社会
-
社会 2019年11月30日 06時00分
30歳の娘が未婚であることに腹を立てた母親 鉄の棒で娘をボコボコに殴り怪我を負わせる
適齢期で結婚をしていないと、親からプレッシャーを受けることはあるかもしれない。海外では、結婚をしていないからと親から暴力を受けた女性がいる。 中国・江蘇(こうそ)省に住む30歳の女性が、未婚であることを理由に母親から殴られ、怪我を負ったと、海外ニュースサイト『South China Morning Post』が11月2日に報じた。同記事によると、9月、母親は女性が未婚であることに腹を立て、鉄の棒で娘の腕や脚、尻を繰り返し殴ったそうだ。娘は腕や脚を打撲し出血した。同記事は娘の腕の怪我の写真を公開しているが、腕の外側が内出血して10センチほどの大きさに腫れ、皮膚が盛り上がっているのが分かる。娘は母親が経営しているレストランを手伝っていたが、レストランを手伝う前までは別の仕事に就いており、娘の別の仕事の稼ぎが少なかったことにも母親は腹を立てていたという。 娘が警察に通報し、母親は逮捕された。母親は8万元(約124万5000円)の保釈金を支払い、その日のうちに保釈された。同記事によると、娘は過去に何度か結婚していないことを理由に母親に殴られたことがあり、これまでに2回、警察に相談したそうだ。その際、警察は娘の傷が軽度だったため、母親に対し注意するだけだった。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「結婚は本人の自由。いくら親だからといって強要はできない」「暴力を振るった母親は間違っている。家族なら話合う時間はいくらでもあったはず」「中国では、30歳の娘が結婚していないのは家族の恥だと思う」などの声が挙がっていた。 ビジネス情報を提供するサイト『PRESIDENT Online』が2018年5月に公開した記事によると、上海市の平均初婚年齢は男性34歳、女性32歳にまでに上がり、都市部では晩婚化が進んでいる。しかし今でも、初対面の相手に「自分は30歳を過ぎているが未婚だ」と伝えると「ご両親は死ぬほど焦っているでしょう」と言われることがよくあるそうだ。30歳前後の未婚の男女に対する親や世間からのプレッシャーは厳しく、旧正月などの帰郷のシーズンに「レンタル恋人」を雇って、恋人がいるふりをすることも珍しくないという。 海外ニュースサイト『South China Morning Post』は、全国中国女性連合が2010年に行った調査によると、男性の回答者の90%以上が「女性は27歳までに結婚するべき」と考えていると答えたと2014年11月に伝えている。同記事によると、中国で重要なことは個人の主義ではなく家族であり、中国では結婚しなければ大失敗であるとみなされるそうだ。 結婚をするかしないかは個人の自由だろう。しかし中国では結婚こそが重要だという文化があるようだ。記事内の引用についてChinese woman detained after beating daughter with iron bar because she was unmarried(South China Morning Post)https://www.scmp.com/news/china/society/article/3035933/chinese-woman-detained-after-beating-daughter-iron-bar-because上海で婚活して卓球美女とデートした結果(PRESIDENT Online)https://president.jp/articles/-/25058Pressure is on young mainlanders to marry(South China Morning Post)https://www.scmp.com/lifestyle/article/1636650/pressure-young-mainlanders-marry
-
社会 2019年11月30日 06時00分
安倍首相が切る「日朝首脳会談」解散最終カード
本誌が報じてきた年末年始解散説が、いよいよ現実味を帯びてきた。本誌は解散があるとすれば「憲法改正」としてきたが、プラスαで「桜を見る会」に端を発した要素も加味され、解散の可能性はより一層高まってきている。 そんな中、自民党長老は「安倍首相は『桜を見る会』疑惑で攻め立てられようが、どこか余裕がある。経済が安定しているうえ、切り札として“秘中の秘策”があるからだ。それが電撃日朝首脳会談。近々、公表するかもしれないという情報が水面下で飛び交っている」と明かす。 もちろん、自民党長老が漏らした日朝首脳会談情報が政界を駆け巡っているのには、根拠がある。「解散説が囁かれる中、11月15日の横田めぐみさん拉致42年に照準を合わせるかのように、韓国紙の朝鮮日報が11月13日付で『安倍首相が今年、北朝鮮に特使を3度にわたり極秘派遣。金正恩朝鮮労働党委員長に日朝首脳会談開催を提案する親書を届けていた』とスクープしたのです」(全国紙編集委員) 朝鮮日報の報道を分析した某全国紙編集委員によると、事実関係は次のようになるという。 まず、安倍首相の親書を北朝鮮に運んだのは首相の信任が厚い谷内正太郎・前国家安全保障局長。谷内氏は平壌へ直接飛び、日朝首脳会談を提案する親書を届けたという。親書の中身としては、首脳会談と同時に、北朝鮮による日本人拉致被害者問題を解決する内容も含まれていたようだ。「朝鮮日報では、谷内氏が実際に正恩氏と会ったかどうかについては触れておらず、親書に対する北朝鮮側の反応も不明のままです。一方、日韓関係は韓国の徴用工問題での判決をめぐり、完全に断絶状態だった。それが10月24日に安倍首相と韓国の李洛淵首相との会談で変化のきざしが見えた。李首相が文在寅大統領からの親書を安倍首相に手渡すなど、再びソロリソロリと歩み寄りを見せ始めた。そんな矢先に朝鮮日報が、韓国政府筋からのリークで谷内密使の安倍親書をスッパ抜いた。ということは、正恩委員長の“伝書鳩”と揶揄される文大統領が日朝の間に入り、何らかの役割を担っているのでしょう。日朝首脳会談の実現が高まってきたからこそ、対韓国に強硬姿勢だった安倍首相も、11月4日に訪問先のバンコク近郊で文大統領と10分程度対話したのではないか」(同) つまり、北朝鮮へ密使を送った日本に対し、陰ながら「日朝首脳会談」実現に向けて骨を折った韓国を再評価したということになるが、公安関係者は「韓国筋の報道」とは異なる見方をする。「我々が得た情報でも、2004年の小泉首相、金正日総書記以来となる日朝首脳会談が実現する可能性は高まっているのは確か。というのも、米国と北朝鮮の非核化交渉は決裂し、今は膠着状態。米国は来年の大統領選を睨み、再協議のラブコールを北朝鮮に送っている。北朝鮮は米国の譲歩を引き出すのに時間がかかると見ている。その繋ぎに日朝会談を行い、なんらかの経済援助を得たいというのが北朝鮮の本音でしょう。北朝鮮の食糧難は相当深刻ですから」★安倍首相4選の超長期政権 北朝鮮は’19年も天候不順が続いた。加えて、相次ぐ台風などの自然災害…。このWパンチで米、トウモロコシなどが大不作。北朝鮮は昨年より食料生産がさらに9%近く減少すると、国連は推計している。国連の北朝鮮人権担当報告者は、北朝鮮の人口の約4割にあたる1100万人が緊急食糧支援を必要とすると予測しているほどだ。「北朝鮮は食料危機とともに、米国との交渉も暗礁に乗り上げている。そんな折、来春、中国の習近平国家主席が国賓とし来日予定だ。尖閣問題で対立していた日中関係が大きく改善する方向へ動き出すはず。今なお北朝鮮の最大の後ろ盾である中国が日朝首脳会談を大きく後押ししたのは確実でしょう。表向き北朝鮮は、ミサイル発射を批判する安倍首相に対決姿勢を強めているが、裏では中国の猛プッシュで日朝首脳会談に前向きのようです。文政権は韓国国内で大失速しつつあるうえ、北朝鮮からも重要視されていない。日朝首脳会談を前進させたのは一部で言われている韓国ではなく、中国と見ている」 と指摘するのは北朝鮮事情通。その上で政治担当記者が続ける。「年末か年始の選挙は必至の情勢になってきた。それに合わせて、『日朝首脳会談決定』のカードは絶大なインパクトになる。一見、安倍政権は相次ぐ閣僚辞任と『桜を見る会』の追及があり、野党が押しているかのように見えるが、実際の野党間はバラバラです。加えて、懸念された消費税10%による庶民生活への影響はほとんどない。今、解散に打って出れば自公の与党が断然有利です。ただ、改憲のための政権浮上を狙った解散ではイメージがよくない。安倍首相にとって日朝首脳会談のアドバルーンは、喉から手が出るほどほしいカードです」 11月20日で桂太郎を抜き歴代在位トップとなった安倍首相は、4選の超長期政権も囁かれ始めた。「二階幹事長は安倍首相の4選を支持している。日朝首脳会談が本決まりになれば、解散総選挙で自公大勝は間違いない。そして、悲願である改憲と拉致問題解決を成し遂げたなら、安倍首相は在位1位の名宰相として歴史に名が残る」(政界関係者) 解散機運は最高潮。
-
社会 2019年11月29日 19時00分
39歳女性の卑猥な動画をアップし続けた犯人は、支えてくれた恋人! 異常すぎる動機に戦慄走る
好きな人に愛されるために、思わぬ行動に出てしまうことはあるだろう。海外では、恋人に愛されようとして卑劣な行動に出た人間がいる。 イギリス・ウェストミッドランズ州に住む39歳の女性が、49歳の恋人の男によって、卑猥な画像や動画をインターネットにアップされたと海外ニュースサイト『BBC』が11月18日に報じた。同記事によると、女性は2017年、友人から女性の卑猥な動画がいくつかのアダルトサイトにアップされていると告げられたそうだ。女性の卑猥な画像や動画とともに女性の住所まで公開されていたため、2017年の夏の4カ月間に35人もの男が女性宅に訪れたという。中には「お前が俺を家に呼んだ」と言い、家の中に入ろうとした男もいた。 女性は警察に通報したが、犯人はすぐに捕まらず、動画や画像はインターネットにアップされ続けた。その間、恋人がそばにいて女性を支えたそうだ。しかしその2年後の2019年10月、画像や動画が恋人の家からアップロードされていることが分かり、警察は恋人を逮捕した。恋人は動機について、「苦しんでいる彼女を支えることで、彼女のヒーローになりたかった」と明かしている。恋人には懲役1年、執行猶予2年の刑が言い渡された。同記事によると、女性は恋人が犯人だったと知りショックを受け「判決が甘すぎる」と話しているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「支えてくれた恋人が犯人だと知って女性はさらにショックを受けたはず」「女性の気を引くために画像や動画をアップしようと思うなんて狂っている。男は他にも犯罪を犯していそう」「卑猥な画像や動画がネット上に広がったら、全てを削除するのは難しい。女性は今後も苦しむかも」「懲役1年、執行猶予2年は軽すぎる。恋人はさらに罪を犯しそう」などの声が挙がっていた。 海外には、恋人への異常な愛情から予想外の行動に出た人間が他にもいる。 ロシア・ノヴォシビルスク州でドラマの影響を受けた当時22歳の女が恋人の男を襲ったが、女が精神鑑定を受けた結果、異常は見られなかったと海外ニュースサイト『METRO』が2018年11月に報じた。同記事によると、女は、海外ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』にハマっていたという。同ドラマは、吸血鬼となった主人公の女性が、吸血鬼である自分に苦しみながら恋愛をするというストーリーだ。 女は初めて恋人の家で一夜を過ごした。翌朝、女は突然、恋人に向かって、「自分は吸血鬼だから、狼男であるあなたを殺さなければならない」と言ったそうだ。恋人は女に家に帰るように言い、シャワーを浴びた。恋人がシャワーを終え浴室から出た瞬間、女はキッチンから持ち出したナイフで、恋人を刺したという。 恋人は近所の人に助けを求め、近所の人が救急車と警察を呼んだ。恋人は全治2カ月の怪我を負ったが命に別状はなかった。女には3900ポンド(約54万7000円)の支払いが命じられた。 多くの人が恋人に愛されたいと思うだろう。しかしその手段として相手を傷つけることはあってはならない。記事内の引用についてBirmingham revenge porn victim had strangers arrive at home(BBC)よりhttps://www.bbc.com/news/uk-england-birmingham-50420677Woman who identified as a vampire stabbed boyfriend ‘because he was a werewolf’(METRO)よりhttps://metro.co.uk/2018/11/16/woman-who-identified-as-a-vampire-stabbed-boyfriend-because-he-was-a-werewolf-8148519/
-
-
社会 2019年11月29日 17時30分
『グッディ』に元山口組系会長が出演、直後に「桜を見る会」反社招待疑惑を報道し疑問の声
29日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に元山口組系暴力団会長の竹垣悟氏が出演し、視聴者から疑問の声が集まっている。 番組ではこの日、27日に兵庫県尼崎市の路上で山口組系の幹部が射殺されたことに関連し、山口組の分裂抗争を竹垣氏の解説の下、報道。竹垣氏は山口組系「義竜会」の会長を務めたが、05年に義竜会は解散し、現在は「堅気」に。番組では独自の視点から今回の事件について分析していた。 しかし放送中、視聴者からは「どんな事件であっても、反社会的勢力を排除したいなら元会長もテレビに呼ぶべきではないのでは?」「足洗ったからって出していいの?」といった疑問の声が噴出。そんな中、『グッディ』は次の話題に移り、反社会的勢力が出席したとされる安倍晋三首相主催の「桜を見る会」について報道。悪質なマルチ商法を展開していたとされるジャパンライフ社が2014年に行政指導を受けていたにもかかわらず、15年に同社の会長(当時)に招待状が届いていたとされることなどを報じていた。 この一連の報道に放送後、視聴者からは「自分たちは元反社を番組に出しておいて疑惑報じるってどうかしてると思わないの?」「元山口組をゲストに招いてこれは批判できると思ってるのはおかしい」「自分たちは出しておいて…コンプライアンスも何もない」といった批判の声が集まってしまった。 「竹垣氏といえば、反社会的勢力から足を洗った現在は暴力団員の更生に取り組む活動もしており、メディア出演も多く山口組について解説することも少なくありません。暴力団排除条例では、暴力団を離脱しても、おおむね5年は暴力団関係者とみなされ制約があるが、竹垣氏が堅気になったのは05年。テレビ出演自体に大きな問題があるわけではありませんが、直後に反社参加疑惑として報じたために、視聴者が困惑してしまったようです」(芸能ライター) メディアの報じ方にも注目が集まっているこの問題。どのような方向に進んでいくのだろうか――。
-
社会 2019年11月29日 11時40分
女子高生の制服にドレッシングを吐いた男が逮捕 かつて話題になった「マヨネーズ男」か
北海道江別市で、路上を歩く女子高生が制服を汚される事件が発生。犯人の男に対し怒りの声が相次いでいる。 事件が発生したのは、北海道江別市内の路上。10月11日朝、登校中だった女子高生に39歳の男が背後から接近し、口に含んだドレッシングを制服に吐きかけ汚した。推測だが、元プロレスラーのザ・グレート・カブキ選手が現役時代見せていた「毒霧」ような形だったものと思われる。女子高生として、見知らぬ男にドレッシングを吐きかけられ、たまらないものを感じたことだろう。 警察が捜査を進めた結果、上着に付いたDNAなどから男の犯行である可能性が強まり、暴行の疑いで逮捕。取り調べに対し容疑を認めており、「出勤前に女子高校生を見つけて制服を汚したいと思った」などと供述。制服を汚すことに快感を覚える異常性癖を持っている男だったようだ。 この男だが、2012年にも北海道で同じ名前の男(当時(32))が、札幌市中央区の路上で女子高生の制服にマヨネーズを掛けたとして、暴行容疑で逮捕されている。当時札幌で同種の犯罪が12件発生しており、全てこの男の犯行だったことから「マヨネーズ男」などと呼ばれていた。 DNAで犯人が割り出されたことや、年齢や北海道と言う場所も合致していることから、「マヨネーズ男」が罪を償ったのち、ドレッシング男として再び女子高生の制服を汚す犯罪に出た可能性が極めて高いと見られている。 この犯罪に、ネットユーザーからは「性癖は一生治らない。性犯罪者のGPS居場所管理を法律で認めるべきだ」「7年前と同じ被害を受ける女子高生が出たのは許せない。司法が機能していない証拠」「ドレッシングもマヨネーズもサラダに掛けろ。ふざけるな」など怒りの声が相次ぐことになった。 性犯罪者は再犯率が高く、現在の司法が再犯罪の抑止になっているとは言い難い。一部諸外国で認められているような、性犯罪者のGPS装着と適切な管理体制を構築する時期に来ているのかもしれない。
-
-
社会 2019年11月29日 06時00分
北朝鮮 金正恩委員長“叔父2人”を帰国させたクーデター兆候
北朝鮮の金正恩党委員長(以下、正恩氏)が、いよいよ追い詰められてきた。11月15日、父である金正日総書記(以下、正日氏)の偉業だった金剛山観光の共同事業者である韓国に対して、「撤去措置を断行する」との最後通告を行った。これは、正日氏の業績を否定したとも取られかねない言動だ。「正恩氏は、これから何十年も政権を担っていかなければなりません。しかし、国連の経済制裁、食糧問題など、国内は危機的状況です。トランプ大統領のように3回も首脳会談に付き合ってくれて、ミサイル開発や人権弾圧に目をつぶってくれる米国大統領が今後現れる可能性は限りなく低い。今、国内の諸問題を解決しなければ、北朝鮮再生に向けての大チャンスを逃すことになります。なので、正恩氏は先代の政策を堂々と批判することで自信を示し、国内の求心力を高めようとしているのです」(国際ジャーナリスト) しかも、正恩氏は孤独な独裁者だ。実兄の金正哲氏は音楽好きでエリック・クラプトンの大ファン。ギターの腕前は相当なものだが、政治には無関心だった。実妹の金与正宣伝扇動部第1副部長は、正恩氏の補佐をしているが、ヒロポン中毒の噂が根強い。「正恩氏は叔父・張成沢元国防副委員長を処刑、異母兄の金正男氏を暗殺している。取り巻く親族関係者は、いずれも北朝鮮を動かすという意味ではアテになりません」(同) そんな折、正恩氏の叔父である金平日チェコ大使(以下、平日氏)と金光燮オーストリア大使(以下、光燮氏)が11月末に職務を終え、北朝鮮に帰国することが判明した。「平日氏は’88年、旧ユーゴスラビアの大使として、正日氏に事実上国外に追放されました。以後ハンガリー、ブルガリア、フィンランド、ポーランド、そしてチェコと、祖国北朝鮮から遠い欧州各地を転々と駐在してきたのですが、今回で30年間続いた事実上の『島流し生活』が終了することになります」(北朝鮮に詳しい元大学教授) 平日氏が島流しに遭ったのはなぜなのか。「平日氏は、日成主席の2番目の妻である金聖愛との間に生まれています。日成主席の死の直後、正日氏と平日氏は後継争いを演じました。その結果、正日氏が勝利を手にして、後継を『争奪』することに成功。ただ、平日氏は、軍歴があったことから軍部に支持者が多数いた。権力を脅かしかねない存在だと疎まれていたのです」(同) しかも、平日氏の表情はもとより、手を後ろで組んで歩く姿や帽子をかぶった様が日成主席そっくりだったことが正日氏の反感を買う。「ですから平日氏に対する警戒感は、強烈なものがあったのでしょう」(同) 一方、光燮氏の妻・金慶真は、平日氏の実姉だ。平日氏の姉ということもあって、夫婦共々、北朝鮮からは遠い大使に置かれてしまった。 そんな両大使が平壌に帰国することについて、さまざまな憶測が流れている。その1つが、北朝鮮軍の“クーデター”だ。「現在の北朝鮮は、リゾート開発の工事に多くの軍人が駆り出されています。国防を疎かにし、屈辱的ともいえるリゾート建設の労働力としてコキ使われていることに、軍人たちの不満は爆発寸前なのです。正恩氏が権力基盤を強化し、軍からのクーデターを阻止するために、親族関係者の連帯が不可欠という判断が働いているのは間違いないでしょう」(同) とはいえ、正恩氏は2017年に金正男氏を暗殺し、次の標的は「金平日」という臆測が流れていた。これが本当だとすると不穏だ。平日氏と光燮氏が戻ってきたからには、権力基盤が強化される可能性もある。「その憶測は間違いです。平日氏は自分が傍流であることをわきまえており、噂が立つような派手な遊びもしなければ、政治的な言動も一切しない。海外で頻繁にメディアに対し、北朝鮮批判のコメントを発信していた正男氏とは違います」(北朝鮮ウオッチャー) また、正日氏は後継を争奪したが、正恩氏は正日氏から「相続」している。「つまり、平日氏は正日氏の政敵でしたが、正恩氏とは直接の因縁はありません。現状、正恩氏は平日氏をそんなに嫌っている様子はありません」(同) ただ、正恩氏は平日氏を信用したわけではない。実は最近、北朝鮮外交官の裏切りが相次いでいるのだ。「例えば、太永浩元駐英北朝鮮公使は、’16年にロンドンから家族と共に韓国へ亡命し、北朝鮮の暴露本を出版した。イタリア北朝鮮大使館のチョ・ソンギル大使代理は、’18年11月に行方不明になっているが、韓国の情報機関によると、『イタリアを離れ、某所で身辺保護を受けている』ことが判明し、亡命の可能性があることを報じられています。正恩氏は、こうした裏切り行為を防止することも考えて呼び戻したのかもしれません」(前出・国際ジャーナリスト) さらに金正恩政権打倒を目指す組織「自由朝鮮」の活動が活発化していることの懸念もあるようだ。「今年2月に、スペインのマドリードにある北朝鮮大使館に『自由朝鮮』が侵入し、暗号化された電文解読に使用するパソコンが盗まれました。同組織は秘かに、平日氏、光燮氏を勧誘対象としてきました。両大使を自由朝鮮に加えれば強力な力となるからです」(同) 米国が両大使に接触していたという情報もある。「そこで正恩氏は、米国の工作員の手が届かないうちに両大使を帰国させる方が無難と考えたのでしょう。クーデター警戒、裏切り防止、反体制派との接触を避けさせるというのが、叔父2人を帰国させた理由なのです」(同) とはいえ、正恩氏が必死なところを見ると、クーデターが起きる日は近いのかもしれない。
-
社会 2019年11月29日 06時00分
駅員にタブレットを投げつけた75歳男、キレた原因は電車遅延【キレる高齢者事件簿】
日本の鉄道は非常に優秀で、ほぼ時刻通りに発着する。高い運賃を支払うだけに、「それが当たり前」と考えている人は非常に多い。 しかし、人身事故や線路内に人が立ち入ったなどの理由で、運行が止まってしまうこともある。そうなると交通網は大混乱。乗務員や駅員は客の対応に追われることになる。人身事故などによる電車の運行ストップは、これら職員にとっても最悪の事態なのである。 そんな運転見合わせ時に醜態を晒した高齢者が、世間から失笑を買う事件が2017年に発生している。舞台となったのは京都市東山区の地下鉄東西線三条京阪駅。75歳無職の男が、停電のため約2時間運転見合わせとなっていた帰宅時間帯の午後9時5分頃、改札口の駅員に振替輸送について質問する。 すると、なぜか男は激昂し、駅の案内用に設置されていたタブレット端末を駅員の顔に投げつけた。駅員は額を切る怪我を負い、通報。男は傷害容疑で現行犯逮捕された。なお、男は酒を飲んでいたという。 取り調べに対し、男は「電車の遅延や駅員の態度に腹を立ててやった」などと容疑を認める。ただし、「故意にやったわけではない」とも話した。当時の状況を考えると、故意ではなかったとしても、衝動的に怒りを感じタブレット端末をぶつけたことは明白。罪を免れることはできないだろう。 「人身事故や電車遅延時に文句を言ってくる人は多いですよ。クレームを言いたくなる気持ちはわかりますが、我々に言われても困るんです…。 食って掛かって来る人は大概、中高年。『私は客や』という感じで怒りをぶつけてきますよ。そんな人間にトラウマを抱えている職員も多いですよ。 怒りたくなるのはわかりますが、じっと運転再開を待つか、速やかに振替輸送を利用してもらいたいです」(鉄道会社勤務A氏) 正当なクレームもあるのだろうが、タブレットを投げつけるのは犯罪。中高年がそれを理解できないとは、嘆かわしいの一言だ。
-
社会 2019年11月28日 19時00分
赤ちゃんを約124万円で売った父親逮捕、動機に仰天 「セクシーブロガーを応援するため」非難殺到
人間なら、物欲にかられてしまうこともあるだろう。海外では、金で自分の欲を満たそうと、子供を売った人間がいる。 中国・福建(ふっけん)省に住む父親が、お気に入りのブロガーにチップを渡すため、生まれたばかりの女の赤ちゃんを売ったと海外ニュースサイト『Daily Mail』が11月12日に報じた。同記事によると、父親は今年の初め、中国人の仲介人から買い手を紹介され、とある夫婦に赤ちゃんを8900ポンド(約124万8000円)で売ったそうだ。夫婦には息子がいたが、2017年に亡くなったため、養子を迎えたいと思っていたという。 夫婦が偽の出生証明書を作って申請しようとしたことから事件が発覚。警察は父親を人身売買の罪で告発した。警察によると、父親はセクシーな格好でバナナをなめる動画を配信する女性のブロガーを気に入っており、「お気に入りのブロガーに課金して、ブロガーを応援したかったため、金が必要だった」と供述しているという。また父親には妻がいたが、行方不明になり、子供を育てる余裕もなかったそうだ。なお、赤ちゃんを買った夫婦の処分については明かされていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「最低な父親。父親は赤ちゃんかブロガーのどちらが大切か考えるべきだった」「赤ちゃんにとってはこんな父親に育てられない方が幸せだったかも」「父親は赤ちゃんを育てる気がなく、誰かに渡せばお金も得られて一石二鳥だと思ったのでは」「赤ちゃんを買った夫婦も罪に問われるべき」などの声が挙がっていた。 他にも中国では金欲しさに子供を売った人間がいる。 2016年3月には中国・福建省で、当時19歳の未婚のカップルが、新しいiPhone欲しさに生後18日の女の赤ちゃんを売って逮捕されたと海外ニュースサイト『Trusted Reviews』が報じた。 同記事によると、2015年、カップルはインターネットで赤ちゃんの買い手を見つけ、2万3000元(約35万7000円)で赤ちゃんを売ったそうだ。カップルは赤ちゃんを売って手にした金で新しいiPhoneとバイクを購入したという。警察がインターネットの書き込みを見つけたことからカップルは逮捕され3年間、刑務所に入ることになった。カップルは「赤ちゃんを売ることが違法だとは思わなかった」と供述しているという。 国際ニュースを取り扱う『ロイター』が2014年4月に報じたところによると、中国ではインターネットを通じた養子縁組ビジネスが横行しており、「中国最大」とうたう養子縁組のウェブサイトでは、2007年から2012年8月までに3万7841人の赤ちゃんが養子縁組をしたそうだ。また、中国政府は2014年2月、インターネット経由で人身売買したとして、1094人を摘発したという。 赤ちゃんの人権を考えず所有物扱いすることはあってはならないし、ましてや欲求を満たすために赤ちゃんを利用して金に換える親は最低と言えるだろう。記事内の引用についてFather sells his baby daughter to strangers for £8,900 in order to tip his favourite female live-stream hosts(Daily Mail)https://www.dailymail.co.uk/news/article-7676345/Father-sells-daughter-8-900-tip-favourite-female-live-stream-hosts.htmlMan sells baby daughter to buy iPhone, and the excuse is ridiculous (Trusted Reviews)よりhttps://www.trustedreviews.com/news/man-sells-baby-daughter-iphone-excuse-china-2938076中国に巣食う「一人っ子政策の闇」、赤ちゃん売買がネットで拡大(ロイターニュース)よりhttps://jp.reuters.com/article/l4n0ms184-china-one-child-idJPTYEA3007T20140401
-
社会 2019年11月28日 12時10分
24歳父親、生後7か月娘の首を指で締めて殺す “度々繰り返していた”供述に「ふざけるな」怒りの声
生後7か月の娘を指で殺したとして、大阪府堺市の24歳アルバイトの男が逮捕されたことが判明。その驚きの行動に怒りの声が相次いでいる。 逮捕されたのは堺市堺区に住む24歳の男。今年5月19日、自宅の風呂場で生後7か月の長女の首を指でつまみ圧迫させ、窒息死させた疑い。警察によると被害に遭った後、長女は風呂場に座った状態でぐったりしたため、父親自ら119番通報。救急搬送される際には既に心肺停止の状態で、まもなく死亡が確認された。 複数の医師が遺体を確認した結果、死因が首を強く圧迫されたことが原因であることが判明。警察が捜査した結果、父親が窒息死させていた事実が明らかとなり、傷害致死の疑いで逮捕した。 愛娘をなぜ殺したのか。男は警察の取り調べに対し、「長女と一緒に入浴する際、泣き止ませるために指で首をつまんでいた」と供述。この日も同じように首を指でつまんだところ、首が絞まり、窒息死したものと見られている。 愛する娘の首を指でつまみ締めて黙らせるという行為は、到底親と思えず、「ありえない」と感じてしまうが、警察への「言い訳」も信じられないもの。父親は「左手の親指と人差し指で首を複数回つまんだが、そのとき娘は泣いていたので、死んではいない」と、自らの行動と娘の死の因果関係を否定している。 父親の行動と言い訳にネットユーザーの声は厳しい。「そもそも首を指でつまんで黙らせようという発想と行為がありえない」「首を絞めて黙っていたのは気絶していたから。それがわからないなんて…」「泣いたら優しく抱きしめるのが親。首をつまんだのではなく締めたんだろ。ふざけるな」など、怒りの声が殺到する。また、「母親は何をしていたのか」「止める人間はいなかったのか」など母の責任を問う声もあった。 娘の首を指で締める行為はありえないものと言わざるを得ず、さらに自分の責任と感じず言い訳する姿は、見苦しい。亡くなった子供が不憫でならない。
-
-
社会 2019年11月28日 06時00分
不倫を繰り返した警察官、感づいた相手女性を絞殺 【警察官の残虐事件簿】
警察官は他人を拘束する権利を持ち、拳銃も携帯している。当然、一般人とは扱いが異なる以上、私生活も相応の清廉性が求められる。 しかし、現状は必ずしもそうではない、わいせつ・横領・窃盗に手を染める者もいれば、借金や不倫など、著しく一般常識を欠く人間も。そんな常識外の私生活から、殺人事件を起こし、史上最低の警察官と揶揄される人物をご存知だろうか。 その警察官(当時26)は、2013年に東日本大震災の被災地支援で大阪から宮城県警へ出向。有り余る性欲を満たすためなのか、街コンに参加。ここで後に殺される被害女性と出会い、「強引な押し」で付き合うようになる。 女性は警察官に好意を持ったというが、警察官にとっては遊び相手でしかなかった様子。事件後の調べで、地元大阪に交際相手を残していたうえ、被害者と付き合いを継続。そして、警察官は大阪に戻り、女性も同じ大阪に移住した。 一途に思いを寄せる女性に対し、警察官は冷たい態度を取る。どうやら性行為をしたい時だけ、会っていたのだ。そして、警察官は2014年8月に交際相手と結婚式を挙げた。そのことも、被害女性には隠していた。 事態が発覚したのは、結婚式の写真を参加者の一部がFacebookに投稿したため。それを被害女性が見つけたのだ。結婚式を挙げていながら既に不倫中だった警察官はことを軽視していたが、被害女性が「制裁を受けてもらう」と書いたことで一変する。 友人から書き込みの報告を受けた警察官は2015年1月、女性宅を訪れる。ここで「制裁を受けてもらう」といわれたことに激昂した警察官は、命乞いする女性の首を執拗に絞め、殺害し逮捕された。なお、後の調べで、妻以外に7人の女性と不倫していたことがわかっている。 一途に思いを寄せる女性の心を踏みにじり、殺害するという行為。しかも、それが警察官だったことに、世間の怒りは爆発。警察官は裁判へと掛けられ、同8月、大阪地裁の裁判長は「強固な殺意に基づく執拗(しつよう)な犯行で悪質だ」「警察官として人の生命を守る義務に違反して生命を奪ったことは、強い非難に値する」として、懲役18年を言い渡した。 警察官でありながら、女遊びを繰り返し、恋心を台無しにしたうえ地位が脅かされると、なんの躊躇もなく女性を殺した男。懲役18年が軽く思えてしまうのは、筆者だけではないだろう。文 櫻井哲夫
-
社会
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第55回 国家安全保障と企業
2013年12月07日 15時00分
-
社会
市場から消えた中国マネー4兆円の怪 〜緊迫する尖閣との関連性〜
2013年12月07日 11時00分
-
社会
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 狂乱物価が日本を襲う
2013年12月06日 19時00分
-
社会
茨城・刺殺事件裁判の結末
2013年12月06日 16時00分
-
社会
無職男4人が出会い系サイト通じ、少女らに援交させていた
2013年12月06日 11時45分
-
社会
路上刺殺事件 元美人キャバ嬢を追い詰めたストーカーと化した地元半グレの狂気
2013年12月05日 19時00分
-
社会
「今でしょ!」など4語が受賞の「新語・流行語大賞」 一般の人が選んだ大賞は?
2013年12月05日 18時00分
-
社会
野球賭博で角界追放された元大関・琴光喜が不法就労助長した疑いで逮捕される
2013年12月05日 11時45分
-
社会
今や外資ファンドのカモ 食い潰されるJT(日本たばこ)の莫大資産
2013年12月05日 11時00分
-
社会
アミューズが韓国芸能事務所買収 落ち目のK-POPに「なぜだ」
2013年12月05日 11時00分
-
社会
猪瀬都知事だけじゃない! 徳洲会がバラ撒いた「裏金供与疑惑議員リスト」(3)
2013年12月04日 15時00分
-
社会
神奈川県が複数女児にわいせつ行為の教諭を懲戒免職処分! 代理人は事実無根主張
2013年12月04日 11時45分
-
社会
テレビキー局の今年度中間決算 ますます削られる番組制作費
2013年12月04日 11時00分
-
社会
猪瀬都知事だけじゃない! 徳洲会がバラ撒いた「裏金供与疑惑議員リスト」(2)
2013年12月03日 15時00分
-
社会
『医者に殺されない47の心得』が取次店の総合ランキングで第1位
2013年12月03日 11時45分
-
社会
女子高生にみだらなポーズで写真を撮らせる「JK撮影会」が初摘発
2013年12月03日 11時45分
-
社会
追跡1年 尼崎連続変死事件 ヤクザとシャブ、そして「家族喰い」 ノンフィクションライター・小野一光(2)
2013年12月02日 16時00分
-
社会
猪瀬都知事だけじゃない! 徳洲会がバラ撒いた「裏金供与疑惑議員リスト」(1)
2013年12月02日 15時00分
-
社会
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第54回 失速のアベノミクス
2013年12月02日 15時00分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分