スポーツ
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スポーツ 2020年05月21日 22時30分
甲子園昨年準優勝、ヤクルト奥川恭伸「開催して欲しかった」
東京ヤクルトスワローズは、20日に行われた高野連による夏の甲子園こと全国高校野球選手権大会中止を受けて、高津臣吾監督、山田哲人内野手、そして昨年、夏の甲子園で準優勝し、スターだった奥川恭伸投手のコメントを発表した。 高津臣吾監督(広島工業高校で第68回大会に出場)は「野球を始めた頃からの大きな目標の甲子園がなくなった事は、我々が想像するより遥かに大きな寂しさ、悔しさを持っていると思います。しかし同じ野球人として、これからも野球を愛し、楽しんでくれる事を望んでいます。これからも高校野球で学んだ事を忘れずに、頑張ってください」 山田哲人内野手(履正社高校で第92回大会に出場)は「夏の甲子園大会が中止ということを聞きました。個人的な気持ちになりますが、残念ですし、高校球児、サポートする方々、関係者の方々の気持ちを考えるとかける言葉もみつかりません。今までの努力と今の気持ちが無駄になることは絶対にないと思いますし、将来、何かに関係すると思いますので頑張ってください」 奥川恭伸投手(星稜高校で第101回大会に出場)は「夏の甲子園大会が中止になってしまい本当に残念な気持ちでいっぱいです。特に高校3年生の気持ちを考えると夏の甲子園大会は開催してほしかったというのが私の率直な気持ちでした。今までの努力は無駄にならないと思います。頑張ってほしいです」 山田と奥川は甲子園で脚光を浴びて、ドラフトで競合の末、ヤクルトに入団しているだけに、高卒でプロを目指している球児たちにとって、どれだけ大切な大会なのかよく理解していることが分かる。 なお、東京都では独自路線として、夏の甲子園に代わる東東京・西東京大会を開催する方向で話を進めており、7月11日からヤクルトの本拠地である神宮球場などを使用して行われる予定となっていて、8月3日が決勝戦となる。すでに都は、この大会の準備に入っているそうたが、最終的な判断は、学校再開がまだされてないことなどから、6月20日を目処にするとしている。もし、大会が開催できない場合、3年生が出場できる大会はなくなるが、全国各地でプロのスカウトも見られるこのような大会が開催されれば、少しは球児たちも救済されることだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月21日 19時50分
「部屋に入って出てこなかった」 元阪神・関本氏、夏の甲子園中止を受けた長男の様子に沈痛「かける言葉が無い」
元阪神・関本賢太郎氏が20日、ラジオ番組『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。同日に発表された第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の中止について言及した。 日本高校野球連盟(高野連)は同日、新型コロナウイルスの影響により夏の甲子園と地方大会の中止を決定したと発表。関本氏の長男で、昨年大会で優勝した履正社高校の3年生で、主将も務める関本勇輔さんも最後の夏を戦えない形になった。 >>西武・山川「俺が高校生ならやる気はでない」 OBからも続々反応、夏の甲子園の中止決定に賛否 吉村知事からは撤回要求も<< 関本氏は「高校球児の父兄として話をさせてもらうと、いろんなことがあるのは百も承知ですけど本音は『やってほしい』。もうその一言に尽きます」と悲痛な心境を吐露。 続けて、「春(の大会)がなくなって、なんとか夏に向けて気持ちを切り替えてやってる中で夏(の大会)も無くなると、(これから球児は)何を目標にして頑張っていけばいいのかなと思う」と球児の心情を察した。 また、関本氏は中止決定直後の勇輔さんとのやりとりについても言及。関本氏は自身の口で直接勇輔さんに中止を伝えることはとてもできなかったというが、勇輔さんの方から「中止発表されてたなあ」と言われたという。 しかし、関本氏によると勇輔さんはその後「自分の部屋に入っていって、そこから(しばらく)出てこなかった」とのこと。この光景に関本氏は「かける言葉がない。『切り替えて頑張れ』なんて軽々しく言えない」と非常に心を痛めたと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「部屋の中でずっと泣いてたのかなって考えると本当に辛い」、「球児はもちろんだけど、ずっと応援してきた親からしても相当ショックだよな」、「関本も球場でよく長男の試合を応援してたしやりきれないだろうなあ」といった反応が多数寄せられている。 夏の甲子園の中止が発表された後、各高校では監督が直接選手に中止を伝えている。一部の高校では取材に入ったメディアによってその様子が伝えられているが、どの高校でも目に涙を浮かべ監督の話を聞く選手や、涙をこらえきれず手で顔を覆って泣く選手の姿が見受けられた。 今回の中止を受け、20日に「考え直してもらいたい」、「高野連はリスクをとってやるべきではないか」とコメントした大阪・吉村洋文知事をはじめ、高野連に再考を求める声も挙がっている。果たしてこうした世論を受けて、高野連が中止を撤回することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月21日 17時30分
ロッテ井口監督ら甲子園夏の大会中止を受けて球児にエール!
高野連が20日、夏の全国高校野球大会(阪神甲子園球場)の中止を発表したことを受けて、ロッテで夏の甲子園出場歴がある井口資仁監督、田村龍弘捕手、安田尚憲内野手、藤原恭大外野手がそれぞれコメントを出し、高校球児たちにエールを送った。 井口資仁監督(國學院久我山高校で第73回大会に出場)は「高校野球最大の目標であり夢としていた大会ですから、高校球児の皆様の気持ちを思うと胸が痛くなります。どんな言葉も今は無力かもしれませんが、ただ一つ言えることは、人生はチャレンジの連続で、その中で様々な目標設定をしていくということです。高校三年生の皆様はぜひ次のステージでも新たな目標に挑んで欲しいと思っています。この3年間、みんなで一つの目標に向かって頑張った日々は消えません。これからも同じように目標に向かい進み続けてください」と励ましのコメント。 田村龍弘捕手(光星学院高校で第93、94回大会に出場)は「甲子園中止の報道を聞いて本当にショックです。僕のように甲子園出場を目指して親元を離れた選手の気持ちを考えると言葉が見つかりません。すぐには気持ちを切り替えることは出来ないと思いますが、何とか次の夢や目標を作って頑張って欲しいと思います」と語ると、安田尚憲内野手(履正社高校で第98回大会に出場)は「3年生にとっては高校3年間でやってきた集大成と言える大会なので、後輩たちの事を想うと自分も辛いです。自分も1月の自主練習を母校の履正社のグラウンドを使わせてもらって、後輩たちが甲子園目指して頑張っている姿を見ていましたし、その想いを強く感じていました。本当に強く完成されたチームだと思って見守っていたので春に続いて夏までなくなってしまうのは本当に辛いし言葉に出来ないほど悲しいです。ただ、ここで人生は終わりではありません。むしろ、まだ始まったばかり。この悔しい経験が長い人生で生きることもあると思います。言葉が非常に難しいのですが、みんなで悔しい想いをして大変な時期を乗り越えていく事をプラスのエネルギーに変えて欲しいと思います」と、「これが始まり」と前向きな言葉を送っている。 藤原恭大外野手(大阪桐蔭高校で第100回大会に出場)は「驚いて言葉が見つかりません。切り替えて次のステージの目標を見つけるしかないとは思いますけど簡単には切り替えられないと思います。一つだけ言えるのは3年間、共に汗を流したメンバーは一生の友達で一生の思い出なので、この3年間の日々はこれからも変わらず、素晴らしい日々として残ると思います。甲子園という目標としていた大会は中止になってしまっても、ここまでこの大会を目標にして頑張ってきた日々を誇りにして、これからも自信をもって野球を続けて欲しいと思っています。ぜひこれからも野球を続けてください。お願いします」と大会中止に驚きを隠せない様子だった。 ロッテには高校時代にスターと呼ばれた選手が多いだけに、どの選手のコメントにも重みがある。ドラフト会議にも大きく影響する今回の中止決定は、プロの世界にも影響を与えるのは必至だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月21日 13時45分
西武・山川「俺が高校生ならやる気はでない」 OBからも続々反応、夏の甲子園の中止決定に賛否 吉村知事からは撤回要求も
8月10~25日にかけ、甲子園で開催される予定だった第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)。5月20日、日本高校野球連盟(高野連)は新型コロナウイルスの影響により夏の甲子園と地方大会の中止を決定したと発表した。 オンラインで会見を行った高野連・八田英二会長は「苦渋の決断をお伝えする悲しい日になった」と無念の心境を吐露。中止を決定した具体的な理由については、“選手らの移動・宿泊を伴うことから感染リスクが大きい”、“各学校で休校・部活動停止が長引いているため、練習が十分にできていない選手が怪我をする危険性がある”、“授業期間確保のため、夏休みを短縮する動きがある中での開催は学業の支障にもなりかねない”といった点を挙げている。 夏の甲子園の中止は、米騒動が全国に波及した影響で代表決定後に中止された1918年の第4回大会、第2次世界大戦の影響で地方大会の途中で中止された1941年の第16回大会に次ぎ79年ぶり3度目。今年は3月19~31日にかけて行われる予定だった第92回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)も中止されているが、春夏連続の中止は史上初めてのこととなる。 中止の決定を受け、ネット上には「球児たちの気持ちを思うと本当に言葉が出ない」、「毎年欠かさず見てきた大会が無くなるのはファンとしても辛い」、「一番大切なのは人命だから高野連の判断は正しいと思う」、「残念だけど他競技も中止が続いている状況だから仕方ない」といった反応が多数寄せられている。 夏の甲子園の中止を受けて、現役プロ選手・OBもコメント。西武・山川穂高は21日、自身のツイッターに「俺が高校生ならやる気はでないな。落ち込んでも怒ってもいいと思う」と投稿した。 楽天・今江敏晃育成コーチは20日、自身のインスタグラムに「やるせないよな。悲しいよな。悔しいよな。俺も経験したけど 高校3年生が最後の夏にかける思いは人生かける思いだよな」と投稿。野球部内の不祥事により高校最後の夏を戦えなかった自身の境遇と、今年の高校3年生を重ね合わせている。 元巨人・上原浩治氏は21日に自身のブログに投稿。「甲子園に出たことのある人たちは、出たことで人生が変わったって言う人がいるぐらい凄い大会」とした上で、「どうにかして試合を、実戦を出来ないものだろうか…」と救済策の実施を望んでいる。 今回の中止を受けては複数の県高野連が救済策として県内で行う代替大会の開催を検討しているといい、会見の中では八田会長も一定の財政支援を行う旨を口にしている。一方、大阪・吉村洋文知事が20日に「考え直してもらいたい」、「高野連はリスクをとってやるべきではないか」とコメントするなど高野連に中止の撤回を求める声も少なくないが、果たして世論による撤回はあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Hotamyon今江敏晃コーチの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/toshiakiimae8_official上原浩治氏の公式ブログよりhttps://www.koji-uehara.net/
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スポーツ 2020年05月21日 11時40分
“日本で通用しなかった”元巨人のMLB監督が移籍のキーマンに? 菅野・有原らにも既にアピールか、意味深な発言も
新型コロナ禍により、夏の甲子園大会は中止が正式に発表された。海の向こう、メジャーリーグでは、一部球団がキャンプ再開の動きを見せているが、“元巨人選手の監督”の発言が話題になっていた。 「深く野球文化に染み込んでいるから、この慣習をやめるのはとてつもない難題だ」 サンフランシスコジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督の発言だ。野球選手がプレーの合間にツバを吐くことがある。その行為を新型コロナウイルスの感染・拡大防止のため、禁止すると通達されている。それに対し、同監督が地元ラジオ局のインタビューで、「難題だ~」とボヤいたのだ。「ユーモア半分といったところでしょう。キャプラー監督に対する批判は今のところ、出ていません」(米国人ライター) しかし、キャプラー監督が「日本のネクスト・メジャーリーガーたち」の交渉において、キーマンとなりそうなのだ。 「巨人のユニフォームに袖を通したのは、2005年のシーズン。でも、日本の野球スタイルが合わず、シーズン途中の7月に自ら退団を申し出て、帰国しています」(スポーツ紙記者) 巨人時代の打率は1割5分3厘(38試合)。しかし、帰国後は2010年シーズンまで現役を続けており(07年はマイナー指導者)、第3回WBCでイスラエル代表監督、同4回大会での予選中のコーチ、フィリーズ監督(2季)に就くなど、“活躍”していた。計12年、米帰国後も5季(05年途中も含む)、メジャー生活を送ったとなれば、日本球界に好印象を持っていないと思うのは当然だが、そうではないという。 「WBCでイスラエルを指揮していた時、日本の野球を参考にしています。けっこう、日本の選手のことも詳しいですよ。大谷が米球界に挑戦しようとした17年オフ、ドジャースのファームディレクターを務めていましたが、『日本ハム球団が、米球界志望の選手をサポートしている』と現地メディアに伝えたりもしていました」(前出・同) 今オフの米球界挑戦が伝えられる巨人・菅野、日本ハム・有原などについても「詳しい」と見るべきだろう。在籍した巨人とのルートは完全に切れているそうだが、こんな声もあった。 「メジャーでも指折りのボディビルダーとして知られていました。シューズメーカーの米CMにも出演したことがあり、独自の情報網を持っているようです」(特派記者) キャプラー監督はフィリーズ指揮官時代、まだ準備を始めていないリリーバーを登板させ、試合を混乱させたこともある。しかし、チームリーダーの「改善要求」を聞き入れる一面もあり、SFジャイアンツの監督に招かれた理由は、データ解析に優れていたからだという。「日本で通用しなかったのは自分のせい」とハッキリ言い切る“度量”もあり、英語を話せない中南米出身の選手に対しても、「異国で野球をやる気苦労」を自身の体験談として聞かせる優しさもあるそうだ。 「日本人選手が米球界に行って苦労するのは、練習時間など野球観の違いです。日本のネクスト・メジャーリーガーが交渉をスタートさせた時、日米の野球観の違いを分かっていることをアピールしてくるのでは?」(前出・同) キャプラー監督の存在はNPBにも知られている。ひょっとしたら、グラウンドにツバを吐くシーンについてコメントしたのも、日米の野球観に詳しいことを日本にアピールしたかったのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月21日 11時00分
オリックス山岡泰輔「残念でならない」夏の甲子園中止で出場経験選手がコメント
オリックスは、20日に行われた高野連による全国高校野球選手権大会の中止の発表を受けて、甲子園出場経験がある数選手のコメントを発表した。 山岡泰輔投手(瀬戸内高校で第95回大会に出場)は「自分にとっての甲子園は、間違いなく人生のターニングポイントでした。そういった貴重な経験が出来る機会が無くなってしまうことは残念でなりませんし、今年の甲子園にかけてきた3年生の気持ちは、想像してもしきれません。簡単では無いと思いますが、そういった選手達の為にも、この先なんとか試合や大会が出来る環境になって欲しいと思います」 吉田正尚外野手(敦賀気比高校で第91回大会に出場)は「決して甲子園が全てではないですが、そこが全てだと思ってがんばってきた高校生もいると思います。甲子園という全国の舞台が無くなってしまったことは本当に残念だと思いますが、僕も甲子園を目指してきた球児の一人ですし、今までチームメイトとがんばってきたことは絶対に無駄ではありません。なんとか次のステップに進むために、それだけは忘れないでがんばってほしいです」 山崎福也投手(日大三高で第91回大会に出場)は「このような状況の中なので、どうしようもできない事だとは思いますが、甲子園を目指し、そこにかけてきた人達にとってはやりきれない思いがあると思います。特に今年で引退する3年生の球児達の気持ちを考えると、なんとも言えないですね。この先どうなるかは分かりませんが、そういった球児達の為にも、少しでも試合などが出来るようになっていって欲しいと思います」 宮城大弥投手(興南高校で第99回、100回大会に出場)は「在学中の3年生の気持ちを考えると、簡単にはコメントできません。高野連の方々もいっぱい悩んで、たくさん考えて、こういう結果になってしまったと思います。今はただただ残念ということしかありません。今後はどうなるか分かりませんが、少しでも試合の出来る環境が整ってくれたらと思います」 大城滉二内野手(興南高校で第91、92回大会に出場)は「“次の目標に切り替えてほしい”なんて簡単には言えません。今まで目指してきたものが、何もできずに目指せなくなる無力感というのは想像できません。せめて、なんとか高校最後の大会が難しいようであれば、どんな形であっても試合はやってほしいとは思います」 前佑囲斗投手(津田学園高校で第101回大会に出場)は「甲子園を目標にしていた球児の皆さんも多かったと思いますし、特に3年生の気持ちを考えるとただただ残念だと思います。このような状況の中で本当に難しい判断だったと思います。決まってしまった事は変えられないですし、簡単に前を向いて欲しいとは言えないですが、なんとか先に向かって進んで欲しいと思います」 オリックスでは昨年6月、『バファローズ高校』なるイベント試合を企画。応援団と大阪桐蔭高校の吹奏楽部がコラボしたり、ウグイス嬢に甲子園球場の元ウグイス嬢を起用するなど、話題になった。今年も6月21日に予定されていたが、試合日程が変更となっているため、現時点で開催は未定となっている。 高校野球は春夏ともに中止となってしまったが、プロ野球は悔しい思いをした球児たちの気持ちを胸に、6月下旬の開幕を目指す。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月20日 19時30分
巨人・菅野、『ヒルナンデス』にサプライズ登場で大反響 「菅野投手でもいいよ」オードリー春日の発言が予想外の展開に
20日の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で放送された企画「ハンドメイド主婦に弟子入り」。この企画に巨人・菅野智之がサプライズ登場する一幕があった。 「ハンドメイド主婦に弟子入り」はハンドメイド作品を販売する主婦に習って、オードリー・春日俊彰、タレント・松本明子らがハンドメイドに挑戦し、フリマアプリで実際に販売するという企画。この日はゲストにモデル・山之内すずを迎え、羊毛を専用の針で刺して作る「羊毛フェルト」、リボンを用いて花の形を作る「リボンフラワー」を製作した。 菅野登場のきっかけとなったのは、春日が製作し“グローブローズ”と命名したリボンフラワー。春日は野球選手がグローブを着用する際、捕球を安定させるために人差し指をグローブの外側に出す点に着目し、その人差し指に着けられるリボンフラワーを製作。製作後、進行役のオードリー・若林正恭が「どの選手に着けてほしい?」と春日に聞くと、春日は「菅野(智之/巨人)投手でもいいよ」と回答した。 >>巨人・菅野、今オフのメジャー移籍は絶望的? “カネ”に苦しむMLB球団、東京五輪も理由に挑戦は先送りか<< 若林はすかさず「『菅野投手でもいいよ』じゃないよ。するわけないでしょそんなの」とツッコみ笑いを誘ったが、春日の発言を受けた番組側が収録後にダメ元で着用を交渉したところ菅野は快諾。番組内では春日の“グローブローズ”を着用した菅野の写真と共に「僕を指名してくれたということで光栄です。着けて投げようかと思いましたが野球では無理ですね。トゥース!」とのメッセージが紹介され、春日は「うわあ~!」と手を叩いて喜んでいた。 今回の放送を受け、ネット上には「突然の本人登場でびっくり、よくOKしてくれたな」、「何してんだよ菅野wそこは断れよw」、「菅野断るどころか快諾ってノリ良すぎだろ(笑)」、「菅野が着用してる写真あんまり違和感なくて笑う」、「トゥースまで言ってくれてるじゃん、春日良かったな」といった反応が多数寄せられている。 プロ入りから巨人(2013-)でプレーし「176登板・87勝47敗・防御率2.36」といった成績を残し、最多勝を2回、最優秀防御率を4回、最多奪三振を2回獲得している菅野。今シーズンは開幕日こそまだ決まっていないが、菅野自身は既に3年連続6度目の開幕投手を務めることが決定している。 現在は最短の開幕日として想定される6月19日に照準を合わせ、ブルペン投球などを行い調整に励んでいる菅野。その菅野が番組にサプライズ登場したことに驚いた視聴者も多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月20日 18時00分
陸上・桐生祥秀が導入した「ピンなしシューズ」の威力
全国高校総合体育大会(インターハイ)が中止となり、かつて同大会で活躍して世界へはばたいていったOBアスリートたちが複雑な思い、エールなどを高校生に寄せていた。2016年のリオデジャネイロ五輪・男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した桐生祥秀もその1人である。「もし通常通りに開催されていたら、桐生が愛用する新シューズも注目を集めていたかもしれません」(スポーツ協会担当記者) その新シューズとは、靴底にトラック種目に欠かせないピンがない。かといって、通常のゴム底の運動靴とも異なる。本来、金属ピンのある箇所に細いストローのような形態のカーボンが何本か集められていて、円すい形をなしている。それが数本分のピンの代わりをなすというものだ。カーボンなので、軽量化にもつながっているという。「メーカーが独自に開発したもので、金属ピンが地面に刺さって抜けるのと比べ、この新シューズの方が時間的なロスが少なく、瞬発力も増すそうです。そういうデータがアスリートたちに開示されています」(同・記者) 桐生はすでに、昨年9月の世界陸上(カタール・ドーハ)で、この“ピンなしシューズ”を履いている。まだ全選手には普及していないものの、ランニング界を席巻した厚底シューズではないが、「持っている選手とそうでない選手の差別」「シューズの特性の可否」も問われそうだ。「ピンなしシューズは、開発にかなりの時間を要したとも聞いています。日本の短距離が世界に通用するようになってから、開発に力が注がれたようです。桐生が100メートル走で10秒を切らなければ、メーカーも開発に力を入れなかったでしょう。つまり、桐生なしに、このシューズは誕生しなかったのです」(陸連関係者) ピンなしシューズ使用により、桐生が日本記録でもある自己ベストを更新したというニュースはまだ届いていない。しかし、スポーツは、道具の進化の歴史でもある。延期になったが、来年開催予定の東京オリンピックで記録更新は間違いない?
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スポーツ 2020年05月20日 17時00分
ダルビッシュ、“選手の文句は聞きたくない”発言の元監督に苦言「感情論で話されても」 急浮上した年俸削減案、反対選手に賛同?
カブス・ダルビッシュ有が、19日に自身の公式ツイッターに投稿。MLB開幕を巡る議論について言及した。 新型コロナウイルスの影響により、当初3月26日(日本時間27日)に予定された開幕の延期が続いているMLB。延期以降、MLB側と選手会側は開幕を目指して複数回協議を行っており、5月12日(同13日)からは7月初旬に無観客で開幕する案を協議している。また、これまでの協議では選手の年俸についても話し合いが行われ、3月末には「年俸60日分の保証+試合数に比例した額」という年俸削減案が取り決められていた。 しかし、今回の協議では「今季の総収入を球団と選手で折半」という新たな案が浮上。この案に対してはレイズ・スネルが「給与が満足に支払われないならプレーしない」と反発し、他球団の複数選手もスネルに同調。一方、MLBで通算1551勝(歴代24位)を挙げた元監督・ショーウォルター氏が「ファンは選手が『給料がカットされるならプレーしない』と文句を言っているのを聞きたくはない」とスネルらを批判するなど賛否両論を呼んでいる。 ダルビッシュは19日に自身のツイッターに投稿。ショーウォルター氏の発言を伝える記事のリンクを添え、「前例のない状況で感情論で話されてもなぁ。結局密だらけの現場に長時間いて、そのまま家族のいる家に帰るのは現場」と疑問を呈した。 続けて、自身の投稿にリプライする形で「現場に行かなくてもお金が稼げる人たちが『ファンのために』ってもっともらしいことを言っているだけ」、「今シーズンを始めて成功すれば野球の評価をあげられる、でもすぐ中断になっても仕方ないで終わる。その賭けに使われているのは給料をかなり削られた現場」と自身の考えを述べた。 一連の投稿を受け、ネット上には「命がけで試合すると言っても過言じゃないから、しかるべき報酬がもらえないことに声を挙げるのは正しいことだと思う」、「やるかやらないかは現役の選手・コーチ陣が決めるべき、外野のOBが余計な口出しをすべきではない」、「現場の選手が拒否してるんだから、MLBと選手会には他の案を考えて欲しい」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「チケットやグッズの収入が減るんだから、その分の給料削減は当たり前のことじゃないの?」、「高給取りの選手はまだ耐えられるけど、薄給の選手やスタッフは開幕しないと食っていけないからなあ」、「給料が減ったり感染リスクを抱えたまま働いているのはMLB選手だけじゃない、中には会社が倒産して失職している人もいるんだからそれに比べたら恵まれた方だろ」、「ダルの言い分は分かるけど、どこかで折り合いをつけないと人件費削減のための大量解雇とかも起こりそうな気がする」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 現時点(20日正午時点)で今回の年俸案はまだ正式決定されていないが、果たして今後の協議でどのような結論が下されるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2020年05月20日 11時35分
広島・佐々岡監督が真っ先に改革したことは 「痩せた」と噂されるのは気苦労? 練習中には異様な雰囲気も露呈
ユニフォーム着用、チーム全体練習の再開、紅白戦も実施へ。佐々岡カープがいち早く、実戦を意識したスケジュールに組み換えた。これを受けて、「ペナントレース開催も近い」と期待の声も寄せられたが、他球団の動向はちょっと違う。紅白戦の予定など具体的に発表したのは、広島カープだけだ。 「他球団も6月19日の開幕戦を想定し、ギアを上げてきました。今月末には実戦を踏まえた練習もやっていきたいと言っていますが、練習内容は選手任せです」(スポーツ紙記者) これは5月17日の情報だが、同日午後の野手組の練習で、広島は内野のサインプレーも行っている。投手の牽制球から走者の挟殺、併殺プレーなどを確認していた。 佐々岡真司監督はスタンドに陣取り、選手の一挙手一投足をしっかりと見ていたという。同日午前中の投手陣の練習ではグラウンドに降りて、直接話しかける場面もあった。 「佐々岡監督の性格も影響しているのでしょう。一軍指揮官になって初めて迎えるシーズンですし、心配なんでしょう。昨季はBクラスに低迷したとは言え、広島は大人のチームです。放っておいても開幕戦に合わせてベストコンディションを整えてくると思います」 佐々岡監督の現役時代を知るプロ野球解説者がそう言う。 中日・与田監督、DeNA・ラミレス監督も練習視察をしているが、後方から見守っているだけ。佐々岡監督も口を挟むことはしないが、先輩指揮官たちの方がどっしり構えている感がある。 「佐々岡監督はオープン戦後半から打線も変えています。『もっと得点効率を高める方法があるのでは?』と常に自問自答している感じ。ただ、一人の選手の打順を動かすと、他の選手の打順も変えなければなりません。打順を変えてプラスになる選手もいれば、マイナスになる選手もいます。一度考え出すと、ずっと考えているような…」(ベテラン記者) キャンプ、オープン戦を通じて、「今年の広島は少し雰囲気が違う」の声は、取材陣の中でも出ていた。前任の緒方孝市監督は厳しく、絶対に妥協を許さないタイプだったので、ピリピリとした緊張感があった。佐々岡監督はまずこの雰囲気を変えた。「意識して変えた」とも聞いている。選手を萎縮させないため、監督自らが選手に声を掛けて回っていた。 「佐々岡監督は指揮官になって少し痩せました。気苦労でしょう」(前出・同) いち早く実戦モードの練習に突入するのは、佐々岡監督の心配もあってのことのようだ。 広島県は緊急事態宣言が解除されたからだが、21日から一軍練習のファン見学を限定で行うという。人数、期間、マスク着用、広島県在住などの条件もつくが、これが一番の“実戦モード”だろう。広島は優勝候補の一角だ。練習内容、調整法ももう少し選手に任せても良いのでは? 練習見学では、デンと構えた姿を見せ、ファンを安心させてほしいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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