スポーツ
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スポーツ 2020年10月01日 20時30分
ソフトB・バレンティンの意味深SNS投稿に苦言「自分のことだけで…」 元阪神・池田氏の指摘に「モチベーターがいれば変わる」の声も
元阪神で野球解説者の池田親興氏が9月30日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ソフトバンク・バレンティンについて言及した。 今回の動画で池田氏は、視聴者から寄せられたソフトバンク関連の質問に回答する形でトークを展開。その中で「バレンティン選手のインスタグラムの投稿についてどう思われますか?」という質問を取り上げ、バレンティンのインスタ投稿について自身の見解を語った。 バレンティンは9月29日に自身の公式インスタグラムに、昨シーズンまで所属したヤクルト時代の自身の写真を添えて「お金で幸せは買えない」と英語で投稿。翌30日に自身の公式ツイッターで「野球とは何の関係もない」と弁明したが、ファンの間で「相当思いつめてそうで心配」、「自分の意思でソフトバンクに来たのに何を言ってるんだ」と物議を醸している。 >>ソフトB・バレンティンが移籍を後悔?「お金で幸せは買えない」意味深なSNS投稿、弁明するも物議に<< バレンティンのインスタ投稿について、池田氏は「シーズン中みんな優勝に向かって頑張っている時に、自分のことだけでインスタグラムに上げたりするのはどうなのか」とコメント。この件について1日午後5時半までに球団や選手・コーチは特に反応してはいないが、ロッテと激しい優勝争いを展開しているチームの士気に関わりかねない行動だと苦言を呈した。 池田氏は続けて、「インコースをずいぶん攻められて、自分の打てるゾーンが打てないようになって心が苦しくなっている(のではないか)」と指摘。相手投手から執拗にインコースを攻められ調子を落としたことで心労が募っているのではと推察した。 「2年10億(円、推定)のお金をかけて、戦力として獲得した人たちがいるわけだから、少なからずこういう投稿は控えていただきたい」と、今後は同様の行為をしてほしくないという池田氏。同時に、「お金で幸せは買えない(と言ってるけど)、いや、幸せは自分でつかむもの。バレンティンはそれだけの(実力がある)選手でしょ?」と奮起を促していた。 池田氏はこの他にも、来年一軍で見る機会が増えそうなチームの二軍選手や、正遊撃手・今宮健太の後釜となり得る選手について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「確かに現場からしたら士気に関わりかねない行動だと思う」、「確かにイン攻めで打撃フォームが崩れて思うように打てなくなった可能性はあるかもしれない」、「本人が言う通り野球関係無いかもしれないし、あんまり騒ぎ立てても仕方ないのでは」、「バレンティンは気分でプレーが左右される選手、モチベーターがいれば変わるかもしれないが…」、「自分みたいに復調を祈ってるファンも多いはずだから腐らずに頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 「初来日した2011年から昨シーズンまでヤクルトでプレーし、今年からソフトバンクに所属しているバレンティンは、ヤクルトの9年間で『.273・288本・763打点』といった数字を残している球界屈指の長距離砲。その一方で扱いが難しい気分屋として知られ、2015年から2017年まで指揮を執った元ヤクルト監督・真中満氏は過去に『監督室で話した回数が一番多い選手』とメディアのインタビューなどで語っています。ただ、真中氏によると『お前はチームの看板打者だぞ』といった期待の言葉をかけてあげると、それを意気に感じてやる気を出してくれる選手だったとのことですので、こうした声掛けができる人材がいれば本人の気持ちも変わってくるかもしれません」(野球ライター) 今シーズン、9月30日終了時点で一軍では「.196・9本・22打点」、二軍でも「.179・1本・7打点」と結果を残せていないバレンティン。ソフトバンクは打撃指導はもちろん、精神面のケアに力を入れるのも一手なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年10月01日 17時30分
DeNA、9月は3つの負け越し…ラミレス監督「今月は期待していた結果が出せなかった」
9月のベイスターズの成績は11勝14敗2引き分けの借金3で終わった。9月1日の時点では首位ジャイアンツと6.5ゲーム差のリーグ3位だったが、9月終了時では順位は変わらないもののゲーム差は13.5。ジャイアンツにはマジックがともり、現在マジック22と着々と減らし続け、やすやすと独走を許してしまった月でもあった。 ベイスターズにとって誤算だったのは1〜3日、敵地・東京ドームでのジャイアンツ3連戦。初戦を接戦ながらサヨナラで落とすと、2戦目も2点差の惜敗。3戦目はスペンサー・パットンを来日初のスターターに送る奇策が大ハズレで、序盤に大量失点し屈辱の3連敗。インパクトの強い負け方にファンも意気消沈し、一気に反撃ムードがしぼんだのは否めない。以前からヤリ玉に挙げられていたラミレス采配への批判も、このジャイアンツ戦のマイケル・ピープルズ中継ぎ起用とパットン先発によりさらに激しくなり、8番への投手起用やバントをしない戦法など、多くの采配に対し風当たりが強くなっていった。 しかしエース今永昇太と平良拳太郎が離脱したローテーションは、濱口遥大、井納翔一、大貫晋一に、復帰した上茶谷大河とルーキー坂本裕哉らが奮闘。石田健大、国吉佑樹とエドウィン・エスコバー、パットンの中継ぎ陣と、新魔神・三嶋一輝もしっかりと仕事をこなした。打撃陣はラミレスのアドバイス効果もあり、梶谷隆幸は球団新記録の月間42安打をマークするなど好調をキープし、倉本寿彦は復活、秘蔵っ子・佐野恵太は安定して打ちまくり、タイラー・オースティンとホセ・ロペスの戦列復帰など、プラス面も目立った月でもあった。 奇策はハマらなければ愚策。結果が出なければ叩かれるのは当然の世界。実際18、19日のジャイアンツ戦は序盤にホームランで加点し押し切ったが、その前にはバントの小技も見られ、バントをしない場面ではランナーの走力に重きを置くなど、フレキシブルな上に理由もある。来月はジャイアンツと9試合が控えているベイスターズ。自慢の打線が.209に抑え込まれ、ここまで5勝10敗と5つも負け越し。巨人の独走を許している元凶とも言える。 指揮官も「来月は今月よりもいい結果を残す。そのためにも“Day by day baseball”でいい試合をやっていく」と前を向いた。投打の歯車とラミレス采配の合致があれば、まだまだベイスターズはやれるはずだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年10月01日 17時00分
DeNA・ラミレス監督の采配に“矛盾”? 試合後に“代打温存策”の意図説明も、「チグハグ過ぎる」ファンからは賛否
9月30日に行われたDeNA対ヤクルトの一戦。試合は「5-3」でヤクルトが勝利したが、同戦でDeNA・ラミレス監督が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>DeNA・京山に「おい何してんだ?野球やってきた?」高木氏が苦言 チャンスを潰す怠慢走塁は先週の試合でも?<< 問題となっているのは、「0-5」とDeNA5点ビハインドで迎えた3回の采配。この回の裏、DeNAは無死一塁でここまで5失点の先発・上茶谷大河が打席に。点差を考えると代打を出し得点機を広げていくことも考えられた場面だが、ラミレス監督は代打を送らなかったため上茶谷は4回以降も続投すると思われた。 ところが、4回表になるとラミレス監督は上茶谷に代え、2番手・三上朋也を起用。この継投策を受け、ネット上には「それなら上茶谷に代打を出しておけば良かったのでは?」という疑問の声が多数寄せられた。 試合後、ラミレス監督は上茶谷に代打を送る形での継投策を選択しなかった理由について「まだ序盤でスコアも0対5。その時点で代打陣を使いたくなかった」とコメント。中盤以降を見据え、ここで勝負をかけることはしたくなかったと説明している。 ラミレス監督のコメントを受け、ネット上からは、「中継で見てて意図が分からなかったがそういうことだったのか」、「点差あるとはいえ序盤だし慎重になる気持ちは分かる」、「得点圏で代打無しなら『なぜ?』って思うけど、一塁だったし温存は分からなくもない」といった反応が多数寄せられている。 一方、「いや、最終的に代打使い切ってないじゃん」、「代打温存して結局使わないのはチグハグ過ぎる」、「代打残したい意図自体は理解できるが、その後余らせたまま試合終えたのは矛盾してないか?」といった反発も複数見受けられた。 「中盤・後半に向け代打を温存したと語ったラミレス監督ですが、同戦は高城俊人、乙坂智、柴田竜拓と3名の控え野手を使わないまま試合を終えています。捕手の高城は不測の事態に備えて最後まで残しておく必要のある選手ですが、その高城以外に2名も残したままだった点に不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 代打を温存した時点では5点ビハインドだったが、その後3点を取り2点差までは追い上げたDeNA。上茶谷に代打を出していれば、試合展開が変わっていた可能性はあったかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月01日 11時30分
楽天、田中貴也を巨人から獲得!石井一久GM「チームのために頑張っていただける選手」
東北楽天は9月30日、巨人から金銭トレードで獲得した田中貴也捕手の入団会見を行った。背番号は「55」。 まず、石井一久ゼネラル・マネージャーが「田中貴也選手が巨人からトレードで楽天イーグルスに来てくださることになりました。チームのために頑張っていただける選手だと思っていますので、どうぞ皆さんよろしくお願いします」と挨拶。続けて、田中は「巨人からトレードで(楽天イーグルスに)参りました田中貴也です。チームの優勝に貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」と緊張した面持ちで会見に臨んだ。 質疑応答に入ると、「まだあまり実感はないのですが、今日から楽天イーグルスのリーグ優勝、日本一のために『やってやるぞ』という思いでいっぱいです。元気のある、ガッツのあるプレーで、チームを引っ張っていけるように頑張っていきたいと思っています」と抱負を語り、自身のセールスポイントについては、「安定した守備力です。特に送球を取ってからの速さと正確性には自信があります」と語った。 チームのイメージについては、「去年も今年も優勝争いをしている、本当に強いチームだと思います。チームの一員になれることを誇りに思います」と笑顔を見せると、投手陣へのイメージに関しては「則本選手や涌井選手という球界を代表する投手もいますし、若い投手も多いので、そういった方々とバッテリーを組めるということを楽しみにしています」と語り、「自分の印象ですが、パ・リーグの打者は初球からフルスイングをして来るイメージがあるので、そこをうまくかわしたり、力で押していったりというのは、自分の目で見ながらリードしていければと思います」と早くも対パ・リーグのイメージを頭に描いているようだ。 「チャンスをしっかりものにできるように、一軍のレギュラーになれるように頑張っていきたいです」と力強く語った田中。チームはCS争い(注・今年は1位と2位の対決のみ)を諦めてないだけに、このチャンスを活かしていきたい。(どら増田/写真は球団提供)
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スポーツ 2020年10月01日 11時25分
楽天・松井「リリーフ再転向」の真相 本人にも自覚アリ? 石井GMの誤算はドラフト会議にも影響か
逆転優勝のための緊急措置か、それとも…。9月30日の首位・ソフトバンクとの一戦に勝利した後、楽天・三木肇監督がオンライン会見で松井裕樹投手のリリーフ再転向を明言した。 「今までの経験値を生かしてブルペンに入ってもらって、チームの力になってもらいたいという期待と…。みんなでこういう判断をした」 三木監督は松井本人とも話し合ってから決めたと話してきた。 先発に転向した松井のこれまでの成績は、3勝3敗、防御率3・66(10試合)。残り32試合、昨季の最多セーブ王がブルペン待機すれば、大きな戦力となるだろう。 >>楽天・田尾監督に助っ人が直接抗議! 処遇を巡る“修羅場”を暴露、「よく文句言えたな」ファン驚愕<< 「パ・リーグはクライマックスシリーズを開催します。但し、1位と2位のみが進出できるので、3位の楽天とすれば、最低でも2位でペナントレースを終了したいはず」(プロ野球解説者) 松井のブルペン待機は総力戦、スクランブル態勢だという。 松井のリリーフ再転向の情報は、実は9月24日の千葉ロッテ戦後から囁かれていた。この時点で、再転向の情報を信じる取材陣は少なかった。その根拠はシーズン前の石井一久GMの言動だ。 石井GMは「中長期ビジョン」なるワードをよく口にする。3年から5年先を見越してのチーム構想で、今年36歳の岸孝之、30歳の則本昂大を軸とした現先発スタッフの弱体化を懸念していた。松井を3年後の先発ローテーションの大黒柱に据えるため、「リリーフに戻すことはない。三木監督とも打ち合わせ済み」とも言ってきたからだ。 前述の三木監督の「みんなで決めた」発言から考えると、松井のブルペン待機案は石井GMも了承しているようだが、さらに気になる情報も聞かれた。 リリーフ再転向の情報が出始めた9月24日の千葉ロッテ戦だが、同日の先発投手は松井だ。記録上では「5回無失点で3勝目」だが、 「初回から全力投球、勝利投手の権利を得る5イニング目はバテバテで、長打と2四球で満塁のピンチに陥りました。下妻のリードで最後のバッターの裏をかくことができ、どうにか凌いだようなもの」(球界関係者) と、ピッチング内容は厳しかった。 「先発失格の烙印を押されたのが、今回のリリーフ再転向の本当の理由」と見る声も少なくない。 「松井自身は『ガス欠になっても』なんて、試合後に話していました。逆転優勝を狙うチームの意気込みとしては頼もしいコメントですが、首脳陣が求める先発ピッチャーのスタイルではありません」(前出・同) もっとも、楽天のチーム関係者によれば、同日の試合後、「ナイスピッチング!」のファンの呼び掛けにも松井は首を振っていたという。力任せのガムシャラが及第点ではないことは本人も自覚しているようだ。 今秋のドラフト会議は10月26日。気の早い話だが、「大卒、社会人の先発ピッチャーを上位指名し、岸、則本の後継者に育てるのでは?」なんて声も聞かれた。いずれにせよ、今オフ、松井の先発案は再検討となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月30日 20時30分
阪神・藤浪、コーチの指導に反抗?「キャッチボールってそんなに大事ですか」江夏氏が低迷前の高飛車エピソードを暴露
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が29日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の江夏豊氏がゲスト出演。阪神・藤浪晋太郎について言及した。 江夏氏は2015年春季キャンプで阪神の臨時コーチを務めた際、当時プロ3年目・20歳の藤浪を指導した経験を持っている。今回の動画では、当時の藤浪の印象や裏話について明かした。 江夏氏は現役時代に通算206勝をマークした名投手だが、その自身から見ても投げているボールは一級品だったという藤浪。ただ、春季キャンプで指導を続けている中で、「考え方が(悪い意味で)かけ離れている」という印象を抱くようになったという。 こうした印象を抱くようになった理由として、江夏氏は指導を巡る藤浪との裏話を披露。当時江夏氏は藤浪にキャッチボールの大切さを説いたというが、藤浪は「キャッチボールなんていつでもできますよ」、「キャッチボールがそんなに大事なんですか?」と江夏氏に反抗。そのため、「投手というのはキャッチボールから始まって、キャッチボールの延長がブルペン、ブルペンの延長がマウンドやぞ」、「やっぱり球の回転を育むのはキャッチボールからだよ」と、なぜ大切なのか丁寧に説明しなければならなかったという。 こうした経緯もあり、今でも「藤浪君は僕のことはあまり好んでなかったんじゃないかな」と考えている江夏氏。当時の藤浪は自身以外のコーチにも「好きな人の話は真剣に聞くけど、そうでない人の話は上の空(だった)」と、好き嫌いで態度を変えている節が見受けられたと語っていた。 >>阪神・藤浪、監督激怒で前代未聞の罰!「故障したら責任取れるのか」賛否を呼んだ“161球続投”<< この他にも江夏氏は、阪神・藤川球児の引退についての自身の見解や、西武・松坂大輔の高校時代の印象などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「チームの大先輩の話聞かないって相当な問題児だな」、「やるやらないは別にして、聞く耳ぐらいは持っておいた方が良かった気がする」、「当時は今とは違って好調だったから多少調子に乗っちゃってたのかな」、「まだ低迷する前だから、『俺はこのままでも通用する』っていう自負もあったのかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 「2012年ドラフトで1位指名を受け阪神に入団した26歳の藤浪は、翌2013年から2015年までは3年連続2ケタ勝利をマークするなど順風満帆。しかし、7勝に終わった翌2016年からガクッと成績が低迷し、昨シーズンはプロ入り後初の未勝利に終わりました。今シーズンも先発8試合で『1勝5敗・防御率5.87』と振るわず、9月26日ヤクルト戦からはリリーフに転向しているのが現状です」(野球ライター) リリーフでは現時点(29日終了時点)で「3試合・0勝1敗1ホールド・防御率2.25」とそれなりの投球を見せている藤浪。ただ、江夏氏をはじめ周囲の言葉を聞く耳を持っていれば、もしかしたらこうした状況には至っていなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年09月30日 19時30分
オリックス・山本が捕手の“金的”に爆笑! お立ち台で思い出し笑い、インスタライブで真相を明かす
29日に行われたオリックス対西武の一戦。試合は「3-0」でオリックスが勝利したが、同戦でオリックス・山本由伸が見せた表情がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 同戦に先発した山本は、「8回無失点・被安打4・四球2・14奪三振」の好投を見せ今シーズン7勝目をマーク。その投球中の5回表、8回表にそれぞれ、西武・金子侑司が放ったファールが捕手・伏見寅威の股間に直撃する珍事が起こった。 話題となっているのは、8回表に起こった2度目の直撃後に山本が見せた表情。2打席連続で金子の打球を受けた伏見は「痛っ!」と声を挙げながら直撃箇所をさすったが、この様子を見た山本はそれまでの真剣な表情から一変。右腕で口元を隠しながらも満面の笑みを浮かべていた。 さらに、山本は試合後に伏見と共に臨んだヒーローインタビューで、「今日の投球を振り返っていかがでしたか?」という質問に答えている最中、直撃の瞬間を思い出したのか「ピンチの場面もあったんですけど、何とか寅威さんのリードで…へへっ」と吹き出す場面も。この様子を隣で見ていた伏見も、“金的”のことで笑っていると察したのかニヤリとしていた。 >>オリックス・山岡、早期降板は計算通り? 他球団も追随か、中嶋監督代行が仕掛けた“ピギーバック”とは<< 同戦で山本が見せた表情に、ネット上からは「山本何笑ってんだw」、「腕で隠しきれないくらいニコニコしてて面白い」、「2打席連続だったから『またかよ!』って感じになって笑っちゃったのかな」、「お立ち台でも思い出し笑いしてて草、そんなにツボだったのか」といった反応が多数寄せられている。 「山本と伏見は共に翌30日に球団公式ユーチューブチャンネルが行った生配信に登場し、当時の心境を語っています。山本によると、直撃後の伏見は立ち上がった後『おい~』というような表情を浮かべながら金子の方に1歩近寄ったといい、この様子が面白くて吹き出してしまったとのこと。また、伏見は直撃箇所にあざができるほど痛かったということや、もともと自身と仲が良いという金子も直撃後に少し笑っていたと明かしています」(野球ライター) 予想外の珍アクシデントに見舞われた伏見だが、幸いにも特に負傷はしなかった上に「3打数2安打・1本塁打」と結果を残している。同戦はいろいろな意味で大当たりの試合になったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月30日 13時45分
ソフトB・バレンティンが移籍を後悔?「お金で幸せは買えない」意味深なSNS投稿、弁明するも物議に
ソフトバンク・バレンティンが、29日に自身の公式インスタグラムに投稿。その内容がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、同日午後6時半ごろの投稿。バレンティンは昨シーズンまで所属していたヤクルト時代の自身の写真を添えて、「お金で幸せは買えない」と英語で投稿した。 初来日した2011年から2019年までヤクルトでプレーした後、今年からソフトバンクでプレーしているバレンティン。しかし、今シーズンはここまで「.196・9本・22打点」と不振に苦しみ8月21日に登録抹消。二軍でも「.184・1本・7打点」と結果を残せていない。 今回の投稿を受け、ネット上には「一軍でも二軍でも打ててないしかなり思いつめてるな」、「こんなはずじゃなかったっていう後悔が滲み出てる」、「それなら今オフにでもヤクルトに戻ってきてほしい」といった心配の声が多数寄せられている。 一方、「自分から出て行ったくせに今さら何を言ってるんだ」、「自分の意思でソフトバンクに来たんだから、幸せになりたいなら自力で現状を乗り越えるしかないよ」といった反発も複数見受けられた。 >>ヤクルト・バレンティンに批判噴出 今季取得のFA権は不行使、そこから一転して自由契約を目論んでいるワケは<< 「ヤクルト時代のバレンティンは9年間で『.273・288本・763打点』といった数字を残し、2013年にはプロ野球新記録となる60本塁打をマークしたチームの絶対的主砲。昨シーズンに国内FA権を取得したことを受け、ヤクルトは早くから慰留に努めていました。しかし、バレンティンはFA権を行使しないまま11月末まで去就の判断を引き延ばした末12月に退団し、その後2年総額10億円(推定)でソフトバンク入り。FAを行使せず退団した理由は不明ですが、FAには“FA移籍選手の翌シーズンの年俸は現状維持が上限”というルールがあるため、『金目当てでゴネたに違いない』とやゆする声も多く見受けられました。実際に好条件での移籍に成功したにもかかわらず今回“愚痴”のような内容を投稿していますが、こうした経緯があるだけに『何を今さら』と冷ややかに捉えているファンも少ないようです」(野球ライター) ファンの間で物議を醸していることに気付いたのか、バレンティンは翌30日に自身の公式ツイッターに投稿し「昨日のインスタ投稿は野球とは何の関係もない」と弁明している。ただ、この弁明に対しても「ヤクルト時代の写真添付してるのに野球関係ないは無理がある」といった疑問の声が噴出している。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/therealcocobalentien/バレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentien
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スポーツ 2020年09月30日 11時05分
巨人・原監督に「そこまでやるか?」 格下相手にも容赦ない攻勢をせざるを得ないワケ
「そこまでやるか!?」 原巨人が同点に追いつき、逆転にも成功した3回表、ネット裏で戦況を見守っていたプロ野球解説者や他球団のスコアラーたちがそうこぼしていた。 先発・菅野智之は開幕から12連勝で球団新記録達成、通算99勝目。100勝に到達すれば、平成生まれでは第一号となる。しかし、そんな絶好調のエースよりも関係者が着目していたのは、同日の原采配だった。 「出塁した走者を次々と走らせ、3番の坂本にまでエンドランのサインを出しました。貪欲に1点を取りに行く野球です。こんな言い方は失礼になるが、(対戦チームの)広島の先発は遠藤ですよ。高卒3年目でまだプロで通算3勝しか挙げていません。格下のピッチャーを相手にチーム総出でツブシに掛かっていくような…」(プロ野球解説者) 同試合で先に失点したのは菅野の方だったが、巨人打線が広島・遠藤を捉えるのは時間の問題と見られていた。なのに、原辰徳監督はバントエンドラン、ヒットエンドランなど機動力を絡めた作戦に出て、一気に試合主導権を握った。「格下相手にそこまでやるか?」の声が出たのも当然だろう。 >>巨人・畠、低迷の原因は精神面にアリ?「崩れる流れがいつも同じ」堀内元監督の指摘に賛否の声<< 同日、原監督はモニターによる共同取材も断っているので詳細は分からない。しかし、こんな声も聞かれた。 「日本シリーズを意識しているのだと思う。特にソフトバンクが出てきた場合、千賀を始めとする好投手を相手にしなければなりません。長打での得点は望めないので、機動力を絡めた攻撃に活路を見出そうとしているのだと思います」(前出・同) マジックナンバーも点灯している以上、その先にある日本シリーズを意識したとしても、おかしくはない。決して早すぎることもない。とは言え、巨人ベンチを見ていると、はしゃいでいる感はしない。むしろ、勝ち続けるに従って、口数も少なくなってきたような印象だ。 「菅野は試合後のインタビューで勝ち続ける重圧を口にしました。主力選手の疲労がピークに達しており、もし菅野で試合を落とすようなことになったら、チームが連敗する可能性もあります」(ベテラン記者) 10連戦の初日でもあった。菅野が初戦を落としていたら、ヤバイことになっていたかもしれない。また、菅野は初回に失点することが多い。連勝記録の重圧とも戦っており、前半戦で見せた完投を意識したピッチングスタイルではなくなった。 「連戦が続くので、長いイニングを投げさせたくないようです。救援投手陣も連日の登板で疲労が蓄積していますが」(前出・同) 格下相手にえげつない攻撃を仕掛けたのは、「日本シリーズを見越して」ではなく、主力選手がバテる前に早く優勝を決めてしまいたいと思ったからではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月29日 22時30分
RIZIN那須川天心対皇治のドリームマッチで視聴率6.2%の大健闘!裏は『半沢直樹』最終回!
27日の20時からフジテレビ系で全国生中継された総合格闘技『RIZIN.24』(関西テレビはヤクルト対阪神生中継のため、30日25時55分から録画中継)の視聴率が、ビデオリサーチ調べの関東地区(以下同)で6.2%であったことが判明した。 裏番組は、TBS系日曜劇場『半沢直樹』最終回というモンスターコンテンツで、32.7%だったことを考えると、これは大健闘と言っていい。瞬間最高視聴率も8.9%と高い数字を弾き出している。RIZINがコロナ禍に入り、ゴールデンタイムでの生中継に踏み切ったのは、今回が初めて。毎年恒例の大晦日に向けて幸先のいい再スタートを切ったと言ってもいいだろう。 「今度、カンテレ(関西テレビ)の社長とタイマン張ろうかなと思うてます。っていうのは冗談で、まあ、なんすかね。前も言ってるんですけど、天心より、半沢より、阪神タイガースが一番強敵でしたね。『流石の皇治もタイガースには勝てへんか』ってみんな言うて来たんですけどね、ファンとかアンチの子が。『勝てるわけ無いやろ?!』って(笑)。タイガースに勝てとったらヤバいやろ!と(笑)。そんな感じですけど、まあ、格闘技もね、タイガースに勝てるようなメジャーなスポーツになったら俺は嬉しいです」 今大会の功労者である、ライバル団体K-1を多額な違約金を払ってトップファイターのまま離脱し、那須川天心とのドリームマッチを実現させた皇治は、生中継しなかったカンテレに対して、皇治流のジョークを交えながら試合後も悔やんでいたが、皇治はK-1の大阪大会のチケットを一人で約3000枚売ってしまう力があるほど、大阪で支持基盤がある。今回、カンテレが逃した魚は大きかったかもしれない。 同業者からは非難の声も多かったが、RIZINの高田延彦キャプテンを始め、プロレス関係者からは天心の猛ラッシュに対して倒れなかった皇治の打たれ強さは、高く評価されており、試合に至るまでのストーリーも含めて、世間の視聴者は分かりやすい皇治を支持した上で、天心の攻撃の凄さをお茶の間で体感したのではないだろうか。「最後まで立ってるだけで評価されるのはおかしい」という声を挙げた格闘家は少なくないが、彼らがこれだけの数字を叩き出せるかというと疑問符が残る。 格闘技がゴールデンタイムで生き残っていくためには、天心や皇治のようなエンターテインメント・リアルファイターがもっと増えないと厳しいのは言うまでもない。榊原信行CEOは「当初、『プロレスじゃないんだから』という発言もあったが、大会終了後には『言うだけじゃなかったな』って、ちょっと見直しました。あれだけ、覚悟を持って一歩を踏み出して、色んなものを失って、想いを持ってRIZINに来てくれたというのが、今日の試合で感じられたので、それはホントに感謝します。見直しました。言うだけじゃなくてホントに有言実行の男だなと魅力を感じました。負けましたけどね。ただ、本人は相当負けたことを悔しがってたんで、僕はそれが良かったなと思って。これで満足して、『天心と取りあえず倒されず3分3R、立っていられました』って満足した顔をしてたら未来はないと想いますけど、今日ホントに悔しいと思って、倒せなかったっていうのが、僕に対する第一声だったんで、『ホンマしょうもない試合してすみませんでした』って頭下げてきたんで、『コイツすごいな』って感じましたね」と皇治を評価。今後もRIZINには必要な戦力であるのは言うまでもない。 「格闘技を盛り上げたい」から、リスクを恐れずRIZINにやって皇治は、生中継中にスポンサーのCMも流れており、リング内外でRIZINに貢献している。批判するのは簡単だが、まずこの数字を他の選手たちが受け入れなければ、格闘技に未来はないだろう。(どら増田/写真©︎RIZIN FF)
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オリックス、担当記者が分析する開幕展望〜開幕スタメン編〜
2018年03月29日 17時30分
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スポーツ
藤澤五月 「ぽちゃかわ」水卜麻美に取って代わる超人気カー娘
2018年03月29日 15時00分
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スポーツ
投打に不安材料がいっぱい! 金本阪神にV候補になれない本当の理由
2018年03月29日 06時40分
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スポーツ
残る選手はあと6人 川崎宗則の退団によりまた1人その数を減らした“ダイエー戦士”たち
2018年03月29日 06時25分
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スポーツ
グレートムタ、“毒の呪い”の集大成を魅せるも男色ディーノとの物語はまだ続く!【DDT】
2018年03月28日 21時45分
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スポーツ
江川と掛布がタッグを組む「巨人・阪神次期監督」番外争奪戦
2018年03月28日 18時00分
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スポーツ
AJとの大一番を前に中邑真輔がシェルトン・ベンジャミンと元新日本対決!【WWE】
2018年03月28日 17時40分
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スポーツ
そうだ!マリンへ行こう!欅坂46だけじゃない!今年のロッテは「攻めマクレ」 【千葉ロッテ】
2018年03月28日 17時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分