファイリングにより犯人を追いつめ、事件を解決していく刑事ドラマだった。 歌手が本業である明菜のテレビドラマ主演は珍しく、本作を含めて4作品しかなく、放送当時33歳で、表現者として成熟期を迎えつつあった明菜の演技に世間からは熱い注目が集まった。 ところが、このドラマ。開始当初から多くのトラブルを抱えていた。初回の視聴率は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)とまずまずであったが、第2話から視聴率はどんどん下がって行き、第7話からはついに9.1%という一桁を記録。今でこそ、ドラマの視聴率一桁は珍しくないが、99年当時は、テレビドラマが絶大な人気を誇っており、同時期の『GTO』(フジテレビ系)が最高視聴率35.7%、『魔女の条件』(TBS系)が最高視聴率29.5%を記録していた時期であり、一桁視聴率は明菜にとって不名誉な話であった。 さらにトラブルは続く。明菜は第5話「恐怖のフェチスト」の収録中、転倒シーンでろっ骨を骨折してしまう事故が発生した。主演ゆえ収録を中断するわけにはいかず、現場と病院を行き来することで、トラブルは回避できたが、その後、明菜はインフルエンザに罹患。長期の休養が必要になり、ついに撮影を続けることは困難となり、全10話だったドラマは9話に短縮され放送されることになった。 一応、物語は綺麗に完結することができたが、明菜のバタバタからストーリーの一部が削られたことや、視聴率も向上しなかったことも災いし、現在に至るまでDVDが発売されていないほか、現在まで明菜の主演ドラマは一本も作られておらず、明菜のキャリアにとって、『ボーダー犯罪心理捜査ファイル』は黒歴史に近い扱いになっているという。(文中敬称略)文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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芸能 2019年09月21日 20時00分
芸人コメンテーター、評判がいいのは? 「でしゃばりすぎ」と冷ややかな声集める芸人も
テレビにおいて顕著に見られる現象がお笑い芸人の文化人化だろう。ワイドショーなどでのコメンテーターの席が定着してしまった人物である。「芸人が社会や政治を語るな」といった、そもそも論的な批判もある。その代表格とも言えるのが、カンニング竹山だろう。 竹山は『直撃LIVE グッディ!』『ノンストップ!』(ともにフジテレビ系)のほか、『白熱ライブビビット』(TBS系)にコメンテーターとしてレギュラー出演している。さらに、ネット番組『カンニング竹山の土曜TheNIGHT』(AbemaTV)にも出演している。この枠はウーマンラッシュアワーの村本大輔がかつて受け持っており、言わば文化人化するお笑い芸人枠とも言えるかもしれない。カンニング竹山は自分の体験や本音をベースとして語るスタイルに定評がある。怒りをにじませることもあり、そこはかつての「キレ芸」を彷彿とさせる。ただ、正論系の意見も多く、竹山が持っていた毒気がかつてより薄れてしまったと見る声もある。本人もその自覚はあるのか、毎年1回のライブ「放送禁止」シリーズを続けている。そこで、コメンテーターと芸人、双方のバランスを保っているのかもしれない。 竹山が関東系の文化人化芸人の代表格ならば、関西系を代表する存在がたむらけんじだろう。複数のワイドショー、情報系番組に出演しており、『探偵! ナイトスクープ』『松本家の休日』(ともに朝日放送系)といった、バラエティの仕事を上回っている。闇営業問題では涙を見せたことも話題となった。ただ、芸人仲間に仮想通貨投資を勧め、大損させるといった問題がなかったことにされている印象も否めない。さらに、実業家としての顔を持つたむらは、政財界にも顔が利き、「将来の政界進出を控えての顔売り期間?」と冷ややかに見る声もある。 テレビへの露出は少ないが、ネット上で「炎上評論家」となりつつあるのが、スマイリーキクチである。ただ、彼の場合は、長年に渡ってインターネット上で誹謗中傷を受けた経験を持ち、『突然、僕は殺人犯にされた』(竹書房)といった著書も上梓している。現在はネット炎上にまつわる講演会活動なども手がけている。そちらの比重が高まるのは仕方なく、世の中の健全化のために必要な仕事でもあろう。それでも、最近は「広くネットが絡む時事ニュース全般」に一言物申すようになっており、「さすがにでしゃばりすぎ?」といった意見も見られる。 もちろん、それぞれに需要があるゆえに、芸人は文化人化するのだろうが、芸人本来の魅力であるネタで、「人を笑わせる」姿を見てみたい思いがあるのも確かである。
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芸能 2019年09月21日 19時30分
キングオブコント、今年も番組内でファイナリスト10組発表! 今年は初登場多数で波乱の予感
コント日本一を決める大会『キングオブコント2019』の決勝戦が、21日夜7時00分からTBS系にて生放送されている。 エントリー総数2413組の中を勝ち残ってきたファイナリスト10組が、今年も番組内で登場順に発表される。 トップバッターを飾ったのはうるとらブギーズ。コンビ歴11年目で決勝進出初登場となり、合計463点を獲得した。2組目も初登場のネルソンズ。メンバーの青山フォール勝ちがTBS『笑いが無理なら体張れ』の収録で、全治8週間の骨折したというニュースがあったばかり。結果は合計446点となった。 3組目も初登場の空気階段。鈴木もぐらが大ファンの銀杏BOYZ・峯田和伸の応援VTRの後に登場、得点は438点。少し厳しい結果となった。4組目はビスケットブラザーズ。こちらも初登場で独特のファンタジーネタで笑いを起こし、446点を獲得した。 5番目は、9年ぶりにジャルジャルが決勝戦に登場。通算3度目の決勝進出となった。17年目のベテランながら、常に斬新な設定のネタで、今回も会場を感心と爆笑に包み合計457点獲得した。6番目は、会場からも驚きの声が上がった、どぶろっくの登場。こちらも初の決勝進出だ。「もしかしてだけど」で一世を風靡したコンビだが、この日最高ともいえる爆笑をかっさらい、ファーストステージ最高の合計480点をたたき出した。 7番目も初登場、業界でも再注目のかが屋。二人共26歳、今回の出演者で最年少となる。合計で446点、審査員のバナナマン・設楽統も絶賛のコントテクニックを見せるも、ファーストステージで敗退となった。8番目は、3連続決勝出場となるGAG。メンバーの宮戸洋行は、南海キャンディーズ・山里亮太の結婚会見でも注目された芸人だ。合計得点は457点となった。 9組目は2年ぶり2度目の登場のゾフィー。腹話術師の不倫会見コントで会場を湧かせたが結果は合計452点となり、ファーストステージで敗退となった。10組目は、ゾフィーと同じくグレープカンパニー所属のわらふぢなるお。3年連続決勝出場の“サンドウィッチマン・イズム”を継承する結成10年目のコンビの合計得点は438点で9位となった。 結果、同点3位となったジャルジャル、GAGの決選投票となり、ジャルジャルが3票、GAGが2票を獲得。ファーストステージ得点1位のどぶろっく、2位うるとらブギーズと合わせてジャルジャルがファイナルステージ進出となった。
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