本作では泉ピン子演じる次女の五月が、年齢に勝てず中華料理屋「幸楽」の邪魔者扱いに。店に居場所がないと落ち込む五月は一念発起し、スマートフォンを使いYouTuberを目指すという世相を反映した内容が話題を呼んだ。
1990年の第1シーズン放送開始から、30年近くが経過した今も進化を続ける『渡鬼』だが、一部視聴者の間では、五月の時代錯誤ともいえる珍行動がネットで大きな話題になった。
「幸楽の母」である赤木春恵演じる小島キミが亡くなり、仕事の都合で法事に参加できなかった眞(えなりかずき)に会おうと、実の母である五月が眞の勤める会社へ「アポなし」で向かった。この奇妙な演出にネットでは「一番忙しいであろう昼の時間帯にアポなしで母が訪問してくるのは地獄」「非常識すぎる」「さすがにアポは入れようぜ」といった声が相次いでいた。
もっとも、この「アポなし」の訪問は『渡鬼』のおなじみのシーン。過去にも会社や家庭などにも五月はズカズカと入り込んでいったのだが、今回のアポなし訪問の演出は、一部で不仲説が囁かれている、泉とえなりかずきに配慮したものではないかとされている。
えなり演じる眞と、泉演じる五月は実の親子役であるにもかかわらず、2015年頃から共演シーンが激減。今回の2019年版でも眞は、大阪へ出張していたり、営業に出ていたりと何かと理由をつけて五月との対面を避けている節がある。
この珍妙なシーン連発にネットでは「いくらなんでも不自然すぎる!」「共演NG説は本当なのかも」「今年もピン子とえなりの共演はなしか」と落胆する声が相次いでいた。
「ピン子さんとえなりさんの共演NG説は、あくまで噂ですが、もう3年も共演シーンがないので、既に多くの視聴者が疑問を持っているはずです。来年はさすがにごまかせないと思うので、なんらかの答えは出してほしいところですが……」(某週刊誌記者)
令和時代になっても、この二人の仲は冷え切ったままなのだろうか……。