スポーツ
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スポーツ 2020年09月10日 11時50分
阪神、解雇投手から逆襲される? 自力V消滅危機の裏で起きていた復活劇とは
1分けを挟む3連敗で勝率5割に逆戻り。今日9月10日の勝敗如何では矢野阪神の自力優勝の可能性が消滅してしまう。今季最大となった首位・巨人とのゲーム差「10」を指し、こんな話も聞かれた。 「阪神と巨人の対戦成績は、巨人の10勝3敗。『貯金7』も献上したチームは他にありません」(ベテラン記者) 矢野阪神を土俵際まで追いやった舞台は、横浜スタジアムだった(9月9日)。つまり、DeNAの本拠地だが、そこからクルマで40分ほど離れた横須賀に横浜DeNAベイスターズの二軍施設がある。その横須賀スタジアムで、DeNA二軍戦が同時間帯に行われたのだが、対戦チームのヤクルト二軍が先発マウンドに送ったのが、元阪神・歳内宏明投手。歳内は6イニングを投げ、被安打3、無失点と好投。昨年オフ、阪神を解雇され、独立リーグ・香川に転じたが、ヤクルトに見込まれ、NPB復帰を果たしたのだ。 近日中の一軍昇格も伝えられていたが、案の定と言うべきか、「まだ通用するのに、何で、阪神はクビにしたんだ!?」なんて声も聞こえてきた。 >>阪神・坂本に「フォローのしようがない」達川元監督が苦言 勝敗に関わるミス連発、ファンからも批判相次ぐ<< 関西地区で活躍しているプロ野球解説者がこう言う。 「歳内は主に中継ぎで活躍してきました。でも、近年は右肩の故障で結果を残せず、見切りをつけたというわけです」 中継ぎで…。3連敗を喫した9日だが、8回に中継ぎ投手2人が「1安打2四球3暴投」と自滅し、その時点で敗戦が決定的になった。歳内に「もう1年のラストチャンス」を与えていたら、結果論だが、今季の継投策はまた違ったかもしれない。 「歳内は高卒でプロ入りし、8年目のシーズンに戦力外となりました。高卒8年目でブレイクした阪神投手と言うと、秋山拓巳がいます。6年目あたりから首脳陣も厳しい目で見るようになり、でも、一部コーチが『もう少しだけ待ってやってくれ』と訴えたんです。その8年目の2017年に秋山が先発で2ケタ勝利を残しました。以後、阪神には『8年は待つ』みたいな雰囲気になりました」(球界関係者) プロは結果が全てなので、歳内を解雇した阪神の決断も間違っていない。とは言え、伸び悩んだ原因である右肩の故障を巡って、「治った」「治っていない」の意見衝突があったとの情報も駆け巡っている。短期間でのNPB復帰を果たした歳内本人の努力もあったのだろうが…。 「昨秋のドラフト会議では、高校生中心の指名となりました。高校生を大量に指名すると、育成の夢が膨らむので、ファンも盛り上がります。それと同時に、伸び悩んでいる20代半ばの中堅選手が見劣りしてしまい、球団も人員整理を急ぎます」(前出・同) 歳内を獲得したヤクルトもペナントレースでは厳しい局面に立たされている。中継ぎではなく、先発要員として歳内を使って行くそうだが、その舞台に阪神戦が選ばれる可能性もゼロではない。 自力優勝の可能性を失い、解雇した投手に封じ込まれるなんてことになったら、矢野阪神の受けるダメージはかなり大きなものになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月10日 11時00分
新日本G1クライマックス参戦選手発表!ジェイ・ホワイトら海外組が来日
新日本プロレスは9日、宮城・仙台サンプラザホールで『NEW JAPAN ROAD』を開催した。第3試合終了後、通算30回目の記念大会となる新日本プロレス最強戦士決定戦『G1クライマックス30』の出場メンバー&ブロック分けが発表された。 東京オリンピック、パラリンピック開催を考慮して、史上初の“秋”開催となった今年の『G1』は全19大会、合計20名のレスラーがエントリー! 特筆すべき点は、このコロナ禍において長らく来日不能となっていた新日本プロレスの常連外国人選手たちの参戦が決定したことだろう。 Aブロックには、ジェフ・コブ、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイトが、Bブロックには、ジュース・ロビンソン、アメリカ在住のKENTAがそれぞれ出場する。さらに、昨年の『G1』ではエントリーから漏れたことに激怒した鈴木みのるが、今回はNEVER無差別級王者として、Aブロックに復活のエントリーを果たしている。また高橋裕二郎が、実に5年ぶり7回目の『G1』出場、キャリア13年で初戴冠を果たして波に乗るYOSHI-HASHIが2年ぶり4回目の出場を決めている。出場選手とブロック分けは次の通りだ。『G1クライマックス30』出場メンバー&ブロック分け“ゴールデン☆スター”飯伏幸太(4年連続 6回目の出場/2019年優勝)“ミスター・アスレチック”ジェフ・コブ(2年連続 2回目の出場)“レインメーカー”オカダ・カズチカ(9年連続 9回目の出場/2012年、2014年優勝)NEVER無差別級6人タッグ王者 “STONE PITBULL”石井智宏(8年連続 8回目の出場)“The Assassin”ウィル・オスプレイ(2年連続 2回目の出場)“THE DRAGON”鷹木信悟(2年連続 2回目の出場)NEVER無差別級王者 “プロレス王”鈴木みのる(2年ぶり 9回目の出場)IWGPタッグ王者 “愛を捨てた聖帝”タイチ(2年連続 2回目の出場)“SWITCHBLADE”ジェイ・ホワイト(3年連続3回目の出場)“THE TOKYO PIMPS”高橋裕二郎(5年ぶり 7回目の出場)“100年に一人の逸材”棚橋弘至(19年連続 19回目の出場/2007年、2015年、2018年優勝)“The Flamboyant”ジュース・ロビンソン(4年連続 4回目の出場)NEVER無差別級6人タッグ王者 “混沌の荒武者”後藤洋央紀(13年連続 13回目の出場/2008年優勝)『KOPW2020』保持者 “敏腕プロデューサー”矢野通(14年連続 15回目の出場)NEVER無差別級6人タッグ王者“HEAD HUNTER”YOSHI-HASHI(2年ぶり 4回目の出場)IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王者“制御不能なカリスマ”内藤哲也(11年連続 11回目の出場/2013年、2017年優勝)“Cold Skull”SANADA(5年連続 5回目の出場)“英国の若き匠”ザック・セイバーJr.(4年連続 4回目の出場)『NEW JAPAN CUP USA 2020』優勝 KENTA(2年連続 2回目の出場)『NEW JAPAN CUP 2020』優勝 “キング・オブ・ダークネス”EVIL(5年連続 5回目の出場) 海外滞在組が加わったことにより、公式リーグ戦は連日に渡って興味深いカードが組まれるのは間違いない。ユニット内の同門対決など、『G1』の舞台だからこそ実現するカードにも注目だ。今年の『G1』は19日、20日の大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場2連戦から開幕。ラストは10月16日、17日、18日の東京・両国国技館3連戦で、1か月に渡る長期シリーズを終える。なお、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、Aブロック公式戦開催日にはBブロック出場選手が、Bブロック公式戦開催日にはAブロック出場選手がそれぞれ出場しないことが発表されている。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月09日 20時30分
中日・大野、完投連発をOB称賛もファンからは心配の声 「古傷の再発が怖い」6試合連続完投の影響は
8日に行われた中日対巨人の一戦・試合は「2-0」で巨人が勝利したが、同戦に先発した中日・大野雄大の力投がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 開幕9連勝中の巨人先発・菅野智之との投げ合いに臨んだ大野は「9回115球2失点・被安打6・1四球・5奪三振」と好投し、バットでも菅野から2安打をマーク。味方打線の援護に恵まれなかったため敗戦投手にはなったものの、7月31日対ヤクルト戦から続く連続完投を6試合に伸ばすなど好調ぶりがうかがえる投球だった。 >>「大野をなぜ巨人に当てなかったのか」田尾元監督が中日首脳陣に苦言 巨人包囲網を提唱、「他4球団が頼りにならない」と反論も<< 大野の投球を受け、元中日・川上憲伸氏や元楽天監督・田尾安志氏など複数の球界OBがSNSやユーチューブ動画を通じてコメントしている。川上氏は8日に自身の公式ツイッターに「エース対決迫力があったよ!しかも打つ方もNICEだった」、「試合後の大野の顔は清々しくみえた」と投稿。投打に活躍を見せた大野を称賛すると同時に、大野自身も手ごたえを感じているのではと推測した。 田尾氏は8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに同戦の解説動画を投稿し、その中で「大野は本当に今日も悪くなかったんですよ」、「(ここまでは)5勝4敗と貯金が1つしかできてないが、打撃陣が頑張ればずっと勝てそうな投球をしている」とコメント。同戦の大野は援護がなかったが十分勝利に値する投球だったと評価した上で、しっかり援護がもらえればここから大きく星を伸ばす可能性も高いと期待している。 同線の大野の熱投を受け、ネット上にも称賛のコメントが多数寄せられている。ただ、「ちょっと投げすぎな気がする、試合展開にもよるけど降板できそうな時は無理をせず降板してほしい」、「リリーフが休めるから完投連発はありがたいけど、その分大野に疲労が溜まってそうで心配」、「あんまり酷使し過ぎると古傷の再発が怖いな、利き手は肩も肘も過去に故障してるし」といった、故障を危惧する声も複数見受けられた。 「2010年ドラフトで1位指名を受け中日に入団した31歳の大野は、昨シーズンまでに『162登板・58勝61敗・防御率3.31・812奪三振』をマークしている左のエース。今シーズンは『12登板・5勝4敗・防御率2.31・89奪三振』と勝ち星に恵まれないながらも奮闘していますが、実はプロ入り前の2010年夏に左肩を、プロ入り後の2016年春には左ひじをそれぞれ故障した経験を持っています。大野は6試合連続完投中に706球(1試合平均118球)、シーズン全体で1348球(1試合平均112球)と毎試合110球以上を投じていますが、この現状に故障再発を危惧するファンも少なくないようですね」(野球ライター) 7月31日に国内FA権を取得したため、今オフの去就も注目されている大野。現在のところは特に故障には見舞われていないが、このままシーズンを戦い切ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月09日 18時00分
大坂なおみ“日本国籍選択”に試練!? 東京五輪中止なら税金取られ損か
米ウィスコンシン州で起きた白人警察官による黒人男性銃撃事件に抗議するため、女子テニス世界ランキング10位の大坂なおみが、ニューヨークで開催されていた全米オープンの前哨戦ウエスタン・アンド・サザン・オープンの準決勝をボイコット。世界のトップアスリートとして、また黒人女性として、差別に立ち向かう姿勢を強く示し、各界から賞賛された。「結局、大会運営側も大坂の意向を尊重し、試合を1日中断することを決定。一転して大阪も出場を継続し、準決勝に勝利しました。しかし、その試合で左太ももの裏側を負傷。残念ながら決勝は棄権することになりましたね」(スポーツ紙記者) 新型コロナウイルスの影響で試合から遠ざかっていただけに、できるだけ多くの試合をこなしたい思いもあるだろうが、8月31日に開幕した全米オープンへの出場のためには、賢明な判断だったと言えるだろう。無理をしなかったことが功を奏したのか、初戦、2回戦とも順調に勝利した。そんな大坂だが、関係者が心配しているのは、来年に延期された東京オリンピックの開催可否だという。「大坂は東京五輪に出場するため、日本国籍を選択しました。ところが、“安倍首相が辞職したのは東京五輪の開催が不可能になったと判断したからだ”との憶測まで飛び交うようになり、いよいよ開催が危ぶまれ始めたのです」(同・記者) 万が一、東京五輪の中止が決まったら、せっかくの大坂の決断が裏目に出るというのだ。「アメリカ、日本ともに所得が上がれば税金も高くなる累進課税制ですが、所得税の税率は異なります。ザックリ計算すると、アメリカは最大37%。日本は地域差があるものの、おおよそ所得の55%を納めなければならないのです」(同) 大坂の自宅は米フロリダ州にあり、自宅所有に関する米国への税金も払い続けている。さらに「国籍離脱税」も加わり、日本国籍取得と同時に「10億円近くを日米に徴収された」との試算もあるほどだ。 自身のルーツを大切にする大坂にとって、日本人として東京五輪に出場することは悲願のはずだが、中止になれば“税金の取られ損”になりかねない。
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スポーツ 2020年09月09日 17時00分
阪神・坂本に「フォローのしようがない」達川元監督が苦言 勝敗に関わるミス連発、ファンからも批判相次ぐ
元広島監督で野球解説者の達川光男氏と元阪神で野球解説者の池田親興氏が、共に8日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。阪神の捕手・坂本誠志郎の守備に苦言を呈した。 >>広島・達川元監督がコーチに「相当反省しなきゃ」 阪神・ボーアの“拙守”にファン・OBから苦言、バッテリーにも「不用意」と批判<< 今回の番組で両氏は、同日に行われ「7-7」の引き分けとなった阪神対DeNA戦について解説。その中で、「7-0」と阪神7点リードで迎えた6回裏に2度バスボールを犯し、一気に同点に追いつかれる原因となった坂本の守備について言及した。 坂本のパスボールは1個目がワンバウンドのツーシーム、2個目がノーバウンドのフォークをそれぞれ捕りこぼし後ろにそらしたというものだが、番組に電話で生出演した達川氏は「これぐらいの(球)は楽に捕らなきゃいけない」、「(2個目は)ノーバウンドだからフォローのしようがない」と坂本に苦言。また、自身が見る限りサイン違いによるミスには感じられなかったため、パスボールは2つとも坂本個人に非があると指摘した。 番組に生出演した池田氏は、達川氏の後に話を振られ「ああいうところでじわじわと首を絞められることになる」、「ここは反省してもらいたい。(ただでさえ)エラーが多いわけだから」とコメント。今シーズンの阪神はここまで12球団最多の「51失策」を記録しているが、今回のパスボールのような記録に残らないミスも自分たちの戦いを苦しくしている要因ではないかと主張した。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに坂本のパスボールはあまりにもお粗末だった」、「守備コーチと一緒に猛省すべき、でないとまた勝敗に関わるミスをやらかすことになる」、「坂本はこんなことしてたらいつまでも梅野(隆太郎)からスタメン奪えないぞ」、「1個目は外角に大きく外れたからまだしも、2個目は捕れないと首脳陣からしたら使うのが怖くなりそう」といった反応が多数寄せられている。 「2015年ドラフトで2位指名を受け阪神に入団した26歳の坂本は、正捕手の座を同僚の梅野に阻まれ昨シーズンまで『105試合・.218・5本・23打点・46安打』といった成績にとどまっている選手。今シーズンも出場機会は梅野の休養日が中心のため少ないチャンスで結果を出し続けなければならない立場なのですが、今回のようなミスをしているようならスタメンはおろか、第2捕手としての座も失いかねないと危惧しているファンも少なくありません」(野球ライター) 試合後、チームを率いる矢野燿大監督が「何とも言いようがない試合をしてしまった」と唇をかんだことが伝えられている同戦。坂本のミスもあり楽勝ムードから引き分けに持ち込まれてしまった3位阪神は、同日に勝利した首位巨人とは9ゲーム差とさらに差を広げられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月09日 11時35分
巨人・菅野、快挙の裏に原監督の策略? 他球団も続くか、常識を覆した「捕手複数制」
「同じピッチャーに何度もやられるわけにはいかないし…」 巨人・菅野智之が1938年春のスタルヒン以来となる開幕10連勝を達成した(9月8日)。原辰徳監督も川上哲治氏が持つ監督通算勝利数・1066勝まで、「あと1勝」に迫った。 >>トレードの巨人・澤村、学生時代の因縁が再燃? 指導者に反抗的な態度に懸念、対照的な美馬のサポートはあるのか<< 単なる勝利ゲームでも、こうした“附帯事項”やメモリアルが付くと、チームは活気づいていく。独走はもちろん、マジックナンバーの点灯も時間の問題となりつつある。そして、敗れた中日サイドから出たのが、冒頭のセリフ。エース・大野雄大を立てて敗れたショックも大きいが、結果論とは言え、ここまで菅野と3試合対戦して全部無得点、25イニング連続の無得点である。「菅野対策」を急ぐ必要も出てきた。 「菅野は『立ち上がりが悪い、配球を変えて抑えてきた』と一部のTVインタビューで語っていましたが、好調な原因はそれだけではありません。原監督のキャッチャーを固定しない采配も研究しなければなりません」 チーム関係者の一人がそう言う。 今季、菅野が登板する日は大学時代の後輩にもあたる大城卓三がマスクをかぶってきた。しかし、田口、戸郷、サンチェスらが投げる試合では炭谷銀仁朗がスタメン・マスクを務める試合もある。 「炭谷も侍ジャパンに選出された好捕手。炭谷と大城では配球パターンが異なるのはもちろんですが、どうも、大城が用心深い炭谷の配球を模倣する場面もあれば、炭谷が右バッターと左バッターでウイニングショットを変える大城の配球を真似してくる時もありました」(前出・同) 菅野、戸郷以外の先発スタッフが安定しないにも関わらず、巨人は勝ち続けてきた。継投策が成功していることも大きいが、捕手を代えることで配球のバリエーションを増やしてきた。しかも、その捕手陣が成功した配球案も共有し、情報交換もしているとなれば、対戦チームは対策を講じにくくなる。 「90年代のヤクルト・古田敦也氏に代表されるように、優勝するチームには絶対的な正捕手がいました。阿部慎之助が現役だった巨人も同様です」(プロ野球解説者) 『捕手複数制』が先発投手難のチームを独走させた勝因の一つだとすれば、他球団も捕手の起用法も検討してくるかもしれない。 試合前の巨人で恒例となっている光景がある。第3捕手の岸田行倫が円陣の中央に呼ばれ、笑いを誘いながら声出しをしている。「円陣番長」なるアダ名も付けられたそうだが、チームの雰囲気が明るければ、選手同士の情報交換はやりやすくなる。 「岸田は試合中もブルペンに行き、救援投手の好不調を確認し、炭谷らに報告もしています」(前出・同) 古田氏、阿部のような好捕手はなかなか現れない。無い物ねだりをするよりも、レギュラークラスの捕手を使い分けた方が得策だ。菅野の連勝記録は「捕手陣の総合力」によって生み出されたものでもあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月08日 19時30分
阪神・矢野監督、ミス連発の近本を叱責もファンから反発「1人だけに責任を被せるな」批判相次ぐ
7日に行われた阪神対巨人の一戦。試合は「3-2」で巨人が勝利したが、阪神・矢野燿大監督の試合後の発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>阪神・藤浪、二軍降格待望論が浮上するワケ 「もう1回はと思っているけど…」矢野監督も決断に含みか<< 4日から行われた(6日は雨天中止)同カードで「1勝1敗」とし、7日の試合で勝てば勝ち越しという状況だった阪神。だが、両チーム「0-0」で迎えた3回表1死満塁、タッチアップ阻止を狙った中堅・近本光司の本塁送球が捕手・梅野隆太郎の頭を大きく超える悪送球となり三塁ランナーが生還。近本の送球ミスで先制を許してしまった。 さらに、近本はこのミスを意識して丁寧にいきすぎたのか、続く4回表1死二、三塁の場面でも本塁にスリーバウンドで送球しまたもや三塁ランナーの生還を許してしまう。2度の送球ミスで2点を奪われたことも響き、阪神は5カードぶりに負け越す結果となった。 試合後、矢野監督は報道陣に対して「今日は近本で負けた」と近本を名指しで批判。その上で、「近本自身が成長して、近本自身が残り試合でチームをどう勝たせていくか」と次戦以降での名誉挽回を求めている。 矢野監督のコメントを受け、ネット上には「矢野監督の言う通り、近本のミスが無ければ十分に勝機はある試合だった」、「1個目のミスよりも、それを引きずって消極的になった2個目のミスの方がいただけない」、「手元が狂ったのかどうか知らないけど、同点・僅差の場面で同じミス連発するのは叱られて当然」と同調する声が寄せられている。 一方、「近本1人の責任じゃない、カットプレーをしなかった内野手も悪い」、「近本の補殺数考えたらどう考えても内野手がカットに入るべきだった」、「矢野は近本だけじゃなくてカット怠った内野陣も叱責すべきだろ、1人だけに責任を被せるな」といった批判や反発も複数見受けられた。 「2018年のドラフトで1位指名を受け阪神に入団した25歳の近本は、昨シーズンリーグトップの補殺数(10個)を記録していますが、今シーズンの補殺数はここまでゼロ。送球で結果を出せていないことを考えると、3、4回のミスはどちらも内野手がカットに入る方がリスクは少なかったと思われます。ただ、阪神内野陣は1度目のミスの時は誰もカットに入らず。2度目のミスの際は遊撃・木浪聖也が送球のライン上には入りましたが、カットはせず送球を見送っています。これらの点を踏まえ、今回のミスは近本だけでなく内野陣にも非があると考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 同戦の敗戦で首位巨人と8.5ゲーム差となった上、0.5ゲーム差でDeNAに抜かれ3位に転落した阪神。首位との差を詰められずに逆に突き放されたことで、逆転優勝は非常に厳しい状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月08日 18時00分
大相撲「照ノ富士に続け」が合言葉! 平幕ベテラン大関経験者たちの逆襲劇
大相撲7月場所。一時は序二段まで落ちていた元大関の照ノ富士が、まさかの復活優勝を遂げたことで“新たな流れ”が生まれているという。世代交代、若手台頭が叫ばれている中、ベテランの大関経験者たちの逆襲が始まったのだ。 現在、平幕には、照ノ富士、栃ノ心、高安、琴奨菊と、史上最多、4人の大関経験者がいる。「7月場所は、伸び悩んだ若手力士たちを尻目に、栃ノ心と高安が10勝5敗、琴奨菊も8勝7敗と、照ノ富士以外の元大関たちも、そろって好成績を収めたのです」(担当記者) 彼らにとって、照ノ富士の優勝は、さらなる“発奮材料”になった。「その気になりさえすれば、まだまだ輝けることを、身をもって示してくれたわけです。『照ノ富士が優勝できたんだから、オレだってできないわけはない』と、大関経験者は皆、意気盛んです。下手な若手よりも気合いが入っていますよ」(同・記者) 琴ノ若、琴勝峰ら、期待の若手が群居する佐渡ケ嶽勢のリーダー挌で、幕内最年長の琴奨菊も、ヤル気がみなぎっている。「7月場所では、ひざを伸ばした状態で手をつく“新しい立ち合い”を編み出して、実に1年4カ月、7場所ぶりの勝ち越しにつなげました。本人も『まだまだいける、という気持ちになったのがうれしい』と、復活の手応えを感じているようです」(同) 高安は、かねて婚約中だった美人演歌歌手の杜このみと7月場所後に入籍。新婦のおなかにはすでに赤ちゃんがいることを発表するなど、幸せの絶頂にある。このことが5場所ぶりの勝ち越しの原動力になったのは明らかだ。「この1年、いろんな人に励まされてきた。これからはお返しをする番です」 こう語る高安は、次の場所で台風の目となりそうだ。 照ノ富士同様、大けがを克服した栃ノ心も、復活の手応えを感じているという。 追われる立場になった照ノ富士も、「もうちょっと鍛えないと秋場所は厳しい」と連日、意欲的に体を動かしている。秋場所は、元大関陣から目が離せない。
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スポーツ 2020年09月08日 17時30分
楽天が9回目の『がんばろう東北シリーズ』を開催!
株式会社楽天野球団は、9月11日~13日に行われる北海道日本ハムファイターズ戦(楽天生命パーク宮城)において、『がんばろう東北シリーズ』を開催すると発表した。 『がんばろう東北シリーズ』は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の記憶を風化させず、東北全体が一丸となり前を向いていくために、「がんばろう東北」を誓い合い、東北から元気を発信する日として、2012年より継続して開催しており、今年で9回目となる。 6日現在、首位とは4ゲーム差の3位につけている楽天にとって、優勝に向かって勢いのつくシリーズにしたいところだ。『がんばろう東北シリーズ』<開催期間>9月11日~13日 北海道日本ハムファイターズ戦<球場>宮城・楽天生命パーク宮城<復興マルシェ>がんばろう東北シリーズ期間中、東北各地の特産品やグルメを取りそろえた物産展「復興マルシェ」を開催する。球団広報は「東北各地の魅力を存分に味わえるイベントにしていく」とのこと。・日時 9月11日 15:00~試合終了30分後まで 9月12日 11:00~試合終了30分後まで 9月13日 10:00~試合終了30分後まで・開催場所:スタジアム正面広場<特産品応援プロジェクト> 東北各地の魅力溢れるグルメや、優れた工芸品など特産品を自宅にいながらも楽しめる「特産品応援プロジェクト」を球団WEBサイトにて9月7日より公開中。球団広報は「各市町村自慢の品々を買って、食べて、おうちから東北を応援しましょう」とファンに呼びかけた。<『東北6県 魅力発信ムービー』の公開>東北6県の魅力を発信するための動画を制作し、公開する。東北6県の各知事からのメッセージや楽天イーグルス選手からのメッセージも同録された内容となるとのこと。※球団WEBサイトは9月11日15:00公開予定・スタジアム正面広場内ビジョンカー 9月11日 15:00~ 9月12日 10:00~ 9月13日 9:00~・スタジアム内大型ビジョン 9月11日~13日 試合開始前 復興マルシェには、青森県弘前市、秋田県(佐藤長太郎)、秋田県(松倉農産物生産)、秋田県横手市、宮城県多賀城市、宮城県東松島市、宮城県丸森町、宮城県美里町、宮城県南三陸町、山形県小国町、山形県小国町観光協会、山形県新庄市、福島県南相馬市、福島県桑折町(9月13日のみ)、調理販売は、宮城県・食材王国みやぎ(石巻市・岩沼市・松島町・山元町)が参加する。まさにオール東北による活性化イベントになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月08日 17時00分
巨人・堀内元監督、澤村がトレードされた理由を指摘 「成長が感じられない」苦言を呈したドラ1右腕の弱点とは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、8日に自身のブログに投稿。巨人からロッテへの移籍が決まった右腕・澤村拓一について言及した。 >>トレードの巨人・澤村、学生時代の因縁が再燃? 指導者に反抗的な態度に懸念、対照的な美馬のサポートはあるのか<< 2010年ドラフト1位で巨人に入団した32歳の澤村は、昨シーズンまでに「317試合・47勝49敗50ホールド74セーブ・防御率2.74」といった成績をマーク。今シーズンは「1勝1敗1ホールド・防御率6.08」と不振に苦しみ7月26日に一軍登録を抹消されていたが、9月7日にロッテの24歳内野手・香月一也とのトレードが決定した。 ドラ1選手である澤村の放出は多くのファンに衝撃を与えたが、「予感はしてた。澤村のトレード 今のままじゃ巨人では頭打ち そう思ってみてた」と自身にとっては想定内だったという堀内氏。その理由について、「ベンチの信用がないのは外にいる俺にも伝わってくる。なぜなら、ピッチングに成長が感じられないからだ」と主張した上で、「澤村よ、何度でも言おう。考え方を変えるんだ」と投球スタイルを変えることを勧めた。 現在の澤村は150キロ超の速球を軸に相手をとにかく力で押していく投球スタイルだが、堀内氏は「スピードボールが魅力 そう言われても160キロを目指す必要はない」、「自分はそれが持ち味だと思って目指してきたかもしれんが 君の肩の可動域からは今以上は無理だ」と力で押すことには限界があるとバッサリ。その上で、「スピードにかけてきた情熱を コントロールをつけることに傾けてほしい」と、投球を安定させるためにこれからは球速より制球を重視すべきと主張した。 また、堀内氏は澤村に対し「スライダーといういいボールを持っていることも忘れないでほしい」と球種についてもアドバイス。今シーズンの澤村は球種配分の約9割を直球とスプリットが占める一方スライダーは約1割にとどまっているが、堀内氏はスライダーの比率を増やした方が投球の幅が広がり好成績につながるのではと主張している。 今回のトレードをいいきっかけにしてほしいという堀内氏。「望まれていくということを感謝せにゃいかんぞ。頑張ってくれよ、澤村」と、自身を求めてくれたロッテに感謝の気持ちを持ってプレーしてほしいと願っていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「厳しい文体だけど澤村への思い入れが感じられるな」、「32歳って言う年齢を考えると、速球派から軟投派にシフトするべき時期に来ているとは思う」、「確かに今年スライダー全然投げてないな、横方向の変化球交ぜればその分打者の狙いも外しやすそうなのに」、「澤村が堀内さんのブログ見てるかは分からんが、ロッテでは新たな姿を見せてほしい」といった反応が多数寄せられている。 これまで何度もブログ内で澤村の投球に苦言を呈し、7月27日の投稿では「巨人での野球人生が終わってしまう」とまで危惧していた堀内氏。実際に巨人からは離れてしまったが、それでも新天地での復活を切に願っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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【新日本】飯伏&ケニー対ヤングバックス!ライガー対ミステリオ!3.25アメリカ大会で実現
2018年02月27日 17時45分
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羽生結弦、帰国会見で笑顔「つらい時期、苦しい時期」を乗り越え、次期大会へ意欲
2018年02月27日 12時00分
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【日本ハム】荒木大輔新2軍監督率いるファームのチームスローガンが決定!
2018年02月27日 08時10分
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傷心・高橋監督が若手にキツイ当たり方をするのはあの人のせい?
2018年02月27日 07時05分
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【KNOCK OUT】「KO勝ちの次に評価が高いのはKO負け」木谷オーナー持論爆発!
2018年02月26日 22時50分
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【QUINTET】「また桜庭選手と同じ舞台に立てるのが嬉しい」宇野薫の参戦が決定!
2018年02月26日 20時40分
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【新日本】“完全復活”棚橋弘至が狙うのはみのるへのリベンジか?オカダのV11阻止か?
2018年02月26日 19時44分
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【新日本】飯伏幸太&ケニー・オメガ、ヤングバックスと“世界最高”タッグを決める!
2018年02月26日 17時45分
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プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ザ・デストロイヤー」国民的関心事だった“白覆面の魔王”の足4の字固め
2018年02月26日 16時00分
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ぜんぜんストイックじゃなかった、K―1から告発された“ミスター・ストイック”
2018年02月25日 19時00分
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球界激震!野球くじ導入案に12球団が前向きな理由
2018年02月24日 22時10分
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【千葉ロッテ】今年は海外進出?謎の魚がパスポート取得を発表
2018年02月24日 21時45分
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【日本ハム】多田野数人元投手の引退セレモニーを開催、台湾ラミゴとの交流試合も
2018年02月23日 17時44分
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日本ハム 大物ルーキー・清宮と主将・中田翔が早くも冷戦突入
2018年02月23日 16時00分
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【千葉ロッテ】応援決起集会などOP戦イベントと、石垣島動画再生回数ベスト5を発表
2018年02月23日 07時11分
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【WWE】AJスタイルズ 対 中邑真輔はすんなりと実現するのか?中邑のPVが完成!
2018年02月22日 21時30分
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貴乃花親方ゼロからの逆襲「次の一手」
2018年02月22日 16時00分
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ダルビッシュの「移籍交渉」は終わっていない! 2年後にドジャース帰還交渉へ
2018年02月22日 07時31分
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【新日本】EVILが左眼窩底骨折で欠場へ
2018年02月21日 19時33分
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分