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トレードの巨人・澤村、学生時代の因縁が再燃? 指導者に反抗的な態度に懸念、対照的な美馬のサポートはあるのか

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澤村拓一

 原巨人が3度目のシーズン途中でのトレードをまとめた。2010年ドラフト1位、最多セーブのタイトルも獲得した澤村拓一投手の放出が決まった。しかし、その交換要員というのが、千葉ロッテの二軍でくすぶっていた香月一也内野手だった。

 >>巨人・小林に「獲得チャンスあるかな」他球団ファンが期待 ドラ1澤村に続く電撃トレードあるか<<

 過去2回の途中トレードでは、巨人が若手を出し、高額年俸の選手を得ていた。正反対の図式となった今回の“格差トレード”に他球団も驚いていたが、澤村の移籍先が千葉ロッテと聞いて、母校・中央大学時代にまで遡る“因縁”を思い出した関係者もいた。

 「千葉ロッテ側がファームで腐りかけていた澤村を欲しがったという話もありましたが、9月4日からの甲子園4連戦(実際は、雨天中止で3試合)に向かう前、巨人フロントはすでに澤村にトレードを通告していました。その時点で、千葉ロッテ側の動きは全くありませんでした。巨人側が澤村を各球団に売り込んだのかもしれません」(球界関係者)

 千葉ロッテは「唐川-ハーマン-益田」と繋ぐ勝利の継投パターンができている。「3連投はさせたくない」とする井口資仁監督の意向から考えると、誰かを休ませる時に安心して見ていられるリリーバーがもう一人欲しいと思ったのかもしれない。澤村も「欲しい!」と請われての移籍だからマイナスに捉える必要はないが、こんな指摘も聞かれた。

 「また、美馬(学)といっしょになるんですね」

 澤村から見て、美馬は中央大学の2学年先輩にあたる。しかし、プロ入りは同期となる。楽天に指名された美馬が社会人・東京ガスを経由したためだ。

 「2人の性格は対照的。美馬は監督、コーチの話を素直に聞き入れていましたが」(アマチュア野球要人)

 澤村は指導者の助言を聞くが、「でも」「って言いますけど~」と、言い返してくる場面も少なくなかった。

 練習方法、野球観において“自分”をすでに持っていたわけだが、それを快く思わない者も少なくなかった。「でも」「って言いますけど~」の口グセは、プロ入りしてからも暫くは変わらなかったそうだ。

 「澤村は不器用なんですよね。本当は誰かに気に掛けて貰えたことが嬉しいくせに、素直に表現できないところがあって。美馬を応援する学校OBはたくさんいましたが、澤村はそうではなかった」(前出・同)

 昨年オフ、美馬がFA宣言した際、巨人も獲得に動いていた。しかし、美馬が後輩・澤村に巨人の様子、雰囲気などを個人的に尋ねたという話は出ていない。

 澤村が新天地で活躍するには、ひと足先にロッテ入りした美馬のサポートも必要だろう。

 ちなみに、その澤村と入れ換えで巨人にきた香月だが、イースタンリーグ3位の27打点を挙げている。パンチ力と勝負強さには定評があったが、興味深いのは大阪桐蔭時代の2014年だ。香月は同年のU-18日本代表に選ばれ、「5番・三塁」で出場したが、4番を務めたのが岡本和真で、3番が同じく巨人の岸田行倫だった。誰とでも友達になれる社交家の香月は、チームのまとめ役にもなっていたそうだ。

 クリーンアップの3人がいっしょにプレーすることになったのも、何かの縁だろうか。澤村も自身と対照的だった先輩・美馬との縁を感じているはずだ。学生時代の先輩、友人が、後の社会人生活でも深い関係になることがある。プロ野球は縦社会とも言われるだけに、「縁」は大切にした方が良さそうだ。(スポーツライター・飯山満)

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