最近、最も記憶に残るのがベッキーの降板だ。2016年に起こした不倫騒動のあおりを受けて「一時休養」。芸能界に復帰した後も再登場していないところを見ると、事実上の降板と見ていいだろう。お笑いコンビ・オセロの中島知子も、占い師による洗脳騒動、家賃滞納騒動のさなか、2012年2月に降板。その相方・松嶋尚美も、第2子出産・育児のため2013年6月から休養ということになっていたが、復帰することなく事実上、降板している。
「ベッキーの休養と入れ替わるように、2016年3月からレギュラーの座に就いているのが、いとうあさこ。また、去年からはガンバレルーヤの2人が、なんとなくですがレギュラーの位置に納まっています」(芸能ライター)
準レギュラーのポジション争いも苛烈だ。イモトに憧れて芸能界入りし、彼女と同じワタナベ・エンターテインメント(以下ナベプロ)に入った、森山あすか。その言動から「イモト2世」と呼ばれていたが、番組にハマらなかったと見えて、去年3月以降出演はない。代わりに、ANZEN漫才みやぞんが台頭していった。
ちなみに同じナベプロでは、ロッチ中岡創一とWエンジン・チャンカワイの間にも因縁がある。もともとチャンのほうが先に『イッテQ』に出ていたが、のちに中岡が、YouTubeの過激動画に挑戦するコーナー『Q Tube』で人気を得るようになると、チャンの出番も次第に減っていった。
そんな意外と生存競争が厳しい『イッテQ』で、次にお払い箱になるのは誰だろうか?
「女芸人枠は、いとう、ガンバレルーヤ、たんぽぽ川村エミコ、おかずクラブなど供給過剰状態。その中で、特に活躍の場があまりない森三中・村上知子の不要論はずっと渦巻いています。また、イモトもブレーク後、ハングリー精神がなくなり、モチベーションの低下も叫ばれています。ちなみに、NEWS・手越祐也は、一部メディアで『イッテQ』降板説が噂されましたが、15日のオンエアでは自らその話題を取り上げ、否定していました」(同)
いずれにしても、今後の新陳代謝のためには、誰かが犠牲にならないとダメなのかもしれない。