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小塚桃子ゴルフ連載(46) 本格シーズンに備えて・3

 前回、私の秋初戦に関する事を綴りましたが、今回は本格シーズンに備えて変わったトレーニングについて、ご紹介しますね。

 まず、スイングに関して−−。
 「薪割り」は皆さんご存じですよね。スイングはまさに薪割りと同じ。力を入れずクラブを上げたら下げる感覚です。力を入れず上げたら降ろす…。この感覚です。ただ、同じ所に降ろす事は意外と難しいもの。変に意識しないで、何も考えずに元の位置に戻す。「当てよう」「何とかしよう」と思わない事です。

 次に、クラブを使ったトレーニング−−。
 この時期は、片手打ちの練習を多く取り入れましょう。理由は、バランス良く打てる様にする為です。
右手一本だけで打つ。右手一本の場合は手首、肘の角度を気にしないとボールに当たらない。これが身体で分かる様になると面白いですよ。

 同じ様に左手も一本で打つ。右利きの人は左手一本になると全然力が入りません。腰を回して「腰で打つ」感覚を身に付けなければ綺麗に振れないのです。

 どちらも最初は空振りします。ただ、慣れてくれば空振りはなくなります。片手で練習した後、両手で打つと見違えるほど、綺麗に飛びます。

 それ以外では、目を閉じてのスイング。ボールの行方は気にせず、身体の回転などを考えながら打つと意外にも綺麗に当たります。この練習法は、ボールにクラブを合わせた所で目を閉じる。これは、プロから教えてもらった方法です。

 3番目に道具−−。
 スーパーストロークというすごく太いパターのグリップがあります。これをアイアンに付け、アイアンの練習をします。グリップが太いので、手に力が入らない。そこがミソ。そもそもアイアンに限らず、ボールを打つ時、力んではNG。手はクラブを支えているくらいの感覚が大事。それなのに飛ばしたい一心でつい力が入ってしまう。

 スーパーストロークを使うとこれが改善されると同時にグリップが太いので非常に打ちにくい。ただ、使い慣れてくれば、綺麗な球筋で飛距離が出ます。これを習慣付ければ、スイングそのものが変わり、スコアもグングン良くなります。

 今回、3パターンの練習方法をご紹介しました。いずれも力まず、腰の回転を上手に使う事が手打ちにならず、飛距離アップと正確な打球が放てる様になります。

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