社会
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社会 2019年11月27日 12時10分
江戸川高校野球部監督、女子高生に卑猥画像を送りつけ謹慎 他の指導者も問題行為が続々
東京都立江戸川高校野球部の監督が、Twitterで女子高生に対し卑猥な画像を送りつけたとして謹慎処分を受けたことが、26日わかった。 これは日本学生野球協会が26日に開いた審査室会議で発表したもの。江戸川高校の監督がTwitter上で女子高生とやりとりをしたうえ、卑猥な画像を送りつけていたという。監督は3月14日に遡り2年間の謹慎処分を受けた。 野球部の指導者という立場に置かれていながら、SNSを利用し女子高生とやりとりをしたうえ、卑猥な画像を送る。その立場を利用し女子高生との恋愛関係を目的としていた可能性が高いだけに、「最低」「性犯罪予備軍と言わざるを得ない」「指導者としては不適格なのでは」と、ネットユーザーからも怒りの声が上がった。 また、佐賀県立鳥栖商業高校野球部の監督が、先月の練習中ミスをした1年生部員に対し、「よく考えてプレーしろ。障害者じゃないんだから」などと声を掛けていたことが判明。声を掛けられた部員とは別の部員の保護者が学校に指摘が入り、事態が発覚したという。 同協会は12月13日まで、鳥栖商業高校の監督を謹慎処分とすることを発表。この処分については、「こんな発言を告げ口するような部員とその保護者に驚く」「我々の時代では当たり前に言われていた」「この程度で謹慎では監督が務まらない」同情的な声が上がる。一方で、「今の時代ではダメな発言」「障害者がいる家庭は不快に思う。謹慎した方がいい」という批判もあった。 この日の同協会の発表では、この2校以外にも、千葉県の私立我孫子二階堂高校のコーチ、熊本市立千原台高校のコーチ、兵庫県立神戸北高校の監督、宮城県の私立聖和学園高校の監督らが、それぞれ暴力や暴言で謹慎処分を受けた。 「高校野球の指導は年々難しくなっています。高校生と言っても子供ですから、言うことを聞かせるためには、ある程度厳しい言葉が必要になります。また、明らかに規律違反の場合は、体罰も必要だと私は思います。 しかし、指導のための暴力も現在は一切禁止。厳しい言葉もダメ。そして、父母もやたらと采配や起用方法についてクレームを付けて来ます。監督を『やりたくない』と考える野球関係者は増えていますよ。 そんな背景から、Twitterで卑猥画像を送りつけてしまうような志と質の低い指導者が生まれてしまうのでしょう。この流れは高野連や野球協会も止めることはできません。不祥事が出ては処分のいたちごっこしか出来ないと思います。そういうものだと思うしかないのでは」(高校野球関係者) 学生野球の現場もかなり様変わりし、指導者も苦しい思いをしているようだ。文 櫻井哲夫
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社会 2019年11月27日 12時00分
『神戸市小学校教員イジメ問題』のせいで教師志望者の減少に拍車
東京都教育委員会は10月18日、2019年度公立小学校の教員採用試験の競争倍率が3.0倍となり、ここ10年間で過去最低だったことを発表した。 全国的にもその傾向は顕著で、文部科学省が今年4月に発表した調査結果でも、2017年度公立小学校試験の競争倍率は3.2倍となり過去最低を更新。7年連続で前年度を下回った。教員試験受験者の減少傾向は、中学校、高等学校でも同様だ。 かつて「聖職」と呼ばれる存在だった教員の人気が低迷したのはなぜなのか。 「教員の仕事は授業だけでなく、学校行事、部活動、生徒のフォローなど、やることが多過ぎます。ほとんどの教員は、帰宅後や休日も仕事をしています。そういうブラックな労働環境が原因でしょうね」(公立中学校教師) 実際、18年9月に文科省が公表した「教員の労働に関する実態調査」によると、中学校では実に6割近くの教員が、残業時間が過労死ラインといわれる80時間を超えていた。 「公立学校の教職員は、『給特法』という法律によって、残業代の上限が『月額給与の4%』となっていて、ほぼタダ働き。やりがいはありますが、それだけではやっていけません」(同・教師) さらに「神戸教員のイジメ問題」が世間を騒がせたことで、教員志望者の減少に拍車を掛けている。私立大学のキャリアセンター勤務の職員は語る。 「イジメ問題が発覚以降、今年度の教職採用試験に合格した就活生から不安の声が上がっています。来年、教員採用試験を受験しようとしていた学生たちからも相談が増えていて、民間企業に就職志望先を変える人も出てきました」 文科省は、公立校教員の残業時間の上限を原則「月45時間以内」を主な柱とした答申をまとめ、教員の労働環境の改善に努めている。 とはいえ、神戸教員間のイジメ問題の影響は大きく、教員志望者の減少は止まりそうにない。
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社会 2019年11月27日 06時00分
〈企業・経済深層レポート〉 スマホの躍進、消費税増税… 逆風が吹き荒れる 漂う不安要素
ゲームセンターの経営が軒並み厳しい状況に追い込まれている。 今年1月にゲームセンター「VIVACE」を運営していたエッグボックス社が7億円の負債で倒産したのを皮切りに、9月まででゲームセンター関係企業の倒産件数は11件。これは過去最多だった’15年の14件に迫る勢いだ。 さらに市場規模の減少も明白だ。日本生産性本部「レジャー白書」によれば、2018年のゲームセンターの市場規模は4550億円。ピークだった’07年度の6780億円に比べると、2000億円ほど減少している。店舗数も’07年で8652店だったの対し、’18年になると4193店にまで激減。11年間で、半数以上が閉店している。 かつて隆盛を誇ったゲームセンターが、なぜ衰退してしまったのか。 最新動向に触れる前に、ゲームセンターの歴史を紐解いてみよう。 ゲームセンターという言葉が初めて使われたのは1960年代だという。「ボウリング場や映画館などの他産業に付随する併設型ゲームセンターが登場し、マスメディアで初めてゲームセンターと呼称されたことが始まりとされています」(アミューズメント業界関係者) 70年代後半から80年代になると『スペースインベーダー』(タイトー)が社会現象になる大ブームとなり、ゲームセンターが乱立するようになる。「80年代半ばになると任天堂の家庭用ゲーム機器『ファミリーコンピュータ』が爆発的にヒット。『スペースインベーダー』がファミコンに移植されたことによって、ゲームセンターは岐路に立たされました」(同) しかし、業界はゲームセンターでしかプレイできないアーケードゲーム(業務用ゲーム機)を投入し危機を乗り越えた。「中でも’91年に登場した『ストリートファイター2』(カプコン)に代表される対戦型格闘ゲームは、ゲームセンターの売り上げを大きく押し上げました」(同) 2000年代に入ると、音楽ゲームや通信対戦ゲームがヒットし、2007年には市場規模が6780億円に達した。 しかし、その後は市場規模の減少が続くことになる。業界に一体何があったのか。「低迷のきっかけは、家庭用ゲームの進化です。これまでは、性能面でアーケードゲームにかなわなかった家庭用ゲームですが、半導体の技術革新や量産体制の構築などが一気に進展しました。その結果、家庭用とアーケードにおける技術的な差は小さくなり、家庭でもゲームセンターと同じようなゲームができるようになったのです」(経営コンサルタント) さらに、インターネットとスマートフォン(以下、スマホ)の普及がゲームセンターを苦しめる。「ゲーム市場自体もスマホがメインになり、ちょっとしたゲームならスマホで遊べます。UFOキャッチャーもスマホでプレイできますし、もはやゲームセンターに出向いてまで遊ぶ必要性がほとんどなくなってしまいました」(同) 客足が遠のく上に、コストも増加する。「近年のアーケードゲームは、家庭用ゲームやスマホに負けないように、ネットワーク通信主体のものが主流になりつつあります。従来の導入費用や電気代に加え、通信費などの固定費が加わりました」(同) スマホや家庭用ゲームではできない性能を持っているため、新型ゲーム機は価格も上がっているという。「しかも、筐体が大きくて場所も取りますからね。導入をためらえば、ゲームセンターの魅力が減少するだけ。スマホと差別化するためには、積極的に導入するしかないのです」(ゲームセンター関係者) 客離れが激しくコストが増加したゲームセンターは、市場が急激に縮小。後発のスマホゲーム市場は、わずか数年で1兆円を突破することになった。 とどめを刺したのが消費税の増税だ。「ゲームセンターは、利用者の利便性を高めるため、1プレイの料金を100円、つまりワンコインが定着しています。消費税が増税されたからといって、プレイ料金を“値上げ”するわけにもいかないのです」(前出・経営コンサルタント) ’14年の消費税増税時もプレイ料金に価格転嫁できていない。その結果、増税直後に倒産件数が急増した。「業界も、プレイ料金を上げる試みを行ってはいますが、『ゲームは1プレイ100円』という“価値観”を崩せそうにありません。10月に増税されたことで、このビジネスモデルを保つのも限界ですが、打つ手がないのが現状です」(同) 低迷するゲームセンターを救う手立ては、まだ見つかっていない。
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社会 2019年11月27日 06時00分
15年で24億円を横領、使い道にも驚愕 発覚のきっかけは【従業員のありえない事件】
横領事件は時として発生している。リアルライブでも既報の通り、2019年11月、会社の金を2億5000万円横領したうえ、2億円をキャバクラに注ぎ込んだ49歳男が逮捕されている。その行動には、各方面から怒りと驚きの声が上がったのはご存知の通りだ。 しかし、この男の上を行く横領が過去に存在した。新潟県の大手製紙会社の子会社に勤務していた男だ(逮捕当時60)。勤勉で真面目と評判な人間だったが、15年間で約24億7600万円を横領していた「札付きの悪」である。 男は会社名義の小切手を振り出し、銀行で現金化する手口を繰り返していた。大手製紙会社の子会社であることから、社長も非常勤だったうえ、副社長も事業を把握しておらず、容疑者は簡単に金を懐に入れられる状況だった。総務・経理の責任者として君臨していた男は、隠蔽工作も抜かりなく行っており、2000年から2015年まで、湯水のように金を使っていた。 では、金を何に使っていたのか。それは欲望を満たすことである。30代の愛人を複数人持ち、マンションや車を与えていたうえ、株や競馬などにも使用。さらに毎日のタクシー移動、10数万円の食事等々。 15年間の横領は、1日会社を休んだことで発覚。銀行からの問い合わせが別の社員に入ったことで、不正が暴かれ解雇された。男は「愛人にたかられていた」という情報もあるが、放蕩生活を送っていたことは間違いない。 2016年12月、男は東京地裁から懲役7年の実刑判決を受ける。「やりたい放題」の生活に罰が下ったが、15年もの放蕩生活の代償にしてはかなり軽いという声が各方面から上がることになった。そして、15年の横領を許した会社についても、その体制を疑問視する声も飛び、信用を落とすとともに、その悪名が末代まで語られることになった。 他人の金で「飲む・打つ・買う」ことは非常に気分が良く、王様にでもなったつもりになるのだろうが、いつか必ず発覚し、逮捕されるのだ。文 櫻井哲夫
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社会 2019年11月26日 20時00分
19歳の女性がクラブで出産、閉店まで踊り明かしたあと産気づく クラブの粋な計らいにも反響
多くの人が訪れるクラブでは、予期せぬ珍事が起こることもあるようだ。海外では、クラブで産気づいた女性がいる。 フランス・オクシタニ州のナイトクラブ内で、19歳の女性が出産したと海外ニュースサイト『People』と『Connexion』が11月19日までに報じた。報道によると、11月11日、出産を間近に控えた女性は精神的に不安定になっていたため、女性の友人が女性を励まそうと、女性を誘ってナイトクラブに出かけたそうだ。女性と友人らはダンスフロアで踊っていたが、ナイトクラブが閉店する頃、陣痛が始まり女性は動けなくなった。 従業員が女性の異変に気付き、別の従業員に助けを求めて救急車を呼んだが、女性はすぐにでも出産しそうな状態だったそうだ。従業員らは救急隊員から電話でアドバイスを受けながら、女性の出産を手伝った。女性は救急車が到着する前の午前5時30分頃に男の子を出産した。母子ともに健康だという。 従業員の一人は『People』のインタビューに対し、「女性は赤ちゃんが無事に生まれるか心配していたけれど、パニックには陥っていなかった」と語っている。ナイトクラブの経営者は女性の赤ちゃんに「一生無料でこのクラブに入場できる権利」を与えたという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「無事に生まれてよかった。女性も従業員も頑張った」「出産前に不安になるのは分かるけど、クラブに行ったのは間違いだったかも」「妊婦が朝まで踊っていたことも驚き」「一生無料で入場できる権利をあげたクラブの行動も素晴らしい。赤ちゃんにとって、いい思い出になるかも」などの声が挙がっていた。 海外のクラブでは、他にも予想外の騒動が起きたようだ。 2018年3月、アメリカ・フロリダ州にあるナイトクラブに、下着姿の女性が馬に乗って現れ、騒動になったと海外ニュースサイト『The Independent』が報じた。同記事によると、女性は肌の露出度の高い黒い下着姿で白馬に乗り、突如ナイトクラブのフロアに姿を見せたそうだ。ナイトクラブの従業員は「気付いたら女性が白馬とともに入場していた」と語ったが、女性がどのように入り口を通ったのかは分かっていない。馬はフロアに現れた当初は大人しかったが、1分もたたないうちに体を上下に振って暴れ、女性は地面に突き落とされた。 女性が馬に乗ってフロアに現れた様子は現場にいた客によって撮影され、拡散された。拡散された動画から、当日、ナイトクラブ内は身動きが取れないほど多くの人が集まっていることが分かる。周りの客は、驚きの声や歓喜の声を挙げていた。警察は、女性に動物虐待などの疑いがあるとして調べを進めたそうだ。なお、2019年11月現在、女性が逮捕されたかどうかは分かっていない。 ナイトクラブで日常を忘れ、ストレスを発散させたい人は多いだろう。しかし周りの迷惑にならないよう気を付けることも大切だ。記事内の引用についてBaby Born on Dance Floor at 5:30 a.m. After Mom Goes to French Nightclub with Friends: Report(People)よりhttps://people.com/human-interest/baby-born-dance-floor-french-nightclub/Woman gives birth on dancefloor of French nightclub (Connexion)よりhttps://www.connexionfrance.com/French-news/Woman-gives-birth-on-dancefloor-of-French-nightclub-near-ToulouseMiami Beach nightclub shut down after women rides horse onto crowded dance floor(The Independent)https://www.independent.co.uk/news/world/americas/horse-in-nightclub-club-bar-dance-floor-florida-miami-beach-video-shut-down-a8250901.html
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社会 2019年11月26日 17時00分
ローマ教皇が『靖国神社』を“焼き払い”から救った話
ローマ教皇が38年ぶりに来日した。11月23日に羽田空港に到着し、カトリック教徒である麻生副総理らの出迎えに、にこやかな表情を浮かべ歓迎式典に臨んだ。 核廃絶へ強い思いを持つ教皇は24日、被爆地の長崎・広島を歴訪したが、心ある日本人が思い出さなければならないのは、バチカンが靖国神社を救ってくれたという歴史的事実だ。 太平洋戦争後、日本を統治したマッカーサーは、フィリピンでの屈辱的な敗走に恨みを抱き、靖国神社を焼き払い、ドッグレース場を作ろうと考えたが、その際、当時ローマ法王庁の駐日バチカン公使であったブルーノ・ビッテル神父(当時:上智大学学長)に意見を求めた。神父の答えは以下の通りであった。 《自然法に基づいて考えれば、いかなる国家も、その国家のために死んだ人々に対して、敬意をはらう権利と義務があり、それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理である。もし、靖国神社を焼き払えば、その行為は、米軍の歴史にとって不名誉きわまる汚点となるだろう。靖国神社が国家神道の中枢で、誤った国家主義の根元であるというなら排すべきは国家神道という制度であり靖国神社ではない。信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰しようと国家のために死んだ者は、すべて靖国神社にその霊を祀られるようにすることを我々は進言する》 1936年には、ローマ教皇庁布教聖省が、日本のカトリック教会宛に「第一聖省訓令」を送っているが、中で「祖国に対する信者のつとめ」として、カトリック教徒の靖国神社への参拝を「愛国心と忠誠心の表現である」との理由で認めている。 さらに1980年5月21日の教皇ヨハネ・パウロ2世は、A級戦犯・BC級戦犯として処刑された帝国軍人のためにミサを執り行った。 韓国の文在寅大統領は夫人ともどもカトリック教徒だ。これを聞いてビックリするだろうか、無視するだろうか。
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社会 2019年11月26日 14時30分
怒号の3人組に追いかけられ…『モーニングショー』タクシー暴走事故報道、“運転手が悪い”論調が物議?
26日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、異様な映像が公開された。福岡、中洲の細道で朝5時、男性3人組のうちの1人に、タクシーのサイドミラーが接触する。だが、タクシーはその場で止まらず、 数メートルスッと走ってしまった。 タクシー会社のその後の説明によれば、道が狭かったので停車できる場所を探していたというが、いずれにしても男性3人組はこのタクシーが逃げたと誤解。怒りにまかせて罵声を浴びせながらタクシーに追いついて取り囲み、1人が無理やり後部座席のドアを開けて乗ろうとした。 すると、運転手は一度はサイドブレーキを踏んでタクシーを降りたのだが、こともあろうに、ギアはドライブのまま。しかも、そのブレーキの踏みが甘く、掛かり切っていなかったことから、車が再び動き出してしまったのだ! これは危ないと運転手は慌てて再び乗り込んだのだが、怒号で動揺していたせいか、踏んだつもりのブレーキペダルは実はアクセル! もちろん車はさらに急加速! タクシー前方に立ちふさがっていた1人の男はそのままボンネットに乗り上げ、もう1人は開きっぱなしの後部座席のドアから振り落とされそうになっていた。 番組では、道路の脇から撮影されたというこの投稿映像を見た上で、トークが展開。羽鳥慎一は、被害者の男性3人の身の安全を心配し、「怪我は大丈夫だったんですか?」と質問。結果、彼らは軽傷を負っているだけで済んだことが分かった。すると、弁護士の菅野朋子氏も「これ1つ間違えていたらタクシー会社の弁償もかなりのものになったはずですけど、本当に不幸中の幸いで」と私見を述べた。 また、コメンテーターの玉川徹氏は、このタクシーには「衝突を回避するための急停止をしてくれる防止機能がついていなかったのか」と問いただし、「ついていないとすれば、『プロだから、そういうことはなくても大丈夫だろう』という考え方がもしあるんだったら、僕はそれは間違いだと思うんです」とタクシーへの責任問題を追及していた。 そんな意見にネットでは異論が噴出。「違うやろ!怒号発していた3人の男も加害者やろ。後部座席に乗り込もうとしたりして半暴力やろ」「タクシーが悪い、車の性能を見直せって…何なの、この人ら」「そこまでタクシー責める内容でもないのに、無責任に責め続ける羽鳥慎一モーニングショーのコメンテーターたち。3人の輩に絡まれたタクシー運転手さんもちょっと可哀想」などと、番組では一方的に責められていた運転手に同情が集まっていた。我々も「歩行者優先」という言葉の陰で傲慢になっていたら、それは襟を正さなければならないだろう。
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社会 2019年11月26日 12時10分
窃盗で逮捕の警備会社社員に余罪 警備員の信頼を失墜させる事件に怒り殺到
警備会社「セコム」の社員でありながら、出動先で盗みを働いていたとして11月1日に逮捕されていた元社員(24)が、別の現場でも窃盗事件を起こしたとして、25日再逮捕された。 男はセコム警備員だった6月30日から10月13日かけ、兵庫県尼崎市の男性宅に侵入し、時価約50万円相当の時計など数点を盗んだとして、11月1日に逮捕されていた。窃盗犯から身を守るためのサービスを提供する存在の警備員が実は泥棒だったという事件に、衝撃を受けた人が多かった。 10月11日、同社が契約していた尼崎市の住宅に外出中の住人から「鍵を閉め忘れたかもしれないから戸締まりの状況を確認してほしい」と依頼を受け侵入。その際、約90万円相当の高級時計と保証書を盗んだとして逮捕された。男は取り調べに対し余罪を口にしており、警察は裏付け捜査を進める方針。なお、男は1日にセコム社から懲戒解雇処分を受けている。 当然のことだが、警備会社の顧客は対価を払って警備を依頼する。当然、そこには警備員に対する信頼がある。そんな人間が実は窃盗犯だったという事件は、警備会社の信頼を大きく失墜させるものだ。 ネットユーザーの声も厳しく、犯人の元セコム社員に対し、「許せない」「立場を悪用していた実に悪質」「二度と警備会社に勤務できないようにしてほしい」など、怒りの声が殺到する。その一方で、「セコム社についてもなぜこんな男を警備員として採用したのか」「警備員の教育と管理体制に問題があったのではないか」など、苦言が相次ぐことになった。 警備員の窃盗や犯罪は、世間から一定の信頼を得ているだけに犯罪が発覚しにくいだけ。警備会社に勤務する多くの警備員たちは真面目に勤務しているものと思われるが、このような人間が出てしまった以上、我々サービスを受ける側としてはたとえ警備員であっても「警戒」をせねばならないだろう。 元セコム警備員の行為は、警備員全員の信頼を失墜させるものだった。
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社会 2019年11月26日 06時00分
黙とうの最中、参加者の頭上にロケット花火を放った男を逮捕 「愚か者」とネットで非難の嵐
「黙とう」の呼び掛けがなされたときは、目を閉じて、音を立てずに祈りをささげるものだが、海外には信じられない方法で「黙とう」をする人がいるようだ。 海外ニュースサイト『Daily Mail』と『Metro』は11月11日、黙とうの最中、ロケット花火を放った疑いで、38歳の男が逮捕されたとそれぞれ報じた。 記事によると、イギリス・マンチェスターに近いサルフォードで11月10日、戦没者追悼記念式典が開催された。退役軍人を含む数百人が参加していたという。式典の終盤、黙とうの呼びかけとともに、参加者らは起立し、神妙な面持ちで黙とうをささげていた。そのとき、突然、ロケット花火の爆発音が鳴り響いたという。 ロケット花火は、参加者の頭上15フィート(約4.7メートル)付近で爆発。明らかに、道路を挟んだ向かいのパブから飛んできたものであったという。パブの2階には男が座っていたそうだ。 怒った参加者たちは、男をパブから引きずり出そうとして、現場は一時騒然。パブ内に強硬突入しようとしたが、現場にいた警察官に制止されたという。 パブの男はすぐさま逮捕され、公共施設で花火を発射させ、公序良俗に違反した罪で起訴されたという。翌日行われた裁判で、男は、ロケット花火を発射したことを認めつつ、「花火の発射は、人から頼まれてやったもの。敬意の印でもある。ロケット花火は、空砲を空に向かって撃つ弔砲と同じようなものだから」と釈明したという。 しかし、裁判官は、この男に有罪判決を言い渡し、16週間の禁固刑を命じた。 裁判官は、「正常な感覚を持つ人であれば、花火の発射を、敬意の印と考えたりはしない。式典に参加した人や、戦没者に対する敬意を著しく欠いている」と話し、男を非難した。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「さすがに黙とう中のロケット花火は不謹慎」「愚か者!ものの数分黙ってられないのか」「有罪は妥当。社会奉仕もさせよう。まずは慰霊碑の掃除からお願いします」「ロケット花火を敬意の印と思うとは、常識が無さすぎる」など男を非難する声であふれた。 海外には、黙とうの最中に花火を放ち、逮捕された人物が他にもいる。 海外のニュースサイト「The Times of Israel」が2018年4月18日に報じたところによると、イスラエルの都市ロッドに住む当時37歳の男が、戦没者追悼記念日に、黙とうのサイレンが鳴り響く中、花火を放った疑いで逮捕されたという。 ロッド市の市長は自身のSNS上で、「逮捕された男は、過激派として知られた存在で、ユダヤ人とアラブ人の共存を乱す活動を繰り返している。黙とうの最中に、何者かが花火を発射したと聞いたとき、真っ先にこの男の名前が頭に浮かんだ」と述べている。 しかし男は容疑を否認。事件当日は家族と一緒にいて、花火を発射できる状態ではなかったと主張しているという。なお、2019年11月現在、男にどのような判決が下ったかは分かっていない。 亡くなった方への敬意の表し方は人それぞれで、黙とうを強制することはできない。しかし、黙とうの最中は祈りをささげている人たちに配慮し、静かにするべきであろう。花火を発射するなど、断じて許されるものではない。記事内の引用についてSquatter, 38, is jailed for 16 weeks after he ruined a Remembrance Sunday two-minute silence by setting off fireworks into a crowd of veterans(『Daily Mail』より)https://www.dailymail.co.uk/news/article-7672303/Squatter-charged-setting-fireworks-crowd-veterans-Remembrance-Sunday.html‘Disrespectful’ man admits setting off fireworks during Remembrance service(『Metro』より)https://metro.co.uk/2019/11/11/disrespectful-man-admits-setting-off-fireworks-remembrance-service-11079034/Lod man arrested for shooting fireworks during Memorial Day moment of silence(『The Times of Israel』)よりhttps://www.timesofisrael.com/lod-man-arrested-for-shooting-fireworks-during-memorial-day-moment-of-silence/
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社会 2019年11月26日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第346回 災害史の日本
日本の歴史は、自然災害との戦いであった。とはいえ、ユーラシア大陸と離れた島国であるため、外国からの「侵略」に備える必要はそれほどなかった。江戸末期まで、日本国が本格的な侵略を受けたのは、元寇のみだ。これは、世界史という視点から見ると、あくまで「例外中の例外」である。ユーラシアの国々は、災害ではなく侵略に備える形で、文明を進化させてきた。 筆者は11月前半、連合王国(イギリス)を訪れ、エジンバラ、ヨーク、リーズ、マンチェスター、リバプール、そしてロンドンと、各都市を回った。ちなみに、イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」で、略称はUK(連合王国)である。なぜ日本で「イギリス」と呼ぶのかといえば、ポルトガル語のイングランドが「イングレス」だったためである。 日本は最初に訪れた(というか漂着した)西欧人であるポルトガル人から、欧州情報を仕入れた。イングランドのポルトガル風読み「イングレス」が連合王国の呼び名になったのだが、イギリスはブリテン島のイングランド、ウェールズ、スコットランド、そしてアイルランド島の北アイルランドという4つの連合王国である。 ブリテン島のほぼ中央に位置するヨークは、美しい「城壁」で有名だ。街を囲む城壁の一部が、無傷で残っているのである。城壁に沿って歩くことができる街は、今ではそれほど残っていない。 ヨークの城壁は、街を「誰」から守るべく、建設されたのだろうか。もちろん「侵略者」である。そして、侵略者は頻繁に変わった。 元々、ヨークは「侵略」者である古代ローマ帝国の軍隊が築いたものである。五賢帝の1人、ハドリアヌス帝は、ブリテン視察の際にヨークに宮廷を構えている。ローマ人がヨークの城壁を築いたのは、北方のゲール人(スコット人など)の襲撃からブリタニア属州を守るためだった。 その後、ローマ人が撤退し、新たな「侵略」者であるアングル人、サクソン人が大陸から襲来。ヨークは七王国の1つ、ノーサンブリア王国の主要都市の1つとなる。 9世紀、ノース人(いわゆるヴァイキング)がブリテン島を急襲し、ヨークを獲得。「ヨルヴィーク」と改称された。 10世紀、イングランド王国のエドレッドがヨークを奪回。イングランドの再統一を果たす。ところが、11世紀、現英国王室の祖であるウィリアム1世のイングランド侵略、いわゆる「ノルマン・コンクエスト」により、ヨークは破壊されてしまう。 ノルマン朝が始まり、ようやく落ち着いたと思ったら、ピューリタン革命後の内戦時、ヨークは議会軍に包囲された。侵略者は、繰り返し襲来する。 また、訪英時に最初に訪れたエジンバラは、岩盤と石垣の城壁が入り乱れる、美しいエジンバラ城で有名である。エジンバラ城はそびえたつキャッスル・ロックという岩山の「上」にある。完全に、軍事目的の要塞だ。 世界遺産になっているスコットランドのエジンバラの旧市街もまた、丘の上に広がっている。真ん中に、キャッスル・ロックがそびえたち、その上にエジンバラ城がある。 旧市街やエジンバラ城がある丘の周囲は、元々は「堀」だった。堀を掘った目的は、もちろん侵略軍に対する「壁」であり、人びとは住みやすい平地(現・新市街)で暮らすことはできなかった。 スコットランド人が、何をそこまで恐れていたのかと言えば、もちろん「イングランド王国」の侵略である(※エジンバラを最初に拓いたのは、アングル人のノーサンブリア王国なのだが)。 ユーラシアの都市の多くは、分厚い、巨大な城壁で囲まれている。いざ、侵略者が地平線の向こう(あるいは水平線の向こう)から現れたとき、市民は城壁に閉じこもり「兵士」として戦う。さもなければ、生き延びられない。 侵略による身内や同胞の死は、記憶に残る。ブリテン島の住民を含む「大陸の人びと」は、侵略者に対する憎しみの記憶や恐怖を忘れず、城壁や要塞を建設することで、次なる侵略に備えようとした。 対する我が国は、ユーラシア文明史において唯一、侵略の歴史をほぼ持たず、代わりに「自然災害」という敵により、身内や同胞を殺され続けた。 自然災害は、本来は「誰か」を恨むべき災難ではない。台風や地震は人間ではないのだ。 とはいえ、現在の日本で繰り返される災害は、間違いなく「人災」である。政府が正しく防災投資を拡大し、民間が供給能力を引き上げる投資を蓄積していけば、救われた生命があり、失われずに済んだ財産があるのだ。 すでにご理解頂いているとは思うが、我が国は「予算や人手不足で防災インフラの整備ができない」のではない。政府が正しく予算を使わないからこそ、人手不足なのだ。 1997年以降、公共投資を半減させ、指名競争入札や談合を批判。労務単価を引き下げ、人材流出を加速させ、土木・建設の供給能力が著しく弱体化した段階で、「人手不足だから、公共投資はできない」 など、通るはずがない。日本という「災害史」の国において、土木・建設の供給能力が毀損したままで構わないのか。 そんなはずがないのである。 我が国は、連合王国とは異なり、人びとは歴史的に侵略を前提に生きる必要はなかった。とはいえ、日本人は災害という脅威には、常にさらされていた。それは、今も変わっていない。 我々にとって、防災投資はヨークの城壁や、エジンバラ城の建設と同じなのである。 生き残るために、何をするべきなのか。連合王国を初めとするユーラシア諸国は、侵略史。対する我が国は、災害史。人々を脅かす脅威は異なるが、根底は同じであることを理解しなければならない。 治水を初めとする防災投資を増やさない日本政府は、ヨークの壁を建設せず、エジンバラ城を平地に建てるようなものだ。つまりは、不作為の殺人者なのである。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会
大手とんかつ店の「和幸」恵亭銀座店で、客の食べ残したキャベツ、お新香を使い回し
2013年12月02日 11時45分
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社会
追跡1年 尼崎連続変死事件 ヤクザとシャブ、そして「家族喰い」 ノンフィクションライター・小野一光(1)
2013年12月01日 16時00分
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社会
会社同僚の私生活も丸裸 急増女性宅に隠しカメラを設置する「盗撮ストーカー」の執念
2013年12月01日 16時00分
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社会
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 特区で進む勝ち組優遇
2013年12月01日 15時00分
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社会
女性刑務所の収容過多・高齢化
2013年12月01日 11時00分
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社会
ベテラン小学校講師の反乱!?
2013年11月30日 16時00分
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社会
ヤマダ電機の止まらない凋落
2013年11月30日 11時00分
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社会
開会式シートをエサに早くも現れた「東京五輪」に群がる詐欺集団の“あの手この手”
2013年11月29日 16時00分
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社会
大阪府警の警部補が摘発されたスカウトグループから性風俗、飲食を「ごっちゃん」していた!
2013年11月29日 11時45分
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社会
「東電」希望退職者募集が生む若手の“集団脱走”危機
2013年11月29日 11時00分
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社会
江沢民を告発したスペインに非道100倍返し 世界を敵に回した中国に下る“天誅”
2013年11月28日 18時00分
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社会
求む!内部告発 実話WikiLeaks(ウィキリークス)が始動!!
2013年11月28日 15時30分
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社会
業界再編成 外資が狙う自動車メーカー 台風の目はスズキとマツダ
2013年11月28日 11時00分
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社会
警視庁の巡査長が出勤途中に駅で女子高生のスカート内を盗撮
2013年11月27日 11時45分
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社会
兜町で話題となったフジの株価 本業そっちのけのカジノ解禁話
2013年11月27日 11時00分
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社会
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第53回 蘇る構造改革
2013年11月26日 15時00分
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社会
“出会えない”出会い系サイトの「サクラ」を書類送検 バイト時給は750円
2013年11月26日 11時45分
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社会
本当は日本より大嫌い! 韓国VS中国の醜い罵倒合戦(2)
2013年11月26日 11時00分
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社会
逗子別荘のヤリ部屋を拠点にした 3度目逮捕スケベ医師の懲りないナンパ癖
2013年11月25日 16時00分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分