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大仁田厚「ファイヤーボール地雷ボード」を9.13広島で投入!

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地雷ボード爆破シーン

 “邪道”大仁田厚が電流爆破30周年を記念した爆破の試合形式を開発。その第1弾として、「ファイヤーボール地雷ボード」を13日、ファイヤープロレスの広島マリーナホップ屋外駐車場大会でお披露目すると発表した。

 1990年8月4日、FMWの東京・レールシティ汐留大会で、大仁田はターザン後藤との一騎打ちで日本初の電流爆破デスマッチ(ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ)を敢行。その後、地雷ボード、爆破バットなど様々な仕掛けを発案した。

 東京・としまえん大会で8月27日に開催されたDDTの路上電流爆破デスマッチでは、あまりにも危険すぎるため封印されていた爆破ロケットの封印を4年ぶりに解いたばかりだ。

 大仁田は「電流爆破は30周年を迎えました。そのメモリアルイヤーとして、新たにいろんな爆破の試合形式を全国の各都市で披露して、こんな時代だからこそ、みんなに元気を与えていきたいんじゃ。コロナ禍の中で、屋内会場は規制が多いから、屋外での開催も視野に入れて考えていきたい。第1弾の『ファイヤーボール地雷ボード』は本当にヤバいから。開発したオレも食らいたくない(笑)。誰が落ちるのかな?」と笑みを浮かべながら語っている。

 これまでも、地雷ボードは1999年8月28日、新日本プロレス・神宮球場大会でのグレート・ニタ対グレート・ムタ戦などで使用されてきたが、今回の「ファイヤーボール地雷ボード」は、従来のものをパワーアップさせたものだという。一面のリング下に設置した地雷ボードに落下すると爆破される仕組みだが、注目すべきは火薬量と特殊燃料が装填されたファイヤーボール地雷だ。通常の地雷は爆発することを主にしているが、ファイヤーボール地雷は爆発すると特殊燃料に引火する。これにより、爆破の衝撃と特殊燃料による熱風が落下した選手に容赦なく襲いかかる。通常の炎の温度は1200度であるが、この地雷は瞬間的に燃焼し2500度以上の高温になる。かなり危険なアイテムとなるだろう。

 13日の広島大会は大仁田が2016年8月26日に、東京・ディファ有明で旗揚げした「爆破エンターテイメント ファイヤープロレス」の復活興行。試合形式は「電流爆破バット&ファイヤーボール地雷ボード爆破6人タッグデスマッチ」とし、大仁田&HASEGAWA&岡田剛史対塚本拓海&谷嵜なおき&デビルマジシャンの6人タッグマッチに決定した。

 大仁田の爆破マッチへの探究心は増すばかり。電流爆破バットの開発により、地方の屋内会場でも爆破マッチが見られるようになったが、やはり爆破マッチといえば屋外。ロケーション、規模から考えても屋外の爆破マッチにかなうものはない。今後も邪道は攻め続けていくはずだ。

(どら増田)

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