トレンド
-
トレンド 2010年03月24日 15時00分
あなたの知らない同性愛用語辞典(1)「ネコ」「タチ」「主婦レズ」
「ネコ」 同性愛における「ネコ」とは、受け身になる側の人である。「受け」と同じ意味として使われる。 セックスにおいてゲイでは挿入される側、レズビアンでは、責められる側。 広い意味で、女性的性質の人を「ネコ」ということもある(レズビアン確認済)。「私、ネコ(受け身)だから」などと使う。ただし一概に分類することはできない事実がある。 語源としては、工事現場で使う一輪車(ガテン系用語でネコと呼ばれる)が語源。セックス時の姿勢がその一輪車に似ているために、その名になった。それがいつの間にか、受け身である人たちの総称として、使われるようになった。 ネコの語源としては、他にセックス時に「泣く様に喘ぐから」など、他説もある。 「タチ」 セックス時に主に責める方である。男性的役割と位置付けられている。 ゲイでは挿入する側。レズビアンでは責める側。タチの分類もまた奥深く、定義が一定しない。語源は歌舞伎の立役(男役)である。 ネコもタチもたくさんの分類に分かれる。レズビアン用語の一部をご紹介しよう。 [ボイネコ]ボーイッシュな受け身。 [バリネコ]セックスにおいて完全な受け身の人。 [スカタチ]スカートを履くなど、フェミニン(女性的)な姿を好む責め側の人。 [ズボタチ]ズボンを履くなどボーイッシュな責め側の人。最近ではあまり使わない。 「主婦レズ」主婦であるレズビアンを指す、差別を含んだ言葉。「男と結婚できるくせに、レズビアンと名乗るな」と言う侮蔑を込めて使われる語。 筆者は「既婚ビアン」「既婚レズビアン」「主婦ビアン」と呼んでいる。こちらは主に、自分を紹介する時など、侮蔑的、差別的な意味は含まない。(立花月夜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
トレンド 2010年03月24日 12時30分
コンピューターゲームの20世紀 第5回…『ロマンシング サ・ガ』
<何度でも繰り返し遊べるフリーなRPG> 今回紹介する『ロマンシング サ・ガ』が登場したのは1992年のこと。スクウェアに最も勢いがあった頃の作品である。本作は「フリーシナリオシステム」と呼ばれる、それまでのRPGにはなかった斬新なシステムが最大のウリ。主人公として選べるキャラは8人用意されており、最終的な目的は共通ながらも、そこへ至る道程はプレーヤーが任意のタイミングで行えるというもの。 また、本作には時間の概念が存在し、これがゲームの進行に影響を及ぼす。時間は戦闘回数(エンカウント回数)によって管理されており、ある一定の戦闘回数をこなした上で特定ポイントを通過すると、ゲーム内の時間が進行、つまり新たなシナリオが追加されたり消滅する…といった具合である。 このシステムを理解していないと、最悪の場合はゲームを詰んでしまうことも。一般的な日本産RPGと違い、あらかじめ進行ルートを頭の中に入れておかなければならないのである。これを面倒だと感じる人にはロマサガは向かない。また、「愛」「魅力」など意味不明のステータスが多いこともプレーヤーを困惑させる原因となっており、加えてチュートリアルが存在しないのも初心者には辛いだろうと思う(筆者自身はゲーム内のチュートリアルについては否定的だが)。<このままでは日本のRPGは世界から見向きもされなくなる> このシリーズはとにかく人を選ぶ。酷評された『アンリミテッド:サガ』ですら、人によっては神ゲー扱いである。だが、国産RPGが全てFFやドラクエのような一本道である必要はないし、またそうなってしまってはいけない。かつては海外RPGをプレイできたのは言語とハードの問題もあって一部のゲーマーだけに限られていたが、最近は各種ハードで日本語版が発売されることも多く、プレイしてみるとその途方もない自由度の高さに毎回驚かされる。 ただ勘違いしないでいただきたいのは、日本はあまりにも一本道のRPGが多すぎるだけの話であって、自由度が低いからダメなゲームと言っているわけではない。多くの場合、ハードの進化でグラフィックが綺麗になったくらいで、やっていることはドット時代のそれと大して変わらなかったりするから困るのだ(本当にドット絵ならまだ楽しめそうな気もするが)。「イケメン主人公とその仲間たち(こちらもイケメンもしくは美女)がキザなセリフを吐きながら、たった数人で世界を救う」。そんな時代はもうとっくに終わりを告げたのだ。「ころしてでもうばいとる」。やはりこのくらいの意気込みがないと、世界なんてとてもじゃないが救えない。 さて、そろそろ真剣に『Oblivion』や『Fallout3』のようなゲームを日本でも作らないと、日本はこのまま世界から取り残されてしまう。そこでロマサガの出番である。元々フリーシナリオがウリのロマサガなら世界に通用するRPGを作ることも可能だと思うのだが、スクエニのことだからまず迎合はしないだろう。その結果、あらぬ方向へと進まねばいいのだが…。ちなみに現時点でロマサガ新作は発表されていないのであしからず。(内田@ゲイム脳)(C)1991 SQUAREDATA発売日…1992年1月28日メーカー…スクウェアジャンル…RPGハード…スーパーファミコン
-
トレンド 2010年03月23日 18時00分
「やりすぎコージー」で関暁夫が口にした”妖精のいる神社”は、地元杉並区の大宮八幡宮??
2009年3月15日にテレビ東京で放送された「やりすぎコージー」という番組内で芸人の関暁夫が発言した関東の真ん中にあり、参拝するともれなく妖精がついてくる神社とは、一体何処の神社であろうか。 残念ながら、放送中は神社名がカットされてしまったが、霊感が強いことで知られているゲストの的場浩司から「自分も、その神社によく行っている」という主旨の発言があり、番組終了後も、“妖精のいる神社探し”がネット上やリアルな社会で展開されている。私こと山口敏太郎のもとにも問い合わせが殺到した。 関暁夫の主張する「参拝者に妖精がついてくる」という話が事実なのか、芸人特有のリップサービスなのかは不明だが、「東京の真ん中」というフレーズで知られている神社は杉並区にある「大宮八幡宮」である。同神社は、杉並区でも“子育て厄除けの八幡さま”として知られており、地元住民の根強い信仰によって支えられている。 同神社が、関暁夫の言うところの「関東の真ん中にあり、参拝するともれなく妖精がついてくる神社」であるとは断言できないが、杉並区出身の関暁夫の発言により、地元杉並の神社が人気スポットになることは、観光促進の面では良いことである。また、的場浩司が同神社を訪問したことも事実らしい。 杉並区民の情報によると、この連休中、同神社には通常年の倍以上の参拝者が殺到していたという。今後が注目される新たなパワースポットの誕生である。 山口敏太郎参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
-
トレンド 2010年03月23日 15時00分
“愛され方”の分からない女は、『あんにょん由美香』DVDを見てオンナを磨くべし
2005年6月に急逝したアダルト女優の林由美香さん。彼女が出演した韓国産エロビデオのいきさつもろもろを追ったドキュメンタリー『あんにょん由美香』(松江哲明監督)が、このほど待望のDVD化。気になっていたけど「映画館にはちょっと…。」という女性も安心してお家で見られるように。明るくて豪快、オコトに惚れっぽかった林由美香は、負けないぐらい男にも愛された女。「モテる」という常識が覆される一本だ。 記者と同世代の男性にとっては「心の恋人」なのだろうが、女性にはまったくもってお馴染みでない林由美香は、高校を中退し上京、生活に困って18歳でアダルト女優としてデビューする。瞬く間に人気者になり、出演作が量産されるも時代の波に流されてビデオ界が衰退、三十路近くなって、ワールドカップのせいか当時なぜか“日本人気”だった韓国の成人映画に参加することに。韓国の撮影スタッフの見守る中、韓国の俳優たちと絡んでいく。『あんにょん由美香』はそれを追った映画である。 映画中、儒教の国韓国で、アダルトビデオに関わった事をみんなが隠していたり、可愛くてモテるはずの林由美香が本気で愛した恋人が、妻帯者でハメ撮り監督という「不良債権」みたいなオトコだったりと「辛い事実」がつぎつぎ描かれる。しかし、いくら仕事でいろんな男優とセックスしようと、自分にウソをつかない一生を生きた由美香さんは、何ら自分たちと変わりない普通の女である事が分かり、なんの見返りも無くオトコを愛せるオンナは、多くのオトコからも愛される。そんな輝きも見せてくれた。男目線で描かれているが、女の方が理解しやすい映画かもしれない。 それにしても、クリオネのごとし、油断させておいて取材対象にガバッと食いついていく松江監督。そんなカワイイ顔をした彼が、なぜか自分も映画で○○○を披露。記者は息子の部屋でエロ本を見つけた母親のようなしぼんだ気分に。そこだけいらないシーンだろう。<コダイユキエ>イケメン好きの40歳独身女性記者写真:生前の美しい林由美香さん。スポッテド特集号より
-
トレンド 2010年03月23日 12時30分
歓送迎会を盛り上げるパーティーメニュー!
皿の上に、いくつかのシュークリームが乗っている。 一見、カスタードクリームがたっぷりと入って、美味しそうに見える。 しかし、実は一つだけ中にカスタードクリームの代わりに、辛子が恐ろしく大量に入っている。 皿を囲んで、その辛子入りシュークリームを絶対に選ぶものかと眼光鋭く、シュークリームをチョイスするアイドルタレントと、辛子入りシュークリームなんか絶対に食べたくないといった風を装いながら、目ざとく辛子入りシュークリームを見極める、お笑い芸人がお互いを牽制し合う。バラエティー番組でお馴染みの光景である。 そんな、芸能人御用達のゲームを楽しめるカラオケボックスがある。「カラオケU-BOU」では、3種類のロシアンメニューがある。グラスの水が1つだけテキーラの「ロシアンテキーラ」(500円)、わさび入りが混ざっている「ロシアンたこ焼き」とからし入りが混ざっている「ロシアンシュークリーム」(各480円)。 ロシアンたこ焼きとロシアンシュークリームの当たり? の数は指定できる。辛子入りを2個頼んで、選んでしまった2人は、カップルにならなければいけないとか、いっそキスさせてしまうなんてルールにすると、盛り上がるのではないだろうか(但し、必ず異性同士となるかは筆者の知るところではないが)。いずれにせよ、春は別れと出会いのシーズン。いくつもの歓送迎会が開かれることだろう。幹事になった折りには、このロシアンメニュー、一考してみてはいかがだろうか。「U-BOU」HP(http://www.u-bou.com/index.html)七海かりん(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
-
-
トレンド 2010年03月23日 12時15分
美人時計とペット写真家がコラボ!?
美人が1分ごとに時間を知らせてくれるウェブサイト「美人時計」を運営する株式会社美人時計(本社=東京都渋谷)は、株式会社キャメルスタジオ(本社=東京都渋谷区)と提携し、「はなデカ写真」で著名なペット写真家・森田米雄氏作品とのコラボレーションによる iPhoneアプリ「bijin-cat」を 販売開始する。 森田米雄氏は1950年静岡県伊東市生まれ。東京写真大学短期大学部(現・東京工芸大学)卒業。犬や猫などのペットを魚眼レンズで撮影し、いわゆる「はなデカ写真」の生みの親として著名な写真家である。作品はカレンダーや各種文房具・書籍など日本国内はもちろん、世界でも約30カ国で計1500アイテム以上の商品として販売されている。
-
トレンド 2010年03月22日 12時30分
『ツインリンクもてぎ』で深まる“家族の絆”(第1回)
インディジャパン300やMotoGPなど、たびたび国際的な大レースの舞台となる栃木県の『ツインリンクもてぎ(以下TR)』。FIA(国際自動車連盟)公認の国際サーキットとして世界的に知名度が高く、モータースポーツファンならその名を知らない者はまずいないであろう。また、“西の鈴鹿”同様に様々な複合施設が備え付けられているので、それほど熱心なモータースポーツファンでなくとも、十分に満足のいくオススメスポットだ。 これから3回に渡ってTRの魅力をお伝えしていこうと思うのだが、まずは3月20日にオープンしたばかりの新フィールド『モビパーク』の体験レポートからお届けしたい。<子供たちのために、そして大人たちのために> 家族の絆の希薄化、家庭内コミュニケーション不足…。これらはずっと以前から叫ばれ続けている現代社会の問題点の一つだが、一向に解消される気配がない。そればかりか、凶悪犯罪の低年齢化は進む一方であり、また育児放棄等により自分の子供を故意に死なせるという、昔では考えられなかった事件も多発している。今回誕生したモビパークは、こういった現代社会の問題点が出発点にあるようだ。 ちなみにモビパークとは、3歳から乗り物体験ができる「プッチタウン」、子供たちにとってのモータースポーツの入り口の役目を担う「カートランド」という従来の2施設に、「ファンファンラボ」「ファンファンフィールド」という新施設(前者はリニューアルオープン)を加えたフィールド全体のことを指している。 <親子で協力して楽しめるアトラクションが満載> さて、まずはファンファンラボから紹介していこう。こちらには『クイックレーサー』と名づけられたアトラクションが新設された。場内にはポールが3本設置されており、指定されたポールの間を小回り専用のマシンで通って得点を積み重ねていくアトラクションだ。中学生以上の付き添いがあれば2歳から乗車可能で、小学1年生以上なら単独での乗車もOKだが、大人が運転してもこれが意外に難しい。家族で協力プレーもよし、競い合うのもまた一興だ。その他、ファンファンラボ内には自動車教習所用の運転シミュレーターや、「ファンビークル」という電気モーターで走る乗り物も設置。また、レース開催時にはドライバーを招いてのトークショーやサイン会なども行われる予定だという。 続いて「ファンファンフィールド」。この敷地には「「ACRO-X(アクロエックス)」「キッズパイロット」という2つのアトラクションが用意されており、いずれも遊園地のそれを彷彿とさせる。本格的なアトラクションに子供たちはきっと目を輝かせるに違いない。特に前者のアトラクションはなかなかの凝りようで、コースには坂道や凸凹道、水たまりなど様々な障害が待ち構えており、それはさながら悪路を走る4WD車体験といったところか。4人乗りとなっているので、家族でチャレンジして100点満点を目指そう。 まだまだ紹介しきれていない部分も多いが、モビパークには“親子で協力して楽しむ”ことをコンセプトに開発されたアトラクションが、本当に数多く用意されている。家族サービスに悩むお父さんは、是非一度出かけてみてはいかがだろうか。(第2回につづく)
-
トレンド 2010年03月20日 19時30分
今日のお墓参り(坂本龍馬) 幕末編
NHK大河ドラマ「龍馬伝」も高視聴率をとり、テレビ・雑誌・本とどこを見ても坂本竜馬ブーム!! そのブームに乗って坂本竜馬のお墓参りに行って来ました。場所は京都・霊山護国神社。 1868年(皇紀2528)、明治元年に、明治維新の実現のために倒れた志士たちの御霊を奉祀するために、明治天皇の発案で京都東山の霊山に創建された神社で、千人を超える志士たちのお墓があります。坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓もあり、その横には二人が並んだ銅像が建っています。 修学旅行生やたくさんの維新の志士ファンがお参りに訪れ、周りには熱い思いを込めたメッセージの書かれた石盤が数多く供えられていました。この坂本龍馬と中岡慎太郎像ですが、2人が揃っているのは珍しく、高知県桂浜の龍馬像と並んでファンの間では有名な像です。 時間の関係で残念ながら行けなかったのですが、同じデザインの大きいものが近くの円山公園にあるそうです。坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓のすぐ前からは京都市内が一望できますが、坂本龍馬と中岡慎太郎は、暗いニュースの多い現在の日本をどう眺めているのでしょうか。 「わしが日本を良くしちゃるきに、負けたらいかんぜよ」なんて言葉が聞こえてきそうです。 坂本龍馬みたいな救世主が現れてくれるのを望みながら手をあわせて帰ってきました。 お墓がある場所はアップダウンがあり足元も悪いため、動きやすい服装に運動靴をおすすめします。京都霊山護国神社京都府京都市東山区清閑寺霊山町1一般300円・中学生以下200円 AM9時〜PM17時JR京都駅〜市バス13分、バス停:東山安井下車〜徒歩10分。または京阪電気鉄道四条駅〜徒歩25分名神高速京都東IC5km20分(すぐれいち 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
トレンド 2010年03月20日 19時00分
コンピューターゲームの20世紀 第4回…『ストリートファイターII』
<強くなりたい男達の願望を叶えてくれる、夢のようなゲーム> アクションゲームにおける『スーパーマリオブラザーズ』の功績はわざわざ述べるまでもない。同様に、『ウルティマ』や『ウィザードリィ』がなければ、ロールプレイングというジャンルそのものが生まれていなかっただろう。今回取り上げる『ストリートファイターII』も、ゲームの歴史を語る上で外せない作品の1つだ。 1991年にAC版が登場した本作は、いわゆる格ゲー(格闘ゲーム)の先駆け的存在である。じわじわ稼動を伸ばしたのか、それとも登場後すぐに火がついたのか、今となってはもう思い出せないのだが、あの頃の熱狂ぶりはとにかく凄まじかったの一言で、ストII以後の格ゲーブームとは完全に異質なものであったように思う。 筆者の通っていたゲーセンでは、筐体の隅っこに100円玉が山積みになっており、要するにこれは“順番待ちの硬貨”なのである。普通このような状態ならば誰かが勝手に使ってしまう、場合によってはそれを奪って逃走してしまうことも十分あり得たと思うのだが、そういったトラブルは一切聞いたことがない。また、乱入対戦が主流となった『ダッシュ』や『ターボ』で対戦者同士がリアルファイトに発展…なんていうのもなし。ごく稀に恐喝事件が発生することはあったにせよ、ゲーセン=不良の巣窟というのは偏見に過ぎない。筆者にとっては同じゲームに熱中する人々が集まる、居心地の良い空間だったのである。<SFC版はいずれも大ヒットを記録> AC版の大ヒットの翌年。念願であった家庭用(SFC)への移植がついに実現する。容量の関係で削られた要素も多かったものの、それは音声やグラフィックなど、ゲームの進行に直接的な影響を及ぼさないものが大半であり、プレイ感はAC版そのもの。連日ゲーセンに通いつめていた猛者はもちろん即購入、SFC版でデビューという方も多かったのではないだろうか。 ちなみにSFC版は初代が約290万本、ダッシュとターボの要素を追加した続編も約210万本の売り上げを記録。人気ジャンルのRPGでもダブルミリオンを達成するのは並大抵のことではないのだが、それをプレイ人口がRPGよりも遥かに少ない格闘ゲームで達成したのだから、奇跡といっても過言ではないだろう。 その後、格ゲーブームは『バーチャファイター』に代表される3D作品が登場したことでさらに熱気を帯びていく。一方、2D格闘もカプコンが『ヴァンパイア』等の派生作品を次々投入。他メーカーからも続々と2D格闘がリリースされ、それなりに人気を博したものの、完成度の面ではカプコン作品に遠く及ばなかった(当時)。唯一の対抗馬は『餓狼伝説』『サムライスピリッツ』で知られるSNKくらいのものだろう。 格闘ゲームは2D、3Dともに僅か数年で急速に進化した。しかしその反面、操作が煩雑になりすぎる等の弊害が生じてしまう。筆者を含め、普通レベルのプレーヤーがこういった劇的な変化についていくことはまず不可能だ。かくして格ゲーブームは終わりを告げたのだが、ドット単位もしくはフレーム単位の攻防を繰り広げてきた上級者たちは、「俺より強いヤツに会いに行く」というSFC版ストIIのキャッチフレーズを心のスローガンに、今なお修行に励んでいるのである。(文=内田@ゲイム脳)(C)CAPCOM 1991,1992DATA発売日…1992年6月10日メーカー…カプコンジャンル…格闘ACTハード…スーパーファミコン
-
-
トレンド 2010年03月20日 15時00分
「カメンライダードラグーンナイト」地上波初登場!
「カメンライダードラグーンナイト」がいよいよ地上波でも登場するぞ。 「カメンライダードラグーンナイト」は7年前の東映作品「仮面ライダー龍騎」を元にした海外ドラマだ。 今でこそ平成ライダーといえば、奇抜なデザインライダー、アイテムが多数登場し、視聴者を驚かせるが、仮面ライダー龍騎が初登場したときの特撮ファンの驚きようといったらそれはもう凄まじかった。 まさしく革命であったのである(主人公の龍騎自体のデザインは石ノ森ファンからすれば、正答でもあったのであるが)。龍騎の世界観を少し説明せねばなるまい。 鏡の世界、「ミラーワールド」から人を襲いにやってくるミラーモンスター。それらと契約することにより、力を得る「ライダー」の存在。「ライダー」は全員で13人存在し、戦い合わなければならない宿命を背負っているのだ。そして、最後のライダーになった者だけがどんな願いも一つだけ叶えることが出来るという世界観だった。13人の中のライダー達も一筋縄でいかない人間たちばかり。主人公の龍騎に変身する真司は「人々をモンスターから守るため」に変身し、後に真司の戦友となるナイトである蓮は、事故で意識を無くした恋人を元通りにするためにライダーと闘う。永遠の命を手に入れようとする弁護士ライダー、ゾルダ。何かにつけてイライラし、人を殺すことさえ躊躇わず、戦いこそが快楽と感じるライダー、朝倉こと王蛇。それぞれの思惑が交錯し、また従来の仮面ライダーでは考えられなかったド派手な必殺技が、お子様方にも受け入れられた。 カードを武器にモンスターを召還したり、武器を召還したり、必殺技を発動させたりするライダーなんてものは、当時は本当に画期的だったのだ。そして7年後、「カメンライダードラグーンナイト」として復活を遂げた本作品は全くの別作品として登場。ミラーワールドは「ベンタラ」と呼ばれる世界になっており、殺し合い設定も多少ライトになっている。「カメンライダードラグーンナイト」は今まで、東映チャンネルでしか見られなかったので、この地上波放送は大変ありがたい。 平成ライダーファンなら必見である。また、吹き替えとして当時、仮面ライダーナイトに変身する秋山蓮を演じていた松田悟志が仮面ライダーウイングナイトを演じていたりするので、そこら辺もファンは要チェックだ!公式HPhttp://dragonknight.jp/【放送情報】 関東:テレビ朝日 4月1日より毎週木曜日26時40分(14話放送) 関西:朝日放送 4月6日より毎週火曜日26時16分(14話放送)【キャスト(声の出演)】 キット・テイラー(仮面ライダードラゴンナイト) 鈴木達央 レン(仮面ライダーウイングナイト) 松田悟志 マヤ・ヤング 芳賀優里亜 リッチー・プレストン(仮面ライダーインサイザー) 高橋広樹 ドリュー・ランシング(仮面ライダートルク) 遊佐浩二 J.T.C(仮面ライダーストライク) 杉田智和 グラント・ステイリー(仮面ライダーキャモ) 松田賢二 ブラッド・バレット(仮面ライダートラスト) 山本匠馬 クリス・ラミレス(仮面ライダースティング) 神谷浩史 フランク・テイラー 小山剛志 ゼイビアックス将軍 大塚芳忠(天驚院勝彦 山口敏太郎事務所所属)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou