スポーツ
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スポーツ 2020年09月14日 20時45分
清原和博氏を西武コーチが殴打!「八重歯が唇を貫通した」“鬼軍曹”の逆鱗に触れた怠慢エピソードを明かす
元楽天監督・大久保博元氏が13日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、清原和博氏がゲスト出演。現役時代に受けた“鉄拳制裁”について言及した。 >>元楽天監督・大久保氏「みそぎの時間は終わり」 清原和博氏の執行猶予満了にファン・OBからエール 今後の活動は名球会がカギに?<< 今回の動画で清原氏と大久保氏は、同僚だった西武時代(1986-1992)を振り返りトーク。 その中で清原氏は、ルーキー時代の1986年に当時の伊原春樹コーチから顔面を殴られた話を披露した。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、ある試合前の練習で50メートル走を行っていたという清原氏。6秒台のタイムがノルマとして設定されていたが、当時18歳の清原氏は初めてシーズンを戦う疲れもあって何度か7秒台のタイムを出してしまったという。 すると、練習を見ていた伊原コーチは「おいキヨ!」と清原氏を呼びつけると、「お前やる気あんのか!」と一喝。清原氏は「はい」と答えたが、その直後「いきなり『バンッ!』て(顔面を)殴られた」という。 伊原コーチに殴られた衝撃は、「八重歯が唇を貫通した」ほど強かったという清原氏。続けて「やる気ないなら帰れ!」と伊原コーチに言われたが、特に反抗はせずそのままグラウンドを後にしたと笑い交じりに語っていた。 清原氏はこの他にも、伊原コーチとは別のコーチに怒られた際のエピソードや、西武時代に使っていたバットに関し動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「コーチが選手を殴り飛ばすって凄い話だな、今なら一発でクビになりそう」、「歯が唇を貫通するって一体どんな殴り方をしたんだ」、「言われた通りに帰ったってことは内心相当ムカついたんだろうな」、「帰ったらさらに殴られるかもしれないのによく帰ろうと思ったな」、「ゴールデンルーキーの清原を殴り飛ばすとはやっぱり厳しいな伊原さんは」といった反応が多数寄せられている。 「西武(1981-1999,2001-2003,2014)、阪神(2000)、オリックス(2004)、巨人(2007-2010)で監督やコーチを歴任した71歳の伊原氏は、グラウンド内外での厳しい指導から“鬼軍曹”と呼ばれた人物。『選手に好かれようと思ったら指導者も選手も成長しない』と常に公言し、2014年の西武監督時代には指導方法を巡り選手との確執が報じられたこともありました。金の卵として大きな期待をかけられていたドラ1ルーキーの清原氏に対しても、その指導方針は一貫していたようです。ただ、当時は反抗的な態度も見せていた清原氏ですが、動画内で『西武の練習って今考えると理にかなってるのかな』と語っているところを見ると、今回明かしたような厳しい指導が自分の糧になったとの思いもあるようですね」(野球ライター) 当時の清原氏はPL学園高から鳴り物入りで西武に入団し、世間からの注目度も非常に高かったゴールデンルーキー。その清原氏も甘やかすことなく厳しく指導した伊原コーチに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2020年09月14日 19時30分
阪神・藤浪に「常に力が入っている」斎藤氏が苦言 3戦未勝利で登録抹消、一軍帰還を左右するカギは
13日に行われた阪神対広島の一戦。試合は「7-6」で阪神が勝利したが、阪神・藤浪晋太郎が同戦で見せた投球がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 同戦に先発した藤浪は、初回にいきなり広島・鈴木誠也に先制3ランを被弾。その後2、3回は無失点で抑えるも、「5-3」と逆転した4回に一死満塁のピンチを招いたところであえなく降板となった。 その後2番手の馬場皐輔が2点を取られてしまったため、藤浪は「3.1回5失点・被安打5・2四球」という内容に。チームは点の取り合いを制し広島を下したが、藤浪自身は3戦連続勝ち星なしという結果に終わった。 >>阪神、巨人追撃のキーマンは藤浪? 高木氏の見解に賛否、ファン同士で議論に「岩貞先発に戻した方が計算できる」<< 同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)では、元阪神・江本孟紀氏、元巨人・斎藤雅樹氏ら球界OBが藤浪の投球についてコメントしている。番組に生出演した江本氏は、「(力の入れ具合が)一定(に)するように、もう少し力を抜いて(投げるべき)」とコメント。力で押そうとするあまり力配分がバラバラになっているため、力を抜いて投げた方が安定するのではと指摘した。 番組に電話で生出演した斎藤氏も「(力が)常に入っている感じがする。(力を)抜く間を作るともうちょっといい(投球になる)のかなという気はする」と、力が入り過ぎだという江本氏の意見に同調している。 同戦の藤浪については、ネット上にも「確かに速球一辺倒で緩急が全く使えてない感じはする」、「速い球ばっかで押すのにもさすがに限界がある、遅球系の球種を増やした方がいい」、「球速はそれなりに出てるから、緩い球を織り交ぜれば投球の幅は広がりそうだけどなあ」、「3戦連続で白星が無いわけだし、一旦起用を止めて二軍で再調整させた方がいい気がする」といった反応が多数寄せられている。 「同戦の藤浪はストレート、カットボール、フォークの3球種を投じていますが、それぞれの平均球速はストレートが『152.7キロ』、カットボールが『134.5キロ』、そしてフォークが『142キロ』。いずれの球種も球速自体は出ていますが、球速差があまりないがゆえに打者に見極められやすくなっているという点は否めません。そのため、江本氏や斎藤氏が指摘するように力を抜いて投げる、具体的にはチェンジアップやカーブのような球種を取り入れ緩急を使った投球をした方がいいのではと考えるファンも少なくないようです。チェンジアップについては昨秋キャンプで元中日・山本昌臨時コーチから教わったと伝えられていますので、採用の価値は大いにあると思いますが…」(野球ライター) 試合後、チームの矢野燿大監督は「今すぐちょっと答えは出ないので、考えます」と今後の起用に含みを持たせていたが、翌14日に一軍登録を抹消された藤浪。残りのシーズンで一軍に戻れるかどうかは、新球種習得を含めた二軍での取り組みに大きく左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月14日 18時00分
山田哲人、大野雄大、糸井嘉男…コロナ禍FA戦線に異常あり
新型コロナウイルス禍は、プロ野球のフリーエージェント(FA)戦線にも影響を及ぼしている。 今季の“目玉”と見られる東京ヤクルトの山田哲人内野手(28)が9月3日、ついに国内FA権を取得した。しかし、「素直に嬉しい。(中略)今はシーズン中なので、その時期になったらじっくり考えたい」と話すにとどまり含みを持たせた。「山田の今季の年俸は5億円(金額は推定、以下同)。昨年オフに球団が提示した複数年契約を固辞した時点で、『慰留に失敗、FA移籍は必至』と思われてきました。でも、ヤクルトはイベント興行のプロともいうべき優秀な営業マンをヘッドハンティングしており、球団経営は安定しているはず。さらに高額化しても山田の年俸は払えると思うが…」(球界関係者) しかし、それはコロナ前までの話。目下、プロ野球界は「観客上限5000人」という厳しい経営を強いられており、どの球団もかなりの金額の赤字を覚悟している。「複数年契約に失敗したといえば、中日の左腕・大野雄大(31)も同じ。この投打の大物2人には巨人、ソフトバンク、楽天が熱視線を送っているとされてきたが、コロナの影響で様相が変わりつつある」(同) 山田は「3割・30本塁打・30盗塁」のトリプルスリーを3度も達成した強打の二塁手。大野も昨季、最優秀防御率のタイトルを獲得した先発左腕。9月1日には球団タイ記録の5試合連続完投勝利を挙げており、球界屈指の完投能力を持つ“タフネス投手”としても評価は高い。「大野の今季年俸は1億3000万円。複数年契約を断わり、残留の可能性は極めて低くなりました。複数球団が獲得に乗り出すのは確実です」(スポーツ紙記者) こちらもマネー戦争は必至と思われていたが、コロナ禍により、大野の望む高額年俸を提示できる球団がなくなったというのだ。「どの球団も、コロナでどれだけの損失を被るのか、会計士や弁護士などを加えて計算を始めています。前年比でマイナス60億円超を覚悟しなければならないようです」(関係者) 60億円超という損失の痛手を最も被るのが、阪神だといわれている。だが、阪神は昨季、309万人強の観客を動員し、12球団トップとなったばかり。勝因は終盤戦、3位争いに加わったこと。シンプルに「勝てばお客が入る」ことを証明したわけだが、「観客上限5000人」は12球団一律。そのため、コロナ禍による減額幅は“最も大きい”と見なければならないのだ。「藤川球児の引退をシーズン途中で発表したのは、興行に結びつけるためともいわれています。入場者の上限が9月末で解除されるとの見通しもありますが、このまま行けば9月中に原巨人のマジックが点灯するのは確実。勝敗に関係なくお客さんを呼ぶ方法として、最後の奉公です」(在阪記者) だが、総年俸の大幅な削減は避けられない。福留孝介(43)、能見篤史(41)、糸井嘉男(39)らのベテランが「肩叩きされる」との見方も強い。「今季は打率1割台と大不振ですが、福留の野球知識は捨てがたい。将来の指導者とも位置付けられており、そうなるとリストラの標的は糸井。4年総額18億円で移籍してきて、今季が最終年。今の成績では大減俸を飲むか、新天地を求めるかの二択です」(同) 糸井も「フリー」になる可能性が高そうだ。「山田、大野らは『売り時ではない』と悟り、権利を行使せずに景気回復を待つかもしれません。現役を続けるため、糸井も大幅減俸を受け入れるのではないか」(ベテラン記者) だが、オフの契約更改では、実績、チーム貢献度が正当に評価されそうにない。 また、山田に関して、こんな声も聞かれた。「残留、移籍のどちらを選択しても、大幅アップは見込めない」というのだ。「山田に対し、他球団の調査が早くから始まっていたせいか『得点圏打率が低い』というマイナスの声も出ています」(前出・関係者) 山田の昨季の得点圏打率は2割5分6厘。“トリプルスリー”にしては、らしくない成績だ。 さらに細かく見ると、1点リードの場面での得点圏打率は2割6分3厘で、1点リードの同打率も同じ数値。つまり、「一打同点の好機」という場面では“並のバッター”という評価があるのだ。「とはいえ、昨季は四球を110個も選んでいます。出塁率は4割1厘。規定打率に到達したセ・リーグ選手の中で、4割強の出塁率を残したのは3人だけ」(前出・ベテラン記者) つまり、クリーンアップではなく、1、2番でチャンスメークをするタイプということか。主砲ならばともかく、「1番打者に5億円以上も出せるか?」という疑問が、他球団から出始めたという。まして、今季は「コンディション不良」で二軍落ちも経験した。弱点露呈も、コロナ禍でFA対象選手の調査がより慎重になった影響だ。「楽天の辛島航、塩見貴洋両左腕の評価が急上昇しています。2人ともCランクで、獲得した際の補償が一切発生しません。戦力的なプラス面もそう多くは望めませんが、辛島は6200万円、塩見は3000万円。お買い得です」(同) ヤクルトでは「山田よりもノーヒットノーランを達成した小川泰弘がアヤシイ」との声もある。 今年のFA戦線、一筋縄では行きそうにない。
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スポーツ 2020年09月14日 17時30分
DeNA、恒例の「キッズ STAR☆NIGHT 2020」が開催! 憧れのマウンドやグラウンドで子どもたちは熱狂、ROLANDも始球式で華を添える
横浜DeNAベイスターズは、9月12日のドラゴンズ戦を「キッズ STAR☆NIGHT 2020」として開催した。横浜夏の一大イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」の子ども向けイベントで、来場者全員に子どもサイズのスペシャルユニフォームが配布された。今年は「大人から子どもへ野球の魅力を伝える」をコンセプトに、様々なイベントが用意された。 入場時には、キッズサイズのスペシャルユニフォームが配布され、子ども達のテンションは上がり、試合前のセレモニアルピッチでは、横浜市内の小学校に通う6年生の少年がマウンドへ。ベイスターズベースボールスクールのコーチも務めるOBの加賀繁さんからの教えを念頭に入れ、「足をしっかり踏み込んで、思いっきり投げました」と振り返った。 始球式には、帝京高校で山崎康晃とクラスメイトだった“ホスト界の帝王”ROLANDさんが登場。「自信がなければ(始球式を)受けていない。男らしくストレートを内角高めに」。金髪を束ね、サングラス姿で投げ込んだが、白球は無念にもバッター大島洋平の背中を通過する大暴投。「難しかった!」と悔しがり、「また練習してリベンジしたい」と再登場に闘志を燃やしていた。また、「今まではジャイアンツファンだったが、始球式に登壇させていただき素直に嬉しかった。これからはベイスターズファンになります!」と宣言。山崎にも「世間から色々言われるのはスターの宿命。負けじゃなくて勝ちの途中だと思っている。だから一緒に頑張ろう!」とエール。山崎も「勇気もらえる!」と気の置けない仲間の金言を受け止めていた。 試合後の花火も、子どもに人気の「鬼滅の刃」の曲『紅蓮華』に乗せて打ち上がり、「親子でチャレンジ!ベイスターズ」では100名の親子が、まだ戦い終えたばかりのグラウンドで野球の基本である走攻守を体験。スターマンらのキャラクター達と共に選手も登場し、子どもたちは笑顔で身体を動かし貴重な体験を楽しんでいた。 コロナ禍の影響でイベントは催し難い状況の中、趣向を凝らして開催された「キッズ STAR☆NIGHT 2020」。試合も勝利し、大勢の子どもたちの笑顔が弾けていた。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年09月14日 17時00分
ソフトB・工藤監督の采配に大ブーイング 裏目に出た強攻策に「スクイズするべきだった」ファンから批判噴出
13日に行われたソフトバンク対西武の一戦。試合は「1-0」で西武が勝利したが、同戦でのソフトバンク・工藤公康監督の采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」とソフトバンク1点ビハインドで迎えた9回裏の采配。この回ソフトバンクは一死二、三塁のチャンスを作ると、工藤監督はここで代打に川島慶三を起用。一打出ればサヨナラのチャンスだったが、ここまで5イニングで得点圏のチャンスをフイにしていることを考えるとスクイズも十分に考えられる場面だった。 ただ、工藤監督は特にスクイズなどの策を取ることはなく、結果川島は空振り三振。後続もランナーを返すことができず無得点に終わり、結局「0-1」で完封負けを喫する形になった。 >>「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声<< 工藤監督の采配を受け、ネット上には「得点圏打率1割の川島に何で打たせたんだ」、「ここまで点取れてないんだからスクイズするべきだった」、「三塁ランナーは足速い周東(佑京/17盗塁)だからスクイズする価値は十分あったと思うんだが…」といった反応が多数寄せられている。 一方、「川島の犠打数考えたら別に間違ってないだろ」、「スクイズと比べたら打たせる方がまだマシだったと思う」といった批判に対する苦言や反論も複数見受けられた。 「これまで日本ハム(2006-2007)、ヤクルト(2008-2014)、ソフトバンク(2014-)でプレーしている36歳の川島は、今シーズン打率は『.250』と2割中盤ですが得点圏打率は『.120』と1割台前半に低迷。そのため、普通に打たせるよりスクイズの方が得点の期待値が高かったと考えているファンは少なくないようです。ただ、川島は今シーズンを含めプロ15年間で通算75犠打、2014年7月のソフトバンク移籍以降は18犠打しか記録していない選手。もし仮にスクイズを仕掛けていたとしても、成功する可能性は決して高くはなかったとも思うのですが…」(野球ライター) 試合後、工藤監督は「このようなギリギリの戦いが、チームにとって血となり肉となる」と前向きにコメントしたことが伝えられている。敗戦により2位ロッテとは1ゲーム差となったが、今回の采配を今後につなげることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月14日 11時57分
ロッテ・澤村、移籍後の復活は“風”のおかげ? 他球団が驚く変化、「ロッテだから良かったんだ」表情も一変か
千葉ロッテ移籍の澤村拓一が輝きを取り戻した。移籍初登板は3者連続三振、3日後の登板でも力でねじ伏せる本来のピッチングが冴え渡った(9月11日)。 このトレードは巨人で働き場所を失っていた彼を見事に蘇らせたわけだが、こんな声も同時に囁かれている。「ロッテだから良かったんだ」と――。 >>巨人・堀内元監督、澤村がトレードされた理由を指摘 「成長が感じられない」苦言を呈したドラ1右腕の弱点とは<< トレードの一報が飛び込んできた9月8日、放出を決めた巨人・原辰徳監督をよく知るプロ野球解説者が、 「澤村はパ・リーグ向き。良いトレードになる」 と評していた。 同様の発言をしていた解説者、関係者も少なくなかった。この時点で、「パ・リーグ向き」の言葉の意味について、その発言をした解説者たちにも改めて質問してみたが、澤村の好投を裏付けるまでの回答は得られなかった。 しかし、改めて千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムに下りてみて、見えてきたものがあった。「風」だ。 「澤村と対戦した日本ハム、オリックスは、フォークボールを絶賛していました。巨人時代とピッチングスタイルは変わっていません。真っ直ぐを投げる時は、力みすぎるくらい力んでいて、でも好調な時はその力みで相手バッターを抑え込んでいて、後はフォークとスライダー、カーブ。ウイニング・ショットになる変化球はフォークしかありませんが」(プロ野球解説者) 海岸に近いZOZOマリンの上空に、いつも強い風が吹いていることは有名な話。しかし、グラウンドとスタンドでは「強風の向き」が異なるのである。 初登板、2度目の登板となった11日、センターバックスクリーン後方にある球団旗はライト方向に向かって、はためいていた。レフト方向からライト方向に向かって、風が吹いていた。 しかし、グラウンドに下りてみると、違う。内野フィールドが特にそうなのだが、正反対の「ライト方向からレフト方向へ吹いている風」を感じる。レフト方向から吹いている風が右翼フェンスと一塁側スタンドにぶつかり、それが跳ね返ってきて、内野フィールドに正反対の風を吹かせているのだ。 「いや、内野フィールドは跳ね返って吹く風がまた、どこにぶつかってヘンな方向に風が吹いています。いろいろな方向から来る風が全部ぶつかってくるのが、ホームベース周辺なんです」(チーム関係者) この集まってくる風が、フォークボールなど「縦の変化球」に“イタズラ”をするそうだ。 パ・リーグ出身、同球場での登板経験も持つ元投手のプロ野球解説者がこう言う。 「フォークボールだけではなく、カーブの軌道も変わります。風の影響で投球が『落ちる軌道』に入った後に揺れるんです。スピードボールも吹き上がるような軌道になることが多い」 剛速球とフォークボールが持ち球の澤村は、ZOZOマリンに合っているのかもしれない。 巨人時代はボールカウントが先行すると、不安そうな表情を浮かべ、自滅することも多かった。しかし、今の澤村の表情は気迫に溢れている。風のイタズラが澤村に自信を蘇らせたようだ。千葉ロッテが首位戦線に再浮上してくれば、混戦パ・リーグのペナントレースはさらに熱くなるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月14日 11時00分
日本ハムが飯山内野守備コーチの新型コロナ陽性を発表、チームの濃厚接触者はなし
北海道日本ハムファイターズは、飯山裕志内野守備コーチが12日、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。 球団は陽性判定までの経緯として、9月11日、仙台移動後に飯山コーチから「家族が発熱を訴えている」との申告があり、本人に症状はないものの、同日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(宮城・楽天生命パーク宮城)のベンチ入りを見合わせ、宿舎内で隔離。NPBへ報告の上、検査機関でPCR検査を受検。翌12日16時、PCR検査の結果、陽性判定を受けたとのこと。なお、家族のPCR検査の結果は陰性だったという。 今後の対応について、「飯山コーチは無症状で、体調に異常は見られません。今後は保健所の指導のもと、陰性と判定されるまで経過観察となる見込みです。現在、同コーチの行動履歴から保健所が濃厚接触者の特定を行っています。なお、新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴える選手、スタッフはおりませんが、本日中(12日)に仙台遠征帯同の全員がPCR検査を受けます。当球団では「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」に従い、これまでも感染予防策に取り組んでまいりましたが、チーム全体に再度周知、徹底を図り、対策を講じていく所存です」と説明した。 これを受けて球団では、仙台遠征帯同中の全選手、監督・コーチ、チームスタッフ68人がPCR検査を受検し、全員の陰性および濃厚接触者なしが確認されたと発表。13日の東北楽天ゴールデンイーグルス17回戦(楽天生命パーク宮城)は予定通り開催された。株式会社北海道日本ハムファイターズ、川村浩二代表取締役社長兼オーナー代行は「ファンの皆様、対戦相手の楽天イーグルス様に大変ご心配をおかけしましたが、昨日のPCR検査を受けた全員の陰性と保健所から濃厚接触者なしの確認が取れ、本日の試合も開催できることとなりました。終息の兆しが見えない新型コロナウイルスの感染力、猛威により、どれだけ注意を払っていてもいつ誰が罹患するかわからない状況下に置かれていることを、今回改めて痛切に感じております。飯山コーチの一日も早い回復を願いつつ、感染予防・拡大防止に向けて引き続きファイターズとしてあらゆる対策を講じていく所存です」とコメント。 飯山コーチは、1997年にドラフト4位で、鹿児島・れいめい高等学校から日本ハムに入団。2017年に引退するまで日本ハム一筋でファンから愛された。2018年には二軍内野守備コーチ、今シーズンから一軍の内野守備コーチを務めている。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月13日 11時00分
ダルビッシュ有が別人のユニフォームで先発!「これで負けたら最悪」本人は冷や汗、若手時代に起こした珍ハプニング
8日に行われたロッテ対日本ハムの一戦・試合は「3-2」でロッテが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがロッテ・澤村拓一の姿だった。 前日7日に巨人からロッテへのトレード移籍が決定した澤村は、翌日の同戦6回表にいきなり移籍後初登板。背番号「57」の新ユニフォームが間に合わなかったため、福嶋明弘打撃投手から背番号「106」のユニフォームを借りての登板となったが、三者連続三振で相手に付け入る隙を全く与えなかった。 見事な投球を披露した澤村に対し、ネット上には称賛の声が多数挙がった。一方、別人のユニフォームを着用していた点への反応も多数寄せられており、中には「一昔前のダルビッシュを思い出すな」、「ダルも1回ユニ忘れて同僚に借りたことあったなあ」といったコメントも見られた。 名前が挙がっているダルビッシュ有は、これまで日本ハム(2005-2011)、レンジャーズ(2012-2017)、ドジャース(2017)、カブス(2018-)でプレー。昨シーズンまでに日米通算156勝を挙げている現代屈指の先発右腕だが、若手時代に別人のユニフォームを着用してマウンドに上がったことがある。 >>ダルビッシュ投球中にグローブ落下、元巨人・桑田氏が「非常にいいこと」 本人苦笑の珍プレーに隠された凄さとは<< 2006年7月7日、インボイス西武ドーム(現メットライフドーム)で行われた日本ハム対西武の一戦。前日まで10連勝をマークしていた2位日本ハムは、この日から1.5ゲーム差で追う首位西武と首位攻防3連戦。首位追撃、そして球団タイ記録の11連勝がかかるこの大一番で、当時プロ2年目・19歳のダルビッシュは先発を任された。 ファンの期待が集まる中、1回裏にマウンドに上がったダルビッシュ。ところが、この日のダルビッシュは背番号「11」の自身のユニフォームではなく、なぜか背番号「29」の同僚左腕・八木智哉のユニフォームを着用。普段なら考えられない光景に、テレビ中継を見ていたファンの中には「あれ?八木が右で投げてる?」と混乱した人もいたという。 試合自体は「7回1失点(自責0)・被安打4・2四球・5奪三振」と好投し、「7-1」でチームを11連勝に導いたダルビッシュ。ただ、ユニフォームについては最後まで八木のユニフォームを着用したままだった。 なぜダルビッシュが八木のユニフォームを着用していたのか、この珍事の真相は試合後に判明する。日本ハムは前日まで行われていた対オリックス3連戦を本拠地札幌ドームで戦った後にビジターへ乗り込んだが、ダルビッシュはこの際にビジター用のユニフォームを遠征用バッグの中に入れ忘れたとのこと。本人曰く、「しわになっていたから(選手ロッカーの)ハンガーにかけておいた」ところ、そのままバッグにしまい忘れてしまったという。 試合前にこのことに気づいたダルビッシュは、急きょ翌8日に先発予定だった八木のユニフォームを借りることに。ただ、ダルビッシュは195センチ、一方の八木は181センチと体格差があったためかなり窮屈な着心地だったという。「これで負けたら最悪」と気合で臨んだ影響もあったのか投球面では面目を保ったが、試合後もダルビッシュは「自分、昔から忘れ物ばかりで、財布も何回なくしたことか」と反省しきりだった。 ダルビッシュの件とは事情が異なるが、ファンの間で大きな話題となった澤村の“別人ユニ姿”。投球内容も含め、最高のデビュー戦になったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月13日 07時00分
横綱・白鵬「優勝しちゃ休む」の繰り返し…露骨な延命策に批判殺到
観客を最大2500人にするなど、先場所同様、新型コロナウイルス対策を取った秋場所(東京・両国国技館)が9月13日から始まる。 引き続き、強敵を求めて他所の部屋に出掛ける「出稽古」が全面禁止されているため、力士たちはさまざまな工夫をしながら稽古に励んでいる。 例えば、自分の部屋に関取が1人もいない大関の朝乃山は、連日、4人の幕下力士を相手に精力的に汗を流しているという。「この4人を(もう1つ上の)十両に引き上げるのが自分の役目です」 と、一石四鳥も狙う。 そんな中、初日まで1週間を切っても稽古ができていないのが横綱・白鵬だ。 先場所、白鵬は12日目の御嶽海戦で右ひざの半月板などを痛め、13日目から休場した。「優勝しちゃ休む、の繰り返しで、延命を図っているのは明らかだ」 協会関係者からは、常にこうした批判の声が上がる。というのも、白鵬の休場はこれが通算15回目で、平成30年以降では15場所中9回目の休場となるのだ。「白鵬のモチベーションは、東京オリンピックまで現役でいることです。その五輪が1年延期されたとき、『自分のモチベーションも1年延びた』と話していましたが、最近は若手の台頭が顕著で、フル出場していては、とても来年の夏までもちません。適度に休場を織り込むのは予定の行動と言えます」(担当記者) 8月に内視鏡による手術を受けたこともあって調整が遅れ、復帰の目途は全く立っていない。「土俵に降りて、柔軟運動などはしているけど、四股やすり足さえ控えている」(部屋の関係者) 秋場所の休場は決定的だが、こうした“延命策”を取っているのは白鵬だけではない。やはり先場所、右ひじを痛めて休場した鶴竜も回復が大幅に遅れ、いまだに本格的な稽古ができていないという。 再び両横綱が不在となり、先場所の照ノ富士のように幕尻力士が大暴れするのか――。ちなみに秋場所の幕尻は、あの巨漢力士・逸ノ城だというから楽しみだ。
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スポーツ 2020年09月12日 11時00分
ダイエー投手がベンチを両手で殴打!「利き手はやめろ!」女房役が絶叫、600万円を失った球団激怒の負傷劇
4日に楽天生命パークで行われた楽天対オリックスの一戦。試合は「4-3」で楽天が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが楽天・則本昂大の途中降板だった。 同戦に先発した則本は3回を投げ2失点と不安定な立ち上がりを見せたが、ここから中盤戦という4回表に交代を告げられた。則本は3回裏の自軍攻撃中に4回に向けベンチ前でキャッチボールを行っていたが、報道ではその3回裏の最中にベンチ裏で転倒して右手を切ったため降板したと伝えられた。ただ、怪我の程度については不明のまま則本は翌5日に登録抹消されており、さらにチームの伊藤智仁一軍投手チーフコーチが長期離脱の可能性を示唆していることも報じられている。 今シーズンここまで5勝を挙げているエースのアクシデントに、ネット上には心配の声が多数寄せられた。一方、3回裏にキャッチボールを行う則本は右手の甲、具体的には人差し指と中指の第3関節あたりから流血していたため、「転倒してあそこを切るっておかしくない?手のひらとかなら分かるけど」、「昔の杉内みたいに何かものを殴った可能性もあるな」といったコメントも見られた。 コメントに挙がっている「杉内」は、ダイエー・ソフトバンク(2002-2011)、巨人(2012−2018)でプレーした左腕・杉内俊哉。39歳となった現在は巨人二軍投手コーチを務めているが、ダイエー時代の2004年に試合中にベンチを殴打し怪我を負ったことがある。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」 主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 2004年6月1日、福岡ドーム(現福岡PayPayドーム)で行われたダイエー対ロッテの一戦。同戦に先発した当時プロ3年目・23歳の杉内だが、2回までに7点を失うなど大乱調。早々に相手に主導権を明け渡す不本意な投球となった。 事件が起こったのは、2回表が終了した直後。ベンチに戻った杉内は自身の不甲斐ない投球に怒りが抑えられなかったのか、身に着けていた帽子とグローブを壁や地面にたたき付ける。さらに、それだけでは収まらず、利き手である左手をベンチに振りかざした。 この様子を目の前で見ていた捕手・城島健司は、「利き手はやめろ!」と杉内を制止。しかし、杉内は城島の言葉に耳を貸すことなく左手でベンチを殴り付け、直後に右手でももう一発ベンチを殴った。 すると、この直後から両手が赤く腫れ上がったため、杉内は途中降板し病院へ直行。検査の結果「両手の第5中手骨骨折」で全治3カ月と診断され、結果的に同年はレギュラーシーズンで一軍に復帰することはできなかった(ポストシーズンでは復帰)。 「6-13」で敗北した試合後、当時の王監督は「こういうことはあってはならない。何のために選手をやっているんだ。絶対にやってはならない」と杉内に激怒。また、球団も「罰金100万円(後に600万円に増額)・謹慎10日」という重い処分を科すなど、杉内の一時の怒りは多方面に波紋を広げることとなった。 負傷直後に「ばかなことをした」と後悔したことも当時伝えられた杉内だが、2018年9月12日の引退会見の中で知られざるエピソードを明かしている。杉内によると、負傷直後は自責の念に強く駆られていたというが、報道陣の前で激怒した王監督が裏で「杉内はそういう闘志がある」と熱い気持ちについては買ってくれたとのこと。「また次のチャンスを与えようとしてくださった。そのおかげで今の僕があると思う」と当時を振り返り王監督に感謝した杉内は、現役17年間で142勝を挙げるなど投手として大成している。 今回の則本の件は負傷時の詳細が明かされていないため、杉内と同じようにベンチを殴ったかどうかは定かではない。ただ、則本は闘志を全面に出した投球を持ち味とする投手のため、熱い気持ちがあだとなった杉内と重ね合わせたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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