逮捕されたのは堺市堺区に住む24歳の男。今年5月19日、自宅の風呂場で生後7か月の長女の首を指でつまみ圧迫させ、窒息死させた疑い。警察によると被害に遭った後、長女は風呂場に座った状態でぐったりしたため、父親自ら119番通報。救急搬送される際には既に心肺停止の状態で、まもなく死亡が確認された。
複数の医師が遺体を確認した結果、死因が首を強く圧迫されたことが原因であることが判明。警察が捜査した結果、父親が窒息死させていた事実が明らかとなり、傷害致死の疑いで逮捕した。
愛娘をなぜ殺したのか。男は警察の取り調べに対し、「長女と一緒に入浴する際、泣き止ませるために指で首をつまんでいた」と供述。この日も同じように首を指でつまんだところ、首が絞まり、窒息死したものと見られている。
愛する娘の首を指でつまみ締めて黙らせるという行為は、到底親と思えず、「ありえない」と感じてしまうが、警察への「言い訳」も信じられないもの。父親は「左手の親指と人差し指で首を複数回つまんだが、そのとき娘は泣いていたので、死んではいない」と、自らの行動と娘の死の因果関係を否定している。
父親の行動と言い訳にネットユーザーの声は厳しい。「そもそも首を指でつまんで黙らせようという発想と行為がありえない」「首を絞めて黙っていたのは気絶していたから。それがわからないなんて…」「泣いたら優しく抱きしめるのが親。首をつまんだのではなく締めたんだろ。ふざけるな」など、怒りの声が殺到する。また、「母親は何をしていたのか」「止める人間はいなかったのか」など母の責任を問う声もあった。
娘の首を指で締める行為はありえないものと言わざるを得ず、さらに自分の責任と感じず言い訳する姿は、見苦しい。亡くなった子供が不憫でならない。