昨年6月18日DeNA戦中に左ひざに打球が直撃し、全治5カ月の大怪我(左膝蓋骨骨折)を負った上沢。翌19日の手術を経て現在までリハビリを続けており、各報道では今シーズン前半戦、具体的には6月までの一軍復帰を目指しているとも伝えられている。
28日にインスタグラムに投稿した約15秒の動画内で、上沢は二軍の本拠地である鎌ヶ谷スタジアム(千葉・鎌ヶ谷)の室内練習場内において、しゃがんでミットを構えたチームメイトの捕手・石川亮に目がけ、患部である左足をしっかりと前方に踏み込み真っすぐの球を投球。
その後返球を受けると、もう1球投げることを人差し指を立てるジェスチャーで石川に伝えた上で、1球目と同じ真っすぐの球を石川のミットに投球。動画を見ているファンに向けて、怪我からの回復度合いをアピールした。
また、投球動画と共に「いい感じに投げられるようになってきた!」という一文も添え、自身のコンディションに一定の手応えをにじませている。
上沢の投稿を受け、ネット上のファンからは「だんだん回復してきてて嬉しい限りです」、「状態持ち直したんですね、本当によかったですね」、「動画で見た感じ、左足は踏ん張り利いててよさそうに見えますね」、「ここまで回復しただけでもう泣きそうです、登板するその日を楽しみに待ってます」といった反応が多数寄せられている。
「今回の投稿では回復具合に好感触を得ている様子がうかがえる上沢ですが、実は今月19日時点の報道では『左足に力が入らない』と口にしており、ファンからも『やっぱり怪我前と同じ状態に戻すのは厳しいのか』、『前半戦での復帰は絶望的かもしれない』といった心配の声が寄せられていました。そこからおよそ10日間での復調に、胸をなで下ろしたファンも多いようですね」(野球ライター)
2018年シーズンは「25試合・11勝6敗・防御率3.16」と2ケタ11勝をマークする活躍を見せ、昨シーズンも怪我で離脱するまでに「11試合・5勝3敗・防御率3.15」といった数字を残している上沢。コンディションが万全なら間違いなく先発ローテの一角を担う好投手だけに、多くのファンが怪我からの復活を待ち望んでいるようだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
上沢直之の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/u.nao15