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ハリウッド超大作映画『ミッドウェイ』に噴飯!“中国忖度”がヒド過ぎる!

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提供:週刊実話

 第2次世界大戦で日本敗戦の端緒となったのが、真珠湾攻撃から7カ月ほど後の1942年6月4日から7日(現地時間)にかけて、日本海軍機動部隊とアメリカ海軍空母任務部隊の間で壮烈な激戦が交わされたミッドウェイ海戦だ。

 この海戦を描いた映画『MIDWAY』(ローランド・エメリッヒ監督)が11月8日から全米で公開され、週末興収1750万ドルで初登場1位を記録した。日本公開は2020年秋予定で、日本の俳優陣からは豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが参加している。

「2001年公開の“大愚作”『パールハーバー』は論外として、チャールトン・ヘストン演ずる主役の海軍大佐と、その息子である海軍少尉、その日系人の恋人といった架空の人物のストーリーを描いた旧作の『MIDWAY』(米国:1976年)では、日本海軍機が日章旗ではなく、旭日旗を胴体に描いて登場するなど、日本人が見るとあり得ない描かれ方がされていました。それと比較すると、新作は真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦に至る日米海戦史を史実に沿って比較的公平に紹介しており、日米の登場人物もすべて実在の人物で描かれています。しかし…」(映画ライター)

 実はこの映画は1億ドル(約120億円)にも上る制作費が投入されている。金欠のハリウッドは中国マネーに席巻されているだけに、ハリウッドが中国側を忖度して、あるいは中国側の要求を受け入れて、映画を製作するのはやむを得ない。

「冒頭の画面に中国の投資会社のロゴが映し出されます。旧作の『MIDWAY』では、映画の冒頭は『ドゥーリットル空襲』の場面からスタートしますが、新作は後半に、しかも中国のプロパガンダとして描かれているのです」(同・ライター)

 ドゥーリットル空襲は、1942年4月18日に空母ホーネットから16機のB25が行った初の日本本土空襲で、これに危機感を抱いた山本五十六連合艦隊司令長官が、無謀な爆撃と水雷攻撃の2正面作戦を敢行したのがミッドウェイ海戦である。従って、ミッドウェイ海戦を語る際にはドゥーリットル襲撃からスタートするのが通説だ。

「しかし、この映画は『ドゥーリットル空襲』を後半に持ってきて、中国本土に不時着したB25爆撃機の搭乗員を中国民衆が救出したことの報復として、日本軍が25万人の中国人を虐殺したとの字幕が登場します。この説は、中国浙江省の歴史研究家の著書に基づいていますが、日本の専門家の間では『捏造』との評価です」(軍事史家)

 強欲なハリウッドのことだから、中国市場への売り込みを計算して“ウソ話”を挿入せざるを得なかったのだろう。

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