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新日本・内藤哲也「来年以降も」真夏の野外スタジアム大会継続を要望!

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内藤哲也

 新日本プロレスは、8.29東京・神宮球場大会の二夜明け会見を都内の事務所で行った。

 会見には同大会のメインイベントで、EVILが保持していたIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座に挑戦し、見事奪還に成功した内藤哲也が登壇。内藤節を炸裂させた。

 内藤は席に着くなり、「21年ぶりの開催された神宮球場大会。俺、個人としては野外でのビッグマッチって初めてだったのでね、あの開放的な空間、そして試合中、感じる風?凄く気持ち良かったし、心地よく感じましたね。っていうか、皆様ご存知ですか?今日のスポーツ新聞、買ってきましたよ。(紙面を見せ)一面ですよ。神宮大会、そして内藤がスポーツ紙の一面ですよ。まあ、プロレスがスポーツ紙の一面を飾るのは、最近では東京ドーム大会、『G1クライマックス』、あとプロレス大賞ぐらいですかね?そんな中、神宮球場大会が今日の東京スポーツの一面ですよ。これこそが今回の神宮大会の成功の証かなと。まあでも、一番の要因は、リング上でも言いましたけど、テレビ中継、インターネット中継をご覧の皆様、そして暑い中わざわざ神宮球場へ駆けつけてくださった皆様のおかげ。心から感謝しています」と話し続けて、スポーツ紙の一面を飾れたことに満足な様子。

 続けて、「9月3日から始まる次のシリーズ。まあ、短期シリーズですけれども、埼玉、千葉、茨城、宮城、そして後楽園ホール。この2本のベルトとともに入場する姿を、皆様にお見せしますよ。楽しみに待っててください。その先に控えるは『G1クライマックス』。まあでも、ちょっと先のことなのでね、その時に話しますよ。まあ、今回はまだ話す必要がないかな。だって、もう次のシリーズの開幕が迫ってるわけだからね」と勿体ぶる場面も。

 「今日、この会見で俺がどうしても言いたかったことは2つ。1つは、この二冠問題について、もともと俺は2つのベルト同時に保持することを目標にした。別に俺は統一したかったわけではない。でも、毎回毎回、2本のベルトが懸けられたタイトルマッチが行われ、新日本プロレスとしては統一って思ってるんですかね?まあ、統一なら統一で構わないと思いますよ。だったら、2本のベルトを1本にまとめればいいんじゃないですか?その方がわかりやすいよ。でも、統一じゃないと言うのであれば、やはり俺の希望通り別々にタイトルマッチを行った方がいいと思うし、お客様も見やすいでしょう。そりゃ、1シリーズで2回もタイトルマッチがあったら、精神的にも肉体的にもしんどいですよ。でも、これは2本のベルトを保持した男の宿命かな。たとえきつくても、それぐらいやりますよ。だから、ぜひ新日本プロレスには、いや、今日姿の見えない菅林会長には、ぜひ新日本プロレスとしての見解を示してほしいかな。この先どうするのか。統一するの?それとも俺の要望通り別々に防衛戦をやっていくの?その辺の答え、菅林会長、ぜひ聞かせてください」とIWGP二冠のあり方について、会社に問うた。

 「そして、もう1つは野外でのビッグマッチについて。本来、新日本プロレスはこの8月、ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンでビッグマッチを行うはずでしたね。しかし、コロナの影響でいろいろと困難な状況になり、そして神宮球場大会ということになったわけですが、21年ぶりに開催された神宮球場大会、皆様、神宮球場の様子ご覧になりました?あの広いグランドに巨大な誰も入ってない、使ってないスペースがメチャメチャあったわけですよ。そして、スタンドを見てくださいよ。空席だらけですよ。そりゃ、入場者数の制限があるわけで、これはしょうがないことなんですけど……。でも、リングに立って巨大なスペースのあるグランド、そしてガラガラのスタンドを見て、やっぱ悔しかったっすね。せっかく21年ぶりの神宮球場、野外でのビッグマッチを行ったのに、寂しかったし悔しかったです。それこそ、俺はこのままで終わりにしてほしくないなと。終わらせたくないなと。だから、また野外でのビッグマッチがあってもいいんじゃないかなって、俺は思いました。まあ、天気の不安とかいろいろありますけどね。まあでも、また来年も開催してほしいなと。場所は神宮球場、毎年恒例、真夏の神宮球場でもいいですよ。もしくは、毎年毎年、開催場所を変えてもいいじゃないですか。『どこでやるのかな?』、『あそこでやるのかな?』、『もしかしたらあっちかな?』と思いながらワクワクして待って、そして『今年の野外大会はここです!』みたいな発表があっても、俺はいいんじゃないかなと思いますね。プロ野球が使用している野外スタジアムでもいいし、別にプロ野球が使用してない野外の野球場でもいいじゃないですか。そうなってくると、全国いろんなところにありますからね。北海道の端っこの方にもありますし、プロ野球が存在してない県の球場でもできる。沖縄でもできますよ。なんか、そうしていくことで可能性が広がっていくのかなと思うので、ぜひこの真夏の野外でのビッグマッチっていうのは、俺は恒例にしてほしいかなと思いました。まあ、もちろんその先にはね、(ファンである)広島・マツダスタジアムでの大合唱っていうのも、もちろん見据えてますよ。なんなら、『それがやりたい』と言っても過言ではないぐらい、『野外での大合唱をしてみたい』っていう俺の勝手のワガママな部分が8割、9割かもしれないですけどね。まあ、真夏のビッグマッチは毎年恒例にする。この辺もね、検討してもらいたいなと思います」と、真夏の野外スタジアム大会の開催を要望。これはファンも異論はないだろう。

 自粛明け直後に裏切ったEVILに二冠のベルトを強奪された内藤だが、一発で獲り返したとあって“舌口調”。ほぼ独演会的な会見になってしまったが、新たな公約を会社に突き付けるなど、内藤の勢いは止まりそうにない。次期挑戦者は恐らく『G1』優勝者と思われるが、二冠を別々に防衛したい意志があることから、こちらも不透明で、全ては内藤の頭の中が握っていると言ってもいい。今後の展開も見逃せない。

(どら増田)

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