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日本ハムが飯山内野守備コーチの新型コロナ陽性を発表、チームの濃厚接触者はなし

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札幌ドーム

 北海道日本ハムファイターズは、飯山裕志内野守備コーチが12日、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

 球団は陽性判定までの経緯として、9月11日、仙台移動後に飯山コーチから「家族が発熱を訴えている」との申告があり、本人に症状はないものの、同日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(宮城・楽天生命パーク宮城)のベンチ入りを見合わせ、宿舎内で隔離。NPBへ報告の上、検査機関でPCR検査を受検。翌12日16時、PCR検査の結果、陽性判定を受けたとのこと。なお、家族のPCR検査の結果は陰性だったという。
           
 今後の対応について、「飯山コーチは無症状で、体調に異常は見られません。今後は保健所の指導のもと、陰性と判定されるまで経過観察となる見込みです。現在、同コーチの行動履歴から保健所が濃厚接触者の特定を行っています。なお、新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴える選手、スタッフはおりませんが、本日中(12日)に仙台遠征帯同の全員がPCR検査を受けます。当球団では「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」に従い、これまでも感染予防策に取り組んでまいりましたが、チーム全体に再度周知、徹底を図り、対策を講じていく所存です」と説明した。

 これを受けて球団では、仙台遠征帯同中の全選手、監督・コーチ、チームスタッフ68人がPCR検査を受検し、全員の陰性および濃厚接触者なしが確認されたと発表。13日の東北楽天ゴールデンイーグルス17回戦(楽天生命パーク宮城)は予定通り開催された。株式会社北海道日本ハムファイターズ、川村浩二代表取締役社長兼オーナー代行は「ファンの皆様、対戦相手の楽天イーグルス様に大変ご心配をおかけしましたが、昨日のPCR検査を受けた全員の陰性と保健所から濃厚接触者なしの確認が取れ、本日の試合も開催できることとなりました。終息の兆しが見えない新型コロナウイルスの感染力、猛威により、どれだけ注意を払っていてもいつ誰が罹患するかわからない状況下に置かれていることを、今回改めて痛切に感じております。飯山コーチの一日も早い回復を願いつつ、感染予防・拡大防止に向けて引き続きファイターズとしてあらゆる対策を講じていく所存です」とコメント。

 飯山コーチは、1997年にドラフト4位で、鹿児島・れいめい高等学校から日本ハムに入団。2017年に引退するまで日本ハム一筋でファンから愛された。2018年には二軍内野守備コーチ、今シーズンから一軍の内野守備コーチを務めている。

(どら増田)

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