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芸能 2017年12月29日 12時00分
米倉涼子 『ドクターX』終了で“大解放”する性欲発散現場
12月14日の最終回が25.3%と、まさにキメ台詞の「失敗しない」を証明したドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)。これによって主演の米倉涼子(42)は、ナンバーワン視聴率クイーンの座をさらに不動のものにしたと言っていいだろう。 「今シリーズ、視聴者から米倉の激ヤセぶりが指摘されていましたが、これは最終話で発覚する余命3カ月の後腹膜肉腫という設定のための役作りであったことが分かり、さらにファンの支持と熱狂を呼びましたね」(テレビ雑誌記者) 米倉は文字通り、命を削って挑んだ今シリーズで、『ドクターX』を終わりにしたいと考えているようだが、これだけのドル箱コンテンツをテレビ朝日がそう簡単に手放すとは思えない。 「1話1000万円とも聞こえてくるギャラの大幅アップを含め、社を上げて米倉の説得にあたることになるでしょう」(番組関係者) 当の米倉は現在、大仕事を終えた解放感でいっぱいになっているという。 「夏のブロードウェイミュージカル『シカゴ』の公演から今回のドラマまで、休みなしの日々でしたからね。これで禁欲生活ともおさらば。好きなものを食べられるようになり、同じくドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の撮影から解放された小泉今日子らと美食の限りを尽くしているそうです」(ドラマ関係者) また、食欲とともにあちらの方も大解放中のようだ。 「昨年末の離婚から1年。仕事もひと段落で、男漁りにも動き出しているようです。結婚には凝りたようですが、ならば女の人生を自由に謳歌しようとやりたい放題。元カレの市川海老蔵のマンション近くでも、その姿が目撃されていますし、外国人ダンサーとも出掛けるし、女子会にも積極的。東京・三宿のバーのお気に入りのバーテンとのイチャイチャシーンも確認されていますからね」(週刊誌記者) オトコ選びだけは、失敗しそう…。
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社会 2017年12月29日 10時00分
『日本カー・オブ・ザ・イヤー』で輸入車上位独占でも業界安堵の謎
今年の『日本カー・オブ・ザ・イヤー』が12月11日に最終選考会を実施し、ノミネートされていた10車種からボルボ『XC60』が選ばれた。輸入車の受賞は2013年のフォルクスワーゲン『ゴルフ』以来、2度目となる。 「無資格検査問題が発覚した日産とスバルが自主的にノミネートを辞退したことから、本命の日産『2代目リーフ』がノミネートされなかったことも大きいと言われています。選考の過程は、まれに見る混戦でした」(自動車ジャーナリスト) ノミネートされた10車種の獲得ポイントは以下の通りだ。ボルボ『XC60』294点、BMW『5シリーズセダン/ツーリング』242点、トヨタ『カムリ』232点、スズキ『スイフトシリーズ』210点、ホンダ『N-BOX』189点、レクサス『LC』115点、アルファロメオ『ジュリア』89点、マツダ『CX-5』83点、シトロエン『C3』35点、フォルクスワーゲン『ティグアン』35点。例年は1位と2位が飛び抜けてトップ争いを演じることが多いが、今年は複数台で接戦になったことが特徴だ。 「結果的に輸入車が“今年の車”となったことについて、業界は好意的に受け止めています。なぜかと言うと、今年の東京モーターショーを見て分かる通り、世界中の自動車メーカーは市場が熟しきった日本よりも、まだまだ伸びる余地のある中国や東南アジアにシフトをしており、明らかに日本パッシングの状態にあります。 となると、日本の消費者が車を購入する際に選択するメーカーや車種が少なくなったり、自動車メーカー同士の競争がなくなれば、日本の消費者は不利な価格やサービスで購入しなければならなくなるかもしれません。そのため、今回のボルボの受賞によって、日本市場は輸入車も寛容に受け入れる市場であることを海外メーカーに示すことができた、というわけですね」(車専門誌記者) 輸入車の比率が全体の10%にも満たない日本市場が世界中のメーカーからパッシングされないためには、“ホメ殺し”をするしかないのかも…。
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芸能 2017年12月28日 22時45分
ひっそりと破局していた『ユアタイム』カップル
今年8月に一部で半同棲状態であることを報じられていた、報道番組「ユアタイム」(当時)で共演していた、同番組の元キャスターでタレントの市川紗椰と、フジテレビの野島卓アナウンサーが破局していたことを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。 交際報道後、そろって登場するものの、9月の番組終了まで一度も交際について触れることはなかった。 それもそのはずで、同誌によると、野島アナは同局に対し交際を否定。市川からは同局に何の説明も弁明もなかったうえに、同誌に交際しているほかの男性の存在をすっぱ抜かれたこともあって、現場は白けムード。2人は必要以上の会話をしなくなり、気まずい雰囲気が流れていたのだとか。 また、市川は番組スタッフや共演者の態度が豹変したことに落胆。最終回までの回数をカウントダウンするほど苦痛を訴えていたという。 最終回終了後の打ち上げに野島アナの姿はなく、市川も一時間ほどで仕事を理由に帰ってしまったというが、どうやら2人の関係は番組と同じように終わってしまったというのだ。 「文春が市川のお相手と報じたのは芸能関係者だが、その関係者のおかげで市川に仕事が舞い込むようになったと言われている。野島アナもそのことはうすうす感づいていたのでは」(フジ関係者) 番組終了後、市川は「タモリ俱楽部」(テレビ朝日系)の鉄道企画に出演するなど、順調に仕事をこなしている。 野島アナとの関係が切れてしまったというだけに、今後、どんな相手と浮名を流すかが非常に注目される。
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社会 2017年12月28日 22時40分
チケキャンのサービス停止であふれ返りそうな“チケット難民”
今月初め、芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」の商標権を侵害したなどとして商標法違反、不正競争防止法違反両容疑で兵庫県警から捜索されていたことが明らかになったチケット転売の仲介サイト「チケットキャンプ(以下チケキャン)」だが、来年5月31日でサービスを終了することを27日、運営会社の親会社であるIT大手の「ミクシィ」が発表した。 「チケキャン」の運営会社は、独自にジャニーズ事務所関連のウェブサイト「ジャニーズ通信」を運営。同事務所が持つ商標を不正使用した疑いがあるとして、同県警から捜索されていたことが明らかになった。 「『ジャニーズ通信』はジャニーズ所属グループ・タレントのコンサート日程、チケット販売情報、本人の目撃情報、グッズ情報などを、公式情報やTwitterの投稿などを基にまとめ、記事として掲載。Twitter、LINEに更新情報を流していたが、根本的に『ジャニーズ』の名前を使ってしまったため、ジャニーズ幹部の逆鱗に触れてしまった」(芸能プロ関係者) 「ジャニーズ通信」はすでに公開停止。「ミクシィ」によると、サービス終了日まで、新規の会員登録や出品・リクエスト、落札は不可。すでに取引が成立したものは、通常通り取引可能で、売上金も振込依頼をすれば受領可能。 ただし、サービスが終了する来年5月31日以降は、取引の連絡、売上金の受け取りを含み、全ての機能が利用できなくなるという。 そのため、5月31日以降に開催される公演のチケットの取引が成立していれば、ユーザー側で取引相手と連絡がとれる状態にしておくように推奨している。 「結局、チケットの高額転売撲滅を目指すジャニーズの思うがままに事が運んでしまっている。チケキャンの事態を受け、おそらく、今後、『ヤフオク!』でもジャニーズチケットの扱いを自粛するのでは。チケキャンでは圧倒的に取り扱いはジャニーズのチケットが多かったので、チケキャンのサービス停止によってあふれ返る“チケット難民”は、ジャニーズのファンクラブ加入しか“救済措置”がなさそうだ」(芸能記者) 昨年末、SMAP解散でかなりの逸失利益があったジャニーズだが、チケキャンのおかげで増益となりそうだ。
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スポーツ 2017年12月28日 22時25分
大晦日とミルコ・クロコップ
ミルコ・クロコップが大晦日、一年ぶりに「RIZIN」のリングに立つ。かつて、日本やアメリカでの格闘技の最前線にいた男が、今年の大晦日からいよいよ自らの引退に向かって歩み始める。■初めての大晦日での衝撃 ミルコが初めて大晦日に日本のリングで戦ったのは2001年。16年前の12月31日、日本人プロレスラーと総合格闘技ルールでの試合を行い、僅か21秒で勝利している。得意の左ハイキックをヒットさせ、倒れた相手にパンチの連打を浴びせTKO勝ちを収めたこの試合こそ、MMAファイター、ミルコ・クロコップの強さを世間に知らしめた最初の試合といってもいいだろう。なぜならば、その勝ちに至るプロセスがあまりにも衝撃的だったことに加え、大晦日の地上波テレビ画面に初めて格闘技が映し出されたのがこの年でもあったからだ。 一年の納めの日、穏やかに暮れていく時間の流れに身を浸す人々の目を一瞬で見開かせる、あまりにもショッキングな勝ちっぷりだった。そしてこの勝利から、ミルコの勢いは一気に増し、止まることなく加速していく。■引退を決意するも、強さは変わることなく 時は経ち、ミルコは今なお戦いを続けている。RIZINには2016年より参戦、昨年末の二日間(12月29・31日)では3試合を戦い、何れも得意の打撃で勝利し、無差別級トーナメントを制した。その後、来年に現役を引退することを発表し、その日を2018年の大晦日に定めている。 半ば唐突に決まったその時に向け、始まる引退ロードの初戦の相手は「世界のTK」こと高阪剛。一般的な考えでは共に40歳を過ぎ、アスリートとして、そしてファイターとして全盛期を過ぎていることは明らかだ。また、両者とも引退を表明したこともあり(高阪は一度引退するも一昨年に現役復帰)、格闘技ファンのみならず、このカードに対し批判的な声があることも間違いない。とはいえ、技術においては世界トップクラスのこの二人の戦い、「打」と「極」という相反する互いのスタイルをぶつけあう攻防がどういう展開になるのか、期待が膨らむ。さらには、ミルコにとってK-1時代から続いてきている対日本人無敗記録も懸かっている。 かつての日本の格闘技ブームを支えた主役の一人であり、未来への橋渡しとしての存在でもあるミルコ・クロコップ。残された時間の始まりでもある今年の大晦日、これまでと変わることのない激しくも鮮やかな戦いで大晦日を彩ることができるだろうか。あの、空気を一瞬で切り裂き、観ているものすべてを震え上がらせる戦慄のハイキックを放ちながら。(佐藤文孝)
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芸能 2017年12月28日 22時20分
自虐ネタのオンパレードだった中森明菜のディナーショー
昨年、ディナーショーを開催し7年ぶりにファンの前に姿を見せた歌手の中森明菜だが、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が今年のディナーショーに潜入した様子を報じている。 同誌によると、チケットは大人気で発売されるや即完売。転売サイトでは18万円で売買されているチケットもあったという。 同誌の記者が潜入したのは、今月14日に横浜ベイホテル東急で行われたディナーショーで額面は4万3000円。グッズ販売コーナーでは5500円のパンフレットなどが飛ぶように売れていたとか。 明菜は途中からファンともども号泣したそうで、客席からは「泣かないでー!」との声が飛んだとか。すると明菜は、ステージのティッシュを手にして、「お化粧取れちゃう。全部お化粧の力だから」。 その後、何曲か披露すると、「この年でこれだけ歌って踊るのはキツいんだから」など自虐トークを繰り出し、ファンをわかせたというのだ。 「ディナーショーは1年で唯一、明菜がファンの前に姿を見せる貴重な機会。そのため、ファンは“生明菜”見たさで昨年も今年もチケットの争奪戦を繰り広げることになった。明菜サイドとしては、CD販売、ディナーショーの開催、そして、ディナーショーでの物販の3本柱でビジネスを展開すればたっぷり稼げることが分かったので、ほかのビジネスに手を広げることはないだろう」(レコード会社関係者) 今年で52歳を迎え、今の年齢でしかできない“自虐トーク”はかなりの切れ味。そのトークをぜひ、テレビでも披露してほしいものだが…。 「体調は回復している明菜だが、やはり、どこの局も恐れているのが“放送事故”。特に生番組では危なくて使えない。収録でも体調不良で番組が成り立たなくなったら一大事」(テレビ局関係者) やはり、“生明菜”が見られるのはディナーショーだけになりそうだ。
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芸能 2017年12月28日 22時20分
GACKTが本名公開、ほかの非公開芸能人は?
ミュージシャンのGACKTが本名を公開し話題となっている。GACKTは26日、オフィシャルブログで「【大城ガクト】と【仮想通貨】」と題したエントリーを投稿。今後、仮想通貨事業をはじめるにあたり、本名を名乗ることにしたようだ。これまで、年齢や私生活を含めてすべてがミステリアスな存在だっただけに、GACKTの本名公表は驚きである。芸能界には彼のように本名を公開しない者も多い。これはなぜだろうか。 「芸能人が本名を非公表とする理由でもっとも大きなものは、イメージがあるでしょうね。本名が地味な名前なのでインパクトがないといったものです。逆に、珍しい名字のため、いたずら電話などで家族に迷惑をかけたくないといった理由もあげられますね。芸能人があえて芸名を名乗る必然性はそれなりにあるといえるでしょう」(芸能ライター) 確かに、きゃりーぱみゅぱみゅの本名は竹村桐子、石原さとみの本名は石神国子である。「きりこ」と「くにこ」では本人のイメージに合わないだろう。本名非公開の芸能人ではほかには誰がいるだろうか。 「有名どころではベッキーですね。イギリス人の父親と日本人の母親を持つハーフタレントでしたが、長らく本名は非公開でした。現在は本名がレベッカ・英里・レイボーンと広まっています。もともと、デビュー時には、レベッカ・レイボーンを名乗っていましたし、ベッキーの名称は英語圏ではレベッカの愛称として知られています。親しみやすさのあるベッキーを名乗ることで、彼女はブレイクに至ったといえるでしょう」(前出・同) 昔から名は体を表すというが、芸名においてもそれは顕著なのかもしれない。
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スポーツ 2017年12月28日 22時15分
呂律が回らない“浪速のジョー”をリアルに描いたNHKに称賛の声が続々と
“浪速のジョー”こと、辰吉丈一郎。現在、47歳。一応、現役のボクサーだ。しかし09年3月、タイでの敗戦からリングに上がっていない。よって、無収入。それでも、上がれるリングがあるという可能性を信じて、一日たりとも練習をさぼらない。すでに国内ライセンスは剥奪されているため、次の試合は未定。8年もファイトマネーを手にしていないため、無職。出口が見えない迷路をいまださまよいながらも、練習を続ける往生際の悪さ。それこそが、ジョーなのだ。 年上の妻・るみさんは何度も、「もう辞めて」と引退を勧告。すると、「おまえが悲しむことはしない。おまえが悲しむなら、辞める」と素直に応じるも、その数分後、練習道具を詰め込んだカバンを持って、家を出る。妻は、見慣れた夫の後ろ姿を見て、ニンマリする。ジョーがるみで、るみがジョー。伝説のカリスマプロボクサー・辰吉丈一郎は、辰吉るみでもあるのだ。 そんな2人の今を伝えたのが、NHK総合の『ノーナレ』。タイトルどおり、ノーナレーションのドキュメンタリー番組だ。“ドキュメンタリーはナレーションありき”という映像業界の常識を逆手にとって、撮れた画、発した言葉をそのまま流す。ダイレクトに心に響くいっぽう、ナレーションなし、テロップに依存しないシンプルさは、不親切といえる。目を凝らして、耳をすませて、神経を集中させて身を投じなければ、理解できないからだ。優しくなりすぎた昨今の番組制作に異論を唱えるように、徹頭徹尾、視聴者を突き放す。 それはさながら、辰吉の生き方でもある。頼らない。媚を売らない。社会不適合者。われわれがふと、「昔はよく観たなぁ」と20年以上も前のリングに思いを馳せるのは、不親切で不器用な男の生き方が、とてつもなくカッコよかったという残像があるからだ。 12月18日には、「辰吉家の常識 世間の非常識」というタイトルで放映された。るみさんの親が経営する喫茶店で、2人そろってインタビューに答え、辰吉の練習、仲間とのBBQにもカメラが潜入。テレビ収録であるにもかかわらず、辰吉は遅刻。反省の色は、さほどない。眼窩下底骨折の悪影響か、両目の視線が定まらず、呂律も回らないパンチドランカー状態。日本国民を熱狂させた一流アスリートのその後としては、目を覆いたくなる実情だ。 同番組は過去に、元やくざのうどん屋、ゲーマー夫婦、パーソナルスタイリスト、荒海で働く漁師、元棋士のひふみんこと加藤一二三、見当たり捜査員、北陸のすし職人ほか、多くの人間にスポットを当ててきた。今年最大のヒット回が、この辰吉夫婦。放送中・直後から、絶賛の声がツイッターや局に続々届いたという。 定点カメラでその業界の3日間に密着する同局の『72時間』と同じく、人の魂が詰まっている『ノーナレ』。辰吉夫婦の回は、18年1月7日に再放送を予定している。魂が揺さぶられっぱなしになること、間違いなしだ。
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スポーツ 2017年12月28日 22時10分
対戦投手がいない?金本監督が清宮とのオープン戦に難色を
「清宮フィーバー」は阪神が火付け役となりそうだ。 来年2月18日、阪神タイガースは北海道日本ハムファイターズとの練習試合を行う。キャンプ中旬から「練習試合」と称して対外試合を組み入れるケースが増えてきた。一軍当落のボーダーライン上にいる選手はここでアピールしなければ、オープン戦で使ってもらえない。若手選手にとっては大事な時期となるが、日本ハム側のスケジュールにピンときた阪神関係者は少なくなかった。 「日ハムは2月上旬、米アリゾナで一軍キャンプを行います。帰国して間もない時期なので、清宮がスタメンで出てくる可能性が高いんです」(在阪記者) 練習試合の情報に在阪テレビ各局はこの練習試合の“完全中継”も検討し始めたという。清宮は一軍キャンプに帯同させる予定(12月末時点)。アメリカに連れて行くことで、日本のマスコミを遠ざけることもでき、また、栗山英樹監督(56)も将来のスター候補を手元に置くことで、その力量をしっかり把握することもできるからだ。 「金本(知憲=49)監督が清宮と接触してくるかもしれません。清宮は阪神ファンでしたし、少年野球時代は金本監督に憧れて左バッターに転向したほど。阪神も清宮のドラフト入札に参加しており、好意的に見ています」(前出・同) 異例の練習試合中継で、阪神投手陣は清宮の引き立て役になる危険性も出てきた。清宮が一軍に残れるかどうかの判断基準は、一線級投手のスピードに対応できるかどうか。それに対し、阪神投手のほとんどが“技巧派”だ。関西地区で活躍するプロ野球解説者によれば、チームでいちばん速い直球を投げるのは藤浪晋太郎(23)で、その次はメッセンジャー(36)だという。救援のドリスも速いほうだが、この時期に外国人投手を実戦で投げさせるとは思えない。そう考えると、藤浪が投げないとなれば、「清宮にプロの怖さを教えてやる」とはいかないだろう。 「2年目の才木浩人、あと、新人の馬場皐輔も速いとは聞いていますが…」(プロ野球解説者) しかも、金本監督には練習試合やオープン戦でテストしておきたい課題もあるという。機動力だ。関係者によれば、金本監督は新外国人選手のウィリン・ロザリオ(28)の盗塁数に理解を示していたそうだ。韓国・ハンファに2年間在籍していたのは既報通りだが、1年目の16年の盗塁数「1」に対し、17年は「10」を記録している。どちらかといえば巨漢選手だが、「走れと指示すればできるのではないか?」とも考えているそうだ。 「金本監督は就任直後から機動力を駆使した攻撃スタイルをイメージしています。何人かの選手にノーサインでも走らせる指示を出し、ふるいにかけるつもり」(前出・在阪記者) 足の速い選手は何人かいる。だが、盗塁は「速いから成功するとは限らない」もので、投手のクセを見抜くなど経験や情報がなければ成立しないという。やみくもに走らせれば、アウトカウントを増やすだけで、それこそ、清宮にナメられてしまう。「新人の馬場をぶつけるのでは? ドラフト1位同士の対決となれば話題性もあるし、制球難から立ち直っていない藤浪が打たれるようなことになれば、本当に立ち直れなくなってしまう」(前出・同) 藤浪がプロのレベルをガツンと教えるシーンを、虎ファンは観たいと思っているはずだが…。来年2月は冬季五輪中継がメインとなる。こちらも興味深いが、2月半ばともなれば、野球ファンは実戦中継が観たいと思うはず。ここで良いところを見せなければ、金本阪神は「やっぱり今年もダメか!?」と見放されてしまうだろう。
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スポーツ 2017年12月28日 16時00分
巨人で息を吹き返した原前監督を担ぐ「東海大グループ閥」の暗躍
原辰徳・前巨人軍監督(59)の周辺が、にわかに慌ただしくなってきた。巨人復帰、『3度目の監督登板』となるかもしれない。 「侍ジャパンの代表監督復帰も伝えられていましたが、こちらは叶いませんでした。11月にはペルーに出向き、国際協力機構による現地日系人らの子どもたちを対象とした野球教室の指導役も務めています。上り調子にあるDeNAの次期監督就任説も囁かれていますが、その信憑性はともかく、候補に名前が出るということは、原氏の知名度、影響力が再認識されているからでしょう」(ベテラン記者) それを古巣巨人が放っておくはずがない。今オフのチーム再編は、原帰還に備えたものとも言えそうだ。 「世代交代」が明確になったのは、“元エース”内海哲也(35)の契約更改が交わされたときだった。 「同日、菅野智之(28)の契約更改も行われました。投手タイトル二冠、沢村賞も受賞した現エースと同日に更改したことで、まさに天国と地獄、明暗が分かれました」(スポーツ紙記者) 今季の菅野はWBCでもエースとして活躍。シーズンでも17勝5敗、防御率1.59はともにキャリアハイ。その両部門でタイトルを獲得し、更改された年俸4億5000万円(推定)は、チームトップである(12月14日時点)。 対する内海は今季2勝7敗で、2億円から50%ダウンの1億円での更改となった。2年前は4億円だった年俸が4分の1に激減。この世代交代の契約更改を指して、こんな声も聞かれた。 「1月の自主トレグループの編成にも影響しそう。内海を中心としたグループに入っていた笠原将生(契約解除)、小山雄輝(現楽天)、平良拳太郎(現DeNA)らは、もういません。内海グループと菅野グループを掛け持ちしていた宮國椋丞は、今回から菅野グループに専念します。おそらく他投手も菅野のもとに集まるはず」(前出・ベテラン記者) こうした流れを、むしろ内海も「いつまでも自分が表立っているようでは…」と、菅野グループの拡大を歓迎しているという。元エースの後押しも得られたとなれば、名実ともに菅野時代の到来というわけだ。 「菅野がチームの顔となれば、伯父の原氏はますます帰還しやすくなります」(関係者) 原氏といえば、菅野の母校でもある東海大グループに、今も絶大な影響力を持つ。元東海大野球部監督の父・貢氏はすでに亡い。しかし、その門下生や学校関係者は故人のことを「監督さん」、原氏のことを「辰徳さん」と呼び分けて、気を遣っている。その東海大グループ傘下にあった選手が、今秋のドラフトで巨人から複数指名されていた。 3位・大城卓三(捕手・24歳・NTT西日本) 育成枠・広畑塁(捕手・22歳・立正大) ほかに、巨人は2位の岸田行倫、育成枠の小山翔平と、合わせて4人もの捕手を指名し、他球団も首を傾げていた。今季138試合に出場した小林誠司(28)と、成長株の宇佐見真吾(24)もいるのに、だ。 「一般論として、1回のドラフトで捕手を2人以上指名することはしません。高校生と大学生のように年齢が離れているならともかく、実戦経験が大事なポジションなので、年齢の近い捕手ばかりだと機会が限られ育ちにくいんです」(同) 大城は東海大学の出身。大学在学中に首位打者のタイトルを獲得しているが、一塁手でも試合に出ており、打撃力を買われての指名だろう。育成枠の広畑も東海大五高(現東海大福岡)の出身だ。ポジション重複の偏重ドラフトを行ったのは、「4年連続で優勝を逃す」汚名を着せられたくないからだろうか。長い巨人の歴史の中で、4年以上優勝から遠ざかったことは一度もない。まして、高橋由伸監督(42)は今季、13連敗のワースト記録を更新した。 「来季も勝てないとなれば、高橋監督の進退を本気で考えなければなりません。勝てる監督候補が見当たらないとなると、優勝経験を持つ原氏を再々登板させる人事案も有力となります。高橋監督も、前任者に戻すとなれば、2度目の登板の可能性が生まれます。巨人は生え抜きしか監督になれないのではなく、エースか4番経験者のOBからしか監督を選びません。高橋監督がコケたら、斎藤雅樹一軍投手総合コーチしかいない。連覇しての交代ならともかく、負けて、未経験者の登用となると…。まだ斎藤で冒険はできませんよ」(同) 東海大グループの勢力拡大は、「原帰還」の布石とも捉えられる。当の原氏はノンビリしたいような口ぶりでユニホームを脱いだが、退屈していたのだろう。先のペルーでの野球教室では精力的に動き、人一倍声を張り上げていたそうだ。 「広島、DeNAは生え抜きの野手が育ち、阪神も遅まきながらその方向で結果が出始めています。坂本勇人、長野久義らは原監督時代にレギュラーに定着した選手です。一応、原氏は若手育成の結果を出しているので、有力候補に挙げられるのは当然」(前出・ベテラン記者) 原氏の存在が大きくなっていけば、困るのはヨシノブ派の一部コーチと鹿取義隆GM。原氏の院政が待ったなし、となっている。
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