半数近くが「NO」と訴えた問題の外交とは安倍晋三首相との首脳会談について。ご存じ、年末に靖国神社へ参拝した安倍首相に朴大統領は猛反発。「今後、安倍首相とは首脳会談を開かない」と高らかに宣言したのだ。
「朴大統領は正月早々、韓国の靖国神社とも呼べるソウル顕忠院を訪れているのです。そこは日本を敵視していた李承晩大統領が日本転覆を画策した時に集った“英雄”たちが目的達成出来ず、“全員殉職”、その“英霊”が眠っている墓地なのです。靖国神社の参拝を批判しておき、自分は反日テロリストの墓地に参拝。この人の唯我独尊ぶりは暴走を遥かに超えている。完全に権力の乱用。自分を見失っている」
こう全国紙社会部の記者は呆れかえる。
確かに反日感情が高い韓国、中国などでは「日本批判を展開すると支持率が上がる」という紛れもない事実がある。一党独裁の中国はさておき、民意の代表である韓国では自身の保身、支持率の維持を堅守するため、我が国をターゲット。これがある種、彼らの「文化」ともなっている。
とはいえ、「物事はほどほどがいい」−−というのは日本も韓国も同じ。「反日」「反日」をライフワーク化している現大統領には民意もウンザリしているようだ。
前出・全国社会部記者が次の様に語る。
「実は昨年12月29〜31日に韓国のシンクタンク峨山政策研究院世論研究センターが『韓日首脳会談を開くべきか』という調査をした結果、実に49.5%が『開くべき』。『開く必要はない』の40.7%を約10ポイントも上回った格好です。しかも『日本との関係改善の為に大統領が積極的に動くべきだ』という質問には57.8%が『YES』、『NO』つまり『必要ない』は僅か33.8%しかありませんでした。朴大統領の民意無視、暴走ぶりは顕著です」
しかもこの調査は安倍首相が12月26日に靖国神社を参拝した3日後から開始したモノ。明らかに日本が“逆風”の中で行われた調査であるにも拘わらず、結果は大統領にダメ出し。これが韓国の実情と言っていいだろう。
それでも「反日」を標榜し続ける朴大統領。私情を政治に入れた時から民はソッポを向き始める事がどうやら分からないらしい…。
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