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ローマ教皇が『靖国神社』を“焼き払い”から救った話

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提供:週刊実話

 ローマ教皇が38年ぶりに来日した。11月23日に羽田空港に到着し、カトリック教徒である麻生副総理らの出迎えに、にこやかな表情を浮かべ歓迎式典に臨んだ。

 核廃絶へ強い思いを持つ教皇は24日、被爆地の長崎・広島を歴訪したが、心ある日本人が思い出さなければならないのは、バチカンが靖国神社を救ってくれたという歴史的事実だ。

 太平洋戦争後、日本を統治したマッカーサーは、フィリピンでの屈辱的な敗走に恨みを抱き、靖国神社を焼き払い、ドッグレース場を作ろうと考えたが、その際、当時ローマ法王庁の駐日バチカン公使であったブルーノ・ビッテル神父(当時:上智大学学長)に意見を求めた。神父の答えは以下の通りであった。

 《自然法に基づいて考えれば、いかなる国家も、その国家のために死んだ人々に対して、敬意をはらう権利と義務があり、それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理である。もし、靖国神社を焼き払えば、その行為は、米軍の歴史にとって不名誉きわまる汚点となるだろう。靖国神社が国家神道の中枢で、誤った国家主義の根元であるというなら排すべきは国家神道という制度であり靖国神社ではない。信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰しようと国家のために死んだ者は、すべて靖国神社にその霊を祀られるようにすることを我々は進言する》

 1936年には、ローマ教皇庁布教聖省が、日本のカトリック教会宛に「第一聖省訓令」を送っているが、中で「祖国に対する信者のつとめ」として、カトリック教徒の靖国神社への参拝を「愛国心と忠誠心の表現である」との理由で認めている。

 さらに1980年5月21日の教皇ヨハネ・パウロ2世は、A級戦犯・BC級戦犯として処刑された帝国軍人のためにミサを執り行った。

 韓国の文在寅大統領は夫人ともどもカトリック教徒だ。これを聞いてビックリするだろうか、無視するだろうか。

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