スポーツ
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スポーツ 2009年05月11日 15時00分
大相撲 朝青龍、八百長疑惑幕引きで居直り
大相撲夏場所が10日、東京・両国国技館で初日を迎え、お騒がせ横綱の朝青龍は苦戦を強いられながらも白星発進。場所前に対戦相手の力士とゴルフに興じて非難を浴びたが、劇的な逆転勝ちで完全に幕引きムード。ゴルフ問題については「もう終わった話だ」と居直り、騒動からわずか2日で本来のヒールぶりを取り戻した!? 場所前に降りかかった火の粉を自ら土俵で振り払ってみせた。夏場所直前の8日にモンゴル人力士らとゴルフコンペを開催し、またまた角界を騒がせている朝青龍。この日はともにゴルフコンペに参加したことを問題視されていた新小結の鶴竜との一番に臨んだ。 左ひじ痛を抱えながらゴルフに興じたことから、今場所負けが込めば当然ながら相当なバッシングが待ち受けているが、そんな不穏なムードを一掃する戦いぶりを見せた。得意の張り差しで立ち、右四つからつり落としにいくも残され、逆襲を食らってズルズルと後退。土俵際で背後をとられ絶体絶命のピンチに陥ったが、なんとか相手の左足に右足をかけて跳ね上げ、捨て身の小手投げで逆転勝ちした。 ゴルフ騒動で窮地に立たされる中、見事な逆転勝利。それでも支度部屋では反省の弁を繰り返すばかり。白星発進にもゴルフ騒動の負い目があるのか「相撲に負けて、勝負に勝った。いいところがなかった」「相撲は正直良くなかったな。攻めるはずが攻められちゃった。こういう相撲は少ない方がいい」などと出てくる言葉はいつになく慎重だった。 反省モードの横綱だったが、すぐに化けの皮ははがれた。鶴竜との取組について「良くない相撲」と低姿勢で語っていたが、勝負を決めた小手投げには、内心納得していたようで「柔道の内股みたいだっただろ!?」と自画自賛。「(全日本柔道の)棟田(康幸)を見に行ったからな。俺、棟田になるわ」と微妙なジョークを飛ばして高笑い。 帰り際にはゴルフ問題について「もう終わった話」とサラリと言ってのける始末で、反省の色は感じられない。さらにはスコアを尋ねられて「オマエよりうまい」と誇らしげに切り返す有り様。もはや騒動の幕引きは済んだと言わんばかりの態度だ。 わずか2日足らずで反省から居直り。一昨年にはケガで夏巡業を休みながら、モンゴルでサッカーに興じて引退危機に追い込まれ、復活優勝を遂げた今年の初場所では、優勝決定戦で白鵬を破って渾身のガッツポーズを繰り出して批判を浴びたりと、数々の騒動を起こしてきた。朝青龍にしてみれば、今回は“単独犯”ではなかっただけに、罪の意識も少ないのかもしれない。 派手な小手投げで窮地から脱し、ゴルフ問題も豪快に投げ飛ばした朝青龍。場所後の横綱審議委員会からのバッシングを避けるためにも、是が非でも今年2度目の賜杯を手にしたいところだ。(本紙特別取材班)
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スポーツ 2009年05月11日 15時00分
野球 楽天・野村監督の延命への“ベンチワーク”
ロッテのボビー・バレンタイン監督同様に、今季限りの退団を通告されている楽天・野村克也監督。ボビーに負けない口八丁手八丁のしたたかな73歳の老将だけに、簡単にユニホームを脱ぐ気はなく、「優勝すれば首を切れんやろ」とうそぶいている。野村監督は4月29日にはプロ通算1500勝を達成した。チームも現在首位と好調を保っている。しかし、ダンゴレース必至のパ・リーグだけに、優勝できるかどうかは保証の限りではない。そこで、お得意の毒ガス口撃と人質作戦を展開している。 野村監督が徹底した後任暴露を仕掛けている。 「ヤクルトの荒木(投手コーチ)が俺の後任候補らしいな。荒木に監督がやれるのか」と楽天担当記者にリークして書かせる紙爆弾投下作戦。さらには、当事者にもネチネチ口撃する。 ヤクルトID監督時代の教え子の古田氏(前ヤクルト監督)が取材に来れば、「古田、お前がワシの後の監督候補らしいやないか。もう球団のトップと何度も会っているそうやな」と正面から切り込んでいく。「そんなことあるわけないでしょう」とあわてる古田氏の対応を見てニンマリ。 WBC日本代表投手コーチを務めた与田氏(NHK解説者)があいさつに来た際にも「楽天の監督の話があるそうやないか」と直球を投げた。 「人事は正式決定する前に表面化したら潰れる」は、一般企業もプロ野球界も変わらない。ポスト野村のウワサを耳にしたら、暴露して消してしまえという作戦だ。 同時進行で、野村監督が進めているのが人質作戦だ。「WBCから帰ってきて一皮も二皮もむけた」とナインが目を見張っているマー君こと田中将大投手を味方に引き入れるためのゴマスリ戦術を展開。開幕以来、4試合連続で完投勝利した田中をこれ以上ないくらい絶賛した。「神様・仏様・田中様やな。稲尾の後継者ができた」「1点あれば勝てる。本当のエースや」と田中賛歌はエスカレートするばかりだ。 ID野球でヤクルト時代に名捕手・古田を育てたという金看板で名将扱いされるようになったように、今度は「神様・仏様・田中様」で延命を図ろうとしている。 ノムさんのボヤキはテレビ局をはじめマスコミには好評だが、楽天球団首脳は食傷気味。だからこそ世代交代を大義名分に、野村監督にはお引き取り願おうとしている。それを熟知しているだけに、田中を育てたという実績を盾に、来季続投を狙っているのだ。 ボクトツな田中が「監督にウイニングボールを渡せて良かった。あとは先輩たちに頑張ってもらいたい」と、ヒーローインタビューで答えるものだから、野村監督は内心笑いが止まらないだろう。マインドコントロールは、大成功している。 だが、ナインが証言するように、3年目の田中が大化けしてきたのは、日の丸を背負ったWBC日本代表選手としての世界一体験だ。レッドソックス・松坂大輔から貴重なアドバイスを受けた財産、重圧のかかる国際舞台の修羅場の経験などが田中を急成長させた。野村監督の手腕というわけではない。そのあたりの事情は楽天球団首脳は先刻承知している。田中が右肩の張りを訴え、4月30日に出場選手登録を外れたことも、ノムさんにとっては誤算だろう。 ただしファンは分かっていないかもしれない。野村監督&新エース田中の師弟関係に対し、ファンが熱烈支持を表明してくれるかどうか。今季限りという絶体絶命の危機から、来季続投を勝ち取ろうとする野村監督のサバイバル戦術の成否は、ファンという神の声に懸かっているともいえる。
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スポーツ 2009年05月11日 15時00分
マー君早期復帰へ警鐘
右肩に張りを訴え、戦列を離れていた楽天・田中将大が、今週中に先発復帰することが明らかとなった。 首位を走りながら先発投手の不足に悩むチームにあって、頼れる男の復活は何よりの好材料。だが、本当にこの段階で戦列復帰して今までどおり活躍できるのだろうか。 マー君は4月に4勝0敗(4完投)、防御率0.50と文句なしの成績を残し、月間MVPを初受賞。だが、大活躍の反動からか右肩の張りを訴え、4月30日に出場選手登録を抹消された。 今月5日にはキャッチボールを再開。12日からの日本ハム戦での復帰に向けて調整を始めた。 野球評論家の上田武司氏は、田中の早期復帰に警鐘を鳴らす。 右肩の張りについて「WBCもあってキャンプやオープン戦で、十分な投げ込みができているのか。肩のスタミナを作る調整ができなかったんじゃないか」と指摘。その上で「下半身を鍛えていないと上体だけで投げてしまう。走り込み中心でスタミナをつけることも必要」とアドバイスを送った。 果たしてマー君の早期復帰は吉と出るか、凶と出るか。
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スポーツ 2009年05月11日 15時00分
「王と長嶋〜プロ野球を国民スポーツにした2人の功労者〜」(27) 大病と妻の死乗り越え不滅の輝き
外交の王さんに対して内政の長嶋さんとして、今後も日本プロ野球界を支え続けていくONは、ファンにとって永遠の生きがいでもある。どんな難局に直面してもあきらめることなく、正面から立ち向かっていく姿がファンに勇気と感動を与えてくれるからだ。 「そういえば、オレもミスターも星野もそうだよね。日本代表監督をやった者は、女房を亡くしている。われわれよりも野球選手の妻というのは、それだけ気苦労が多くて、大変なんだよな」。こうしみじみと述懐したのは、王さんだった。 今回の第2回WBC日本代表監督は世代交代を標ぼうして、50歳の巨人・原監督が務めたから例外的だが、アテネ五輪日本代表・長嶋監督が68歳。第1回WBC日本代表・王監督は66歳。北京五輪日本代表・星野監督も還暦を過ぎて就任している。そういう年齢的な問題もあるだろうが、夫人を亡くすというのは計り知れない衝撃がある。 「生き別れの場合はいろいろな問題があるから別だろうけど、死なれるのはこたえるよ。だって、身の回りの物さえ、どこに何があるのかわからないんだからね。オロオロするだけだった。再婚? そんな気にはなれないよ」。王さんはこうしみじみと語った。 恭子夫人の命を奪った胃がんが、その後、王さんをも襲うというアクシデントまであった。しかも、恭子夫人の遺骨が盗まれるというとんでもない事件まで起こり、いまだに解決していない。 それでも、王さんは胃の全摘出という大手術からリハビリに励み、奇跡的な現場復帰を果たし、全国のファンを感動させ、勇気づけている。「遺骨はなくても、女房は墓の中で眠っている。自分を見守っていてくれる。そう思っている」。こう明言する王さんは、故・恭子夫人とともに憎い胃がんを克服したといえる。 長嶋夫人の亜希子さんの場合は、アテネ五輪日本代表・長嶋監督がアジア予選後に脳梗塞(こうそく)で倒れた看病疲れと、持病の膠原(こうげん)病のために、亡くなっている。ある週刊誌などは長嶋家の夫婦の不和による別居問題などを面白おかしく書き立てたが、長嶋さんと親しい球界関係者は憤然とした。 「亜希子さんが田園調布の家を出て、別居していたのは、自らの膠原病の治療のためだ。バリアフリーの家でないと生活できないので、仕方なく別の住まいに移った。膠原病が再発したのは、長嶋さんが脳梗塞で倒れ、その看病疲れもあった。それなのに、夫婦の不和で別居していたと書かれたのでは、長嶋さんも亡くなった亜希子さんもたまらないだろう」と。 そういった誹謗(ひぼう)中傷にもめげず、長嶋さんは懸命なリハビリを続け、巨人軍専務取締役・終身名誉監督として東京ドームへ行き、宮崎キャンプ視察をするまでに回復している。「あの長嶋さんの笑顔が戻り、本当によかった。長嶋さんだからできた奇跡の復活劇だ」とファンは安堵(あんど)すると同時に、勇気をもらっている。 「オレも長嶋さんもあれだけ健康管理に気をつけていたのに、全く予想もしなかった大病にかかってしまった。でも、2人がこうやって元気になったことで、ファンの人たちが自分の健康に気をつけるようになってくれれば、うれしいことだよ」。王さんはONの共通した思いを代弁する。常に視線の先にはファンがいる。「ONは神様だ」と巨人・渡辺球団会長は言うが、ONにとっては文字通り「お客さまは神様です」。ファンに支えられ、その恩返しとしてファンの元気の源になる。ONは永久に不滅だ。(終わり)
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スポーツ 2009年05月09日 15時00分
野球 巨人・原監督が因縁の相手、中日・落合監督に心理戦仕掛ける
因縁の相手に戦々恐々!? 巨人は8日、苦手にしている中日を圧倒。貯金を今季最多の10と2ケタに乗せた。だが、原辰徳監督は、中日を異常なまでに警戒。選手起用について報道陣を煙に巻くなど、心理戦を仕掛け始めた。 中日・落合博満監督とはWBCの選手派遣を巡り、場外バトルを展開した。この日の試合前、メンバー表交換の際も会釈する程度。依然として“冷戦状態”は続いてる。 試合は2試合連続で小笠原道大&李承●(●は火へんに華)のアベック弾など強力打線を爆発させ巨人が10-4で圧勝。貯金も2ケタに乗せ、ペナントの主導権を握りつつある。だが「今日はいい形で勝てたというだけ」と指揮官は一切の気の緩みを見せない。 原監督は情報管理に鉄のカーテンを敷く。きょう9日に戦列復帰する守護神のマーク・クルーンの復帰時期について「まあ、ちょっと察してください」と明言を避けほか、最近結果を残している松本哲也の2番定着についても「まあ明日、見ておいてください」。スタメンを組み替える“奇襲”に出るかのような含みを持たせた。 中日には2004年を最後に1度も勝ち越すことができていない。今季は5勝2敗と白星が先行しているが、この先どうなるかはわからない。情報を錯綜させ、相手をけん制することで一気に叩こうというのが狙いだ。 今年こそ落合・中日に勝ち越すため、原監督は躍起になっている。
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スポーツ 2009年05月09日 15時00分
ノア KENTAがマルビンを挑発
プロレスリング・ノアGHCジュニアヘビー級王者のKENTAが8日、都内の同事務所で会見した。次期シリーズでの防衛戦を要求。次期挑戦者決定戦に臨むリッキー・マルビンを挑発した。 3・1日本武道館で前王者の中嶋勝彦から王座奪還直後、正体不明の黒覆面男に襲撃され、不穏な第3次政権の幕開けとなったKENTA。その後も黒覆面男に襲撃を受けてきた。6日の武道館大会でも襲われたが、タッグパートナーの石森太二に救出された。その際、黒覆面男の正体がマルビンであることが判明した。 5・18ディファ有明大会で次期挑戦者決定戦として石森VSマルビンが行われることが決定し、「どっちが来ても構わない。どっちと闘うことになってもベルトを渡すつもりはない」とキッパリ。さらには「勝った方と次のシリーズで防衛戦をやりたい」と5・30後楽園ホール大会から開幕する次期シリーズでの防衛戦開催を要求した。 あくまで次期挑戦者については石森かマルビンか「どっちでもいい」とするが、黒覆面を被って再三テロ襲撃してきたマルビンへの恨みは消えていない。KENTAは「あんな覆面を被ってやってきて、これでリッキーが負けたら格好悪いだろうな」と執ようにプレッシャーをかけていた。
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スポーツ 2009年05月09日 15時00分
新日本プロレス ノアとの対抗戦、後藤VS杉浦一騎打ち決定
新日本プロレスは8日、対抗戦の真っ只中にあるプロレスリング・ノアとの2大シングル戦を発表した。 6・20大阪府立体育会館大会で“荒武者”後藤洋央紀はかねてからシングル対決を要求されていた杉浦貴と一騎打ちを行う。岡田かずちかは潮崎豪を迎え撃つことになった。 1・4東京ドーム大会で杉浦と初遭遇した後藤は、5日の東京・後楽園ホール大会で2度目の対戦。パートナーの岡田が3カウントを献上し、試合後には杉浦から「後藤、シングルやろうぜ」と呼びかけられた。すぐさま後藤も「上等だ」と呼応したことから、大阪でシングル対決が実現することが決定した。 また、5日の後楽園大会、6日のノア日本武道館大会で対抗戦に連続出場し「片っぱしからやっつけてやる! 誰でも俺のところに名乗り出てこい」と息巻く岡田は、箱舟マットのホープ、潮崎とのシングルマッチに臨む。
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スポーツ 2009年05月08日 15時00分
野球 巨人快勝! 不敗神話完成
これぞ首位の底力だ。巨人は7日、横浜戦(東京ドーム)に7-3で勝利。得意の一発攻勢で貯金を今季最多タイの9に戻した。小笠原道大や主将・阿部慎之助など、主軸打者に当たりが戻ってきたことでチームの士気は高まるばかりだが、あるジンクスも浮かび上がってきた。首位を独走する巨人の新たな不敗神話とは。 やっぱりサムライパワーはすごかった!? この日、対戦した横浜は“お得意様”にしていたが、序盤は新人右腕の藤江均をなかなか打ち崩すことができなかった。 だが、2点リードされて迎えた8回、眠っていた強力打線が本領を発揮した。小笠原が抑えの山口俊からプロ通算3000塁打となる3点本塁打を放ち逆転に成功。李承●(●は火へんに華)、この日、亡くなった祖母・喜代子さんに捧げる阿部の一発で畳み掛けた。 巨人は華麗な逆転勝ちで2カード連続の勝ち越しに成功した。原辰徳監督も「価値のある逆転3ラン。非常にエンジンのかかりが悪かったが、最後はウチも空中戦ができた」とニンマリ。復活の手応えをつかんだ3人に「これをきっかけにしてくれればいい」とさらなる躍進を促した。 ここまで調子が上がらなかった小笠原と阿部はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、調子のピークを3月末に持っていくために早めの調整を余儀なくされた。その反動もあってか、ここまでいまひとつ波に乗り切れていなかったが、この日の本塁打で火が着いた。自慢の強力打線は覚醒しつつある。 この勝利にはサムライジャパンのパワーが大きく関わっていた。今季、小笠原と阿部が同時に打点あげたのは29試合中3試合あり全勝。さらに亀井も合わせWBC組の3人のうち、いずれか2人が打点をあげた試合は6戦全勝している。まさに巨人で新たな不敗神話となる“サムライ伝説”だ。 「今季は完封負けも多いが、誰かがカバーしていく状況になれば(完封負けは)防げる」(原監督)とWBCの教訓を生かし快進撃を続ける巨人。このWBC神話はいったいどこまで続くのか。
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スポーツ 2009年05月08日 15時00分
野球 李、篠塚コーチと二人三脚での復活劇
李承●(●は火へんに華)がフォームの修正に成功し、4月17日以来の2連発で復活ののろしをあげた。 打率は2割に満たなかたった。「一番の原因は(試合で)結果が出ず、自信をなくしたこと」と弱気になっていたが、篠塚和典打撃コーチらと内角攻めの対応に着手した。 「ワインドアップの時よりセット(ポジション)の時は、右足を早く上げたほうがいいんじゃないかとか、いろいろアドバイスをもらいました」 努力が功を奏したのか、2本目は内角高めの直球を振り抜き、右中間の看板を直撃する特大アーチ。原監督も「真っすぐをライトに打ったのは今シーズン初めてじゃないでしょうか。よかったです」と絶賛した。
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スポーツ 2009年05月08日 15時00分
新日本プロレス 中西学「猪木になる」
アントンになる! 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者になった“野人”中西学が7日、都内の同事務所で会見した。早くも前王者・棚橋弘至との初防衛戦が決定。第51代王者として「全盛期の猪木さんになる」と野望を打ち出した。 6日の後楽園大会で棚橋を破って悲願のIWGP初戴冠を果たした。この日は棚橋からの「次は俺に挑戦させてくれ」とのリターンマッチ要求を受け、6・20大阪府立体育会館大会での初防衛戦が決まった。 激戦の疲れはみじんもない。すでに野人の視線は初防衛に向いている。「俺はアマレス出身やけど、きのうはグラウンドで主導権を握られてしまった。次までに下半身を鍛えなあかんな。あとはこっちの野性的なもんで対抗すれば問題ないやろ」と下半身強化を図り、V1戦に臨む腹積もりだ。 野人は「次は必ずやスタンドとグラウンドで上回って防衛したる」と完勝での防衛を誓う。 新王者として偉大なチャンピオン像を目指す。「チャンピオンらしくないチャンピオンになったる。常にチャレンジャーの気持ちや」とした上で「全盛期の猪木さんのような気持ちと体からぶつかっていくチャンピオンになったる」。IWGPの創設者のアントニオ猪木を超える伝説を創っていく決意でいる。
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