社会
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社会 2021年03月20日 07時00分
コロナ禍で、子どもたちがなりたい職業に「会社員」を選ぶ心理とは
全国の小中高生3000人を対象とした第一生命保険のアンケート「第32回『大人になったらなりたいもの』」の結果が17日に発表され、小・中・高男子のそれぞれ1位と中・高の女子1位に「会社員」が選ばれたことが話題になっている。 昨年と一昨年に行われた1000人の幼児・小学生児童を対象とした同社のアンケートでは、2年連続で男子の1位がサッカー選手、2位が野球選手だった。刑事や警察官、学者や博士なども人気で、今年の結果とは大きく違っていた。 こうした子どもたちの心境の変化はコロナ禍の影響が大きいとみられており、同社では、リモートワークの導入によって自宅で仕事をする会社員の親の姿を目の当たりにしたことが大きいのではないかと分析している。 また、同アンケートの別項目にある「最も幸せを感じているとき」に対する回答では、「家族といるとき」が女子小中高生でいずれも1位に。男子小学生は2位、男子中高生は3位と上位に並んでいたことからも、子どもたちがコロナ禍で多くの時間を家族と過ごした会社員に対して大きなメリットを感じた可能性を読み取れる。 あるいは、コロナ禍で飲食店や小売業などが困っている様子と比較して、コロナ禍でも失業せずに家で働けていた会社員に安定性を見いだしたと考えることもできる。 いずれにしても、子どもたちの将来なりたい職業の選択は、非常に現実的なものに変化したと言える。コロナが影響しているとはいえ、なぜ子どもたちは将来に対してこんなにも現実的になり、安定性を重視するようになったのだろうか。 >>知らぬ間に症状が現れている? 長引くコロナ禍でのメンタル不調予防対策<< その答えの一つとして、「生活や健康面で不安を感じているから」という理由が挙げられる。実は、人間が大きな目標を抱えられるような心理に至るまでには、ある程度の条件が必要だといわれている。 心理学者アブラハム・マズローが唱えた「自己実現理論(欲求段階説、欲求5段階説)」によれば、人間は自分の持つ能力を活かして何らかになりたいという「自己実現」に向かって絶えず成長すると仮定されている。ただし、この自己実現欲求が生じるまでにはその他の欲求が満たされていることが前提であるとして、各欲求には段階が設定されている。 まず初めに、食事や排泄といった生きていく上で最低限の「生理的欲求」、次に健康上の安全性や経済の安定性などを求める「安全の欲求」、次に社会的役割や愛を求める「社会的欲求と愛の欲求」、次に自分の価値を認めてもらいたいという「承認欲求」、そして最終段階にあるのが「自己実現欲求」だ。マズローは、生理的欲求から順に、その段階の欲求が満たされてはじめて次の段階の欲求が生じるとしている。 この説をもとにすると、アンケートで子どもたちに現実的な安全性や安定性を求める傾向が強く見られたのは、コロナ禍において生命や生活が脅かされる「安全性の欲求」の段階に危機を感じることが多かったからだと考えることができる。つまり、子どもたちが将来に安定性を望むのは、現在の生活に不安を感じているからこそなのだ。 コロナ禍で緊張状態が続く中、安定した生活や家族の団らんというささやかな幸せに価値を見いだしている子どもたちに、心を打たれずにはいられない。1日でも早くコロナ禍が収束することを願うばかりである。文:心理カウンセラー 吉田明日香参考:『第32回「大人になったらなりたいもの」調査結果』第一生命https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_102.pdf『第31回「大人になったらなりたいもの」調査結果』第一生命https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_010.pdf『第30回「大人になったらなりたいもの」調査結果』第一生命https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2018_068.pdf
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社会 2021年03月20日 06時00分
南京錠で流血するほど殴打 息子から4年以上虐待された母親、将来を考え通報を拒否していた
子どもを守りたいがあまり、子どもをかばおうとする親は少なくはないだろうが、海外では、4年以上にわたって息子から虐待を受けたものの、息子を守るために隠し続けた母親がいる。 シンガポールで、国立大学の修士課程で学んでいる30歳の息子が、2017年から4年以上にわたって68歳の母親を虐待していたとして逮捕されたと海外ニュースサイト『CNA』と『UK Time News』が3月16日に報じた。 報道によると、息子は2017年から、勉強でストレスを感じるたびに暴力を振るうなどして、母親を虐待していたという。2018年1月、息子は勉強のストレスから金属製の南京錠で母親の膣付近を殴った。母親が動けずにいたところを、たまたま家を訪れた母親のめいが発見。母親は「息子から殴られた」と明かした。めいは警察に通報しようとしたが、母親は息子の将来を考えて通報するのを止めたという。 その後も度々、暴力を受け続けていたが、2018年12月に母親は金属製の南京錠で膣付近を殴られ出血が止まらなくなり、病院に向かった。病院側が虐待を疑い警察に通報したが、警察の聴取に対し母親は「トイレで転んだだけ」と答えたそうだ。警察はそれ以上、事件を追うことはなかった。 2020年6月、息子に殴られた母親は家を飛び出し、親戚に助けを求めた。母親は体から出血した状態だったという。親戚が警察に通報して事件が発覚。警察の調べによりこのほど、息子は母親を虐待した罪などで逮捕された。息子は罪を認めつつも、「自分は精神に問題がある」と主張しているそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「母親を虐待するなんて考えられない。息子は国立大学で学んで優秀なはずなのに虐待は罪だと分からなかったのか」「父親は同居していなかったのだろうか。日々のストレスが全て母親にいってしまったのかも」「母親は自分のためにも息子のためにももっと早く周りに助けを求めるべきだった」「息子を守りたいがために、例え暴力を振るわれても我慢しようとする母親の気持ちは分からなくはない。親なら息子を犯罪者にはしたくない」などの声が挙がっていた。 >>20歳女、首を絞めるなど愛犬を虐待する動画を配信 「フォロワーを増やしたかった」 身勝手な動機に批判<< 子どもが親を虐待する事件は、海外だけではなく日本でも起きている。 大阪・高槻市で、49歳の息子が同居していた当時78歳の父親を虐待したのち死亡させた事件で、息子が逮捕されたと『時事ドットコム』(時事通信社)が2月8日に報じた。記事によると、近所の人からの「叫び声がする」という通報を受け、警察は2020年5月から8回、息子と父親らが暮らす家を訪れていたという。警察が最初に通報を受けた際、父親の手足に打撲痕のような外傷を確認したため、詳細を家族に確認。息子が父親の頭をたたいたことを認め、父親と母親も息子にたたかれたと説明したため、警察は市に通報したという。息子はこの時点では逮捕されていない。 その後も7回、近所からの通報により警察が家に訪れることはあったが、父親は「自分で転倒した」と説明。警察は、虐待はないと判断していた。2020年7月、息子が父親に暴行を加え父親は尻や左胸背部などに怪我を負った。父親は病院に運ばれたが、搬送先の病院で死亡が確認されたという。 警察は息子が父親に暴力を振るい死なせたとして、息子を傷害致死容疑で逮捕した。記事が公開された2月8日時点で、息子は容疑を否認しているという。なお、警察はこれまでの対応に関しては「問題なかった」とコメントし、市は「個別事案のため答えられない」とコメントしている。 家族間暴力では家族のことを考え、被害に遭った側は通報をしないでおきたいと思う人もいるかもしれない。しかしいかなる理由でも暴力を振るうことは許されることではない。記事内の引用について「Master's student admits to assaulting mother's private parts, starving her when he was stressed with studies」(CNA)よりhttps://www.channelnewsasia.com/news/singapore/masters-student-assaults-mother-s-private-parts-andy-koh-ju-hua-14418582「Masters student admits assaulting his mother’s private parts, causing her to starve while stressed about studies」(UK Time News)よりhttps://www.uktimenews.com/masters-student-admits-assaulting-his-mothers-private-parts-causing-her-to-starve-while-stressed-about-studies/「傷害致死容疑で長男逮捕 父死なす、通報で8回臨場―大阪府警」(時事ドットコム)よりhttps://www.jiji.com/jc/article?k=2021020800662&g=soc
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社会 2021年03月19日 22時00分
京都府警60代男性職員、警察官時代から女性を盗撮し処分「かわいい子を間近で見たかった」
18日、京都府の警察職員が女性を隠し撮りしていたとして、訓戒処分を受けたことが判明。その行動と動機に憤りの声が相次いでいる。 職員はトレーニングジムや銀行、そして職務中などで20~30代女性の全身や顔を自身のスマートフォンで断りなく撮影した疑いが持たれている。男は警察官として働き、定年退職後に再雇用された人物で、取り調べに対し、「警察官時代の2014年から90枚ほど隠し撮りした」と話しているという。 これだけでも「ドン引き」の事態だが、この話には続きがある。被害に気がついた女性が、職員が勤務する警察署に相談したが、その際50代の男性警視が上司への報告を怠り、事実上もみ消していたのだ。どうやら、「盗撮は大した犯罪ではない。それよりも身内を守ることが優先」と判断したようだ。60代の男性職員は容疑を認め、「かわいい子を間近で見たかった」と話している。 >>盗撮を担当する部署の警視、実は盗撮犯だった 「数年前から繰り返していた」余罪も認め怒り広がる<< 京都府警監察官室は盗撮を繰り返していたとして所属長訓戒、被害を報告しなかった警視についても所属長注意の内部処分とした。一定の処分を受けたものの、60代の男性職員は今後も職員として警察署に勤務していくものと見られている。 京都府警の処分に、「被害を受けた女性がいるのに、内部で処分すればいいというのはどういう了見なのか」「警察官の盗撮は許されて、一般人は逮捕するということなのか。許せない」「京都府警は不祥事がかなり多いが、こういう甘々で内部に甘い体質が犯罪を助長しているのではないか」「被害を相談しても警察がなあなあで済ますなんて、あり得ない」と憤りの声が相次いでいる状況だ。
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社会 2021年03月19日 20時00分
五輪不適切演出報道に「何で情報が漏れたのか」梅沢富美男が疑問 渡辺直美には「頭いいね、この子」と絶賛
3月18日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、東京五輪の開会式・閉会式の演出トップを務める佐々木宏氏の差別的演出プランを報じた『週刊文春』(文藝春秋)の記事が取り上げられた。 佐々木氏は「オリンピック」を英語で豚を意味する「ピッグ」に掛け、お笑いタレント渡辺直美のぽっちゃりな容姿を侮辱する演出プランを、関係者のLINEグループに書き込んでいた。同氏は事実関係を認め謝罪し、演出の統括役を辞任した。 梅沢富美男は「このアイデアをなんで『週刊文春』が手に入れたのか。どこで何で漏れるの」と疑問を示した。MCの垣花正が、内部告発の可能性を指摘すると、梅沢は「だと思うよ。ああいうのを漏れちゃうんだ」と驚きの様子。垣花がメンバー間の結束力の問題に言及すると、梅沢も「俺はそう思うよ」と同調していた。自ら劇団を主催する梅沢としては、そうした内部統制の乱れに関しても気になるものがあるのだろう。これには、ネット上では「考えてみれば確かに不思議」「このLINEの流出って地味に怖いな」といった声が聞かれた。 >>「本人がOKでも、当たり前になることで傷つく人も」五輪の“ブタ”演出騒動、フィフィの指摘に賛同の声<< さらに、「この体型で幸せ」という渡辺本人のコメントも紹介。梅沢はこれには「立派な言葉だね。大したもんだ」「頭いいね、この子」と絶賛。垣花がバラエティで体型をイジることを躊躇する動きが出るのではと憂慮すると、元プロ野球選手で野球評論家の金村義明氏は「吉本新喜劇なんかはそれでやってますからね」と指摘。 梅沢も「お笑いの女の子たちもそうなんだけどさ、イジってもらってなんぼって世界じゃない。それがイジられなくなったら彼女たちが持ち物として成り立たなくなるから、それも大事だと思うんだ」と同じ芸能人の立場からの意見を述べていた。これには、ネット上で「確かにイジりもできなくなるのかね」「時と場所をわきまえるってことかな」といった声が聞かれた。
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社会 2021年03月19日 17時00分
「古市くん辞任してくれる?」番組での呼び名巡り中瀬氏が訴え? 不適切演出問題で佐々木氏辞任になぞらえる
19日の『とくダネ』(フジテレビ系)で、編集者でコメンテーターの中瀬ゆかり氏への呼称が話題となった。 この日の番組では、東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の演出統括である佐々木宏氏が、お笑いタレント渡辺直美の容姿を侮辱するような演出を提案していたとの『週刊文春』(文藝春秋)の報道を受け、辞任したことが取り上げられた。VTRでは、3月18日発売の『週刊文春』の記事内容が紹介された。それによると、問題となった提案があったのは昨年3月5日で、佐々木氏から演出担当者らが参加する複数のグループ LINE に送られたメッセージでのことだったという。佐々木氏の提案には、渡辺を豚に例えた演出案が書かれており、これに対しメンバーから「女性を豚に例えるなんてあり得ない」などの批判が相次いだため、撤回したというものだ。番組ではナレーションで、本件は佐々木氏のメッセージから1年以上が経ち記事となり問題化したと付け加えた。 この佐々木氏の辞任に対してコメントを求められた中瀬氏は「芸の一部に取り入れていたふくよかな体のことを今後、周囲がアンタッチャブル的なことと感じたりすると、(渡辺自身が)そこ大丈夫なんですけどってなっちゃう」と発言し、容姿について言及することがタブーになってしまうことで、渡辺の芸の幅が狭まることを危惧した。また、「内輪のブレインストーミングがスクリーンショットで世に出されたら、ツッコミどころがあるものなんてたくさんある。1年前のLINEがなぜ今出てきたのかというタイミングを考えると、いろんな意図を感じますよね」と限られた人しか知らない情報が表に出るには、なんらかの理由があるとした。 >>『バイキング』出演の小倉、“オリンピッグ”演出に「絶対にウケる」発言で批判 楠田枝里子も猛反論<< 真面目にコメントした中瀬氏だったが、MCの小倉智昭は反応することなく、いきなり「中瀬さん、だってとくダネは中瀬さんのこと親方って言うのだもんね」とイジり始めた。中瀬氏はこれに動じることなく、「古市くん(社会学者で作家の古市憲寿氏)なんか、しょっちゅう番組でイジってますから、古市くん辞任してくれるんですかね?」と発言し、最後にはスタジオの笑いを誘っていた。 ネットでは「動物に例えるのはアウト」など佐々木氏の案を非難する書き込みが見られる一方で、「ブレストの段階で非難されたら何も言えない」と意図的に情報を表に出されてしまったことに同情する意見も見られた。また、中瀬氏への呼称についても「ブタは駄目で親方はいいのか」と番組のジェンダー意識を問うコメントもあった。 オリンピック開会式まで4か月しかない。未だ、観客を入れるのかも決まっていない国際大会が無事開催されるのか不安は募る。しかし、不安はコロナのせいばかりではなく、日本人のジェンダー意識の方が大きい問題なのかもしれない。
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社会 2021年03月19日 13時05分
『バイキング』出演の小倉、“オリンピッグ”演出に「絶対にウケる」発言で批判 楠田枝里子も猛反論
19日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)にフリーアナウンサーの小倉智昭がゲスト出演。オリンピック開会式の容姿侮辱演出案に対するある発言が批判を集めている。 17日の「文春オンライン」(文藝春秋)による報道で発覚したこの問題。東京五輪・パラリンピックの開閉会式の企画と演出の統括役を務めていたクリエーティブディレクター・佐々木宏氏が、お笑いタレントの渡辺直美をブタに変身させるという演出を提案していたというもので、「容姿侮辱」として大きな批判を集めている。 番組では、海外からも多数の批判が寄せられていることを取り上げたが、このことについて、小倉は「海外の反応は、渡辺直美ちゃんがどういう人か分かってないから勝手なこと言うんだと思いますよ」と指摘。その上で、「僕はね、オリンピックで彼女がその役をやっても絶対にウケると思うの」と断言し、MCの坂上忍も「ウケるでしょうね」と同意していた。 さらに小倉は続けて、「彼女が可愛いと思っているから、佐々木さんも使うんですよ」と言い、「可愛らしいブタのぬいぐるみで彼女が登場してきて、『あ、オリンピッグじゃないんだ、オリンピックなんだ』って言って黄色いぬいぐるみを脱いで、そこでキレのあるダンスをしたら世界中にウケますよ」と自信を持って話していた。 >>坂上忍、“ブスが大嫌い”発言はスタッフの提案?「言ってもらえませんか」裏話暴露で疑問の声「言い訳がひどすぎる」<< これに坂上は「小倉さんの言ってることよく分かる」と話していたが、一方、同じくゲスト出演していたフリーアナウンサーの楠田枝里子は「日本人ならウケるんですよ。でも、オリンピックという世界中の人々が集まってくる場所で、価値観も全然違う人たちが見て、それを素直に気持ちよく受け取れるかっていうのは別問題だと思います」と反論。しかし、小倉は「ただ世界中で、ああいう体型の人があれだけキレキレのダンスをやったらウケるから、彼女はアメリカ進出するわけでしょ?」と指摘していた。 この一連の小倉の発言に、視聴者からは「ウケないし傷つける人がたくさんいるから即ボツになったんだよ…」「ブタ演出が世界でウケると思うその価値観が遅れてることに気づいた方がいい」「海外でこういう差別に対してどういう感情を持っているか、全く理解出来てない」という批判の声が続出している。 小倉が今回の問題点を理解していないと、多くの視聴者が感じてしまったようだ。
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社会 2021年03月19日 12時10分
橋下徹氏「日本政府の不誠実な態度は最悪だ」武田大臣の会食発覚を猛批判「もう国会答弁を誰も信用しない」
元大阪府知事で元大阪市長の橋下徹氏が3月18日のツイッターで、NTT社長やJR東海の名誉会長らとの会食を認めた武田良太総務大臣を舌鋒鋭く批判した。武田大臣は、当初は会食を否定していたものの、飲食費の1万円を自身で支払ったといった釈明を行っている。 橋下氏は「初めからそう言って、あとは堂々とルールに基づいていたと言うか、ルールに反していたなら反省・謝罪をしておけばよかったのに。いまからどんな弁明をしても国民は耳を貸さない。国民から疑念を持たれる会食となってしまった」と書き込んだ。 続けて、「最悪の危機管理の典型例。武田大臣の下での調査報告なんて国民の誰も信用しないだろう。このような指導者の姿勢が、霞ヶ関の官僚たちを、証拠を突きつけられるまでは必死に逃げ切ろうとする態度にさせる。ほんといまの日本政府の不誠実な態度は最悪だ」と激しい怒りを露わにした。 これには、ネット上で「役人は、配属先を変えられて逃げ切る」「そもそも危機管理以前の問題なのでは」「政治家も官僚も国会答弁が酷すぎる。こんな不誠実な国に税金払うのが馬鹿らしい」といった共感の声が相次いだ。 >>橋下徹氏、総務省の接待報道に「飲食は必要」「現実的にたくさんある」 志らく・淳から集中砲火<< 武田大臣は、すぐに事実関係を認め、謝罪をせず、後に立場が悪くなった途端釈明を始めたわけで、いわば「ウソをついていた」ことになる。橋下氏の怒りはもっともだろう。 橋下氏は同日の別ツイートでは「もう政府の国会答弁を誰も信用しないだろう。最悪の国家の状態になってきた」とも書き込んでいる。これにも、ネット上では「むしろ、どういう方が信用しているのか知りたいです」といった皮肉めいたコメントも並んだ。当然ながら、ネットには橋下氏の政界復帰を望む声も多く聞かれる。そうした動向を含めて、橋下氏の政府、政権批判には注視して行く必要がありそうだ。記事内の引用について橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo
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社会 2021年03月19日 11時00分
生活保護担当職員、受給女性に不適切な行為を繰り返し処分「好意を持ってやってしまった」
香川県丸亀市は、30代男性職員が生活保護を受けていた女性に対し、不適切な行動や言動を繰り返したとして停職2か月の懲戒処分としたと発表した。 丸亀市によると、男は2020年から11月にかけ、生活保護担当の定期訪問を理由に受給者の女性宅を訪れ、理由なく長時間居座った上、勤務に関係ない話などを繰り返し、ビデオ鑑賞までしていた。 女性が市に相談し、事件が発覚。男は「女性に好意を持ってやってしまった」と容疑を認めている。現状、セクハラをしていたという報告はないが、立場を利用して関係を迫っていた可能性も否定しきれない。市は17日付で停職2か月の処分としたが、いずれまた担当に戻す気であるようだ。 今回のような生活保護担当による女性へのセクハラは常態化している。2018年には、東京都江戸川区の福祉事務所に勤務する55歳の男が、担当する女性6人に対し「胸が大きいですね」と発言、さらには業務に関係のないメールや電話を繰り返したとして3か月の停職処分となっている。 >>50代男性教諭、妊娠中の女性教諭の腹を触る「パンツ脱がすぞ」などセクハラ 処分の軽さに疑問の声も<< この男も「親しくなるための冗談」「恋愛感情持っていた」などと釈明したが、女性の生活保護打ち切りをちらつかせ、ハラスメントに及んでいたことは明らかだ。また、2017年には山形県山形市の生活福祉課に勤務する40代男性係長が担当する女性に飲食や抱きつくなどの行為をして停職6か月、2014年には茨城県古河市の30代男性が担当する女性に「コミュニケーション」と称してセクハラ行為をしていたとして懲戒免職となっている。 このほかにも未確認だが、ネット上では「市の職員にレイプされた」「身体の関係を求められた」「用事がなくてもやってきて何度もセクハラをされる」という声も上がっている状況。「上級国民」とはよく言ったものだが、公務員という立場を利用しセクハラに及ぶ男性職員はかなり多いと言わざるを得ない。 「生活保護を打ち切られる」心配から耐えてしまう女性も多いと聞くが、生活保護を受けるためにセクハラに耐えるというようなことは、明らかに不適切であり、犯罪である。行為を受けた場合は速やかに警察に訴え出るべきだ。
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社会 2021年03月19日 06時00分
魚の腹部に酒の瓶を入れて口から飲む動画を投稿した男性に批判 議員からも苦言
動物を虐待することは許されることではない。当事者に批判が集まるのはもっともだが、海外では魚の腹部に瓶を入れてバーボンを飲む様子をTikTokに投稿した男性が批判を浴びている。 オーストラリアで、男性が魚の腹部にバーボンの瓶を入れ、魚をコッブ代わりにしてバーボンを飲む様子を自身のTikTokに投稿し批判を浴びていると海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『The Daily Star』が3月12日までに報じた。 報道によると、男性は船の上で魚の腹部にバーボンの瓶を入れ、魚の口からバーボンを飲む動画を自身のTikTokに投稿したという。男性の年齢は不明である。『The Daily Star』は男性が投稿した動画の一部を公開しているが、男性は縦に切られた魚の腹部にバーボンの瓶を入れ、瓶から魚の内部を通り、魚の口から出てくるバーボンを飲んでいる。魚の大きさは直径20センチほどで、動画の中で魚は身動きしておらず、死んでいると思われる。男性は船の上にいて、上半身は裸だった。男性はバーボンを完全に口に含むことができず、茶色いバーボンの液が男性の胸元にしたたっている様子も動画に収められている。動画には映っていないものの男性の周りにはほかにも複数、人がいるようで男性が魚の口からバーボンを飲むと、歓声を上げている。 動画は投稿されるとすぐに拡散され、地元のネットメディアなどがこの動画について報じた。『Daily Mail Online』によると、投稿の拡散をきっかけに、動物保護を目的に結成されたオーストラリアの政党「動物正義党」の議員の一人が「動物を虐待してスリルを得ようとしている行為で、非難されるべきだ」という声明を地元メディアを通じて発表したそうだ。なお、投稿は現在削除されている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「魚を侮辱しているとしか思えない。たとえ魚が死んでいたにしてもすべきではないし、ましてや動画に撮るべきではなかった」「魚に対して失礼」「男性はもちろん、周りで楽しんでいる人の神経も疑う」「そもそも動画は下品。いい大人がすべきことではない」などの声が挙がっていた。ただ一部ではこうった批判に対し、「私たちはそもそも魚を食べて生活している。魚に失礼という批判は間違っている」「なんでも批判をすればいいというものではない」などの声も寄せられていた。 >>家の中のアリを一網打尽にするも、思わぬ「反撃」を受け女性が死亡 大胆な駆除方法からの衝撃展開に恐怖<< 海外では、魚の体内にアルコールを入れ、魚からアルコールを飲む動画を投稿して批判を浴びた人がほかにもいる。 アメリカ・ニューヨーク州で若い女性が、死んだ魚の口にビールを注ぎ、口からビールを飲む動画をSNSに投稿して批判を浴びたと海外ニュースサイト『LADbible』が2018年8月に報じた。記事によると、女性はボートの上で直径1メートルほどの死んだ魚の口にビールを注いで魚をコップ代わりにし、口をつけてビールを飲む動画を自身のFacebookに投稿したという。投稿は拡散され、360万回以上再生されたそうだ。 女性の元には「生き物を粗末に扱っているようで気分が悪い」「命の大切さを学ぶべき。子どもには絶対見せられない動画」というような批判が殺到した。一部では「面白い」と動画を楽しむ人もいた。現在、投稿は削除されている。 あまり深く考えずSNSに動画を投稿する人は少なくはないだろう。しかし意に反して動画が不適切だと捉えられることもあり、批判を浴びる可能性もゼロではない。記事内の引用について「'That's just wrong': Fisherman is blasted over stomach-churning video showing him neck a can of bourbon out of a dead FISH」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-9350455/Disturbing-moment-fisherman-skulls-bourbon-dead-FISH.html「Sick video shows man drinking whiskey through twitching fish's lips」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/sick-video-shows-man-drinking-23695637「Woman Proudly Chugs Beer Out Of Dead Fishes Mouth」(LADbible)よりhttps://www.ladbible.com/news/news-woman-proudly-chugs-beer-out-of-dead-fishes-mouth-20180810
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社会 2021年03月18日 23時00分
37歳男、公園で小学生2人と言い合いに 首を絞める、腹を蹴るなど暴行し逮捕
奈良県北葛城郡広陵町で、小学生2人を暴行したとして、同県香芝市在住の37歳無職の男が傷害容疑で逮捕された。 男は15日、広陵町の公園で、12歳の男子児童2人と言い合いに発展。自転車に乗っていた男子児童を転倒させた上、腹を蹴るなどすると、もう1人の児童にも押し倒して首を絞めるなどの暴行を働き、擦り傷を負わせた疑いが持たれている。警察の取り調べに対し、男は容疑を認め、「カッとなってやった」と話しているという。 大人気ないと思える行動だけに、「いかなる理由があろうと、大人が見知らぬ小学生に首を絞めたり腹を蹴るなんて異常すぎる」「生意気だったのかもしれないけど、小学生に本気で喧嘩を売るのはおかしいよ」「暴力はダメ」という声が上がる。 >>「勉強をしなさい」50歳男、ゲームに熱中する息子に暴行したとして逮捕 注意するも長男が無視<< 一方で、「最近の子どもは『殴ってみろよ。教育委員会に言いつけるぞ』なんて絡むやつもいる。ここまで怒った理由も調べるべきだ」「生意気な子どもには、モンスターペアレントがついている。暴力はいけないが、生半可なことで大人がここまで怒るとも思えない」と小学生側の行動を問う声もあった。 今回のように、大人が子どもを暴行して逮捕される事件は近年たびたび発生している。2020年9月には、千葉県千葉市若葉区で、82歳の男が公園で遊んでいた小学5年生の男児がカードゲームのカードを公園に捨てたことを注意したところ、からかうような言動を受けたことに激怒し、髪を引っ張り、腹部を踏みつけるなどの暴行を加える事件も発生している。 とはいえ、暴力で解決するわけもなく、大人として行動すべきだろう。
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