スポーツ
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スポーツ 2020年09月20日 06時30分
RIZINにジェームス・ライディーン改めディラン・ジェイムスが参戦、元・貴ノ富士と対戦!
総合格闘技イベントRIZINは27日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催する『RIZIN.24』の追加カードを発表した。 サプライズとして発表されたのが、ジェームス・ライディーンなどのリングネームで、プロレスラーとして日本でもおなじみのディラン・ジェイムスが、暴力問題などを起こして昨年10月に引退した大相撲元十両・貴ノ富士のスダリオ剛とMMAルールで対戦するカードだ。 今大会はフジテレビ系列で全国生中継が決まっており、裏番組にはTBS系ドラマ『半沢直樹』の最終回が控えている。そんな中メインイベントとして行われる予定の那須川天心対皇治のドリームマッチとともに、榊原信行CEOがかねてから話している「お茶の間に届くもの」として、このカードが決定したものと思われる。 ジェイムスは、かつてECW、WWEで暴れ回ったダッドリー・ボーイズ(現・チーム3D)が主宰するチーム3Dアカデミーでプロレスの基礎を学ぶ。2010年に地元ニュージーランドでプロレスデビューし、翌2011年には日本のプロレス団体ZERO-1に参戦、初来日を果たす。2013年には田中将斗をハイアングル・パワーボムで仕留め、第15代ZERO-1世界ヘビー級王座を獲得。巨体を活かしたパワー殺法を武器に、常連外国人ファイターとしての地位を不動のものにした。その後はZERO-1から離脱し、アメリカに活躍の場を求めたが、2018年に全日本プロレスで日本マット復帰を果たした。 全日本マットでは、同年3月に崔領二とのタッグで、ゼウス&ボディガーを撃破し、第82代世界タッグ王者となる。さらに第41回世界最強タッグ決定リーグ戦では、ジョー・ドーリングとタッグを組み、優勝。平成最後の世界最強タッグ決定リーグ覇者となった。現在は日本に住み、日本マットでのさらなる飛躍を誓っていたところだったが、かねてから興味のあったMMAヘの挑戦を決意。中学・高校時代はフリースタイルレスリングに熱中し、レスリング漬けの生活を送っていただけに、パワーとテイクダウンには絶対の自信を持っている。ど迫力ファイトでスダリオを蹴散らし、一気にその名を世間にとどろかせたいところだろう。 ジェイムスの代理人としてコメントしたランズエイドのウエザイルは「MMAにはプロレスが足りない。橋本真也から継承した袈裟切りチョップとラリアットを出すかもしれない」とプロレス技の披露を予告。ジェイムスも「すごいものを見せてやるから覚悟をしておけ!」と、スダリオを挑発した。面白い試合が見られるかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月19日 17時30分
中日・大野、完投途切れるも心配無用?「早い回で降りて申し訳ない」敗戦の中で示した意地とは
9月15日、広島対中日のゲームでドラゴンズのエース、大野雄大が4イニングを投げ終えた後、交代を告げられマウンドを降りた。 初回、鈴木誠也の3ランを含む4連打を浴びるなど、立ち上がりで4失点を喫すると、その後は無失点に抑えるも、5回表の攻撃時に代打を送られている。この瞬間、7月31日の対ヤクルト戦から続いていた大野の連続完投が「6」で途切れた。 2回からは復調し、最後まで安打を許さず5個の三振を奪うなど、本来の姿を取り戻していただけに、悔やまれる初回の内容だった。大野は試合後、「初回4失点して、早い回で降りて申し訳ない」とコメントを残している。 ただ、連続完投が途切れたとは言え、ここまでの堂々たるマウンド姿は、多くのプロ野球ファン、さらには対戦相手にもインパクトを与えるには十分すぎる程の「投げっぷり」だ。 8日の対巨人、菅野智之との投げ合いとなった一戦は、試合前より「エース対決」と注目を集めており、大方の予想通り、両者共に譲らない試合展開となる。大野はこの日も巨人打線の前に立ちはだかり、チームを勝利に導くことが出来ずに敗戦投手となったものの、最後までマウンドを守り抜いている。痺れるような投手戦を制し、勝利した菅野も「同じピッチャーとして本当に尊敬します」と大野への敬意を表し、巨人指揮官である原監督も「いい投手戦でしたね」と語った。今季、2度完投勝利を許した「天敵」を相手に、巨人も意地を見せた格好となったが、投手としての力量を認めていることは揺るぎない事実だ。 今シーズン、大野は開幕投手としてスタートしながらも、一か月以上にわたり白星を挙げられずにいた。その間、ドラゴンズも波に乗りきれず、現在も借金を抱えたままだ。チームの低迷に加え、今季の過密日程もあって必然的にエースである大野への負担が大きくなり、その結果が両リーグでもダントツとなる完投数に現れている。投球回数、奪三振もリーグトップを記録、現代野球に似つかわしくない「完投男」という異名とともに、その左腕からは頼もしさばかりが伝わってくる。 期待を一身に集めながらも途中降板となった広島戦、4回を投げ終え自軍ベンチに戻るや、すぐさまキャッチボールを始めていた。ビハインドを背負いながらも、以降も自分が投げ続けるという意思表示であることは明らかであり、その表情には一点の曇りもなく、エースとしての自信だけが力強くみなぎっていた。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年09月19日 11時00分
ソフトB・中村の弔い打で思い出す、巨人・谷の“号泣満塁弾” 「先に逝かれて本当に悲しくて…」急逝の盟友に捧げた魂の一打
17日に札幌ドームで行われたソフトバンク対日本ハムの一戦。試合は「2-1」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンク・中村晃のヒーローインタビューだった。 >>「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声<< ソフトバンクは前日の16日、約30年にわたりチームを支えていた川村隆史3軍コンディショニング担当がくも膜下出血のため55歳で急逝。訃報から一夜明けた同戦、チームはユニフォームに喪章を着けて臨んだが、その試合の9回表に中村は通算1000本安打を達成した。 試合後のヒーローインタビューで、中村は「みんなつらかったし、もっともっと生きてほしかった」と悲痛な思いを吐露。その上で、「僕が18歳だった新人合同自主トレの時から、いつも選手に寄り添って支えてくださった。これからも野球選手として長く続けることが川村さんへの恩返しだと思う」と決意を述べた。 天国の恩人に思いをはせた中村の姿に、ネット上には「どうしてもこの試合で1000本安打を達成したかったって思いが伝わるな」、「結果が出て天国の川村さんもきっと喜んでるよ」といった反応が多数寄せられた。一部では「亡き人に捧げる一打っていうのは谷を思い出すな」、「あの時の谷も同じような思いを抱いてたんだろうな」といったコメントも見られた。 名前が挙がっている谷佳知は、現役時代にオリックス(1997-2006,2014-2015)、巨人(2007-2013)でプレー。プロ19年間で「.297・133本・741打点・1928安打」といった成績を残した好打者だが、巨人時代に天国の盟友へ捧げる一打を放ち多くのファンの涙を誘っている。 2010年4月24日、東京ドームで行われた巨人対広島の一戦。この試合は同月2日の対広島戦前の練習中にくも膜下出血で倒れ、同月7日に37歳の若さでこの世を去った故木村拓也コーチの追悼試合。木村コーチは現役時代に巨人、広島でそれぞれプレー経験があったため、同戦は両チームがユニフォームに喪章を着けて臨んだ。 劇的な一打が生まれたのは、「2-3」と巨人1点ビハインドで迎えた8回裏1死満塁。一打出れば同点、逆転というこの状況で、原辰徳監督は代打に谷を起用。木村コーチとは同級生で親交も深かった谷は心の中で気持ちをふるい立たせていたのか、ゆっくりとした足取りで打席に入った。 球場から大声援が送られる中、谷は広島3番手・高橋建が投じた初球、2球目をしっかり見極めボールを選ぶと、3球目は逆方向へ痛烈なファール。そして、カウント「1-2」から高橋が投じた高めの4球目を迷いなく振り抜いた。 ファンの大歓声と共に上がった打球は、大きな弧を描きながらレフトスタンドに飛び込む逆転満塁ホームランに。打った瞬間に高々とバットを放り投げた谷は、両手を挙げバンザイしながらダイヤモンドを一周した。 谷の満塁弾もありこの回一挙5点を挙げた巨人は、9回表に広島に1点を返されるも「7-4」で勝利。試合後のヒーローインタビューには、当然殊勲の一打を放った谷が呼ばれた。 お立ち台に立った谷は泣きながら「拓也とは同級生で、いつも励まし合ってプロでやってきたけど、先に逝かれて本当に悲しくて…」、「泣かないでおこうと思ったんですけど、涙が全然止まらなくて…なんとか今日の試合は、とにかく勝ちたいと思って臨みました」とコメント。天国の木村コーチに思いをはせる谷の姿は多くのファンの涙を誘った。 谷は後年、同戦での心境についてメディアのインタビューなどで明かしている。谷によると、プロ生活の中で「あれだけ気合を入れて打席に入ったことはない」といい、打席内では「絶対に打たないといけない」、「ホームランしかない」と考えていたとのこと。普段の打席で気持ちを入れすぎると空回りすることがほとんどだったというが、同戦だけは狙い通りの打撃をすることができたという。 10年前の谷と同じく、今回故人に捧げる一打を放った中村。天国の川村コンディショニング担当も、新人のころから見てきた中村のメモリアル安打をきっと喜んでいることだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月19日 06時30分
北斗晶氏が提唱したアッセンブル10.1上野大会の対戦カードを発表!
元プロレスラーでタレントの北斗晶氏の呼びかけで実現した女子プロレス団体合同イベント『アッセンブル』10.1東京・上野恩賜公園野外ステージ大会の第1弾カードが発表された。『Women’s Pro-Wrestling Assemble』2020年10月1日東京・上野恩賜公園野外ステージ<第1弾発表カード>▼PURE-J タッグマッチLeon&ライディーン鋼 対 マリ卍&勝愛実▼マーベラス 6人タッグマッチ彩羽匠&門倉凛&Maria 対 桃野美桜&神童ミコト&星月芽依▼センダイガールズ 6人タッグマッチ>里村明衣子&DASH・チサコ&岡優里佳 対 橋本千紘&愛海&金子夏穂▼シードリング タッグマッチ世志琥&花穂ノ利 対 中島安里紗&海樹リコ※レフェリー 南月たいよう▼OZアカデミー タッグマッチ尾崎魔弓&安納サオリ 対 加藤園子&AKINO 試合順は当日、各団体の代表が抽選を行い決定する。また堀田祐美子が任されているフリー枠、ダンプ松本を軸に行われるとされるレジェンド枠のカードは後日発表となる。 提供マッチによるオールスター戦は、プロレス界で過去に幾度となく行われてきた。1995年4月2日に開催されたベースボール・マガジン社主催『夢の懸け橋』(東京ドーム)は、新日本プロレス、全日本プロレス、FMW、U系各団体、インディー団体をはじめ、当時存在した女子プロレス3団体も全て参加し、6万人もの観衆を集めている。この大会に不参加を表明したWARも後楽園ホールで大会を開催し、こちらも超満員の盛況ぶり。プロレス界が盛り上がった1日となった。 実はこの東京ドーム大会に、当時復帰か引退かで迷っていた北斗氏が全日本女子プロレスの提供試合終了後に乱入する一幕があった。この時の経験が提供マッチのオールスター戦につながっているのかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月18日 18時30分
西武・森のエラー連発に「気持ちが強すぎ」井端氏が苦言 「ちょっと病んでるのかな」辻監督も不安、らしくない姿に心配相次ぐ
元巨人で野球解説者の井端弘和氏と元中日で野球解説者の立浪和義氏が、共に17日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。西武捕手・森友哉の守備に苦言を呈した。 同日に行われたロッテ戦に「5番・捕手」でスタメン出場した森だが、「0-0」と両チーム無得点の2回表無死二塁、ロッテ・菅野剛士のバントを先発・内海哲也とお見合いしファンブル。自身のエラーで無死一、二塁とピンチを広げると、さらに後続の岡大海のバントを三塁へ悪送球し先制点を献上。森の2エラーでこの回2点を失ったチームは、その後「1-8」でロッテに大敗した。 番組に電話で生出演した井端氏は、森の2エラーについて「1つ目(のミス)をやってから完全に慌てた。2つ目も(ボールを)しっかり握れていなかった」、「ここ何試合かスタメン落ちしていたので、何とかしないとという気持ちが強すぎたのでは」とコメント。森は同戦が4試合ぶりのスタメンだったが、結果を出そうと焦る気持ちがミスの連鎖を生んだのではと指摘した。 番組に生出演した立浪氏は、井端氏の後に話を振られた際に「(1つ目は)打球が捕手の方に戻ってきていることを考えれば、(森は)投手を声でどかしてでも(捕るべきだった)」、「(2つ目は)タイミング的に(三塁アウトは)どうかなというところだから、握り損ねたのなら一塁でアウトを取っておかなければいけなかった」と指摘。2つのエラーはどちらも判断ミスによるものだと苦言を呈した。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに1個目のエラーの時点でテンパってた感じはする」、「今日は4打数ノーヒットで打撃も守備もボロボロだった」、「苛立ちがモロに表情に出てたしメンタルやられてそうで心配」、「これで森スタメン試合は4連敗、ちょっと深刻な状態になってきてる」、「先日も泣いてたし精神面が心配、一旦二軍に落とした方がいいのでは」といった反応が多数寄せられている。 >>西武・森の号泣に「初めて見た」驚きの声 大久保元監督も「責任を感じていたはず」、サヨナラ直後の姿に反響相次ぐ<< 「2013年のドラフトで1位指名を受け西武に入団した25歳の森は昨シーズンまでに『.298・74本・332打点』といった成績を残し、昨シーズンは首位打者(.329)、パ・リーグMVPも獲得しているチームの正捕手。ただ、今シーズンはここまで打率が『.252』と2割中盤で、エラー数(6個)、捕逸数(6個)もリーグの捕手ではワーストと攻守ともに不調。8月後半からはスタメンを外れる機会も増えており、同戦は9月12日以来4試合ぶりのスタメンでした。8月27日の試合後にはベンチで号泣するなどかなり思い詰めた様子も見られているため、心身をリフレッシュされるために二軍に降格させた方がいいのではと考えているファンも少なくありません」(野球ライター) 試合後、チームの辻発彦監督は「ちょっと病んでいるという気はする」と森を心配したことが伝えられている。チームには欠かせない中心選手だが、復調の兆しが見えなければ一軍登録を抹消するのも一手なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月18日 15時45分
巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒 守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」
17日に行われた巨人対阪神の一戦。試合は「11-0」で阪神が大勝したが、同戦に「6番・二塁」で先発した巨人のプロ3年目・27歳の若林晃弘のプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、試合開始直後の1回表にあったプレー。この回、巨人は先発・サンチェスが2点を失いなおも2死満塁のピンチ。ここで打席の木浪聖也が二塁に高くバウンドするゴロを放ったが、打球を処理しようとした若林の左手が二塁に向かう陽川尚将に接触。はめていたグラブが左手から抜け、若林は捕球できなかった。 ただ、このプレーを見た審判はランナーの陽川を守備妨害としてアウトに。阪神・矢野燿大監督は抗議するも判定は覆らず、阪神は三者残塁で初回の攻撃を終えることとなった。 >>巨人・後藤コーチに「違反行為じゃ?」疑問の声相次ぐ 三塁ランナーへの“肉体的援助”、高津監督の抗議も実らず<< 今回のプレーを受け、ネット上には「何で守備妨害なんだ、若林自ら当たりにいってるからむしろ走塁妨害だろ」、「わざとぶつかられた陽川がアウトにされたのは納得できない」、「やり方が汚い、守備優先を見越してわざと左手出したな」、「下に出した左手が当たるなら分かるが、完全に横に出してるから故意にしか思えない」といった若林への不満が噴出している。 一方、「守備優先がセオリーなんだから別に騒ぐほどのことじゃない」、「避けられなかった陽川が悪い、リプレー見る限りでは大きく避ける動作もしてなかったし」といったコメントも複数見受けられた。 「公認野球規則では守備妨害は『走者が打球を処理しようとしている野手を避けなかったか、あるいは送球を故意に妨げた』場合、走塁妨害については『野手がボールを持たないときか、あるいはボールを処理する行為をしていないときに、走者の走塁を妨げる行為』を行った場合に適用されると定められていますが、基本的には守備妨害が優先されます。ただ、今回の若林は陽川の前を横切り打球を処理しようとした際、左手を故意に走路上に出して陽川に当てにいったようにも見えたため、守備優先を念頭にわざと陽川と接触したのではと考えているファンも少なくありません」(野球ライター) 同戦で解説を務めた元巨人・篠塚和典氏も「若林はうまく演技してますね」とコメントした今回のプレー。試合後の報道では若林のコメントは特に伝えられていないが、意図的だったのかどうか疑問を抱いているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月18日 11時05分
楽天、山田・大野よりも欲しいFA選手が? 目される巨人との争奪戦、石井GMは“名誉挽回”を果たせるのか
巨人の最速でのマジックナンバー点灯による“トバッチリ”は、パ・リーグにも及んでいた。東北楽天ゴールデンイーグルスが反撃に出る。今オフの国内フリーエージェント市場(以下=FA)の主役が東京ヤクルト・山田哲人内野手、中日・大野雄大投手であることは説明するまでもないが、スンナリとは決まりそうにないのだ。 「両選手とも、巨人で決まりといった見方でしたが」(スポーツ紙記者) 山田に限らず、FAの権利を取得した選手たちはその権利を行使するのか否か、明言していない。だが、巨人と楽天の後半戦の戦況を指して、こんな情報も聞かれるようになった。「楽天が山田争奪戦に本腰を入れてくる、と。石井一久ゼネラルマネージー(以下=GM)が仕掛けた巨人とのトレードですが、放出したウィーラー、高梨は新天地で活躍し、楽天が得た高田、池田はイマイチ。楽天から見れば、交換要員を見誤ったとも言えます。これが後半戦に失速した原因の全てだとは言いませんが」(前出・同) トレードでチーム戦力をダウンさせてしまった分を、FA市場で取り戻す。つまり、山田を巨人にだけは行かせたくない、強奪するというのだ。 「ヤクルト出身の三木肇監督が指揮官に決まった時から、山田獲得に動くと噂されていました。三木監督はヤクルトコーチ時代、守備、走塁面で山田に付きっ切りになっていましたから」(プロ野球解説者) >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 一方の大野だが、ここに来て、「動くとしたら、巨人ではなく、阪神が本命ではないか?」といった声も聞かれるようになった。大野は京都府の出身。府内の高校、大学を経て中日に指名されたが、「関西圏のチームに愛着を感じている」(前出・関係者)からだ。 大野の目が関西に向いているとの情報は、楽天にも届いている。 その影響だろう。投手補強の本命は、埼玉西武・増田達至だという。増田はクローザーとして活躍し、昨季は30セーブを挙げた。最優秀中継ぎ投手賞にも選ばれたことがあり、長く西武のブルペンを支えて来た。 「巨人も早くから増田には注目していました。昨年オフ、その増田は複数年の提示を蹴って単年契約を結んでいます」(前出・プロ野球解説者) 石井GMは西武から浅村栄斗をFA交渉で口説き落とした実績もある。元西武・牧田和久の日本帰還が決定した昨季、楽天以外の球団が獲得に動かなかったのは、西武で現役生活を終えた“石井GMとの関係”を知っていたからである。 「前半戦を支えてきた楽天のブルペン陣は蓄積疲労で失速ぎみ。後半戦に負けが込んできたのもそのためです。増田に着目するのは当然ですし、巨人もリリーバーを補強ポイントに挙げています」(前出・同) ともにリリーフ陣に弱点を抱えているだけに、山田以上の争奪戦が繰り広げられるかもしれない。石井GMはメンツをかけ、巨人とのオフの争奪戦に挑むことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月17日 22時30分
ロッテ、日本ハム、オリックスら観客動員数引き上げを発表!各球団対応を急ぐ
プロ野球各球団は、政府の方針により9月19日(土)以降のプロスポーツなど大規模イベントの入場制限が収容人員の上限50%に緩和されることを受けて、チケットの追加販売や座席図の見直しを急ピッチで進めている。 千葉ロッテマリーンズは、千葉・ZOZOマリンスタジアムの入場者数の上限を収容人数の45%、これまでの観衆5000人から8500人増の13500人を目安に引き上げることを決定した。これを受け、9月25日福岡ソフトバンク戦以降の公式戦では観戦チケットを追加販売する。販売する座席は前後左右の間隔をあけ、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策を徹底しながら実施するとのこと。チケット追加販売開始日時は17日10:00から、チケット追加販売対象試合は25日~10月8日までの9試合。10月13日以降12試合の販売方法は今のところ未定。 北海道日本ハムファイターズでも、引き続き座席間の距離を十分に取った上で、9月19日~10月15日に北海道・札幌ドームで行われる主催試合の入場制限数を順次緩和し、最大20000人に変更する。19日、20日の千葉ロッテ戦の追加チケットを販売中だ。 オリックス・バファローズは、19日以降の公式戦観客数の上限を引き上げてチケット販売を行うことを決定。球団は「引き続きお客様のご協力を賜りながら新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を徹底し、安全安心の運営を第一に行ってまいりますのでご理解・ご協力賜りますようお願い申し上げます」とファンに協力を呼びかけている。現在販売中の9月19日~10月1日の公式戦チケットに関しては、販売席数を抑えるために空席としていた座席列を、準備でき次第、追加で販売していく。 また、すでにチケットを購入した席と、追加販売する席のチケットが、横並びとならないよう配慮して座席販売するという。大商大シート・エクセレント指定席・エキサイト指定席・ライトホームランデッキでは、間引き設定を見直しての販売となる。上段外野指定席は販売対象外だが、状況によっては販売する場合があるとのこと。オリックスは上限数を明らかにしていない。 新しい観戦様式は好評を得ているが、マナー違反のファンを監視するため、警備員の負担が増えており、ここはファンの協力が不可欠だ。マナーを守った上で、本来の姿にプロ野球界全体で戻していく必要があるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月17日 19時30分
日本ハム・玉井に「ガッカリする」田尾元監督が苦言 背信投球で逆転負け、「公文を先に出した栗山監督が悪い」の声も
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏と元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、共に16日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。日本ハム・玉井大翔に苦言を呈した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 玉井は同日に行われたソフトバンク戦、「3-2」と1点リードの7回表1死満塁の場面で3番手として登板。しかし、迎えた柳田悠岐に四球を与え押し出しで同点とされると、後続のデスパイネにも2点タイムリーを打たれ計3失点。逆転された日本ハムはその後9回に1点を返すも、反撃及ばず「4-5」で敗れる結果となった。 番組に生出演した田尾氏は、敗戦につながった玉井の投球について「監督の気持ちとしては『勝負してくれ』と(思って)投げさせてる(はず)」、「打たれるのはしょうがない。だけど、四球で(状況を)悪化させてしまったのはガッカリする」とコメント。1死満塁という勝負どころで送り出されている以上、四球を与えるような逃げ腰の投球をするべきではなかったと苦言を呈した。 番組に電話で生出演した金村氏は、田尾氏の後に話を振られた際に「いいボールはいってるんですけどね。(抑えられなかったのは)紙一重だと思う」と指摘。コース自体は悪くなかったが、わずかな制球の乱れが大量失点につながったのではと推測した。 今回の放送を受け、ネット上には「柳田相手には最初から外角に逃げてたから、インコースを使うなりして勝負してほしかった」、「今日の柳田ノーヒットだったのに変にビビり過ぎ」、「際どいコースを無理に攻めようとして自滅したな、デスパイネの時はもうコントロールバラバラだったし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「打たれたのは玉井だけど、その前の公文が独り相撲やったのがそもそもの誤算」、「怪我明けの公文を先に出した栗山監督が悪い」、「最初から玉井を出してた方が上手く行ってた気がする」といった、栗山英樹監督の継投策にも非があるとするコメントも複数見受けられた。 「日本ハムが逆転を許した7回ですが、栗山監督は玉井の前に2番手として、左足内転筋肉離れから13日に一軍復帰したばかりの公文克彦を起用。ただ、公文は7月29日以来の登板ということもあり試合勘が戻っていなかったのか、ヒット2本と四球で1死満塁とピンチに。これを受けた栗山監督はすぐに公文を下げ玉井にスイッチしますが、時すでに遅く玉井が3点を奪われる結果となりました。今シーズンの玉井はランナーなしの被打率は『.147』ですが、ランナーありだと『.303』と不安定な投球になっている投手。そのため、公文を出さずに最初から玉井を起用していた方がよかったのではないかと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 痛恨の逆転負けを喫し、自力優勝が消滅した日本ハム。試合後、栗山監督は「自力優勝というのは数字上の問題で、どこかで大きなものをつくれるかどうか」と前を向いたが、同戦のようなリード時の試合をきっちり取り切れるかは今後の課題といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月17日 17時30分
DeNA・坂本、左腕王国の灯は消さない! “負けないルーキー”が再びローテーション定着へ
昨年ドラフト2位指名された坂本裕哉が15日、先発3戦目にして2勝目を挙げ、ケガから復帰2戦目で結果を残した。 ベイスターズは2018年には石田健大、今永昇太、濱口遥大、東克樹の左腕カルテットでローテーションを形成するなど、左腕王国として名を馳せていた。昨年も今永がエースとして君臨し、濱口、先発中継ぎとフル回転した石田らが中心となっていたが、東が左ひじ故障で離脱。結果的にはトミージョン手術を受けることとなった辺りから、王国に暗雲が立ち込め始めた。 今シーズンもエース今永を中心に、濱口、石田に3年目の櫻井周斗、ルーキー・坂本が台頭し、左腕ローテーションは健在と思われた。しかし、櫻井は結果を残せず、チーム事情から石田は中継ぎとなり、開幕は今永、濱口、坂本の3人がローテーションに残った。その後、デビュー戦で坂本が見事に勝利したがその試合で足をくじき登録を抹消され、8月半ばには今永までもが左肩違和感でまさかの離脱。残ったのは濱口一人となってしまった。 「思ったより時間がかかった」と本人も振り返るように、坂本が復帰したのは約2か月半後の9月8日。久々の横浜スタジアムでのマウンドは、生命線のコントロールがイマイチで5回7失点と厳しい内容。しかし、味方打線の奮闘で引き分けとなり、黒星は付かなかった。プロとして重要な“負けない運”を味方に付け、次戦は9月15日人生初の神宮での登板となり、2回に2失点を喫したものの、3回からは立ち直り、打たせて取るピッチングで6回途中まで粘り、見事2勝目を手にした。 12日に久し振りとなる4勝目を挙げた濱口と坂本がローテーションの核になり、今はエース今永の復帰を待つ。来年には「憧れでずっと背中を追いかけていた」立命館大学の先輩・東克樹らと共に再び左腕王国を築く為にも、坂本にはルーキーイヤーにしっかりと爪痕を残してもらいたい。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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2018年02月28日 21時44分
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スポーツ
高梨沙羅 平昌五輪後が心配な“恋愛解禁”
2018年02月28日 18時00分
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スポーツ
【WWE】アスカ、ブル中野以来の快挙なるか?シナがアンダーテイカーに対戦要求!
2018年02月28日 17時56分
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スポーツ
【日本ハム】札幌市営地下鉄をファイターズがジャック!
2018年02月28日 06時30分
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スポーツ
【ドラディション】藤波辰爾とボブ・バックランドがタッグ結成&対決!ザ・コブラ参戦
2018年02月27日 21時45分
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スポーツ
【WWE】アスカの王座挑戦はシングル戦に!ロンダとトリプルH&ステファニー夫妻に因縁勃発!
2018年02月27日 21時40分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分