スポーツ
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スポーツ 2020年01月16日 19時30分
日本ハム栗山監督「チームを成熟させていく」2020年スローガン決定
北海道日本ハムファイターズは16日の会見で、2020年のチームスローガンが「羽撃く(はたたく)」に決定したと発表した。 今年のコンセプトには「2016年に日本シリーズを制してから丸3シーズン、栄光から遠ざかり悔しさを味わってきたのは、チームだけではない。我々と同じくらい、いやそれ以上に歯がゆい思いを抱き続けてきたファンとともに、再び大空を舞うべく翼を広げ、はためかせる時は訪れた。一人ひとりが殻を破り飛躍を遂げ、4年ぶりの頂点奪回で捲土重来を果たす」という意味が込められている。 会見に同席した栗山英樹監督は「今年9年目のシーズンを迎えて、これまで悔しい思い、辛い思い、いい思いをたくさんしてきた中で、全てを懸けて結果を出さなければいけない年だと捉えています。何が何でも勝ち切るため、その思いをしっかり言葉にしてスローガンを決めました」とコメント。「選手全員が大きく大空を羽ばたくシーズンになり、ファンのみなさんに『今年のファイターズは羽撃いたな』と思っていただけたら優勝できるはずなので、誠を尽くしてチームを成熟させていくつもりです」と抱負を述べた。 2016年を最後にリーグ優勝、日本一から離れているだけに、盟主奪還に向けて、栗山監督にとっても勝負の年になりそうだ。 栗山監督就任時からのチームスローガンは次の通り。2012年:「9+ NinePlus」2013年:「純 ―ひたむきに―」2014年:「前進せよ 〜トゥミコロクル〜」2015年:「EZOlution」2016年:「爆ぜる」2017年:「F-AMBITIOUS」2018年:「道 -FIGHTERS XV-」2019年:「驀進」2020年:「羽撃く」(どら増田)
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スポーツ 2020年01月16日 18時00分
巨人 菅野智之メジャー移籍容認に東京五輪金&日本一
2020年に去就が最も注目されるのが、オフにポスティングシステムを行使してメジャー移籍を目指す巨人のエース菅野智之投手(30)の動向だ。全権を握る原辰徳監督は「日本一と五輪金メダル」を条件に容認する方針を固めたという。そこには周到な仕掛けが…。 2021年まで任期を残す原監督からすれば、甥でもあるエース菅野を巨人にあと1年引き留め、海外FA権を獲得する来季オフにメジャー移籍させたいというのが本音だろう。しかし、巨人の裏事情に詳しい放送関係者によれば、原監督は「ポスティング移籍が可能な今年こそベストな移籍のチャンスだ」と、菅野のMLB挑戦容認に舵を切ったという。スポーツ紙のデスクが事情を明かす。「背景にあるのが、菅野のポスティング移籍でメジャー球団から巨人に支払われる最大2000万ドル(約21・6億円)の移籍譲渡金。これを球団が『日本一とオリンピックの金メダル獲得』を条件に、菅野に渡すことを示唆し、獅子奮迅の活躍を期待している。そこには日本ハムからの1位指名を拒み、浪人してまで巨人に入団させた、つまり、棒に振った1年の損失補填の意味も込められている」 金満球団の巨人といえども、約20億円超ともなれば、選手総年俸の約半分。大きな投資となるが、菅野の活躍で優勝が手に入れば、算盤は合うという判断だ。 実際、2019年はFAやトレード、新外国人獲得など総額50億円の大型補強を行ったが、リーグ優勝止まりで、日本シリーズではソフトバンクに4連敗した。それを考えれば、費用対効果は大きい。「“選手を金で売るようなことはしない”を是としてきた巨人は、これまでポスティング移籍を一切認めてこなかった。あの松井秀喜や上原浩治もしかり。生え抜きの功労選手といえども海外FA権を行使してのメジャー転身しか夢を叶える方法はなかった。しかし昨秋、これを180度回転させ、’16年オフに横浜DeNAからFAとなった山口俊投手を獲得する際、巨人はポスティングを行使したメジャー挑戦を許し、門戸解放の流れができた」(同) 原監督も昨年11月、「時代の流れの中で、頑なにダメ、ウチはしないというのはおかしな話」と理解を示し、菅野についても「すごく頑張って、その上で自分の夢はメジャーでプレーすることとなれば、ないとは言えない」と、容認に含みを持たせていた。 このように前提として賛成としながらも、ポスティング移籍の譲渡金については「球団が手にするのはおかしい。選手にあげればいいのに」と疑問を投げかけた原監督。さらに、「チームに貢献し、それが評価されてポスティング移籍するわけだから、受け取るのは球団ではなく選手。そうなれば励みになり、巨人に入団しようという選手も増える」と主張した。 これに対し、球団は「ファンの声を聞き、世の趨勢を見ながら」と言葉を濁し、今シーズンの結果に結論を託している。 とはいえ、今季の巨人は、リーグ連覇に向けて課題を残した。打線は坂本勇人と丸佳浩が順調で、岡本和真が主砲に成長、若手も育ちつつある。 一方の投手陣は、昨シーズン15勝を挙げた山口俊がポスティングでメジャーリーグのブルージェイズへ移籍することが決定。FA戦線では美馬学投手(楽天→ロッテ)の獲得に失敗。ドラフトでも1位指名の奥川恭伸投手(星稜→ヤクルト)を外すなど、補強に失敗した。「そこで、首脳陣が期待するのは、昨季は故障の影響で今ひとつだった菅野がかつての輝きを取り戻し、桜井俊貴、髙橋優貴ら若手投手陣を牽引すること。これが日本一奪回の最優先課題と弾き出し、ピンポイントで菅野の強化支援に注力する。つまり、日本一でのポスティング移籍容認を示唆し、20億円超のボーナスを用意した。大盤振る舞いには違いないが、ここには周到な仕掛けが施されていて、それは日本一に加えて五輪の金メダル獲得を条件にしていることだ」(同) 五輪の野球は、公開競技だった1984年ロサンゼルス大会から始まったが、これまで日本は金メダルを獲ったことがなく、銀メダルが最高順位だ。東京大会はわずか6カ国しか出場せず、可能性は十分だが、次回の’24年パリ五輪では野球は実施種目から外れている。つまり、東京五輪が金メダルのラストチャンスなのだ。 地元で行われる五輪で、金メダルに導いた選手を栄光の巨人軍が輩出する――。そのためには、移籍譲渡金の20億円超は惜しくないという計算なのだ。「菅野の今季の年俸は、前年と同額の6億5000万円。これは12球団トップの金額とはいえ、ヤンキース・田中将大(31)の約24億3500万円(7年総額約170億5000万円)や、カブス・ダルビッシュ有(33)の23億1000万円(6年総額約138億6000万円)に比べれば4分の1程度にすぎません。菅野が日本一と五輪の金メダルを手土産にメジャー移籍すれば、年俸25億円程度の評価もあります。つまり、もはや巨人が契約延長できる限界を超えているのです」(スポーツ紙記者) 昨季は腰痛に苦しみ、11勝6敗に終わった菅野だが、オフにオーバーホールし、完全復活に賭けている。真剣交際が報じられる人気モデルの支えとともに、20億円超のニンジンは何よりの刺激剤だ。「これだけ頑張ったのだから、夢を叶えたい」――そう訴える巨人のエースは、夢の扉をこじ開けられるか。
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スポーツ 2020年01月16日 11時30分
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
松坂大輔(39)にとって、キャンプは「試される機会」ともなりそうだ。 松坂が一軍キャンプに帯同することが決まった。辻発彦監督(61)がそれを示唆した時点で、「スロー調整の松坂が実戦重視の班に振り分けられても付いていけない」の批判が出たことは、本サイトでもお伝えしたが、その後発表された西武キャンプの日程表、メンバー編成表を見たら、一つの仮説が成り立った。渡辺久信ゼネラルマネージャー(54/以下=GM)に試されているのではないだろうか。 「一軍に振り分けられた選手で、注目はドラフト1位の宮川哲(24)、同2位・浜屋将太(20)の両投手です。2人ともストレートのキレには定評があります」(スポーツ紙記者) 両投手とも、即戦力と伝えられている。松坂に対しても、辻監督を始め、西武の関係者たちは「戦力として獲得した」と話していたが、この3人が試されるのは、2月22、23日だろう。 「両日、初の対外試合が予定されています(対千葉ロッテ)。宮川、浜屋の2人は期待が大きいので、早い時期に実戦デビューさせると聞いています。22、23日が2人のデビューマウンドになるかも」(前出・同) 一方の松坂だが、チーム関係者によれば、「右肩、右肘に異常はない」とのこと。しかし、練習メニューに関しては「ピッチングコーチと話し合ってから決める」という。その言葉通りなら、キャンプ初日から別メニューなんてことになりそうだが…。松坂は「投げたがり」の性格だ。一般論として、ピッチャーは走り込みや遠投を重ねてからブルペン投球に入るが、松坂は違う。いきなりでも、ブルペン投球をやりたいと思うタイプだ。 「西武の他のピッチャーは、松坂の西武時代を知らない年下ばかりです。極端な例え話になりますが、ドラフト2位の浜屋は松坂が甲子園で活躍したときはまだ生まれていません。『どんな練習をするんだろう?』と、西武投手陣から好奇の目にさらされるわけです」(プロ野球解説者) キャンプでの練習メニューは投手コーチと話し合ってから決めるというのも、気になる。西口文也(47)、豊田清(48)の両一軍投手コーチは「松坂に任せる」と言うだろう。しかし、松坂は子どものような一面もある。今までは、「投げたいから投げる」でやってきた。良く言えば天才肌なのだが、「どういう目的、意図があって、今日は投げるのか」をきちんと説明できなければ、両投手コーチは「新人で西武に入ってきた頃と何も変わっていないな。成長していない」と思うだろう。 「新人自主トレを見ていると、宮川、浜屋はハイペースで調整しています。キャンプ中盤には、ほぼ100%になるのでは」(前出・スポーツ紙記者) 初の対外試合で、両新人投手の登板が予想される理由も、そこにある。松坂は仕上がりの早い両新人投手を見て、張り合ったりしなければいいのだが…。渡辺GMはオトナになった松坂を見たいと思っているはずだ。自分で立てた練習メニューの根拠、体調管理、練習態度。松坂は一軍に振り分けられ、「見られている」「試されている」という自覚を持てるのか否かが試される。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年01月16日 11時00分
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
ベイスターズの倉本寿彦が、今シーズンへの意気込みを横浜市内で行われたトークショーで語った。 倉本はプロ入り2年目の2016年に、ショートのレギュラーの座を奪取すると、翌2017年シーズンではフルイニング出場を果たし、不動のレギュラーとして君臨していた。しかし、タイガースから大和をFAで獲得すると、倉本の出番は激減。2018年は85試合出場に留まり、昨シーズンに至ってはわずか24試合出場で、打率.121と不本意な結果に終わってしまった。 現状を打破すべく、多くの選手が出身学校など、縁のある施設で練習する中、倉本はこのオフ、「同じメニューをこなす」など、充実した練習を積むために「平塚に球場を借りて、社会人時代の同僚、現役プロ選手や沖縄でプレーする仲間」とトレーニングを行っている。「お互いに投げて、打ってを繰り返していると、気付いたら3時間くらい時間が経っている」こともあると明かし、今季に賭ける思いがひしひしと感じられた。 復活に向けて、「フェニックスリーグから変えた」新打撃フォームの定着を目指す。「スムーズにバットが出るように、バットのヘッドをあまり頭の後ろに入れない」ことに重点を置き、「しっかり練習して、実戦でどう対応していけるか」と、徐々に自分のものにしていきたいとの考えを示した。 ベイスターズは昨年のドラフト1位で、同じショートがポジションの森敬斗を指名したが、「周りを気にしている立場ではない。結果を残すしかない」と、自らの立ち位置は痛いほど理解している。 出身は茅ヶ崎、地元横浜高校を経てベイスターズに入団した倉本寿彦。小さい頃から観戦して応援してきたチームを、勝利に導く味は格別であろう。ストロングポイントである無類の勝負強さと、ショート、セカンドにサードと内野はどこでも守れるユーティリティ性を武器に、背番号5が再び輝いてくれることを、横浜の街も願っている。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年01月15日 22時30分
「アリーヴェデルチ」スターダム、ジュリアはレインメーカーになれるか?
「アリーヴェデルチ!またなっ」 これは昨年アイスリボンを退団し、スターダムに電撃入団を果たした女子プロレスラー、ジュリアの決め台詞。「アリーヴェデルチ」はイタリア語で「さよなら」という意味がある。新日本プロレスの内藤哲也が使っている「トランキーロ!あっせんなよ!」と通ずるものがあると言っていい。 4日に行われた新日本の東京ドーム大会で、第0試合(3戦あった)の第1試合だったが、ジュリアは東京ドームのリングに堂々と試合をする選手として上がっていた。スターダムが提供したカードは、岩谷麻優&星輝ありさの2大王者コンビに、スターダムでは壮絶な喧嘩マッチを繰り広げた木村花&ジュリアのカード。スターダムマットでも実現しないドリームマッチだった。こういうカードをさらっと提供してしまうのが、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーの素晴らしいところだ。 「もっとアウェーな感じだと思ってたんですけど」 岩谷は新日本のリングに上がることを恐れていたようだが、このカードが決定した際に起こった「アレルギー反応」はほんの一部であったことが、入場と同時に判明する。試合が始まる16時には既にスタンドがギッシリと埋まっており、4選手がコールされると大歓声が飛んだ。最初は堅さも見られた選手たちの動きも普段通りになっていき、女子選手が繰り出す美しい技の数々にどよめきが起こっていた。最後は誤爆から、花を岩谷がムーンサルトプレスで華やかに3カウント。新日本マットでのスターダム提供試合の初陣は成功に終わった。グループ会社なのだから、ビッグマッチに女子の試合がひとつ入るのは悪くない。 このドーム大会に出場したかった選手は他にもたくさんいたはずだが、一番の新入りであるジュリアが参戦したのは、ジェラシーを生むには最高の形となったのではないだろうか。 試合後、花と揉めたジュリアだったが、花が会見上から去ると「自分は、絶対にかなわないだろうなと、大きな大きな“東京ドームで試合をする”という夢を口にしていました。絶対にかなわないだろうと思って。それがこうやって実現できたこと、ジュリアを選んでもらえたってことは、当たり前じゃねーし、それは分かってます。だからこそ、女子プロレス、引っ張っていくので、未来の女子プロレスはジュリアにお任せください。アリーヴェデルチ!またな!」と、移籍してから初めて“素”を見せる一幕があった。 ブシロードが新日本を買収したとき、新体制の象徴として棚橋弘至の対角線に立ち、一緒に引っ張ってきたのがオカダ・カズチカなら、同じくブシロードが買収したスターダム新体制の象徴になり得るのがジュリアである。それだけの雰囲気を持っているだけに、女子版のレインメーカーになれるのか?ジュリアの活躍に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月15日 21時44分
石川遼が渋野日向子に「SOS」!? 男子ゴルフツアー“人気低迷”待ったなし
日本ゴルフトーナメント振興協会が、2019年シーズンの国内ツアーギャラリー数を発表した。男子ツアー数は18年から1増2減の24試合。ギャラリー総数は32万7801人と、前年から9335人も減っていた。ツアー数が減った影響もあるが、男子ツアーは人気低迷に歯止めを掛けられなかったことになる。 これに責任を感じているのが、男子ツアーの選手会長だった石川遼だ。「子ども向けのゴルフ教室を開いたり、大会でも他選手よりも早く現地入りし、地元関係者、主催者と打ち合わせをしたり。若いファン層も増え、会場はそれなりに盛り上がっていたのですが…」(専門誌記者) そのせいだろうか、選手会長を12月で任期満了となった石川だが、周囲は再選を推すものの、本人は態度を保留したまま。石川自身、米国ツアー復帰の野心もあるようだ。「まだ私案ですが、12月15日に行われた、『団体対抗戦』を、ファン向けに増やしてもいいのではないかとの打開策も聞かれました」(関係者) 団体対抗戦とは、男子、女子、シニア各ツアーから上位3名と推薦選手3名を集めた総勢18名がポイントを争う国内最強決定戦だ。普段、一緒にプレーする機会が少ない男女や、若者とシニアが歓談するなど、和やかな雰囲気を醸し出しており、ギャラリーも肩の力を抜いて観戦できる。人気の女子と一緒にラウンドすることで、渋野日向子ファンに「男子ツアーも見て!」と、アピールする機会にもなるだろう。 先日の団体対抗戦を取材した記者がこう言う。「女子プロと一緒に回り、シニアの選手たちはデレデレ。一部の男子プロも同様でした。問題は、女子プロ側を説得できるかどうか」 ここは、石川が渋野に頭を下げるしかない。とはいえ、選手会長の留任が決まったら、合コンの幹事役まで兼任させられそう?
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スポーツ 2020年01月15日 20時00分
スキー高梨沙羅の“整形情報”が漏洩!? 美容外科医のツイッター憶測呼ぶ
スキージャンプ女子の高梨沙羅に、かなりクロっぽい話が伝わっている。高梨には、以前から整形疑惑が付いて回っているが、この話が本当だとしたら、高梨ももう認めるのが賢明ではないか。 1月12日、福岡県の美容外科医が自身のインスタグラムに次のような言葉を書き込んだ。《患者さんからいただきましたお土産は大好物、仙台銘菓の #萩の月 ありがとうございます とある競技のワールドカップで見事3位に輝いた、有言実行の鏡のような方でした 世界3位って、、、すごすぎます。ダウンタイムは楽ではありませんが、良い結果になったと思いますので、乗り切ってくださいね!》 文中に出てくる“ダウンタイム”とは痛みや腫れが落ち着いてくる時間だ。明らかに「萩の月」(仙台銘菓)をもらった喜び、ワールドカップ3位に入った選手を思いやるメッセージだというのは分かる。「こうまで興味ある情報を出されると、読み手としては誰だろうという感じになりますね。『萩の月』をお土産に持って来たことを考えると、患者さんは仙台の人間、もしくは東北、北海道の人間だと考えられます。『萩の月』はちょっと値段が張るお菓子で、感謝の意であげる場合が多い。札幌や東京駅などでも売っています。福岡の医者に持っていくのは好都合でしょう」(朝刊紙記者) 仮に高梨だとすれば、彼女は北海道出身。東北地方でも練習している。そこで医師が書いた“ワールドカップ3位”という文言だ。「高梨は、今季のW杯ジャンプの第2戦リレハンメルで3位に入っています。前のような圧倒的な強さはありませんが、W杯のような長い期間でやる場合は安定して銅メダル以上を取ることができる。医師の書き込みからすると、どうしても高梨を想像してしまいます」(同・記者) 美容整形疑惑や数字的なもの、お菓子など、キーワードを組み合わせると高梨の名が浮かぶことは確か。断定はできないが、果たして…。
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スポーツ 2020年01月15日 19時30分
横綱・白鵬の休場に心無い批判も 稀勢の里とは正反対の逆風、“ヒール横綱”に仕立て上げられているワケは
2場所連続44度目の優勝を目指していた横綱・白鵬。15日、その白鵬が同日の初場所4日目から休場することを日本相撲協会が発表し、各メディアが広く報じている。 今場所の白鵬は12日の初日こそ西小結・大栄翔を下したものの、13日の2日目に平幕・遠藤、14日の3日目には平幕・妙義龍に敗れ3日目までに1勝2敗。2018年初場所以来2年ぶり2回目となる、2日連続の金星配給を喫するなど苦しい相撲が続いていた。 報道によると、白鵬は場所前から抱えていた右足かかとの傷から菌が入ったことで蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症し、14日夜から発熱に見舞われていたとのこと。加えて、2日目の遠藤戦で敗れた際に土俵で腰を強打したこともあり通算14回目、初めて年2場所の休場を強いられた2017年以降では、10回目となる休場(全休を含む)を決断するに至ったという。 立ち合いの際に張り手、かちあげを多用することを理由に、ここ数年は“横綱の品格がない”と反感を買っている白鵬。このこともあってか、今回の休場に対しネット上のファンから「汚い相撲ばかりやってるから罰が当たったんだ」、「負けが込んだら理由つけて休む、本当に情けない横綱」、「満身創痍みたいだし、もうこのあたりが潮時じゃないですか?」と、心ない言葉も集まっている。 一方、「白鵬を批判してる連中は、稀勢の里がどれだけ休んだか忘れたのか?」、「稀勢の里があんだけ休場したんだから大目に見ろよ」、「白鵬は休場明け強いから、調子戻らなかった稀勢の里よりはよっぽどマシ」と、2019年初場所中に現役を引退した元横綱・稀勢の里(現荒磯親方)を引き合いに出した苦言も複数見受けられた。 「稀勢の里は2017年夏場所から2018年名古屋場所にかけて、歴代の横綱ではワーストとなる8場所連続休場を喫していますが、2003年初場所を最後に現役を引退した元横綱・貴乃花以来の日本人横綱だったということもあり、批判よりは『無理して出場するな』、『完全に治るまで休め』といった擁護が多数を占めていました。ただ、休場から復帰した2018年秋場所こそ2ケタ10勝をマークしましたが、その後の同年九州場所では再び休場。結局、最後まで状態が戻ることはなく、2019年初場所中に現役を退いています」(相撲ライター) 当時の稀勢の里と今回の白鵬の風当たりの違いに、違和感を抱いているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年01月15日 18時00分
ヤクルト 山田哲人「国内FAとポスティング」W行使へ
トリプルスリーを3度達成した男をめぐり、球界史上、最大の争奪戦へ。それも、メジャーリーグを巻き込んだ大規模なマネー戦争となりそうだ。「国内FA権の行使と、ポスティングシステムを同時に行うんです。2014年オフ、当時、オリックスの金子千尋(現・弌大)がそれをやろうとし、未遂に終わりました。球界のルールの盲点を突いた、『WIN・WINの関係』を目指した秘策ですよ」(球界関係者) 東京ヤクルトスワローズの山田哲人内野手(27)が契約更改を終えたのは、昨年の12月24日だった。ポイントは、“契約年数”と“年俸額”の2つだった。「大方の予想では、複数年契約が交わされなければ『国内FA権を行使して他球団に移籍する』と見られていましたが、そんな単純な話ではありませんでした」(スポーツ紙記者) 山田は7000万円増の単年契約、年俸5億円でサインした。12球団を見ても、年俸5億円超の現役選手は5人だけ。山田はヤクルト史上最高額を勝ち取ったのである。 ポイントと記した契約年数だが、山田は順調に行けば今季中に国内FA権を取得する見込みだ。「他球団には行ってほしくない。行くならせめてメジャーに…」の球団の思いから、球団側は複数年契約を提示していた。「’21年オフに海外FA権を取得するため、それも見越して3年程度の契約年数が提示されたようです」(同) 山田が単年にこだわったのは、「他球団の評価が聞きたいから」だ。これは更改後の会見で本人が語っていたもので、「他球団の評価=FA移籍希望」が、球界の常識だ。そのへんについて突っ込まれると、「FA宣言するかもしれないし、しないかもしれないし…」と意味深に返していた山田。その表情は、記者団がザワつくのを楽しんでいたようにも見受けられた。 球団史上最高額となる「5億円」については、こんな声も聞かれた。「今オフ、バレンティンを積極的に引き止めなかったのは、山田の高騰する年俸に備えるためでもありました。バレンティンの昨年度の推定年俸は4億4000万円。山田はそれより1000万円少ない金額でした。バレンティンは今季36歳になるとはいえ、NPB通算288本塁打、9年で8回もシーズン30本以上を放った超優良外国人です。バレンティンと山田の両方に高額年俸を払い続けることはできないとの判断からでした」(同) こうした球団からの思い、誠意は、山田にも伝わっているという。「山田慰留のために陰で奮闘していたのが、小川淳司前監督です。’14年に監督を退いた後、シニアディレクターとして球団の総年俸についても色々と手を尽くしていました。山田中心のチームになり、今後は村上宗隆らの年俸の高騰化に備えなければなりません。昨季は監督として、成績不振の責任を取って退団しましたが、今後はGMとして山田の慰留に当たると見られています」(同) しかし、ヤクルトは現実的な選択にも備えなければならない。山田の慰留に全力を注ぐが、成功する保障はどこにもない。今オフの契約更改の席上では、山田の本音を聞き出すことにも神経を使ったそうだ。「2つの夢、目標があるようです」(ベテラン記者) 1つは「メジャーリーグへの挑戦」。それに向けて動き出すタイミングをまだ決めかねているようだが、山田はテレビ番組などで「行きたい!」と、何度も口にしてきた。そして、もう1つは「東京五輪に出場すること」だという。「山田が契約更改後の会見で語った言葉は、今現在の本音なのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者) ’20年、’21年に高津臣吾監督を胴上げし、ファンにも応援してもらえる格好で海外FA権を行使するという流れになるかもしれない。しかし、それではヤクルトは“大損”なのだ。「海外FAでメジャーに行かれたら、ヤクルトに移籍譲渡金は入りません。だったら、国内FA権を行使できる’20年オフにすべてのことを解決させてしまおう、と」(前出・球界関係者) つまり、国内FA権の行使と、ポスティングシステムの“W行使”だ。 山田サイドは日米全球団と自由に交渉することができ、希望はすべて通る。その後、国内移籍に決まったら、ヤクルトには人的補償が確保される。一方、メジャー挑戦が決まれば、「移籍譲渡金」が球団に入る。仮に、山田が他球団の評価を聞いて、ヤクルト残留を決めてくれたら、それはそれで万々歳。とにかく、球団として阻止しなければならないのは、何の見返りのない海外FA権による移籍なのだ。 国内FAとポスティングシステムをW行使すれば、球団も損をしない、『WIN・WINの関係』になれるのだ。それに関連して、こんな声も聞かれた。「バレンティンの移籍について、当初は国内FA権で他球団と交渉する予定でしたが、NPBが『外国人選手はやっぱりダメ』と、後から言ってきたんです。ヤクルトはバレンティン放出による人的補償を見込んでいましたが。山田のW行使はその仕返しみたいな意味合いもあるのかもしれません」(同) そんな中、ポスティングシステムを利用して元DeNAベイスターズの筒香嘉智(28)がメジャーリーグのレイズと、2年総額1200万ドル(約13億円)で契約を結んだことが発表された。年齢も近いことから、山田もこのあたりの交渉になると目安にする関係者もいた。 山田が4度目のトリプルスリーを獲得したら、国内全球団はメジャーとのマネー戦争が避けられない。年俸額だけなら国外優位。巨人、ソフトバンクはもちろん、ヤクルトも最後まで残留交渉が可能だ。夢か、カネか? 新時代の争奪戦が始まろうとしている。
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スポーツ 2020年01月15日 17時30分
新日本プロレス小島聡、“謙虚な気持ち”でメキシコのタイトルに挑戦
新日本プロレスは10日から、毎年恒例のメキシコCMLLとの合同シリーズ『ファンタスティカマニア2020』を開催している。IWGP2冠王者の内藤哲也、IWGPジャニアヘビー級王者の高橋ヒロム、エースの棚橋弘至ら日本人選手が参戦する中、今シリーズ、日本人選手の“柱”として連日メイン戦線で闘っているのが、“第3世代”の小島聡だ。 「メキシコの超メジャー団体・CMLLの歴史からすれば、ルチャ未経験の私なんかが出場できるだけで奇跡かも。でも、日本のプロレス団体で28年やってきたモノをさらけ出して、何とかチャンピオンにまで到達したい」 小島は10日の大阪・大阪府立体育会館・第2競技場大会を終えると、こんなコメントを発信した。19日の東京・後楽園ホール大会では、ウルティモ・ゲレーロが保持するCMLL世界ヘビー級王座に挑戦することが決まっているだけに、小島は気合い十分。ただ、決して謙虚さを忘れないのが小島らしい。同王座を日本人選手が獲得したことはないので、もし小島が戴冠すれば日本人初の快挙となる。 新日本はかつてメキシコのUWAと提携していた時代に、アントニオ猪木、藤波辰巳(現・辰爾)、長州力がヘビー級のタイトルを獲得しているが、日本のヘビー級選手がメキシコのシングル王座を獲得するハードルは高い。しかし、小島がベルトを持って2017年に1か月過ごしたメキシコに再上陸するという新たな目標が出来るのはとてもいいことだ。 「私以外のルチャドールのレベルが高すぎて、焦る。日本で学んだ私のプロレスが、相手にどれだけのダメージを与えてるのか分からない。ルチャ特有の空気に飲まれないようにしなくては…」 13日の愛知・名古屋国際会議場・イベントホール大会まで、ゲレーロとの前哨戦は2勝2敗のイーブン。あとは16日から東京・後楽園ホール4連戦(中1日挟む)を残すのみ。小島は後楽園3日目に王座に挑戦するが、これまでIWGPヘビー級、三冠ヘビー級などなど、幾多のタイトルを謙虚な気持ちで獲得してきた。そんな謙虚な気持ちとともに、小島の肉体は年々ビルドアップされている。 「引退の事は、少し前に本人から聞かされていた。実際に発表を見ると、何を言っていいのか分からない。簡単に『今までありがとう』とか、『お疲れ様でした』なんて言えない。辛いし、残念でしかない。仲間なんだから」 先日、同じ第3世代の中西学が来月引退を発表した。小島はかつて中西を「ニシオくん」と呼びながら、ライバルとしてタッグを結成したこともある。第3世代には第3世代にしか分からない絆があるのだろう。そんな中西の思いも右腕に込めて、19日のタイトルマッチで豪腕ラリアットを爆発させてくれると期待したい。(どら増田)
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巨人・楽天「Vの悲劇」 巨人・原監督が予告する冷徹大改革の全容(1)
2013年09月30日 11時00分
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スポーツ
東京五輪に鼻息荒い相撲界
2013年09月27日 15時00分
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加藤コミッショナー後任選びで紛糾必至 オーナー会議で始まる12球団“空中分解”
2013年09月26日 17時30分
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西武・涌井がFA権行使なら争奪戦必至も、気になる“下半身事情”
2013年09月21日 17時59分
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相撲人気復活がかかる遠藤の実力
2013年09月20日 11時00分
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ソチ五輪から“美しすぎるカーリング娘”市川美余もマリリンも消えた!
2013年09月19日 11時45分
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古傷に追い打ち 横綱候補だった把瑠都が引退に追い込まれた部屋事情
2013年09月19日 11時00分
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ファンとの“公約”かCS逆転Vか 藤浪の登板回数制限で揺れる阪神
2013年09月18日 19時00分
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好投しても勝てないダルビッシュ 0-1敗戦の珍記録まで達成
2013年09月17日 15時30分
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スポーツ
虎ファン加勢! 星野楽天の日本シリーズ「甲子園」代替計画すっぱ抜き(2)
2013年09月17日 11時00分