スポーツ
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スポーツ 2020年09月04日 17時00分
ヤクルト・マクガフに「とんでもないボーンヘッド」ファン激怒 元阪神・高橋氏は捕手の責任を指摘「投手に確認してたかな?」
3日に行われたヤクルト対阪神の一戦。試合は「4-3」で阪神が勝利したが、同戦で登板したヤクルトの助っ人右腕・マクガフのプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-2」とヤクルト1点リードの7回裏に飛び出たプレー。この回、ヤクルトは2番手・高橋奎二が1死一、三塁のピンチを招いたところで3番手にマクガフを起用。マクガフは代打で登場した中谷将大を空振り三振に。次打者の近本光司に2球目を投じた際に一塁走者に二盗を許すも、近本を打ち取ればピンチ脱出という状況だった。 ところが、マクガフはカウント「2-1」から4球目を投じる前、なぜか誰も走者がいない無人の一塁へ牽制球を投じる。一塁手・坂口智隆は当然ベースに入っておらず、マクガフのボールは悪送球となり一塁ファールグラウンドを転々。この間に2者が生還したことでヤクルトは「3-4」と逆転を許し、そのまま試合にも敗れてしまった。 >>ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒! 連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇<< 敗戦につながった予想外のプレーを受け、ネット上には「は?何で一塁に投げた?」、「直前に二盗されたこと失念してたのか?」、「無人の塁に牽制なんて初めて見た、とんでもないボーンヘッドだ」、「こんな訳分からんミスで負けるとは思わなかった」といった声が数多く寄せられている。 一方、同日に自身の公式ツイッターに投稿した元阪神・高橋聡文氏は「キャッチャーがしっかり投手に確認してたかな?」と、マクガフだけでなく捕手・西田明央にも責任があると指摘している。高橋氏によると、右投手は一塁走者の動きが視界に入らないため、捕手が二塁に投げるそぶりを見せなければ盗塁を許したことに気づかない時があるという。 実際、西田は二盗を許した際に重盗を警戒してか三塁に目線をやる一方、二塁には投げるそぶりを見せなかった。高橋氏はこれがマクガフのミスを招いたのではと主張しており、ファンからはこれに同調するリプライが多数寄せられている。 試合後、ヤクルト・高津臣吾監督が「俺にもよく分からない。マクガフ本人に聞いてほしい」と呆れ果てたことが伝えられているマクガフのミス。このコメントを受け、一部では「懲罰降格もあるのでは」とマクガフの二軍行きを予想するコメントも挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋聡文氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/akifumi0529
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スポーツ 2020年09月04日 11時45分
阪神・矢野監督、ベンチにスアレスを入れなかった真意 選手も直前まで知らされていなかった?
この大敗は、他球団にもダメージを与えていた(9月3日)。甲子園球場でこんなシーンが見られた。2回裏の阪神の攻撃が終わったところで、センターバックスクリーンに他球場の途中経過が映し出されるのが恒例だが、巨人対DeNAのスコアは「13対1」。この大差にスタンドがざわついた。攻守交代でグラウンドに向かう阪神ナインは一瞬、何が起きたのか分からず、顔を見合わせた。対戦チームの東京ヤクルトナインも“巨人圧勝”に気づいたが、両チームとも、暫くはダンマリといった雰囲気だった。 「巨人はこの後、阪神、中日と敵地での連戦が続きます。マジックナンバー点灯を阻止できるかどうかは、阪神次第となりました。翌日から対戦するチームがワンサイドで勝っていると聞いたら、イヤな気持ちにもなりますよ。DeNAに対し、もうちょっと頑張ってくれたらの心境だったと思います」(スポーツ紙記者) 同日の阪神はヤクルトのリリーフ投手、マクガフが走者のいない一塁へけん制球を投じる凡ミスで勝ちを拾った。 >>広島・達川元監督がコーチに「相当反省しなきゃ」 阪神・ボーアの“拙守”にファン・OBから苦言、バッテリーにも「不用意」と批判<< 「矢野監督はゲームセットの瞬間まで祈るような気持ちだったはず」(球界関係者) 1点リードの9回表、クローザーとしてマウンドに上ったのは、スアレスではなく、岩崎優だった。 試合後の共同インタビューで、矢野監督はこう語っていた。 「今日、(スアレスは)ベンチに入れてなかったのでね。登板がかなり多くなっていましたし、ベンチにいるとどうしても僕も使いたくなるんで。今日は帰れ、と。そういうことで…」 試合出場登録のメンバー表にはスアレスの名前があった。登板過多となっているので、リフレッシュ休暇を与えたというわけだ。その選択は決して間違っていないが、こんな指摘も聞かれた。 「岩崎がクローザーとして登板することは、直前に知らされたようです。スアレスを休ませるつもりでいたのなら、岩崎や他リリーバーにも事前に伝えておけば、彼らの精神的負担も違ったのでは?」(前出・同) 岩崎は先頭打者にヒットを許し、四球も出している。一打同点という場面まで陥っただけに、「事前通達」の意見も間違いではないだろう。投手出身のプロ野球解説者がこう続ける。 「原監督も登板過多のリリーフ投手を、やはり試合出場登録しているのに、ベンチ入りさせずに帰らせたことが何度かありました。第二期政権で、セットアッパーの山口鉄也(現コーチ)に対し、そういう配慮をしたことが何度かありました」 スアレスを休ませたということは、翌4日からの巨人戦に向けて万全を期すためだろう。原采配を模倣したとは思わないが、共同インタビューで「スアレス温存の意図」が知らされるなり、「そう言えば…」の声は記者団から漏れていた。ベンチに待機させたまま登板させない選択肢もあったわけだが、「スアレスがいたら使いたくなるから」の矢野監督の言葉には、“巨人を止めるためなら、なりふり構わず”の決意も秘められていた。 セ・リーグが長い消化試合を送ることになるのか否か、矢野阪神が命運を握っている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月03日 19時30分
「大野をなぜ巨人に当てなかったのか」田尾元監督が中日首脳陣に苦言 巨人包囲網を提唱、「他4球団が頼りにならない」と反論も
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が2日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。中日の左腕エース・大野雄大の起用法に疑問を呈した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で田尾氏は、2日に行われた巨人対DeNA戦について解説。その話の流れで、中日が大野の登板を当初予定の8月30日巨人戦から9月1日広島戦にずらした件について言及した。 中日が30日の試合(2-3で敗北)で大野を使わず勝野昌慶を起用すると知った際、「ここで勝野か?」と疑問を抱いたという田尾氏。今シーズンのセ・リーグはCSがなく2位以下は日本シリーズ進出のチャンスがないことを踏まえつつ、「今の大野はセ・リーグで一番調子がいい投手。その大野をなぜ1位の巨人に当てなかったのか」と大野のローテをずらした首脳陣に苦言を呈した。 巨人戦を回避し広島戦に登板した大野は、「9回無失点・被安打2・1四球・11奪三振」で完封勝利を飾っている。ただ、田尾氏は「5位のチーム(広島)に勝つよりは、1位のチーム(巨人)に1つでも多く勝っていく(方が大事)」と、優勝争いを考えるなら巨人相手に登板させて勝ちを狙いにいくべきだったと主張した。 中日を含め他5球団が“巨人包囲網”を敷かなければ、ペナントレース後半戦も巨人が首位独走という状態は変わらないという田尾氏。巨人以外の5球団の監督に対し、「巨人にレベルの高い投手を当てるという抵抗を見せてもらいたい」と、足並みをそろえて包囲網を敷くことを願っていた。 この他にも田尾氏は、2日の巨人対DeNA戦で目に留まった選手のプレーや、自身が思う巨人の強さについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「確かにCS無いのに下位球団にエースぶつけたのは疑問」、「CSがあるならAクラス狙いって理由が通じるけど今年は無いからなあ」、「巨人からしたらわざわざずらしてくれてラッキーって感じだっただろうな」、「もうシーズン折り返してるから、そろそろ包囲網敷かないとこのまま巨人が優勝してしまうぞ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「中日だけが頑張っても無駄なのが現状だからずらすのは仕方ない」、「他4球団が頼りにならないから、中日も『大野ぶつけてもなあ…』って感じになったんじゃない?」といったコメントも複数見受けられた。 「今シーズンの中日は「7勝7敗1分」と巨人と互角に渡り合っていますが、その他の4球団は全て巨人に負け越し中。広島は『5勝6敗1分』とまだマシですが、ヤクルトは『4勝8敗1分』、DeNAは『3勝8敗』、そして阪神は『2勝8敗』とほとんどの球団が巨人に完全にカモにされています。中日だけが巨人包囲網を敷いても効果が薄いことは明白なため、首脳陣も『巨人に当てるだけ無駄、それなら下位球団からしっかり星を取ろう』という考えで大野のローテをずらしたのかもしれませんね」(野球ライター) 中日以外の4球団から貯金16を稼いだ結果、2位阪神に7.5ゲーム差と首位独走中の巨人。他球団がもっと健闘していれば、中日が30日の試合で大野のローテをずらすこともなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月03日 18時00分
石川遼が“ゴルフ甲子園”開催でズバ抜けた事業家の才能を発揮!?
プロゴルファーの石川遼に求められるのは、その腕前だけではないようだ。 高校生ゴルファーのための全国大会が、8月24日と25日に神奈川県で開催された。「ゴルフをやっている高校生にも、甲子園のような記念大会があれば」という要望は、昭和の時代から根強くあり、プロゴルファーたちの耳にも届いていた。それに賛同する声も多かったが、これまで実現には至っていなかった。「アマチュア大会のシーズンとプロのツアー時期が重なっており、ゴルフ協会やプロの選手会も、自分たちのことで手いっぱいなんです。学生ゴルファーの競技者人口にしても野球やサッカーほどではなく、かつてJリーグ発足のために奔走した川淵三郎氏のような情熱家も現れませんでした」(専門誌記者) この棚上げされていた問題を解決したのが、今大会を立ち上げた石川だ。「昨年、ツアー選手会の会長に就任したころから、『次世代のために』と話していました」(同・記者) 石川は会長職を経験し、多くのことを学んだようだ。「彼が会長に推された理由は“腐っても鯛”だからですよ。米ツアーで惨敗し、実力面ではダメ出しをされた部分もありましたが、彼の知名度のおかげで、国内ツアーの協賛を降りなかった企業もありました。新たに大会を開催するには資金が必要ですから、出資する側にもどんな利点があるのか、大人同士の会話できちんと説明できるようになりました」(ツアー関係者) 石川の呼び掛けだからこそ、応じた企業、協力者も存在したはず。また、大会の裏まで目が行き届くなど、石川は主催者として非凡なところも見せつけた。「新型コロナウイルスの感染防止のため、PCR検査など医療サポートの話も進めていました」(同・関係者) いっそゴルフ界の発展のためには、裏方の事業家に転身した方がいいかもしれない。「8月の全米オープンは予選落ち。いまだ予選通過を争うレベルです」(同) 実力さえ伴えば、その影響力は揺るぎないものとなるのだが…。
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スポーツ 2020年09月03日 17時30分
DeNA・オースティン、ファームでやっと復帰! 渇望されるスラッガーのビッグカムバック
ケガにより戦列離脱し、ファームで調整中のタイラー・オースティンが9月2日、ロッテ浦和球場のファーム公式戦で実戦復帰を果たした。3番DHでスタメン出場したオースティンは1回、ランナーをスコアリングポジションに置いたチャンスの場面で、詰まったセンターフライに打ち取られ、2打席目はフルカウントから低めの落ち玉を、3打席目も同じように低めの変化球に手を出し、共に空振り三振の結果となった。 オースティンは開幕から右肘痛でスタメンを外れ、2カード目のドラゴンズ戦から復帰。当初の予定通り3番に座り、鮮烈な4安打デビューを果たし、3戦目には早くも初ホームランもマーク。その後も打率は3割を越え、打点も13と打線の中核を担っていたが、7月10日のタイガース戦でスイングの際に右手人差し指を痛め13日に登録抹消。23日に再登録され期待通りの活躍を見せるも、31日の甲子園でフェンスに激突し首を痛めてしまい、その後の打席でタイムリーヒットを放つなどガッツを見せたことも影響したのか、状態は改善されず、8月5日に再び登録抹消された。 バッティングだけではなく走塁でも全力疾走を怠らず、守備もダイビングキャッチを試みるなどハッスルプレーも魅力の助っ人だが、そのプレースタイルが諸刃の剣となり、結果的には度重なる戦線離脱となってしまっている。 ホセ・ロペスは不調でファームで調整中、ネフタリ・ソトも打球が上がらない状態で、過去二年間打線を引っ張ってきた強力助っ人達も本調子とは程遠い。3人の外国人が並び、超重量打線と恐れられていた開幕直後からのスケールダウン感は否めない状況で、昨日はわずか2安打と元気はない。一昨日にはキープし続けていた2位の座もタイガースに受け渡した。 現在13連戦の真っただ中で、今後も連戦の続く厳しいシーズン。実戦復帰を果たしたばかりでまだ結果も出てはいないが、破壊力抜群の元メジャーリーガーが一日でも早く万全の状態で復帰してくれれば、苦しむ打線の起爆剤としてベイスターズを救ってくれるとファンは信じている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年09月03日 15時30分
ソフトB・工藤監督に「采配ミス」反発の声 併殺を招いたバント指示、試合後の“お咎めなし”にも批判
2日に行われたソフトバンク対オリックスの一戦。試合は「3-3」の引き分けとなったが、ソフトバンク・上林誠知が見せたプレーがネット上のファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点で迎えた延長10回表に飛び出たプレー。この回ソフトバンクは先頭の中村晃がヒットで出塁すると、工藤公康監督はすぐさま上林を代走に起用。続けて、後続の松田宣浩にバントを敢行させたが、松田はオリックス・ディクソンが投じた2球目を小フライにしてしまった。 ところが、上林はディクソンが直接捕球するのか、それとも併殺を狙うためわざとワンバウンド捕球するのか判別できなかったためか一塁への帰塁が遅れてしまう。さらに、ここでスライディングせずに立ったまま帰塁した結果アウトとなり、その後のリクエストでも判定は覆らず。これによりソフトバンクは無死一塁から2死走者なしとなり、結局勝ち越し点を奪うことはできなかった。 >>ソフトB・工藤監督に「今シーズン最低の采配」批判噴出 池田氏も苦言「代え時が遅かった」、不可解な継投策に反発相次ぐ<< 今回のプレーを受け、ネット上には「スライディングして帰塁してたら普通にセーフだっただろ」、「代走で出てきて怠慢走塁するなよ、ちゃんと戻ってればまだチャンスあったかもしれないのに」、「明らかに集中力を欠いてる、一度二軍に落とした方がいい」といった上林への批判が噴出している。 一方、「普段あまりバントしない松田にバントさせたのが悪い」、「松田の通算バント数を考えると、工藤監督の采配ミスともいえる」といった工藤監督への反発も複数見受けられた。 「今回の場面は松田のバント失敗が上林の走塁ミスを招いたという場面ですが、松田は昨シーズンまでのプロ14年間のバント数がわずか『40個』、年平均で『2.86個』とあまりバントをしたことがない選手。上林がここまでパ・リーグ10位タイの盗塁数(7個)をマークしていることを含めると、バントよりもエンドランの方が進塁の期待値は高かったのではと思います。そもそも、どうしてもバントを成功させたいなら松田ではなく、プロ16年間で『82個』、年平均で『5.13個』のバントをマークしている控えの明石健志を代打に送った方が良かったのではとも思いますが…」(野球ライター) 試合後、工藤監督が「誰でも失敗はある。それをとがめることはない」と上林、松田の両名をかばったことが伝えられている。ただ、このコメントに対しても「????責しないのはさすがに甘すぎる」といった批判が寄せられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月03日 11時35分
西武・辻監督、内海と森を組ませなかったワケ 「ようやくライオンズの一員になれた」采配的中で“炭谷ロス”も解消か
フリーエージェントの人的補償で移籍して2年目、“元巨人”内海哲也が移籍後初勝利を挙げた(9月2日)。昨季は左前腕筋腱の修復手術を受けるなど怪我に悩まされた。「一軍登板ナシ」に終わった屈辱がベテランの闘志をさらに熱くさせたのだろう。 「内海は試合後、『ようやくライオンズの一員になれた』と謙虚に語っていましたが、試合前から『内海さんに勝ってもらいたい、勝たせたい』の声が聞こえていました」(スポーツ紙記者) 緩急をつけ、変化球を低めに集め、対戦打者の打ち損じを誘っていた。5回2安打6奪三振、無失点。ベテランらしい駆け引きも見せてくれた。しかし、この復活勝利は、3連覇を狙う埼玉西武の弱点と、新たなチームに生まれ変わったことも秘かに証明していた。 「辻発彦監督もチームが勝つために、内海を勝たせるために最善の策を取ったということでしょう」(プロ野球解説者) 内海の勝利をサポートした捕手は、強打の森友哉ではなく、ルーキーの柘植世那だった。 >>西武・森の号泣に「初めて見た」驚きの声 大久保元監督も「責任を感じていたはず」、サヨナラ直後の姿に反響相次ぐ<< 柘植は昨秋ドラフト会議で5位指名された。下位指名ではあるが、社会人野球出身であり、「即戦力」と見込まれていた。柘植を知る他球団スカウトがこう評する。 「群馬県の健大高崎校時代から、捕手としてのセンスは全球団が認めていました。肩が強く、社会人(Honda鈴鹿)に進んだ後、配球がさらに巧くなりました。打撃力は普通かな。昨秋ドラフトでは、千葉ロッテに進んだ佐藤、中日が指名した郡司など、『打撃力の高い捕手』もいたので、目立ちませんでした」 前回登板(8月22日)で内海とバッテリー組んだのは、森だった。打撃優先の森をスタメンから外し、配球センスの高い柘植にベテラン復活の望みを託したのだろう。 「森をスタメンから外すということは、攻撃力が明らかにダウンします。そのリスクを負っての柘植のスタメン起用でした」(前出・プロ野球解説者) 森の配球力不足を問われたら、連戦が続くことを理由に「リフレッシュ休暇を与えた」と言えばいい。同日の試合後、代表質問を務めたメディアは柘植のスタメンマスクについて質問していないが、森を傷つけないための配慮もされていたように見えた。 「仮定の話になるが、以前の西武ならば、バッテリーの配球面に心配があるのなら、炭谷がスタメンマスクをかぶっていました。炭谷の抜けた穴を柘植が埋めています」(球界関係者) 捕手・炭谷銀仁朗のFA移籍があって、内海の西武移籍が決まった。巨人のユニフォームを着た炭谷も、奇しくも、同日の試合でスタメンマスクをかぶり、故障明けのサンチェスを勝利投手に導いている。 ルーキー・柘植がしっかりとベテランをリードし、“炭谷ロス”を消し去った。自身の意思で移籍した選手と、移籍を余儀なくされたベテラン。双方が新天地で戦力として活躍している。内海の復活勝利は意義深いものにもなったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月03日 06時30分
大仁田厚「ファイヤーボール地雷ボード」を9.13広島で投入!
“邪道”大仁田厚が電流爆破30周年を記念した爆破の試合形式を開発。その第1弾として、「ファイヤーボール地雷ボード」を13日、ファイヤープロレスの広島マリーナホップ屋外駐車場大会でお披露目すると発表した。 1990年8月4日、FMWの東京・レールシティ汐留大会で、大仁田はターザン後藤との一騎打ちで日本初の電流爆破デスマッチ(ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ)を敢行。その後、地雷ボード、爆破バットなど様々な仕掛けを発案した。 東京・としまえん大会で8月27日に開催されたDDTの路上電流爆破デスマッチでは、あまりにも危険すぎるため封印されていた爆破ロケットの封印を4年ぶりに解いたばかりだ。 大仁田は「電流爆破は30周年を迎えました。そのメモリアルイヤーとして、新たにいろんな爆破の試合形式を全国の各都市で披露して、こんな時代だからこそ、みんなに元気を与えていきたいんじゃ。コロナ禍の中で、屋内会場は規制が多いから、屋外での開催も視野に入れて考えていきたい。第1弾の『ファイヤーボール地雷ボード』は本当にヤバいから。開発したオレも食らいたくない(笑)。誰が落ちるのかな?」と笑みを浮かべながら語っている。 これまでも、地雷ボードは1999年8月28日、新日本プロレス・神宮球場大会でのグレート・ニタ対グレート・ムタ戦などで使用されてきたが、今回の「ファイヤーボール地雷ボード」は、従来のものをパワーアップさせたものだという。一面のリング下に設置した地雷ボードに落下すると爆破される仕組みだが、注目すべきは火薬量と特殊燃料が装填されたファイヤーボール地雷だ。通常の地雷は爆発することを主にしているが、ファイヤーボール地雷は爆発すると特殊燃料に引火する。これにより、爆破の衝撃と特殊燃料による熱風が落下した選手に容赦なく襲いかかる。通常の炎の温度は1200度であるが、この地雷は瞬間的に燃焼し2500度以上の高温になる。かなり危険なアイテムとなるだろう。 13日の広島大会は大仁田が2016年8月26日に、東京・ディファ有明で旗揚げした「爆破エンターテイメント ファイヤープロレス」の復活興行。試合形式は「電流爆破バット&ファイヤーボール地雷ボード爆破6人タッグデスマッチ」とし、大仁田&HASEGAWA&岡田剛史対塚本拓海&谷嵜なおき&デビルマジシャンの6人タッグマッチに決定した。 大仁田の爆破マッチへの探究心は増すばかり。電流爆破バットの開発により、地方の屋内会場でも爆破マッチが見られるようになったが、やはり爆破マッチといえば屋外。ロケーション、規模から考えても屋外の爆破マッチにかなうものはない。今後も邪道は攻め続けていくはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月02日 22時30分
ノア11.22横浜でビッグマッチ&モハメドヨネがデビュー25周年興行開催!
プロレスリング・ノアは、10月と11月の大会日程を発表した。▼モハメドヨネデビュー25周年記念大会『DISCO BALL』10月18日(日) 東京・後楽園ホール▼『PREMIUM PRELUDE 2020』10月24日(土) 新潟・アオーレ長岡アリーナ10月28日(水) 東京・後楽園ホール11月3日(祝・火) 静岡・キラメッセぬまづ11月8日(日) 東京・後楽園ホール11月14日(土) 静岡・アクトシティ浜松▼ PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY『NOAH the CHRONICLE vol.4』11月22日(日) 神奈川・横浜武道館 10.18後楽園大会では、モハメドヨネのデビュー25周年記念大会が開催される。大会のタイトルは『DISCO BALL』。ヨネは「皆さまのおかげだヨネ〜」とファンに感謝の意を明らかにしている。最前列はお土産付きのモハメドシートとして販売されるとのこと。明るいプロレスでノアに元気を与えて来たヨネらしさが全開の大会になるだろう。 そして、11.22横浜武道館大会も決定。隣接されていた横浜文化体育館は9月を以って取り壊され、建て替えられるため、しばらくノアの横浜の聖地は横浜武道館が使用されることになる模様だ。旗揚げ20周年記念イヤーのビッグマッチ第4弾として位置付けられた11.22横浜大会。ノアの最強戦士決定リーグ戦『N-1 VICTORY 2020』の結果が、この大会のカードに影響を与える可能性は大きい。 ユニットも再編されており、様々なドラマが見られる秋になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月02日 20時30分
元巨人・上原氏、敵選手の粋な発言に「一気に好きになった」 報復死球が招いた乱闘劇の裏側を語る
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。報復行為を巡る現役時代の裏話を告白した。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 今回の動画で上原氏は、8月25日巨人対ヤクルト戦で巨人が6点差で盗塁を仕掛けたことをきっかけに、“大差で盗塁はしない”ことをはじめとした球界の不文律の是非が議論となっている件についてトーク。その中で、自身が現役時代に実際に行ったという報復行為についてのエピソードを披露した。 動画内で具体的な時期は明らかにしていないが、上原氏が先発を務めたとある広島戦で同僚捕手が特に何もしていないにもかかわらず、相手バッテリーから執拗に内角を攻められていたとのこと。すると、その同僚捕手から「(相手捕手に)ちょっと内角投げてくれ」と頼まれ、上原氏も「分かりました」とあくまで“威嚇”するつもりで応じたという。 その後、打席に立った相手捕手に内角攻めを仕掛けた上原氏だが、手元が狂い死球を与えてしまう。当てた瞬間上原氏は「僕のところに乱闘来るかな?」と身構えていたというが、相手捕手は巨人バッテリーの狙いに感づいていたのか、上原氏ではなく同僚捕手につかみかかったという。 捕手同士のつかみ合いが両チーム総出の乱闘に発展したことで、自身もマウンド上から乱闘に参加しようとした上原氏。ただ、その時自身の元に駆け寄ってきた広島・江藤智が、「お前は来んでいい!下がってろ!」と危害が及ばないように上原氏を乱闘から遠ざけてくれたという。江藤氏とは後に2000年から2005年にかけ共に巨人でプレーすることになる上原氏だが、「一気に江藤さんのことを好きになった。敵の僕にそんなことを言ってくれて」と当時の心境を語っていた。 上原氏はこの他にも、球界の不文律に対する自身の見解や、MLB時代に報復死球を命じられた際の対応などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「報復命令って首脳陣が出すものだと思ってたけど、選手の意向で仕掛けることもできるのか」、「当てるつもりないのに当てちゃったから相当焦っただろうな」、「死球与えた敵投手の身を案じるって江藤さんいい人だな」、「上原が話してるのはルーキー時代に西山にぶつけた広島戦かな?」といった反応が多数寄せられている。 「動画内での発言を総合すると、上原氏が言及している試合は1999年4月20日の巨人対広島戦だと思われます。同戦は3回に当時ルーキーの上原氏から死球を食らった広島捕手・西山秀二が、巨人捕手・杉山直輝の胸ぐらにつかみかかったことで両チーム同士の乱闘に発展。これを受けて審判団は同戦を警告試合とすることを宣告しています」(野球ライター) 同戦では「7回1失点」でプロ2勝目をマークしている上原氏。ルーキー時代の知られざる裏話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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2018年02月02日 06時27分
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