スポーツ
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スポーツ 2020年05月12日 06時30分
DDTゲストコーチ就任の全日本プロレス秋山準、王道伝承を約束!
DDTプロレスのゲストコーチに就任した、全日本プロレスの“重鎮”秋山準が9日、動画配信サービス『DDT UNIVERSE』で放送された、無観客試合によるTVマッチ『DDT TV SHOW! #2』に登場した。 秋山は「この度、高木(三四郎)社長から言われて、ゲストコーチに就任しました。全日本プロレスから受け継がれたものを、DDTにすべて教えたい。よろしくお願いします」と挨拶をすると、今林久弥アシスタントプロデューサーから「DDTの印象は?」と聞かれ、秋山は「高木さんの下、一致団結した団体との印象。前に当たった竹下(幸之介)選手がいちばん気になる」とコメント。 秋山は16日に配信される『DDT TV SHOW! #3』に出場し、全日本とも縁が深い石井慧介(ガンバレ☆プロレス)とタッグを組み、渡瀬瑞基、岡谷英樹組と対戦することが発表された。バックステージで秋山は「オレでいいのかなって思った。Twitterで言われて、DDTにはでき上がった選手がたくさんいるので、『オレが何教えるの?』って思った。(ジャイアント)馬場さんから教わった部分を若い選手に教えていければ」と王道継承を約束。 高木社長は「Twitterで秋山さんが『オレが1から10まで教えたら、どんな選手になるんだろう?』『試合で見せてるのは6から10だと思うけど、1から5が大事』というようなことを書かれていて、その言葉が気になって。今は一歩引いて守るべきだと思う。DDTの選手に培ってきたものを教えていただきたいと思ってDMでお願いしました。タイミング的に(WWEの)NXTのコーチになられるのかと思ってたけど、まだ渡米されていなかったので、ダメ元でオファーしたらOKでした。1から10まで教えていただきたい。こういう時期だから、今は時間がある。もう1回プロレスを見つめ直す時期。興行再開した時に、遅れを取ってはいけない」と語った。 今後、秋山は全日本のスケジュールと重ならない限りは、積極的にDDTに参戦していく予定とのこと。DDTの真骨頂の一つでもある路上プロレスへの参戦に関しては、「オレはアイアンマン(ヘビーメタル級)のベルトを持ってたこともあるんだよ」と含みを持たせている。 高木社長も話していたように、秋山にはアメリカのWWEから特別コーチとしてオファーがあり、受諾していたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、渡米が困難になってしまったことから、現時点では流動的だ。しかし、世界最大のプロレス団体が目をつけるほど、秋山の実力が買われているのは間違いなく、DDTにとってはそんな秋山から練習だけではなく、試合を通じて王道プロレスを体感出来るのは大きな財産になるのは言うまでもない。 団体のレベルをさらに押し上げるためにも、秋山ゲストコーチを招聘した意味は大きいのではないだろうか。DDTから秋山チルドレンが誕生する日も決して遠くないはずだ。文・どら増田
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スポーツ 2020年05月11日 22時30分
新日本プロレス、興行再開の目処立たず…BOSJ中止とMSG大会延期を発表
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月から興行を中止にしている新日本プロレスが、次期シリーズ『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』(BOSJ)の全戦中止と、現地時間・8月22日にアメリカのニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で予定されていた『WRESTLE DYNASTY』の延期を発表した。 中止が発表されたのは、次の19大会。『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』5月12日 東京・後楽園ホール5月13日 東京・後楽園ホール5月14日 東京・後楽園ホール5月16日 山形・山形ビッグウイング5月17日 岩手・盛岡タカヤアリーナ5月18日 福島・いわき市立総合体育館5月19日 宮城・仙台サンプラザホール5月21日 東京・後楽園ホール5月22日 東京・後楽園ホール5月23日 東京・後楽園ホール5月24日 茨城・かみす防災アリーナ5月27日 長野・佐久市総合体育館5月28日 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール5月29日 大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪)5月30日 大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪)6月1日 愛媛・アイテムえひめ6月2日 香川・高松市総合体育館・第1競技場6月4日 東京・後楽園ホール6月6日 東京・大田区総合体育館 ジュニアヘビー級最強戦士決定戦BOSJの中止は、この名称になってから初めて。昨年は怪我のため参加できなかったIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムにとっては、残念な結果になったが、本人は「延期」を主張しており、興行再開後に何らかのアクションを起こすかもしれない。他にも若手であるヤングライオンの中にも、BOSJ出場を目標にしていた選手もおり、ウィル・オスプレイ、鷹木信悟がヘビー級に転向したことから、枠にも空席が出来ていただけに、ジュニアの祭典をこのまま中止にしてしまうのは、残念なことである。 また、昨年は4月に開催されたMSG大会は、来年2021年への延期が発表された。ニューヨークは、新型コロナウイルスの被害が多く、こちらは8月の開催だが、早めに延期の決断をしたのは当然のことだろう。 新日本は無観客試合を検討中というアナウンスもあったが、その後の進展はなく、興行再開の目処が立たないのが現状だ。6月には大阪・大阪城ホール大会が、7月には北海道ツアーが発表されているが、緊急事態宣言の解除を待たないことには、再開への光が見えないのは言うまでもない。 今は新型コロナウイルスが収束するのを願うばかりだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月11日 21時30分
代打に野茂、投手はイチロー? あの守護神もまさかの先発! “名場面の宝庫”オールスター、史上初の中止に落胆の声相次ぐ
ファン投票や監督推薦で選ばれた選手たちが、セ・リーグ(全セ)、パ・リーグ(全パ)の2チームに分かれ試合を行うプロ野球オールスターゲーム。毎年7月に行われてきたこのオールスターが今シーズンは中止となることが11日、決定した。 今回の一件は新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもので、1951年から続いていたオールスターが中止されるのは史上初。また、1963年から開催されてきた二軍のオールスター『フレッシュオールスター』も同じく中止となった。 本来ならば7月19日に福岡PayPayドーム、同月20日にナゴヤドームで開催される予定だった今年のオールスター。今回の中止を受け、ネット上には「この状況だからやむを得ないけど残念」、「地元開催だから人生で初めて見に行けるかもって思ってたのに」、「オールスターだからこそ見られるプレーも今年は見られないのか…」といった落胆の声が多数寄せられている。 70年の歴史を持つオールスターは、ファンの記憶に残るプレーや場面が数多く誕生した“名場面の宝庫”。公式戦とは違い“お祭り”のような意味合いが強いため、普段では見ることのできない選手起用でファンを沸かせていた。 1991年7月24日に広島市民球場で行われたオールスター第2戦。「3-3」で同点のまま迎えた延長12回表、投手を使い果たした全セは第1戦で先発していた槙原寛己(巨人)が練習着のままマウンドへ。さらに、全パも槙原に相対した秋山幸二(西武)が自打球で負傷退場したことで野手がいなくなり、投手・野茂英雄(近鉄)が急遽代打で登場。あげくの果てには、裏の守備で野茂に代わり投手・工藤公康(西武)が左翼に就くというイレギュラーな起用のオンパレードだった。 1996年7月21日に東京ドームで行われたオールスター第2戦。「7-3」で全パがリードしていた9回表2死、全パ・仰木彬監督(オリックス)は野手のイチロー(同)を投手として起用。これを受けた全セ・野村克也監督(阪神)は、松井秀喜(巨人)を下げ投手・高津臣吾(ヤクルト)を代打に送った。両監督が見せた“セオリー完全無視”の選手起用は、今もなおファンの間で語り継がれている。 2011年7月22日にナゴヤドームで行われたオールスター第1戦では、全セ・落合博満監督(中日)が先発・岩瀬仁紀(同)を含めリリーフ投手9人で1イニングずつ継投を行うという奇策を披露。通常の試合ではまずお目にかかれない継投策は大きな話題を呼び、チームも「9-4」で勝利を収めている。 上記の3つ以外にも、様々なプレーや采配がファンを沸かせてきたオールスター。来年は無事に開催されることを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月11日 20時30分
元楽天監督・田尾氏、西武時代は1日も休みが無かった? 「パワハラでしかない」ファンも驚いた“管理野球”の実態とは
元楽天監督・田尾安志氏が10日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身が現役時代の1985年に所属した、広岡達朗元監督時代の西武について言及した。 2020年2月18日にユーチューブチャンネルを開設し、これまでにセ6球団の戦力分析を行った動画や、阪神時代をテーマにトークを展開した動画など計13本を投稿している田尾氏。本動画では自身が所属し、広岡元監督が指揮を執った1985年の西武について言及した。 広岡元監督の指導法は、グラウンド上からプライベートに至るまで規則・規律を選手に課して徹底的に鍛え上げるというもの。現在でも“管理野球”と呼ばれるこの指導法はかなり厳しかったようで、田尾氏によると1985年シーズンは「開幕からオールスターまで、一部のベテランを除いて一日も休みなく練習した」という。 ビジター遠征の移動日も、移動の前後に必ずユニフォームを着て練習を行っていたという田尾氏。「今だったら選手会から『こんなことされたら困る』とクレームが来るかもしれない」と、現代では行き過ぎた指導と捉えられかねないものだったと語った。 広岡元監督の下では、プレー面でも細かく指導を受けたという田尾氏。動画内ではその一例として、「盗塁のサインが出た時、打者はバットの先を一瞬捕手の方へ向けてからバットを引く。すると、捕手は前に行きづらくなり、勢いのある球を(二塁へ)投げにくくなる」というプレーを語っていた。 広岡元監督は1985年に指導した選手の中から、現役監督の西武・辻発彦監督、ソフトバンク・工藤公康監督をはじめ11人もの監督経験者を輩出している。田尾氏は「野村(克也)監督の下で選手としてやってきた人の中にも監督を務めた人がたくさんいるけど、それに勝るとも劣らないメンバーが監督として活躍している」と広岡元監督の存在の大きさを評していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「オールスターまで休みなしって本当か?本当なら相当スパルタだぞ」、「移動日すら練習とかキツすぎる、それでバテて故障したら本末転倒じゃないか」、「規律を理由に行動を縛るってパワハラでしかないぞ」、「管理野球に反発する選手も多かったって聞くけど、チームとしてはかなり強かったよね」、「ノムさん(野村克也さん/2020年2月11日に死去)は生前『一流は人を残す』って言ってたけど、そう考えると広岡さんも一流の監督だったってことだな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代は巨人(1954-1966)でプレーし、引退後はヤクルト(1976-1979)、西武(1982-1985)で指揮を執った88歳の広岡元監督。リーグ優勝4回(1978,1982-1983,1985)、日本一3回(1978,1982-1983)を果たした監督として知られ、現在は野球解説者として活動している。 中日(1976-1984)、西武(1985-1986)、阪神(1987-1991)で現役生活を送り、引退後は楽天(2005)で監督を務めた66歳の田尾氏。現在は昨年7月に沖縄に誕生した琉球ブルーオーシャンズでシニアディレクター兼打撃総合コーチを務めている。 動画内で田尾氏は「広岡監督は厳しかったけれど、自分の信念を持っていた」と語っている。当時の西武では“管理野球”に反発する選手も一部存在したというが、田尾氏にとっては筋の通った指導法だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年05月11日 17時30分
DeNA・伊藤光、母に感謝「メンタル的な話をしてもらった」 昨年は“母の日弾”プレゼントも
ベイスターズの扇の要・伊藤光捕手が母に対する想いを、球団を通じて公開した。 愛知県岡崎市出身の伊藤光は少年時代、ボーイズリーグ「東名古屋スターズ」に所属。そのころの思い出を「小学校高学年と中学生の3年間は、家から一時間ほどかかる野球チームに所属していまして、ほぼ母親の車で送り迎えをしてもらっていました。母親はマラソンをやっていたこともあり、試合の日の車中ではメンタル的な話をしてもらったり、試合の振り返りをしたことも思い出です」と、野球に関してサポートしてくれた母親との、車内での貴重な時間を振り返った。 昨年の母の日は5月12日、敵地広島・マツダスタジアムでのカープ戦、途中からマスクを被った伊藤は5回に先頭打者として初打席が回ってくると、レフトスタンドへホームランを放つ。0-6と大差を付けられていた劣勢ではあったが、「何とか出塁して、流れを変える思いで打席に入った結果、ホームランになってくれた」と喜んだ一打は「母の日に本塁打を打つことができて嬉しかったことを覚えています」と、記憶にしっかりと刻まれている。今年はまだ開幕すら出来ない現状で、2年連続母の日アーチはプレゼントできないが、「毎年贈らせてもらっている」と明かす花束で、母への感謝を表したようだ。 「自主練習期間中に、体重が筋量だけで1キロ増えたので、凄く良いことだと思います」と自己評価。実戦を離れ、さらに練習環境も十分ではない現状で、数多くの選手が筋肉量減少する傾向がある中において、フィジカルのコンディションも上々のようだ。昨年はベイスターズの正捕手として君臨し、DeNA史上最長の4年契約を新たに交わした伊藤光。今年は戸柱恭孝、嶺井博希のほかに、自らのトレードの相手でもあった高城俊人もライバルに加わり、正捕手争いは激化しているが、幼少のころからの「母の愛」を胸に、来るべく開幕へ向けて鍛錬を続ける。 文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年05月11日 17時00分
元日本ハム・岩本氏、名選手の驚きの光景を明かす 「なぜ打席に立たない?」有望株が集う教育リーグでの地道な下積みとは
元日本ハム・岩本勉氏が10日、元同僚・片岡篤史氏が自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に出演。元ヤンキース・ジーター氏(現マーリンズCEO)について言及した。 今月5日から10日にかけ、片岡氏が投稿した4本のユーチューブ動画にリモート出演している岩本氏。ここまでの3本の動画では日本ハム時代の試合やキャンプで起こったエピソードについてトークを展開したが、本動画では自身が日本ハム時代に共にプレーした外国人選手をテーマにトーク。その中で、アメリカの教育リーグで共にプレーした経験があるジーター氏について語った。 教育リーグとは若手育成を目的としたリーグ戦のことで、アメリカでは毎年シーズンオフの10~11月にかけアリゾナで開催されている。岩本氏は1991、1993年の2度、日本ハムから派遣される形でアメリカの教育リーグに参加しているが、1993年に所属したチームにヤンキースから派遣された、後の殿堂入り遊撃手・ジーター氏もいたという。 岩本氏によると、教育リーグが行われた約1カ月半の期間で、ジーター氏は試合中に一度も打席に立たなかったとのこと。「試合中はずっとグローブ(を着けたまま)で、守備だけ就くんですよ」という。野球には野手が守備に就かず打撃だけ行う「指名打者(DH)」という制度はあるが、打撃を行わず守備だけに就く制度は存在しないため、これはジーター氏に対して教育リーグ内で特別に認められた措置であると思われる。 ある時、「何で打席に立たないの?どこか痛いのか?」とジーター氏に聞いたところ、「俺は守備が下手だから、『守備だけ練習しろ』って(首脳陣に)言われてるんだよ」と返されたという岩本氏。打撃練習については、「練習・試合が全部終わってから、(ジーター氏は)監督と2人で小さな打撃ケージの中で練習していた」と居残りで行っていたことを明かしていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「指名打者の守備版みたいだな、そんな特別ルールが課されるって当時から相当期待されてたのか」、「後に大スターになる選手にそんな下積み時代があったのは知らなかった」、「そこから殿堂入りまでいったんだから守備だけやらせるのは正解だったってことだよな」、「現役の時はグラブ捌きが上手いって印象だったけど、この当時に実戦で経験を積んだ賜物なんだろう」といった反応が多数寄せられている。 今回名前が挙がったジーター氏は現役時代にヤンキース(1992-2014/メジャーデビューは1995年)一筋でプレーし、「2747試合・.310・260本・1311打点・3465安打」といった数字を残した遊撃手。メジャーデビューから引退まで着用した背番号「2」は、引退後の2016年12月にチームの永久欠番に指定されている。 2020年1月にアメリカ野球殿堂入りも果たすなど、メジャー史上に名を残す選手として知られるジーター氏。そのジーター氏の知られざる下積み時代に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2020年05月11日 12時05分
張本氏、韓国プロ野球開幕に「なんでこんな時期にやるの?」と苦言 関口宏は「OBの1つの意見」と強調
10日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、韓国プロ野球の開幕について張本勲氏が苦言を呈したことに、一部視聴者から称賛の声が集まるとともに、それを受けた関口宏の発言が物議を醸した。 この日はまず、韓国のプロサッカーリーグが無観客試合で開幕した様子を紹介すると、次は韓国プロ野球の開幕。こぎつけた理由について、唐橋ユミがフリップで説明を始める。その中で、メジャーリーガーがTwitterで「おかえり韓国」と声を上げたこと、さらに同国内で「徹底したPCR検査と感染者追跡アプリ」の導入、そして44ページにも及ぶ感染対策のマニュアルを作成し、十分な対策が取られていると説明した。 関口から「今の話、どう感じていますか」と聞かれた張本氏。韓国プロ野球発足にも尽力しただけに、絶賛コメントかと思われたが、「大丈夫かなと思いますわね。なんでこんな危険な時期にやるのかな?」と韓国プロ野球に苦言を呈す。 さらに、「考えてみたら収入源なんでしょうね。韓国は10球団ありますけどね、半分以上は財閥が親会社なんですよ。だからそんなに心配ないと思うんですが、協会といろんなとこで契約してますからね。収入源が欲しいわけでしょ。それしか考えられないんですよ」と話す。 思わぬ回答に怪訝そうな顔をしていた関口がツッコミを入れようとするが、張本氏は「アメリカはね、放映権が莫大に入りますからね。そんなに慌てないんですよ。日本も143試合やりますけども収入源が大ですからね」「大丈夫かな、こんな危険な時期になんでやるのかなというのが、我々専門家の考えです」と続ける。 関口は「でも、日本だって痺れ切れてるんでしょ?経営者たちは」とツッコミを入れる。張本氏は「そりゃやりたいですよ。ただ出口が見えないからね。どっちにしても、落ち着いて感染者がもう本当に0に近いぐらいになってからやってもらいたいわね」とコメントした。 韓国プロ野球に苦言を呈した張本氏に対し、関口は「はい、OBの1つの意見でございます」と話し、番組の見解ではないことを強調した。 張本氏のコメントには、一部には「韓国のこと何も知らないくせに言うな」と批判もあったが、「危機感を募らせてくれてよかった」「実情を明かしてくれた素晴らしい意見」「韓国だってまだまだコロナに注意が必要。妥当な意見」と概ね賛同の声が上がる。一方、関口については「張本さんに聞いておきながら、気に入らないと個人の意見を強調するのはどうなのか」「韓国プロ野球賛美の意見が欲しかったんだろうな…」「張本さんは韓国プロ野球の発足に関わっている人物。それをOBの1つの意見扱いにするのはおかしい」と一部から批判が上がった。 コロナ禍で、一貫して新型コロナウイルスに注意を呼びかける張本氏と、「早くスポーツが見たい」と話す関口。コロナ禍や日本・韓国についての考えは、かなり食い違っている。
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スポーツ 2020年05月11日 11時45分
巨人・菅野、“エースのプライド”が仇となる? 開幕に向け浮上するバス移動、今オフ予想のメジャー移籍へ真価が問われるか
“バス移動の遠征”となれば、メジャーリーグのスカウトも参考にするのではないだろうか。 最短で6月19日の開幕戦開催を目指し、5月11日、12球団代表者会議が開かれる。最終決定は翌12日のオーナー会議に持ち越されるが、同代表者会議前に「新型コロナウイルス対策連絡会議」があり、そこで改めて専門家から“感染予防策”についてレクチャーを受けるという。ここでペナントレース開催の“前向きな意見”が出ることが大前提だが、新たな問題も浮上してきた。移動手段である。 「ペナントレースに移動は付きもの。主に新幹線、飛行機を利用していますが、『移動』が頻繁になると、感染防止にはなりません」(球界関係者) 「一般利用客との接触を無くす」という意味で、浮上してきたのがバス移動である。 映画・メジャーリーグで選手一行がバスに揺られ、深夜の長距離移動を強いられるシーンがあった。筆者も米マイナーリーグ、同独立リーグを経験した日本人選手に「バス移動の辛さ」を質問したことがあるが、 「一人で2席確保できたら、少しは眠れるが、そうでないときは床で…」 「逆に体が疲れてしまい…。でも試合があるから休むわけにもいかず」 などと語っていた。 日本内であれば、そこまで大袈裟にはならないが、バス移動による疲労は避けられないだろう。「特にピッチャーは大変でしょう。先発投手は先日か、前々日に移動すると思われますが、ほぼ毎日ベンチ入りするリリーフ投手は体調管理だけでも苦労しそう」(ベテラン記者) しかし、メジャーリーグではバス、飛行機を乗り継いで、「試合開始の2、3時間前に到着」なんてこともある。 「今オフのメジャー挑戦が予想される巨人・菅野、日本ハム・有原らのピッチングに注目です。ホームでの成績よりも、ビジターでの登板が注目されるでしょう」(前出・同) 先発投手は前日入りとなるだろうが、1日で移動の疲れを取ることができるのかどうか疑問だ。それも、新幹線、飛行機での快適な移動ではない。 「先発投手の投げるイニング数を短くし、リリーフ投手を多めに注ぎ込む継投策が考えられます。でも、リリーフ投手も移動で疲れているので、監督はその日に使うリリーフ投手と休ませるリリーフ投手を事前に決めるなどしなければなりません」(前出・同) チームのエースともなれば、リリーフ投手全員を休ませ、完投するくらいの気概も求められる。それができなければ、メジャースカウトも評価してくれないだろう。 「エースのプライド、責任感で無理をしてしまうかもしれません。菅野は自主トレ期間中も若手投手を同行させるなど、“親分肌”なところもあります。年齢的にもリリーフ投手たちは後輩ばかりなので、『自分は5回まで投げて、後はよろしく』ということはできないでしょう」(前出・球界関係者) 同じくペナントレースの開催を目指すメジャーリーグでは、アリゾナ州など3州に全30球団を集めるプランも同時協議されてきた。日本では「移動のリスク」はほとんど触れられてこなかった。開幕戦が6月19日に決定するとしても、解消しなければならない課題は多い。移動による体力ロス、エースの意地、菅野智之にとって真価の問われるシーズンとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月11日 11時00分
オリックス、吉田正尚ら敦賀気比OBトリオが敦賀市にサージカルマスクを寄贈
オリックスの敦賀気比高校OBである山田修義投手、吉田正尚選手、現在は育成の山崎颯一郎投手が、サージカルマスク約1万枚を福井県敦賀市に寄贈したと発表した。マスクは3選手の母校敦賀気比高校のOBを通じて、株式会社福井クラフトの協力の下、7日15時に敦賀気比高校野球部の東哲平監督、福井クラフトの高野清和社長より敦賀市に贈呈したという。 山田は「現在、新型コロナウイルスの影響で医療現場などで働かれている方々のマスクが不足しているということを伺っておりました。そのような中、母校敦賀気比高校OBの方にご協力いただけることになりましたので、今回、母校のある敦賀市の皆様に寄贈させていただくこととなりました。医療現場の最前線で働かれている方々に心から感謝しておりますし、微力ではありますが皆様のお力になれればと思います」とコメント。 吉田正尚は「全国的にもそうですが、敦賀市の医療従事者などの方々が、マスクが不足している状況の中で働いてくださっているという話を伺い、今回、高校OBの方にご協力いただき、山田さん、山崎颯一郎と共に敦賀市にマスク1万枚を寄贈させていただくことになりました。新型コロナウイルスの影響で大変な状況の中、医療現場で働いてくださっている方々、またそのご家族の皆様には本当に感謝の気持ちしかありません。この状況が少しでも早く終息して欲しいと思っておりますし、安心して生活できる日がくることを心から願っております」と医療関係者を気遣った。 また、山崎颯一郎は「現在、新型コロナウイルスの影響により、医療従事者などの方々が大変な状況の中で働いてくださっているとお聞きしています。僕たちも微力ではありますが、医療関係者の皆様のお力になれればと思い、高校の先輩である山田さん、吉田正尚さんと共に敦賀市にマスクを寄贈させていただくことになりました。一日でも早い終息を願っておりますし、医療機関で働いてくださっている方々には感謝の思いを伝えたいと思います」とこちらも医療関係者に感謝の意を述べている。 オリックスでは現在も自主練習を継続中。13日までは現行のままとしており、新型コロナウイルス対策会議や12球団代表者会議、緊急事態宣言による自粛解除の動きなどを見極めながら、14日以降の予定を決定するとのこと。シーズン開幕の目処は立っていないが、今回の寄贈も含めて、今できることをやっていくしかない。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月10日 11時00分
ヤクルト・バレンティンが突然のタイム!甲子園の上空から謎の落下物? 試合が一時中断した前代未聞の珍事とは
新型コロナウイルスの影響により、依然として開幕延期が続いている今シーズンのプロ野球。GWが明けた現在でも正式な開幕日は決まっておらず、7月までずれ込むのではないかという見方も強い。 例年通りならば、GW期間から続く連戦が週末にかけて引き続き行われているはずだったこの時期。そのGW明けの連戦中に、過去に例のないハプニングが起こっている。 舞台となったのは、2016年5月8日に甲子園で行われたヤクルト対阪神の一戦。6回裏2死、阪神打者・ゴメスが1ボール1ストライクとなったところで、左翼を守っていたヤクルト・バレンティンが突然タイムを要求。特に体に異変が起こったような仕草は見せていなかったため、この時点では何が起きたのかは分からなかった。 二塁塁審がバレンティンに近づくと、バレンティンは自身の後方を指さして何かをアピール。すると、指さした先には白色で細長い謎の物体が。確認した塁審はひとまずボールボーイに回収を指示したが、物体の正体については判別がついていない様子。同戦はテレビ中継されていたため中断中はカメラで拡大されたが、映像でも白く細長い物体というところまでしか分からなかった。 塁審の後に続きヤクルトの選手も何名か物体を確認しに近づいたが、全員顔を見合わせたり空を見上げたりするだけ。その後ボールボーイがほうきとちりとりで物体を回収したが、当時のネット上は「あれは一体何なんだ、観客が投げ入れるにしては距離が遠すぎるし」、「わざわざ試合止めたぐらいだから危険物だったんじゃないのか?」と騒然となっていた。 物体の正体については、試合後の報道で正体が判明する。報道によると、白い物体の正体は長さ30センチほどの魚の死骸で、甲子園上空を飛んでいた鳥が吐き出したものと推測。強烈な異臭を放っていたといい、バレンティンも「突然空から落ちてきた。すごい臭いだった」と困惑していたという。なお、バレンティンが魚を苦手としていたのか、それとも実は臆病な性格だったのかは不明だが、二塁塁審にアピールした際はかなり怯えた様子だったという。 再開後の同戦はその後何も起こらず、ヤクルトが「5-1」で勝利。ただ、バレンティンは思わぬアクシデントで心を乱されたのか、「3打数無安打・2三振」をからっきしだった。ちなみに、このアクシデントを受けたヤクルトは同月13日から14日にかけ、異臭を放つ魚と鼻をつまむバレンティンの様子をデザインした『バレンティンvs FISH』Tシャツを受注販売している。 甲子園をはじめとした屋外球場では、動物や虫がグラウンド上に乱入し試合が中断することはまれにある。ただ、魚が乱入したケースはこれまでになかったため、前代未聞の珍事としてファンの記憶に強く残る結果となった。文 / 柴田雅人
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原監督が決断! 「来季」を見据えた投手起用
2015年09月19日 16時50分
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スポーツ
今後は「競歩」推し! 弱すぎるマラソンに見切りをつけたJOC
2015年09月19日 16時00分
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最終兵器は清宮パパか? 数々の問題を抱えているラグビー日本代表
2015年09月18日 16時00分
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中日の切り札! 禁断の“オレ流チーム再建”
2015年09月17日 18時00分