今回は日本になじみ深い中邑真輔や、AJスタイルズが所属している主力ブランド、スマックダウンのメンバーを中心にラインナップされる予定だ。
WWEは、日本をはじめ地球上の何億人ものファンを熱狂させるハリウッド顔負けの究極のエンターテイメント。WWEの魅力は海外ドラマさながらの劇的なストーリー展開だ。さまざまなキャラクターのスーパースターたちが登場し、抗争・対立を繰り広げる。ド迫力のアクションと奇想天外な演出の試合を通して、これらの抗争がさらに発展していくドラマチックなエンターテイメントプロレスだ。
主力ブランドである『ロウ』(RAW)、『スマックダウン』(SD)などレギュラー番組で勃発するこれらのストーリーは、毎月のPPV大会で決着し、そこから新たなストーリーも始まる。
またWWEネットワークでは、看板番組の『NXT』と クルーザー級に特化した番組『205 Live』を放送。その独自の路線が高く評価され、世界各国から個性豊かなスーパースターが続々と参戦している。
日本からは中邑真輔(SD)、アスカ(RAW 日本時代のリングネームは華名)、ヒデオ・イタミ(205 日本時代のリングネームはKENTA)、戸澤陽(205)、カイリ・セイン(NXT 日本時代のリングネームは宝城カイリ)の5人が所属。1999年にはNY証券市場に上場、時価総額は15.1億USドル(約1,617億円)以上(2018年2月現在)となっており、世界のプロレス界においてメジャーリーグ的な存在となっている。
◆昨年の日本公演
・2017年9月16日『WWE Live Osaka』(エディオンアリーナ大阪)
4,626人の観衆を集めた大阪公演では、中邑真輔がWWE王者ジンダー・マハルに挑み、US王者AJスタイルズはケビン・オーエンズと対戦。アスカは負傷によるセコンド参戦で会場を盛り上げた。
・2017年6月30日、7月1日『WWE Live Japan』(両国国技館 )
2017年の日本公演は14,387人(2日間合計)の観衆を集め、NXT女子王者アスカはアスカロックで凱旋勝利、戸澤陽は両日ともにクルーザー級王座戦で王者を追い込んだ。ヒデオ・イタミも初凱旋試合でクリス・ジェリコと対戦。観客を魅了した。初日にはカイリ・セインのWWE正式契約も発表された。
◆2018年WWE日本公演概要
『WWE Live Japan』
<開催日>
2018年6月29日、30日
<会場>
東京・両国国技館
<出場予定>
中邑真輔、AJスタイルズ、ケビン・オーエンズ、ルセフ、ボビー・ルード、ニュー・デイ、 シャーロット・フレアー、ベッキー・リンチ、ナオミほか
※来日タレントは予告なく変更される場合あり。
■中邑真輔のコメント
今年もWWE Live日本公演が決定いたしました。6月29日、30日の2日間両国国技館で開催されます。4月8日(米国現地時間)レッスルマニアでWWE王座を獲得し、最高の形で日本公演に臨みたいと思ってます。イヤァオ!
取材・文 / どら増田
カメラマン / 広瀬ゼンイチ