社会
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社会 2019年12月12日 12時10分
31歳市職員が元同僚に202回連絡、拒否されSNSでなりすまし誹謗中傷 粘着質な行動と処分の甘さに怒り広がる
滋賀県大津市の職員が、元同僚の女性職員にストーカー行為をしたとして懲戒処分を受けたことが判明。職員の行動と処分の甘さが物議を醸している。 処分を受けたのは、福祉子ども部に勤務する31歳の男性主任。今年8月から9月にかけ、元同僚だった30代の女性職員に対し、電話やLINEで計202回連絡を取ろうと試みた。 さらに、応答がなかったことに怒ったのか、女性職員になりすましたうえフェイスブックに職場の悪口を32回投稿。また、女性を誹謗中傷するメールを大津市に5回送っていた。 女性職員は誹謗中傷などを把握していなかった模様だが、第三者が市職員がネットで誹謗中傷しているような書き込みがあることを大津市に通報。女性職員が警察に相談し、ストーカー規制法に基づき男性に警察から口頭と文書で警告が与えられた。 男性職員は「女性職員から返信がなく、一時的な感情でやってしまった、申し訳ない」と話しているという。11日、大津市はこの男性職員に対し、停職3か月の懲戒処分とし、越直美市長が「お詫びする」と謝罪した。なお、京都新聞によると、大津市の懲戒処分は今年度7件目だという。 この男性職員の行動に、ネットユーザーからは「気持ちが悪い」「拒絶されているのにしつこく迫る時点で救いようがない」「連絡がないことに怒って困らせやろうという発想は危険。今後エスカレートするのでは」「更生できるとは思えない」と厳しい声が並ぶ。 また、大津市の「停職3か月」という処分についても、「甘すぎる」「本当に悪いと思っているのか」「停職が終われば復帰する。顔を見合わせればまたストーカー行為をする可能性が高い。女性の身の安全を考えているとは思えない」など批判が相次いでいる。 大津市は2011年にいじめ事件が発生した際、大津市教育委員会が問題を隠匿するような行動を取ったことが大きく批判され、現在もそのイメージが残っている人は多い。もちろん、多くの職員は真摯な勤務、健全な生活をしているものと思われるが、このような事件と身内に甘いとも思える対応は、大津市のイメージをさらに悪化させてしまうことになる。
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社会 2019年12月12日 06時30分
ハリウッド超大作映画『ミッドウェイ』に噴飯!“中国忖度”がヒド過ぎる!
第2次世界大戦で日本敗戦の端緒となったのが、真珠湾攻撃から7カ月ほど後の1942年6月4日から7日(現地時間)にかけて、日本海軍機動部隊とアメリカ海軍空母任務部隊の間で壮烈な激戦が交わされたミッドウェイ海戦だ。 この海戦を描いた映画『MIDWAY』(ローランド・エメリッヒ監督)が11月8日から全米で公開され、週末興収1750万ドルで初登場1位を記録した。日本公開は2020年秋予定で、日本の俳優陣からは豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが参加している。「2001年公開の“大愚作”『パールハーバー』は論外として、チャールトン・ヘストン演ずる主役の海軍大佐と、その息子である海軍少尉、その日系人の恋人といった架空の人物のストーリーを描いた旧作の『MIDWAY』(米国:1976年)では、日本海軍機が日章旗ではなく、旭日旗を胴体に描いて登場するなど、日本人が見るとあり得ない描かれ方がされていました。それと比較すると、新作は真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦に至る日米海戦史を史実に沿って比較的公平に紹介しており、日米の登場人物もすべて実在の人物で描かれています。しかし…」(映画ライター) 実はこの映画は1億ドル(約120億円)にも上る制作費が投入されている。金欠のハリウッドは中国マネーに席巻されているだけに、ハリウッドが中国側を忖度して、あるいは中国側の要求を受け入れて、映画を製作するのはやむを得ない。「冒頭の画面に中国の投資会社のロゴが映し出されます。旧作の『MIDWAY』では、映画の冒頭は『ドゥーリットル空襲』の場面からスタートしますが、新作は後半に、しかも中国のプロパガンダとして描かれているのです」(同・ライター) ドゥーリットル空襲は、1942年4月18日に空母ホーネットから16機のB25が行った初の日本本土空襲で、これに危機感を抱いた山本五十六連合艦隊司令長官が、無謀な爆撃と水雷攻撃の2正面作戦を敢行したのがミッドウェイ海戦である。従って、ミッドウェイ海戦を語る際にはドゥーリットル襲撃からスタートするのが通説だ。「しかし、この映画は『ドゥーリットル空襲』を後半に持ってきて、中国本土に不時着したB25爆撃機の搭乗員を中国民衆が救出したことの報復として、日本軍が25万人の中国人を虐殺したとの字幕が登場します。この説は、中国浙江省の歴史研究家の著書に基づいていますが、日本の専門家の間では『捏造』との評価です」(軍事史家) 強欲なハリウッドのことだから、中国市場への売り込みを計算して“ウソ話”を挿入せざるを得なかったのだろう。
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社会 2019年12月12日 06時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★デフレの扉を開けた日本経済
1997年に消費税率を3%から5%に引き上げたことをきっかけに、それから5年間、日本経済は深刻なデフレに陥った。物価が下がり続けるなかで、企業経営は厳しくなり、株価は下落、税収の低迷で財政も悪化した。そして、派遣切りが横行し、新卒者の就職がままならなくなったのだ。 安倍政権は、再びその過ちを繰り返してしまった。今年10月の消費者物価指数は、生鮮食料品を除く総合で、前年比0.4%の上昇となった。一見、物価が上昇しているようにも見えるが、そうではない。同月から消費税増税が行われているからだ。 もちろん、消費税率を2%引き上げたからといって、物価もストレートに2%上がるわけではない。軽減税率の適用で0.4%、幼児教育無償化で0.5%、家賃や保険診療の医療費など非課税品目の存在などによって0.6%上昇率が抑制されるから、消費税増税の影響で、物価上昇率は0.5%上積みされる。 ところが、実際の物価上昇率が0.4%だったということは、増税の影響を除くと、消費者物価の上昇率は▲0.1%ということになる。 これまで、消費税増税の影響は軽微だと、政府も経済専門家も言ってきた。確かに食料品の税率が8%に据え置かれたことで、負担増の実感が薄れたことは事実だ。しかし、軽減税率の適用は、消費全体の2割にすぎない。8割の消費は増税されている。実際、電気、ガス、水道、公共交通などの生活必需品が軒並み増税対象になっており、消費者はその分、消費を抑え込まなくてはならなくなる。 実際、10月の大手百貨店の売り上げは前年比20%前後の減少となり、イオンリテールも既存店の売り上げが8%も減少した。そもそも景気が後退しているところで、消費税増税を強行したのだから、こうなることは、見えていたはず。つまり今回の増税は、完全な失策だったのだ。 もちろん、デフレの正式認定は、物価の下落がある程度の期間、継続したときに行われる。しかし、一度デフレに陥ってしまうと、そこから脱却するのは難しくなる。 だから、国会がいますぐ取り組むべき政策課題は、消費税率を引き下げることだろう。それも8%に戻すだけでは足りず、5%に引き下げるくらいのところまで踏み込むべきだ。 財源は、赤字国債の発行だ。そもそも、今年に入ってから物価上昇率がずるずると下がってきたのは、日銀の金融緩和が不足してきたからだ。なぜ、そうなったのかというと、金融緩和のために日銀が買い入れる国債のタマが不足しているからだ。赤字国債を増発すれば、日銀に金融緩和を強化する余地が生まれる。デフレ脱却に金融緩和は不可欠だから、いま消費税率を引き下げることは、一石二鳥になるのだ。 ところが、与党はおろか、従来型野党のなかからも、消費税減税の声は上がっていない。このままデフレが継続するようだと、まず、株価暴落を引き起こすだろう。いま世界中の株価がバブルを起こしているから、日本発の世界経済危機ということにもなりかねない。逆に言えば、桜を見る会で、政治的に追い詰められた安倍総理に、いま難局を乗り切る最大のチャンスが生まれている。それは、消費税率引き下げを掲げて、解散総選挙に打って出ることだ。
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社会 2019年12月12日 06時00分
81歳女、子供の遊ぶ様子にキレて轢き殺そうとする 通報されるも猛スピードで暴走
キレやすい若者が社会問題として取り上げられることはあるが、キレやすいのは若者だけではないようだ。キレやすい高齢者の事件が国内外で報告されている。 アメリカ・テキサス州で、庭でプールを楽しむ子供たちに腹を立て、車で子供たちを轢き殺そうとした81歳の女が起訴されたと、海外ニュースサイト『METRO』と『News Channel6』が12月5日に報じた。報道によると、5月中旬、15歳未満の9人の子供たちが庭でプール遊びをしていたそうだ。子供たちがプール遊びをしていた庭は、子供たちのうちの一人の子供の家の庭だった。女は子供たちがプールを楽しんでいる様子を見て、「そこで遊ぶな」と子供たちに向かって叫び、激怒した。 女は子供たちに向かって叫んですぐ、自分の車に乗り込み、子供たちがいる方向に車を急発進させ、子供たちを轢き殺そうとした。幸い、近くにいた大人が子供たちを安全な場所に避難させたため、子供たちに怪我はなかった。 女が子供たちに向かって車を急発進させた場にいた人が警察に通報し、警察が駆け付けた。警察を見ると女は車で猛スピードで逃げ、警察の停止命令を無視して暴走し続けた。10マイル(約16キロメートル)ほど暴走したところで女の車がヒートアップして止まり、女は拘束された。女は危険運転の罪などに問われている。なお、身柄が拘束されてから女が体調を崩して入院したため、今回、起訴するまでに時間がかかったそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「罪のない子供に危害を加えようとしたなんて最低」「ちょっとしたことでキレやすい老人は多いと思う」「子供の声がうるさくて、それが気に入らなかったのか」などの声が挙がっていた。 海外だけではなく日本でも高齢者がキレて逮捕された事件がある。 兵庫県加古川市で、小学生にたばこのポイ捨てを注意されたことに腹を立てた当時75歳の男が、男児に暴行をして逮捕されたと『産経WEST』(産経新聞)が2016年3月に報じた。同記事によると、2016年3月21日の午後2時10分頃、男は自宅付近の公園にタバコをポイ捨てしたそうだ。男がポイ捨てする現場を見た当時小学生の子供7人が、男に対し「そんなことしたらあかんのに」と注意をしたという。 男は注意されたことに逆上し、注意した小学生のうちの一人であった小学1年生の男児の首を絞め、注意したほかの子供の腕や服を掴んで怒鳴ったという。子供たちから話を聞いた母親の一人が警察に通報し、男は暴行の疑いで逮捕された。幸いにも子供たちに怪我はなかった。 世の中には、悪いことを悪いと注意できる高齢者もいるが、中には理不尽な理由で腹を立て、子供に危害を加えようとする高齢者もいるようだ。記事内の引用について‘Killjoy, 81, drove at children for playing in pool then led police on 10 mile chase’(METR)よりhttps://metro.co.uk/2019/12/05/killjoy-81-drove-children-playing-pool-led-police-10-mile-chase-11276933/81-year-old WF woman given 9 counts of child endangerment(News Channel)よりhttps://www.newschannel6now.com/2019/12/04/year-old-wf-woman-given-counts-child-endangerment/「あかんのに!!」 75歳の男が、たばこポイ捨てを注意した小1男児の首締め逮捕 兵庫・加古川市(産経WEST)よりhttps://www.sankei.com/west/news/160321/wst1603210048-n1.html
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社会 2019年12月11日 19時00分
空き缶のポイ捨てを子供に注意され滅多打ちにした62歳男【キレる高齢者事件簿】
「孤独な高齢者」による犯罪が社会問題化している。昭和の時代、高齢者は心が広くおおらかで、誰からも尊敬される存在で、近所の子供を教育することも多かった。 しかし、昨今は暴走する者が多く、若者よりキレやすいとの声もあるほど。さらに、子供にマナーを注意される高齢者もいる。その事に激怒し、暴力を振るい逮捕される者も、稀に存在する。 そんなありえない事件が発生したのは2016年6月。当時62歳の男が、兵庫県西宮市の公園でビールを飲み、空き缶をポイ捨てした。それを見ていたのが、公園で遊んでいた小学校6年生の子供。 「空き缶のポイ捨てはいけない」と教えられている子供たちは、62歳の男に注意を与える。自分の孫ほど年齢の離れた人に物申された男は逆上し、持っていたビニール傘で11歳と12歳の子供をそれぞれ滅多打ちにし、子供に約1週間の怪我を負わせた。 現場から立ち去った男だが、その後被害を受けた男児が姿を発見し、110番通報。傷害の疑いで逮捕された。当時男は容疑を「やってない」と否認。誤認逮捕の可能性もあるが、その後の足取りは現在つかめていない。 男のあまりにも怒りの沸点が低く、かつ自分の非を認めず子供に注意され激ギレする行為に、「自分勝手すぎる行動」「罪のない子供を殴るなんて許せない」など、ネットユーザーから怒りの声が挙がる。また、「そもそも公園で酒飲むな」「男が公園で酒飲んでる世の中が異常すぎる」との声も。いずれにしても、男の行動に理解を示す人は少なかった。 今回は軽傷で済んだが、場合によっては殺人にも発展する可能性があった。怪我で済んだのは、不幸中の幸いかもしれない。
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社会 2019年12月11日 18時00分
高齢化社会の悲劇…2025年「看護職員27万人不足」の大問題
高齢化が進んで社会保障費の負担増が懸念される中、医療業界の人手不足が深刻化している。厚生労働省が10月21日に発表した看護職員の需給推計調査によれば、看護師、准看護師、保健師、助産師が2025年には最大で約27万人も不足する結果が出ているのだ。「長時間労働、不規則な勤務体系の影響で、昔から医療業界は慢性的な看護職員不足なのですが、最近は看護需要が急激に増加したことで、職員1人あたりの業務負担が重くなりました。比例するかのように離職者も増加するという悪循環に陥っているのです」(医療関係者) 今後もこの流れは止まりそうにない中、同調査で特に看護師不足が深刻だった都道府県が、神奈川県、東京都、大阪府だという。「東京都では、少なくとも4万人の看護職員が不足する結果が出ており、2025年になると都民が十分な看護サービスを受けられない可能性が懸念されています」(社会保障問題アナリスト) 反対に看護職員が余っているのが、秋田県だ。ただ、同県には“医師不足”という別の問題がある。「医師自体は年間約4000人ずつ増えていて、現在の総医師数は過去最高の約32万人。全体で見れば足りているのですが、都市部に集中していて、地方は医師不足が問題になっています」(医療ジャーナリスト) 特に東北地方や中部地方で医師不足が目立っている。また、埼玉県、千葉県、静岡県といった関東圏でも同様に不足しているという。「今の医療業界では、都市部は看護職員、地方は医師が不足するといういびつな状態ですが、この3県は看護職員の需給推計調査において、47都道府県の中で、看護職員が不足している都道府県のトップ10に入っています。つまり医師も看護職員も足りていない、医療面のリスクがかなり高い地域なのです」(同・ジャーナリスト) 2025年まであと5年。超高齢化社会の現実は、やはり厳しそうだ。
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社会 2019年12月11日 12時00分
北朝鮮 平壌エリート層に配給停止「深刻な食糧難」地獄
11月28日、北朝鮮は弾道ミサイル(北朝鮮は多連装ロケット砲と主張)を発射し、日本のEEZ(排他的経済水域)外に落下させた。今年5月以降、今回で13回目、計20発以上も撃ったことになる。北朝鮮は、なぜミサイル発射を繰り返すのか。「金正恩党委員長が、『米国側の北朝鮮制裁などの敵対姿勢の再考を促す期限』とした年末が、刻一刻と近づいているからです。期限切れが迫っているにも関わらず、トランプ米大統領はウクライナ疑惑を巡る弾劾調査に振り回され、北朝鮮に構ってはいられないという態度ですから相当焦っているのでしょう」(国際ジャーナリスト) 11月28日に発射した超大型多連装ロケット砲を、日本、イギリス、ドイツ、フランスは弾道ミサイルだとして、国連安全保障理事会決議違反だと批判している。対して同30日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮外務省は安倍首相に対し、「本物の弾道ミサイルがどんなものか思い知らせてやる」と挑発した。「何としても年内にトランプ大統領と交渉したい正恩氏は、そのために安倍首相を挑発しているのでしょうね。追い込まれているということですよ」(同) 何しろ北朝鮮は、経済制裁で青息吐息の上に農作物の不作にあえいでいる。今冬には食糧事情が一層悪化し、餓死者と凍死者が大量に発生する懸念もある。経済建設に駆り出される朝鮮人民軍の不満も高まり、「クーデターが起きてもおかしくない」状況で、北朝鮮の国内は極めて不安定な状態だ。「市民の生活レベルは中進国水準と言われる首都・平壌でも、ついに配給が途絶えがちになりました。平壌に住んでいるだけで特権階級とされる平壌市民ですらこの有様ですから、北朝鮮の食糧事情は、相当深刻と言えます」(北朝鮮ウオッチャー) 人権問題を扱う国連総会の委員会決議は「1090万人が栄養失調状態にあると推測される」との懸念を示した。それでも正恩氏は、国民に対して「自力更生」を鼓舞するのみ。 あちこちの農村では、農作物を奪った軍兵士と、奪われた農民の間で紛争も起きていて、北朝鮮は地獄と化している。 こうした事態への焦りは、やがて北朝鮮の「暴走」につながる恐れもあるという。「正恩氏が現地指導する際に不満を述べたり、時には怒りを露わにする頻度が増しています。年末までに米国が会談に応じない場合、国民や軍の溜飲を下げるために、南侵(韓国攻撃)を始める懸念さえ浮上しています。しかも、軍事専門家の間では、すでにその準備は整っていると分析しています」(同) 北朝鮮軍は昨年まで、ソウルより南に展開する在韓米軍や韓国軍にはほとんど手出しできなかった。「北朝鮮軍の長射程砲の射程は、ソウルまでが限界で、ソウル以遠の目標に対しては、旧式のスカッド短距離ミサイルを使うことになる。ただ、撃っても命中率が悪く、目標には当たらないでしょうね」(軍事アナリスト) だから北朝鮮軍が南侵すれば韓国を脅す常套句である「ソウルを火の海にする」どころか、逆に米韓軍の反撃によって撃退させられ、国が滅びることに正恩氏も気づいていたのだ。 ところが、現状はそうではないという。「すでに実験段階を終えた中距離弾道ミサイル『火星12・14・15号』は、大型化し射程をのばしました。米国本土へ核を搭載した火星15号を発射すると脅せば、本土からの援軍を抑止することができます。米軍の拠点となっているアラスカやハワイへは火星14号、グアムへは火星12号を発射すると脅せば、ここから発進する戦略爆撃機を止められます。沖縄や日本の在日米軍へは、スカッド、ノドン、ムスダンのミサイルを向けると布告すれば、日本列島からの在日米軍参戦も困難にできるのです」(同) こうした北朝鮮の奇襲侵攻に対し、制空権を持つ米韓空軍は即反撃するというのが、これまでの米韓の作戦戦略だった。 しかし、低空飛行のためレーダーに捕捉されず、攻撃目標を変えられる短距離弾道ミサイル「イスカンデル」で、米韓空軍基地を攻撃すれば機能不全に陥る可能性が出てきたため、この防御網は破られたも同然だ。「北朝鮮は、今年に入って口径が400ミリより大きい超大型多連装ロケット砲の発射実験を行っています。これらは、中国の測位衛星システム『北斗』の誘導を受けて、飛翔軌道を変更でき、命中精度を高めている。これほど大型の多連装ロケットを保有しているのは中国と北朝鮮だけです。ソウルの住民は、“北朝鮮の人質”になったのも同然で、正恩氏が『青瓦台を地球から消せ』と命令すれば、5分以内に達成できるのです」(同) 北朝鮮の軍事的脅威がこれほど高まっているのに、米韓合同演習は縮小、38度線では地雷などを障害物として撤去している。「それどころか文在寅政権は、GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)を破棄しようとしました。しかも世論調査では、協定破棄を韓国国民の過半が支持していたのです。韓国国民は迫り来る北朝鮮の脅威に対処するための日米韓の防衛協力より、反日・反米に血道をあげ、国民への安全を放棄しているのです」(韓国ウオッチャー) 深刻な食糧難で阿鼻叫喚の北朝鮮。「腹は減っても戦はできる」ようだ。
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社会 2019年12月11日 12時00分
『報ステ』、記者会見の切り取りで印象操作? 自民・世耕幹事長が糾弾「桜を見る会と絡めて編集」
10日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、情報の切り取りによる「印象操作」と見られる内容があったことに、批判の声が集まっている。 問題となっているのは、超党派の野党議員が「桜を見る会」について安倍晋三総理大臣を追及していることを取り上げたVTR。菅義偉官房長官が一部から批判や追及の声が挙がっていることについて、「理解をいただけるような対応を取っていきたい」と話す様子を放送する。 しかし、『報道ステーション』は「政権幹部とは対照的に与党幹部は早くも年越しムード」とナレーションを入れ、世耕弘成参議院自民党幹事長の記者会見の様子を流す。世耕幹事長が「説明できる範囲はしっかり説明をした」と話すと、不自然に続きがカットされる。 画面が切り替わると、記者と思われる男から「(年内の定例会見は)いつまでやるんですか?」と質問が飛び、世耕幹事長が「良いお年をというか…」と笑う様子が放送された。このVTRを見た徳永有美キャスターは「これだけ納得出来ない声が挙がっているのに、良いお年を迎えられないと思ってしまう」とコメント。そして、コメンテーターの後藤謙次氏が得意の政権批判を展開した。 この様子にストップをかけたのが、世耕幹事長本人。自身のツイッターで「今夜の報道ステーションの切り取りは酷い。私は定例記者会見が終わった後、今日の会見が今年最後になるかもしれないという意味で『良いお年を』と言っただけなのに、それを桜を見る会をと絡めて、問題を年越しさせようとしているかのように編集している。印象操作とはこのことだ」(原文ママ)と、『報道ステーション』を批判する。 さらに、「今日の世耕の会見の『総理は十分説明した』というコメントと、会見終了後に今年最後の会見の可能性があるので『良いお年を』と言ったことは時間的にも、文脈的にも繋がっていない。なのに 報道ステーションは『総理が説明したから、良いお年を』という風に繋げて編集している。印象操作」と糾弾。そして、「『良いお年を』発言は会見の終了後で、収録するべきではない部分」とコメントした。 『報道ステーション』の印象操作とも思える行動に怒りの声は広がっており、元小説家の百田尚樹氏が世耕幹事長のツイートをリツートしたほか、作家の門田隆将氏も自身のツイッターで、「放送法4条など無視」と批判している。 野党の「桜を見る会」の追及行動については、支持する声がある一方で、「前夜祭に久兵衛の寿司が振る舞われた」などと、根拠不明で後にデマだと発覚した事象をさも事実のように野党議員とメディアが流しており、その責任を全く取らない姿勢が批判されている。 仮に世耕幹事長の主張が事実だとすれば、『報道ステーション』は政権批判を行うため、記者会見を不正に編集し、流したことになる。ネットユーザーからは「これは放送倫理違反なのではないか」「放送法違反だ」という指摘が挙がっている状況だ。 このような声を受けた『報道ステーション』が無視を決め込むのか、国民にしっかりと説明をするのか。対応が注目される。記事の引用について世耕弘成ツイッター https://twitter.com/SekoHiroshige
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社会 2019年12月11日 06時30分
「攪乱情報流布」「メディア買収」「世論工作」…中国人スパイが衝撃の暴露!?
中国のスパイだったと自称する王立強という27歳の男性が、今年4月にシドニーに旅行し、そのまま滞在を続け、秘かにASIO(豪防諜機関)と接触、政治亡命を求めていることが分かった。 同氏の告白によって、中国の情報ネットワークは豪ばかりか、香港と台湾でもスパイ活動を行ない、情報収集、攪乱情報流布、メディアの買収、世論工作を展開している事実が明らかになった。「王氏は『豪州に多くの中国人スパイが潜んでおり、一部の議員は中国当局と強いつながりがある』と証言しています。ASIOのマイク・バージェス長官も『外国による介入』と題した異例の声明を発表し、中国当局の議会への浸透工作について捜査に取り組んでいると発言しました」(国際ジャーナリスト) 王氏は、市民や学生の抵抗が続く香港では、軍の情報部に所属して情報収集に奔走した他、大学への浸透を図り、学生に中国に同調するような意見を拡散して親中派を増やした。その一方で、武闘派にもシンパを装ってスパイを潜り込ませ、メンバーの割り出しを行った。香港独立を訴える「香港民族党」へもスパイを潜入させたという。 中国は情報機関に命じて、2020年の台湾総統選での蔡英文政権転覆を指令しており、フェイクニュースや攪乱情報を流布するためにメディアを利用していることも明らかになった。「王氏は、世論工作の重点をフェイスブックなどインターネットに置き、組織されたサイバー部隊が、フェイスブックのネット網を容易に破壊していることを明らかにしています。王氏は中国旅券、香港永久住民身分証、韓国旅券を所持しており、これらを使用してスパイ活動に携わったと証言。豪の報道番組で『帰国させられれば死刑になる』と訴えました」(同・ジャーナリスト) 中国の新華社は、王氏が2016年10月、詐欺罪で福建省光沢県人民法院(地裁)から懲役1年3月、執行猶予1年6月の判決を言い渡され、19年2月には自動車輸入投資事業を巡る詐欺で被害者から460万元(7130万円)余りを騙し取った詐欺師で、所持している中国旅券と香港永久住民身分証はいずれも偽造だと報道した。中国外務省も、王氏に関する諸外国の報道を「詐欺師の話を採用する稚拙な茶番だ」と全否定している。 スパイを取り締まる法律がないため「スパイ天国」とヤユされる日本。われわれが日々見聞きするニュースが“フェイク”ではないとは、とてもじゃないが言い切れない。
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社会 2019年12月11日 06時00分
元彼から妻に電話がかかってきたことを知り嫉妬した夫 子供の前で妻に暴力を振るい、殺害する
相手のことが好きなあまり、つい嫉妬心を抱くことはあるだろう。海外では、妻に嫉妬した夫が妻を殺害する事件が起こった。 イギリス・ハンプシャー州で28歳の夫が30歳の妻の行動に嫉妬して殺害した事件の裁判が行われ、殺害時の様子が明らかになったと海外ニュースサイト『BBC News』と『Andover Advertiser』が12月4日までに報じた。報道によると、6月22日、夫は妻の元交際相手が妻に電話をかけてきたことを知り、嫉妬し激怒したそうだ。夫婦には5人の子供がいたが、夫は子供たちの前で妻に「夫婦の関係は終わった」と告げ、妻に身に着けている結婚指輪を外して飲み込むように言った。『BBC News』によると、妻は結婚指輪を飲み込んだが、その後、吐き出したようで、後の捜査によって結婚指輪は階段の隅で見つかっている。 夫が妻に結婚指輪を飲み込むように言った翌日も夫の怒りは収まらず、翌23日の午前4時頃、夫は妻に殴る蹴るの暴行を加えた。その音で子供たちが起きたが、夫は子供たちの目の前で妻に暴行を加え続けたという。夫は妻が動かなくなったところで、同5時17分に救急隊に電話をし、「妻が怪我をしている」と告げたそうだ。救急隊は夫に心肺蘇生を行うように言ったが夫は「自分は今、起きたばかりだからできない」と拒否した。 その後、救急隊が到着したが、妻はその場で死亡が確認された。検死の結果、胸骨と肋骨が折れ、肺が殴られ潰れていたことが分かったという。救急隊が到着した時、夫は姿を消していた。警察の捜査により救急隊が到着してから10時間後に寝室に隠れているところを発見され、逮捕された。夫は罪を否認しており、今後も裁判は続く予定だという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「嫉妬でここまでするなんて酷すぎる」「殺害現場を見た子供たちがかわいそう」「夫には最も重い罪が下されるべき」「指輪を飲み込ませて相手を痛めつけたのに、翌日、再び話を持ち出し暴行して殺害するなんて異常。時間が経つごとに余計に怒りが湧いてきたのか」などの声が挙がっていた。 海外には、嫉妬心から殺人を犯した夫が他にもいる。 イギリス・ケント州で、当時35歳の夫が、デートアプリを使っていた当時31歳の妻に腹を立て、殺害したと海外ニュースサイト『Mirror』が2018年12月に報じた。夫婦は離婚調停中で別居していた。同記事によると、夫は、妻がデートアプリで出会った男と連絡を取っていることに腹を立て、妻のアカウントに不正にアクセスし、プロフィールを変更するなどした。その後、夫は妻に何度もメッセージを送り続けたという。 夫が妻に「100ポンド(約1万4000円)あげるから、最後に一度だけセックスさせて」とメッセージを送ったが、妻は拒否。これに腹を立てた夫はメッセージを送ってから4日後、妻の家へ行きベッドで寝ようとしていた妻の首を締めて殺害した。夫はその後、逃走したが、警察が容疑者として捜査していることを知り、夫は出頭した。夫には終身刑が言い渡された。 嫉妬したからといって罪のない人を殺害するとは、自己中心的で痛ましい事件だ。記事内の引用についてLucy-Anne Rushton 'told to swallow wedding ring before murder' (BBC News)よりhttps://www.bbc.com/news/uk-england-hampshire-50642534Lucy Rushton murder trial: Man told estranged wife to 'swallow wedding ring' before beating her to death(Andover Advertiser)よりhttps://www.andoveradvertiser.co.uk/news/18076826.lucy-rushton-murder-trial-man-told-estranged-wife-swallow-wedding-ring-beating-death/Husband guilty of murdering ex wife who refused to have sex "one last time" for £100 (Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/uk-news/husband-guilty-murdering-ex-wife-13700462
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社会
後見人・やしきたかじん死去 橋下維新への浪花節「遺言」〜都知事選がなんぼのもんじゃい!〜(1)
2014年01月19日 15時00分
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テナントが空き家状態になる? 博報堂の移転に怯えるTBS
2014年01月19日 11時00分
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少女に自分の体液をぶっかけ、下着ドロをはたらいた海上自衛隊員
2014年01月18日 17時59分
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森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 失策不況がやってくる
2014年01月18日 15時00分
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社会
黒字化必達へ“死中求活” ソニー恐怖の無期限リストラ実施!
2014年01月18日 11時00分
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社会
川崎47時間逃走男の懲りない犯罪癖と幼稚過ぎた逃れ手口
2014年01月17日 16時00分
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社会
告発者・三井環氏に聞いた 猪瀬前都知事“逮捕”の可能性
2014年01月17日 15時00分
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社会
ソチ五輪 フィギュア日本代表で最もメダルを期待するのは?
2014年01月17日 11時45分
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社会
沖縄遠征にも出ていた! 少女わいせつ容疑の元慶応大准教授が3度目逮捕
2014年01月17日 11時45分
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社会
前代未聞! 宮城の女子高生が飲酒運転&スピード違反で現行犯逮捕
2014年01月16日 11時45分
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社会
野新家三人衆、ユニクロ柳井社長、楽天三木谷社長、ソフトバンク孫社長 今年の不吉な命運
2014年01月16日 11時00分
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社会
“勤続疲労”でも意地と運で交代なしか 注目されるフジ&TBSのトップ人事
2014年01月16日 11時00分
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社会
84歳おじいちゃんが79歳おばあちゃんをストーカー
2014年01月15日 11時45分
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社会
孫正義もみのもんたも画策中!? TBSが警戒する買収攻勢の不気味
2014年01月15日 11時00分
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社会
韓国国民は「反日」にウンザリ!?
2014年01月14日 15時30分
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社会
田母神俊雄氏 都知事選に向け地震対策の大切さを訴える
2014年01月14日 11時45分
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社会
仰天! 富山の中学校教諭が買春した小学女児は12月強姦事件の被害者でもあった
2014年01月14日 11時45分
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社会
スクープ告発第3弾 忘年会・新年会に横行する食材使い回し ビールに発泡酒注入… 常態化する残飯フルコース(下) 〜ジャーナリスト・吾妻博勝〜(4)
2014年01月14日 11時00分
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社会
広島県警が売春目的の少女26人をネットパトロールでサイバー補導
2014年01月13日 11時45分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分