スポーツ
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スポーツ 2020年09月08日 15時55分
ロッテ移籍の澤村、背番号「57」決定に「期待に応えたい」
巨人から香月一也内野手とのトレードで千葉ロッテに移籍することとなった澤村拓一投手が8日、入団会見を行った。 この日の朝、東京・ジャイアンツ球場でチームメイトに別れの挨拶を行った澤村は、その足で千葉に移動し、会見に臨んでいる。 背番号は「57」に決定した。巨人では「15」という若い番号を背負っていたが、“新生”澤村を見せて行くには、背番号など関係ないのかもしれない。澤村は「まだまだ野球が上手くなりたい。そういう気持ちでいます。マリーンズで、とにかく優勝。今、チームはとてもいい位置にいる。呼んでいただき、その期待に応えたいという想いで一杯です」と笑顔でコメント。ロッテに入団した選手には“お約束”となっている「コアラのマーチ」を両手に写真撮影に応じるなど、既にロッテの澤村として、新天地に懸ける想いが強いようだ。 井口資仁監督は「力強いスピードボールで打者を抑え込むピッチャー。今までのウチにはあまりいないタイプ。今、チームは非常にいい位置にいるので優勝をするための力になって欲しい。頼もしい存在ですし、期待をしています。起用法に関してはこれから考えていきます」と話しており、ロッテでは先発で行くのか、中継ぎで行くのか、起用法はまだ不透明だが、実績は十分なだけに即戦力のピッチャーとして、早期の一軍昇格が予想される。 ロッテには中央大学時代の先輩の美馬学投手や、後輩の井上晴哉内野手らが在籍しているだけに、環境面でも早く馴染めそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月08日 11時55分
トレードの巨人・澤村、学生時代の因縁が再燃? 指導者に反抗的な態度に懸念、対照的な美馬のサポートはあるのか
原巨人が3度目のシーズン途中でのトレードをまとめた。2010年ドラフト1位、最多セーブのタイトルも獲得した澤村拓一投手の放出が決まった。しかし、その交換要員というのが、千葉ロッテの二軍でくすぶっていた香月一也内野手だった。 >>巨人・小林に「獲得チャンスあるかな」他球団ファンが期待 ドラ1澤村に続く電撃トレードあるか<< 過去2回の途中トレードでは、巨人が若手を出し、高額年俸の選手を得ていた。正反対の図式となった今回の“格差トレード”に他球団も驚いていたが、澤村の移籍先が千葉ロッテと聞いて、母校・中央大学時代にまで遡る“因縁”を思い出した関係者もいた。 「千葉ロッテ側がファームで腐りかけていた澤村を欲しがったという話もありましたが、9月4日からの甲子園4連戦(実際は、雨天中止で3試合)に向かう前、巨人フロントはすでに澤村にトレードを通告していました。その時点で、千葉ロッテ側の動きは全くありませんでした。巨人側が澤村を各球団に売り込んだのかもしれません」(球界関係者) 千葉ロッテは「唐川-ハーマン-益田」と繋ぐ勝利の継投パターンができている。「3連投はさせたくない」とする井口資仁監督の意向から考えると、誰かを休ませる時に安心して見ていられるリリーバーがもう一人欲しいと思ったのかもしれない。澤村も「欲しい!」と請われての移籍だからマイナスに捉える必要はないが、こんな指摘も聞かれた。 「また、美馬(学)といっしょになるんですね」 澤村から見て、美馬は中央大学の2学年先輩にあたる。しかし、プロ入りは同期となる。楽天に指名された美馬が社会人・東京ガスを経由したためだ。 「2人の性格は対照的。美馬は監督、コーチの話を素直に聞き入れていましたが」(アマチュア野球要人) 澤村は指導者の助言を聞くが、「でも」「って言いますけど~」と、言い返してくる場面も少なくなかった。 練習方法、野球観において“自分”をすでに持っていたわけだが、それを快く思わない者も少なくなかった。「でも」「って言いますけど~」の口グセは、プロ入りしてからも暫くは変わらなかったそうだ。 「澤村は不器用なんですよね。本当は誰かに気に掛けて貰えたことが嬉しいくせに、素直に表現できないところがあって。美馬を応援する学校OBはたくさんいましたが、澤村はそうではなかった」(前出・同) 昨年オフ、美馬がFA宣言した際、巨人も獲得に動いていた。しかし、美馬が後輩・澤村に巨人の様子、雰囲気などを個人的に尋ねたという話は出ていない。 澤村が新天地で活躍するには、ひと足先にロッテ入りした美馬のサポートも必要だろう。 ちなみに、その澤村と入れ換えで巨人にきた香月だが、イースタンリーグ3位の27打点を挙げている。パンチ力と勝負強さには定評があったが、興味深いのは大阪桐蔭時代の2014年だ。香月は同年のU-18日本代表に選ばれ、「5番・三塁」で出場したが、4番を務めたのが岡本和真で、3番が同じく巨人の岸田行倫だった。誰とでも友達になれる社交家の香月は、チームのまとめ役にもなっていたそうだ。 クリーンアップの3人がいっしょにプレーすることになったのも、何かの縁だろうか。澤村も自身と対照的だった先輩・美馬との縁を感じているはずだ。学生時代の先輩、友人が、後の社会人生活でも深い関係になることがある。プロ野球は縦社会とも言われるだけに、「縁」は大切にした方が良さそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月08日 11時00分
オリックス吉田正尚の勢いが止まらない!打率首位独走モード
先週のオリックスは、6試合2勝3敗1分と負け越し、借金は「19」、5位の埼玉西武とは7.5ゲーム差、首位の福岡ソフトバンクとは15ゲーム差と差が開いた。<オリックス戦績 9月1日〜9月6日>対福岡ソフトバンク 大阪・京セラドーム大阪9月1日○オリックス(山本)5-0(千賀)福岡ソフトバンク●9月2日△オリックス(田嶋)3-3(和田)福岡ソフトバンク△9月3日●オリックス(増井)4-5(二保)福岡ソフトバンク○対東北楽天 宮城・楽天生命パーク宮城9月4日●オリックス(山岡)3-4(則本昂)東北楽天○9月5日●オリックス(山崎福)5-6(塩見)東北楽天○9月6日○オリックス(張)9-6(福井)東北楽天●(カッコ内は先発) ゲーム差は開いたが、“エース”山本由伸に久々の白星が付いたり、主軸の吉田正尚が打率.379と数字を伸ばしたことで、2位の北海道日本ハムの近藤健介の.348とは大きく差が開き、打率部門では独走モードに突入している。もともと「夏は好き」と公言している吉田正だが、ここまで調子を落とさずに来ていれば、初の首位打者も見えて来た。 山本も前回の好投で、防御率を下げており、2位の座をキープ。3位には田嶋大樹が付けているなど、タイトル争いは希望に溢れていると言ってもいいだろう。また、中嶋聡監督代行のバラエティに富んだ打順も繋がりを見せ始めており、先週の6試合で完敗を喫した試合はなかったのは収穫である。今週は8日から埼玉・西武ドームで西武と3連戦、11日からは天敵である千葉ロッテと千葉・ZOZOマリンスタジアムで3連戦が控えており、しっかりと勝ち越して、『がんばろうKOBE』に繋ぎたいところだ。特にロッテにはこのままでは終われない。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月08日 06時30分
オリックス『がんばろうKOBE 25th』DJ KIMURA氏一夜復活!
オリックス・バファローズは、15日、16日、17日に、兵庫・ほっともっとフィールド神戸にて開催する『THANKS KOBE ~がんばろうKOBE 25th~ supported by 岡畑農園』のイベント詳細を発表した。 試合日当日は、バファローズの監督・コーチ・選手が1995年当時のオリックス・ブルーウェーブの復刻ホームユニフォームを着用して戦うことが決定しており、既に限定の復刻グッズが販売されている。 まず、神戸市との共催で、『OBオンライントークショー』を約30分生配信。15日は星野伸之氏、16日は藤井康雄氏とDJ KIMURA氏、17日は大島公一氏が登場。16時開始の予定だ。 また、『がんばろうKOBE 25th』パネル展を当日、球場外特設テントにて展示することが決定。ブルーウェーブファンにとっては、懐かしい名場面を振り返る場になるだろう。そして、当時のスタジアムDJだったDJ KIMURA氏が、16日のみ一夜復帰。これは当時のファンにとっては喜ばしい企画である。 さらに、ブルーウェーブのマスコット、ネッピーも復活!当日は、復刻ユニフォームを身にまとったバファローブル&ベルも出演するため、新旧夢のマスコットのコラボレーションが実現。過去に全マスコットが集結したこともあったが、ここ数年は復刻デーはブルベルがお休みすることが多かっただけに、プレミアム感の高い企画となった。 このタイミングで、中嶋聡監督代行がブルーウェーブのユニフォームを着て、チームの指揮を執るのも縁を感じる。今シーズン唯一の神戸3連戦で、25年前のようにファンに勇気を与える試合を期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月07日 22時30分
新日本Jr.タッグ王座王手の高橋ヒロムがマスター・ワトを叱咤!「もっと俺に主張して来い」
前日に引き続き、千葉・幕張メッセ国際展示場3ホールで6日、『NEW JAPAN ROAD』が開催され、第62代IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦を中心に激闘が繰り広げられた。 4チーム総当たりの今回のリーグ戦。5日は田口隆祐&マスター・ワトが、エル・デスペラード&金丸義信を、高橋ヒロム&BUSHIが、石森太二&外道を下している。 メインイベントは、第62代IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦、田口隆祐&マスター・ワトと高橋ヒロム&BUSHIが対戦。ワトは序盤、ヒロム相手に軽快な動きを見せるも、ロスインゴがチームプレーで挽回。田口&ワトも合体式どどんを繰り出し、応戦するが、最後はヒロム&BUSHI組がLATでワトを撃沈。ロスインゴ勢がリーグ戦2連勝で単独首位に立った。 試合後、ヒロムは天山広吉の肩を借りて控室へ向かうワトに、「いつまでも、そんな年老いた人間にハイハイ聞いているうちは、グランドマスターなんかなれねーぜ!バーカ!」と叱咤。バックステージでもヒロムの憤りは止まらず、「ミサイルで帰って来ると思ったら、グランドマスターになるために帰って来る人間になるとはな。お前、自分自身が力つけて、この新日本でトップ取れると思ったから帰って来たんだろ?天山、棚橋、田口…何でハイハイハイ言うこと聞いてるんだ。お前のコメント見てたら毎日同じじゃねーか。俺に覚えてもらいたいんだったら、もっと自分のやりたいこと俺に主張して来い!俺にぶつけて来い!俺は何回でもいつでも何処でも相手になってやるよ」とワトの奮起を促した上で、「BUSHIさんとベルトを巻く」とIWGPジュニアタッグ王座戴冠を誓っている。 セミファイナルでは、第62代IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦、エル・デスペラード&金丸義信と石森太二&外道のヒール同士のタッグマッチが実現。互いに反則を巡る攻防に。終盤、外道のメリケンサック攻撃にデスペラードはカウンターのロコ・モノ。さらに、金丸のウィスキー瓶攻撃を挟んで、デスペラードがピンチェ・ロコで外道にフォール勝ち。石森組は優勝戦線から早くも脱落してしまった。◆新日本プロレス◆『NEW JAPAN ROAD』2020年9月6日千葉・幕張メッセ国際展示場 3ホール 観衆 470人▼第62代IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦(60分1本勝負)<1勝1敗 2点>田口隆祐&●マスター・ワト(18分02秒 片エビ固め)高橋ヒロム○&BUSHI<2勝 4点>※LAT▼第62代IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦(60分1本勝負)<1勝1敗 2点>○エル・デスペラード&金丸義信(16分48秒 エビ固め)石森太二&外道●<2敗 0点>※ピンチェ・ロコ(どら増田)
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スポーツ 2020年09月07日 20時30分
巨人・小林に「獲得チャンスあるかな」他球団ファンが期待 ドラ1澤村に続く電撃トレードあるか
2011年から巨人でプレーし、昨シーズンまでに「317試合・47勝49敗50ホールド74セーブ・防御率2.74」といった成績を残した澤村拓一。7日、その澤村がトレードでロッテに移籍することが発表され、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 2010年ドラフトで1位指名を受け巨人に入団した澤村は、2016年にセーブ王(37セーブ)にも輝いた実績を持つリリーフ。今シーズンは「1勝1敗1ホールド・防御率6.08」と不振にあえぎ7月26日に一軍登録を抹消されていたが、9月7日にロッテの24歳内野手・香月一也とのトレードが決定した。 報道では左打者の層を厚くしたい巨人と、実績のあるリリーフが欲しいロッテの思惑が一致したことで実現したと伝えられている今回のトレード。ただ、澤村がつい最近まで一軍で稼働していたドラ1投手ということもあり、ネット上には「ドラ1の生え抜きだからトレードに出されるとは思わなかった」、「この間まで普通に一軍で投げてたのに…プロの世界はやっぱりシビアだな」といった驚きの声が多数寄せられている。 一方、「澤村がトレードされるってことは小林放出もあり得るんじゃないか」、「確かに不振だったけど澤村を出すとは思わなかった、なら小林も獲得チャンスあるかな」といった、同僚捕手・小林誠司を絡めたコメントも複数見受けられた。 「2013年ドラフトで1位指名を受け巨人に入団した31歳の小林は、強肩やブロッキングを武器に昨シーズンまで巨人のレギュラー捕手を務めていた選手。ただ、今シーズンは開幕3戦目に死球を受け左腕を骨折。8月下旬に実戦復帰するも、一軍は大城卓三、炭谷銀仁朗、岸田行倫の3捕手で問題なく戦えているため現在まで二軍暮らしが続いています。これまでは『首脳陣は焦らず二軍でじっくり状態を整えさせている』という見方がほとんどだったのですが、澤村の電撃トレードによりそれが一変しました。巨人がドラ1をトレードに出したのは2016年オフの大田泰示(巨人→日本ハム)以来ですが、当時くすぶっていた大田とは違い今回は実績のある澤村が放出されたことで、同じく実績のある小林のトレードもあり得るのではとの声が高まっているようです。また、守備力に秀でた中堅捕手の小林はレギュラーはもちろんバックアップ要員にももってこいの存在なため、ひいきの球団にトレードでの獲得を狙ってほしいというファンの声も少なからず挙がっています」(野球ライター) 小林は昨オフに複数年契約を結んでいるが、2009年オフの清水直行(ロッテ→横浜)のように複数年契約中の選手がトレードに出されたケースはある。今シーズンのトレード期限は9月30日までだが、それまでに澤村に続く電撃トレードが実現する可能性もゼロではないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月07日 19時30分
ソフトB・工藤監督の発言に大ブーイング 対ロッテの苦戦を反省も、「遅すぎるだろ」ファンから批判噴出
6日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。試合は「4-2」でロッテが勝利したが、ソフトバンク・工藤公康監督の試合後のコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督に「采配ミス」反発の声 併殺を招いたバント指示、試合後の“お咎めなし”にも批判<< 首位ソフトバンクは4~6日にかけて2位ロッテと首位攻防3連戦を行ったが、結果は「3-4」、「4-5」、「2-4」と3連敗。これで今シーズンのロッテ戦は「3勝8敗1分」の借金5となり、ゲーム差も戦前の「3.5」から「0.5」まで詰め寄られた。 痛恨の3連敗となった6日の試合後、工藤監督は報道陣に対し「負けているという現実を受け止めて、しっかり対処しなきゃいけない」、「何か策を考えて当たっていかないといけない」とコメント。大きく負け越しているロッテ相手の戦略を見直す旨を口にしている。 工藤監督の発言を受け、ネット上には「いつまでもロッテにやられっぱなしじゃ優勝は無理、やるなら徹底的にやってほしい」、「ここまでは力負けではなく自滅してる印象が強い、ちゃんと対策して臆せずに戦えば十分勝てるはず」といった反応が多数寄せられている。 一方、「昨シーズンからカモにされてるのに遅すぎるだろ」、「今更感が半端ない、呆れてものも言えない」、「昨年も今年も課題は投手、いくらでも対策を練る時間はあったのでは?」といった批判や反発も複数見受けられた。 「ソフトバンクは昨シーズンもロッテに『8勝17敗』と大きく負け越し、その影響で西武と2ゲーム差でリーグ優勝を逃すことに。対戦チームの中で最も多く四死球(131)を与えている点が、苦戦の主要因との指摘は数多くありました。しかし、今シーズンもここまでロッテ相手に対戦チーム中で最も多い『82四死球』を与えるなどその傾向は変わらず、昨シーズンと同じようにカモにされています。もちろん、工藤監督の“対処”にはこの点も含まれているとは思いますが、シーズンも後半戦に入った段階で動き出しても手遅れなのではないかと不満を抱いているファンも少なくないようですね」(野球ライター) 今シーズン、ロッテとはまだ12戦を残しているソフトバンク。ここまでの苦戦ぶりを踏まえどこまで対策を練り上げられるかがこの12戦の勝敗、ひいては優勝の行方を左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月07日 18時00分
巨人・坂本勇人「不振の原因」にゴジラ松井の呪縛
“ゴジラ松井”の威圧感は、いまだ健在――。 巨人・坂本勇人(31)の2000本安打達成は、来季に持ち越しとなりそうだ。コロナ禍によってペナントレースの試合数が120まで減ったことよりも、彼自身の打撃不振が大きく影響している。「6月の開幕戦前にコロナ感染が判明し、調整がうまくいかなかったようです。主将としてチームを牽引していかなければならない重責ものしかかり、プレッシャーがあったのでしょう」(ベテラン記者)“重責”は、それだけではないようだ。「もしも」の話になるが、予定通り3月20日にペナントレースが開幕していたら、坂本には残り116本に迫る2000本安打に日本プロ野球史上最年少で到達する可能性があった。 同最年少記録は、榎本喜八氏(元ロッテ)が持つ31歳7カ月。達成は1968年だから、半世紀以上、塗り替えられていない偉大すぎる記録だ。「同2位は『喝』でお馴染み、張本勲氏(元東映など)が持つ32歳2カ月。坂本は今年12月14日に32歳を迎えるので、今季中の達成を逃すと、来年3月下旬の開幕戦は『32歳3カ月目』となります」(同) 1位・榎本氏、2位・張本氏、3位・坂本…。伝説の記録に肉薄しただけでもスゴいが、「年齢の記録」はメディアが見つけたもの。後世には残るが、公式記録ではない。 また、こんな見方もある。日本人メジャーリーガーを加えた場合、順位が異なるのだ。イチロー(30歳6カ月)、榎本氏、張本氏、松井秀喜(32歳10カ月)の順番となり、この見方だと坂本は「ゴジラ超えは、ほぼ確実」という状況だ。「今季59試合を終えた時点で、坂本の安打数は54。このペースだと、今季中の達成にはギリギリ届きません。来季開幕時、32歳3カ月での達成が濃厚です」(TV局スポーツ部員) 伝説の塗り替えも張本氏の記録超えも果たせなかったとしても、ゴジラ松井を追い抜くとなれば、巨人にとっては大きな意義を持つ。「松井氏の背番号55は空席のまま。何人かの新人、期待の選手に球団が勧めましたが、みんな怖じ気づいてしまい…」(関係者) 坂本不振の原因はゴジラ超えの重圧か? 記録とはまた別の重圧を、坂本は背負うことになりそうだ。
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スポーツ 2020年09月07日 17時30分
DeNA、2年目右腕コンビがローテーションで躍動! 大貫と上茶谷が埋める今永&平良の穴
2年連続開幕投手で、今年も5勝をマークしていた絶対エース・今永昇太と、今シーズン8試合連続クオリティスタートを達成し、一時期防御率トップと大ブレイクを果たした平良拳太郎。ベイスターズローテーションのコアとして活躍していた左右の両輪がともにケガで離脱し、一気に苦しくなったスターター陣を、開幕ローテーションを逃した2年目の右腕二人が支える活躍を見せている。 まず、7月2日に一軍初先発を果たした大貫晋一は4回2失点、10日は1イニング3失点KOと結果を出せず、中3日で挑んだ崖っぷちの14日の登板で8回自責点1の快投。ラミレス監督の信頼を勝ち取ると、そこから破竹の5連勝をマーク。8月後半には体調不良も報じられ、29日には4回で降板するなどスタミナ面での心配もあったが、9月5日には暑い広島でのデーゲームで自身初完投で6勝目。前カード首位のジャイアンツを2位で追う立場ながら屈辱の3連敗を喫し、前日も12点を挙げながらも8,9回に4点を取られ同点に追いつかれ、勝ち切れないなど嫌なムードが漂う中、大貫は「いつもリリーフに助けてもらうことが多いので、少し役ませることができたならうれしい」と胸を張る快投。13連戦中ながら酷使されているリリーフ陣を休ませる貴重なピッチングが流れを変え、土曜日曜の連勝に結びついた。 そして、そのバトンを引き継ぎたいのが上茶谷大河。オープン戦は好調だったが、練習試合で肘の違和感を発症。初登板は7月24日までズレ込み、そこから3戦で11失点と精彩を欠き、ファームで再調整し2試合に先発し、計7回を投げ10奪三振、わずか1失点の内容で再び一軍に呼び戻された。そこから2戦、やっと“らしさ”を取り戻している。「ファームでストレートの強さに拘って」取り組んだことで、カットボールなど多彩な変化球も活きてきた。9月1日のジャイアンツ戦では菅野智之と堂々投げ合い、打席でも気迫を全面に出し、キャプテン佐野恵太も「上茶谷が食らい付いていたので」とコメントするほどチームを活性化した。 「左腕王国」と言われていたベイスターズだが、現在ローテーションにいるのは濱口遥大のみ。昨年のルーキーイヤーで球団史上初の計13勝を挙げた上茶谷&大貫の、未来を担う2年目コンビが核となり、先発陣の屋台骨を支えていく。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年09月07日 17時15分
巨人・澤村とトレードのロッテ香月「ジャイアンツで頑張る事でいい報告が出来れば」
千葉ロッテマリーンズは7日、香月一也内野手と、読売ジャイアンツ・澤村拓一投手の交換トレードが成立したと発表した。 首位争いを演じるロッテにとって中継ぎは大きな補強ポイントで、澤村の獲得は大きい。巨人も首位固めをしていく中で、内野手の補強に踏み切った。両チームの思惑が一致したと言えるだろう。 2014年にドラフト5位で大阪桐蔭高からロッテに入団した24歳の香月は「入団をして6年、マリーンズで活躍できなかったことに関してはすごく悔いがありますが、応援してくださった皆様、お世話になった皆様にはジャイアンツで頑張る事でいい報告が出来ればいいなあと思っています。応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。チームは変わりますがこのチャンスを生かすべく貪欲に、精一杯、頑張ります」とコメント。キャリアハイは昨シーズンの26試合出場で、今シーズン一軍昇格はない。 澤村は2010年ドラフト1位で中央大学から巨人に入団。2011年には新人王を、2016年には最多セーブ投手賞をそれぞれ獲得するなど、先発、クローザーとして活躍。近年は怪我に悩まされていたこともあり、今シーズンは13試合に登板して1勝1敗、防御率6.08の成績だった。三軍で一時、再調整していた澤村にとって今回のトレードは大きなチャンスになるかもしれない。井口資仁監督がどのような起用をするのか注目だ。(どら増田)
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