社会
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社会 2019年04月26日 18時00分
ついに60億円の赤字に転落! 「吉野家」ひとり負け“本当の理由”
吉野家がピンチだ。 4月11日に発表された吉野家ホールディングスの2019年2月期連結決算で、約60億円の赤字が判明したのだ。 最終赤字は6年ぶりで、前期(14億9100万円の黒字)から比べると約75億円もの減額という異常な数字。老舗牛丼チェーンに、何があったのか。 「ここ数年、吉野家は客足が減っていて、苦戦が続いています。そのため、不採算店舗の閉鎖や改装に伴う設備入れ替えなどが影響したようです。これに、牛肉などの原材料費、人手不足によるアルバイトなどの人件費の高騰が追い打ちをかけた」(経済誌記者) 表向きの理由としては、こんなところだろう。だが、本当の赤字の原因は「時代遅れのオペレーションにある」と指摘するのは、飲食系経営コンサルタントだ。 「吉野家は、対面の接客にプライドを持っており、会計も店員が直接現金を受け取るオペレーションを続けて来ました。しかし、自動券売機を取り入れているライバルチェーンの『松屋』や『すき家』に比べると人件費がかかるため、経営を圧迫しているのです」 結果、吉野家では従業員1人当たりの労働量も多くなっている。 「客側からすると、忙しそうに駆けずり回る店員には声を掛けづらい。吉野家では、会計をしたくても後回しにされることも多く、客からは不満の声も上がっています。つまり、吉野家のオペレーションは人件費を増大させている上に“サービスの低下”にも繋がっているというわけです」(同) ようやく現状を理解したのか、吉野家も昨年8月から全店舗(約1200店)に交通系ICカード対応のレジを設置。さらに今期からは、内装を一新したセルフ式の新型店への転換を本格化させるという。 「明るい兆しもあります。3月から投入した『超特盛』が発売開始1カ月で100万食、『小盛』も60万食を超えるほど好調なんです」(前出・経済誌記者) 老舗ゆえのプライドを捨て、時代のニーズと向き合い始めた吉野家の逆襲に期待しよう。
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社会 2019年04月26日 12時00分
米大統領の枡席観戦&“トランプ杯”授与に頭を抱える協会幹部の本音
またもや頭痛のタネが…。 5月下旬、国賓として来日する予定の米トランプ大統領(72)が、大相撲夏場所千秋楽の幕内の土俵を観戦希望していることが分かり、相撲協会は対応に大わらわだ。 「外国の要人が観戦する場合、警備のしやすい2階席を利用するのが通例です。平成8年夏場所を観戦したイギリスのチャールズ皇太子とダイアナ妃の時も、2階貴賓席でした。ところが、トランプ大統領は、土俵に近い正面の1列目から3列目にある升席での観戦を希望しているというのです」(協会関係者) 確かに、そのほうが土俵上の力士同士の緊張感や迫力、観客との一体感などは堪能できるが、警備するほうは気が気じゃない。 「大統領一行の席だけでなく、警備用として前後左右の升席を確保する必要があります。さらに、万が一に備えて通路付近の席も押さえることになる。ただでさえ千秋楽はプラチナチケットなのに、どうやってそれだけの席を提供するのか…。協会幹部は頭を抱えていますよ」(同) その上、相撲協会には、もう一つやっかいな問題がある。春場所で42回目の優勝を果たした白鵬(34)がしでかした“三本締め騒動”の事後処理だ。 千秋楽の優勝インタビューの際、勝手に観客を巻きこんで三本締めをした問題で、4月8日に東京・両国国技館で行われたコンプライアンス委員会に白鵬を呼び出し、事情聴取を行ったばかり。白鵬には「強ければ何をやってもいい」という身勝手なところがあり、協会首脳も扱いに手を焼いているのだ。 トランプ大統領は安倍晋三首相と並んで観戦する。安倍首相が優勝した力士に恒例の総理大臣杯を手渡すのに対抗し、自らも何らかの表彰をする計画まで持ち上がっているのだ。 目立ちたがり屋の大統領だけに、“トランプ杯”実現の可能性は高く、その優勝力士が「平成最後の場所も優勝したので、令和最初の場所も絶対に優勝したい」と息巻いている白鵬だったらどうなるか――。 「協会首脳が警戒しているのはそこですよ。また優勝インタビューで調子に乗って、『トランプ大統領、万歳をやりましょう』などと観客を焚きつけたりしたら…。そうなると、再び賛否両論が巻き起こり、統率能力を欠いた八角理事長のメンツは丸つぶれです。協会首脳は、今から戦々恐々としていますよ」(担当記者) ただ、本誌先週号でも指摘した通り、白鵬の右腕のケガはかなり深刻だ。もし強行出場したとしても、優勝できるかどうかは微妙なところ。ここは、新大関の貴景勝に頑張ってもらい、事なきを得たいというのが相撲協会の本音だ。
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社会 2019年04月26日 11時20分
営業中の車内で飲酒、55歳タクシー運転手が事故を起こし逮捕 呆れた言い訳に怒りの声「家族に…」
東京都港区で交通事故を起こし逮捕されたタクシードライバーの55歳男が、営業中に車内で酒を飲んでいたとNHKが報道。その呆れた行動に怒りの声が相次いでいる。 逮捕されたのは、埼玉県川口市に住むタクシードライバーの男。25日午前、東京都港区で衝突事故を起こし、50代の男性に軽いけがをさせたとして危険運転傷害の疑いで逮捕された。 警察の取り調べにより、この事故の原因が、タクシードライバーの飲酒であることが発覚する。タクシーに搭載されたドライバーレコーダーを解析すると、営業開始後、乗務10分で隠し持っていた焼酎とトマトジュースを取り出し、割って飲む姿が記録されていたという。そして、事故後検査をしたところ、基準値4倍程度のアルコールが検出された。 なぜ、このようなタクシードライバーにあるまじき行動を取ったのか。男は取り調べに対し、「家族に酒を止められていたので隠れて飲んでいた」と供述している模様。なんと人の命を預かるタクシーの中で、「酒を飲みたい」という衝動を抑えきれず、口にしていた模様だ。仮に常日頃から飲酒運転をしていたとなれば、大変な問題であり、タクシー会社の管理責任も問われる事態になる。 ネットユーザーからも「即刻クビにするべきだ」「許せない」「ほかにも酒を飲んでいるタクシードライバーがいそうで怖い」など、怒りの声が。一方で、「上級国民だったら飲酒運転でもう許されたかも」「行動は許せないが、この事故で運転者が逮捕されて池袋の事故犯人がのうのうとしているのは許せない」「タクシードライバーは下級国民ということか」などと、池袋の自動車暴走事故で怪我で入院等の事情もあって未だ逮捕されない元通産省工業技術院院長(87)と、警察の対応に憤る声も多かった。 人の命を預かり、安全に運転することが仕事であるタクシードライバーが車内で飲酒していたとは驚きだ。もちろん大方のドライバーは真面目に仕事をしているものと思われるが、このような人物が出たことは問題と言わざるを得ない。今後タクシー会社の管理体制も問われることになる可能性が高い。
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社会 2019年04月26日 09時00分
SNSで有名になった車いすの男、障害者年金を12年間「不正受給」 体を張った偽装工作に驚きの声
日本でも「振り込め詐欺」をはじめとしたさまざまな詐欺が横行している。このほどイタリアでは、周囲の人々だけでなく、ローマ法王までも欺いて年金を不正受給していた詐欺師の「二重生活」が発覚した。 海外ニュースサイト「Oddity Central」は4月12日、イタリア・フィレンツェに住む56歳の男が足に重度の障害があると詐称し、12年間、障害年金を不正受給していた罪で逮捕されたと報じた。 男は、12年前に「障害者になって政府から障害年金をだまし取る」ことを思いついたという。ルームメイトを滞納家賃の帳消しをエサに共犯に引き込み、事故を装って自分を車ではねさせた。病院に搬送された男は、問題なく歩けるにもかかわらず「脚に障害がある」との医師の診断書を手に入れ、常に車いすを使い、12年もの間、下半身に障害があるふりを続けたそうだ。 イタリア検察によると、男は、病院に通う際にリドカインという局所麻酔を自分の両足に打って筋肉を麻痺させていたという。なお、同記事には男がリドカインを入手した経緯については記述がない。12年の間、医師を含め男が歩けると疑う者はいなかったという。 また、詐欺師は通常目立つのを避けると思われがちだが、男は堂々と人目につく行動をしており、時には世の注目を浴びようとしたようだ。男はフィレンツェで政治に関する発言を繰り返し人々の注目を集め、2015年にローマ法王にバチカンに招待されて面会を果たしている。その後、招待してくれたローマ法王に感謝の手紙を書いたようだ。男のFacebookには、ローマ法王の手にキスする自身の写真が公開されている。 男の詐欺が発覚したきっかけは、元介護者が「本当は脚が麻痺していないのではないか」と気づいて警察に通報したことだった。警察が捜査チームを立ち上げて捜査を進めた結果、男の詐欺生活が明らかになったという。男は地元フィレンツェでは常に車いすを使っていたものの、一歩地元から離れると自分の足で歩き回っていたことがフィレンツェの道路にあった防犯カメラの映像から分かった。映像を入手した警察は、男が旅行先のトーゴから帰ってきたところで逮捕した。イタリア検察は男を関係官庁に対する悪質な詐欺をはたらいた罪で告訴。13万7000ユーロ(約1800万円)以上の年金と医療保険の不正受給で訴えている。 ネット上では「私たちの年金を不正に使って悠々自適に暮らしていたのね、最低!」「その能力を社会のために使っていたなら起業家として成功していただろうに」「ローマ法王に会って治ったんじゃない?奇跡だ!」などと、さまざまな声が挙がった。 イタリアでは昨年、薬物中毒などの問題を抱えた人たちを保険に加入させ、手足を折った上で自動車事故を装い保険金をだまし取るという組織的な犯罪が摘発され、組織のメンバー11人が逮捕されている。2017年1月にはこの手口で詐欺をはたらく過程で、チュニジア人の男性が死亡する事態も起きていた。このように、イタリアでは生活保護や保険金を狙った詐欺は珍しくないようだ。 人をだまして安易に金銭を得ようというずるい考えだけでも許されないものなのに、人の健康や命まで利用し詐欺行為に及んだとなれば言語道断である。
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社会 2019年04月26日 06時00分
母親が15歳娘を殺害、その理由が“信じられない” 息子も共謀のまさかの展開に「残酷」の声
本人同士が愛し合っていても、両親が子供の交際を気に入らないケースはあるだろう。インドでは娘から彼氏を引き離すため、我が子を殺した母親がいる。 海外ニュースサイト『Hindustan Times』と『A Trend Hub』は4月19日、インド・ウッタル・プラデーシュ州に住む42歳のシングルマザーが、15歳の娘の交際に反対し、娘を殺害したと報じた。報道によると、母親は、彼氏と頻繁に会い、家を空けることが多い娘に以前から腹を立てていたという。娘を彼氏から引き離そうと、3カ月の間に8、9回ほど引っ越しをしたが、娘は彼氏と会うことをやめなかった。母親は交際を巡って娘と大喧嘩をした際、言うことを聞かない娘に対する怒りを抑えられず、娘の首を絞めて殺害したという。 その後、母親は17歳の息子と協力して娘の遺体を隠そうと計画。遺体を大きな袋に入れ、母親は息子とともに自転車で遺体を捨てる場所を探したそうだ。しかしビニール袋から遺体の足が飛び出しているのを隣人が目撃。隣人が警察に通報し、母親と息子は逮捕された。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「交際に反対していたとしても、殺すなんてあり得ない」「今は15歳でも恋人がいるのが普通。親なら見守るべき」「息子に妹の遺体を捨てる手伝いをさせたのも残酷」などの声が挙がっていた。 世界には子供の交際が気に入らず、親が我が子や恋人を傷つけた事件が他にもある。 2015年2月には、中国・湖北(こほく)省で、当時18歳の娘の交際に反対した両親が、娘を約6年間、納屋に閉じ込めていたとして逮捕された。発見された時、娘は24歳になっていた。18歳当時、娘には彼氏がいたが、両親は娘の彼氏を気に入らず、娘が彼氏に会えないように納屋に閉じ込め、外側から鍵をかけて出られないようにしたそうだ。両親は隣人らに「娘は外に出たくないから納屋にいる」と説明していたが、両親の行動を不審に思った隣人の一人が警察に通報したことで事件が発覚。両親は逮捕された。 また2016年4月には、ジンバブエ・マニカランド州に住む父親が、当時16歳の娘の交際に反対し、娘の彼氏を殺害して逮捕された。父親は、娘の彼氏が娘の部屋に遊びに来ていたところに押し入り、ナイフで彼氏の腹部を刺して殺害した。殺害時、娘はたまたま部屋にいなかったが、不審な音に気付いて部屋に戻ると、彼氏が殺害された悲惨な現場が広がっていたという。その後、父親は逮捕された。警察の調べによると、父親は以前から娘に性的虐待をしており、彼氏に対して強い嫉妬心を持っていたそうだ。 親が子供のことを想うがあまり、子供の恋人に対して負の感情を持つこともあるかもしれない。だが、子供や交際相手を傷つけても子供の気持ちを変えることはできないのだ。子供が選んだ恋人との幸せを願うことも、時に親として必要なことだろう。
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社会 2019年04月26日 06時00分
大阪から巻き起こる「令和維新」橋下徹参戦の衆参ダブル選
大阪ダブル選挙で対抗馬の自公推薦候補に圧勝した吉村洋文・大阪府知事と松井一郎・大阪市長。同時に行われた大阪府議選、市議選でも他を抑え大躍進した。これで日本維新の会は、かねてから期待されてきた橋下徹氏を旗頭に全国制覇に弾みをつけ、「次の国政選挙で自公連立に楔を打ち込み、国政で大きな役割を果たしたい」(幹部)との意欲をたぎらせ始めた。 菅官房長官のポスト安倍も取り沙汰される中、大本命はやはり「橋下令和内閣だ」と言う声も上がっている。今回、維新大勝利の要因を分析する前に、その圧勝ぶりに触れておこう。 その1。まず大阪府議会(88議席)。維新は選挙前40議席で過半数に達していなかったが、今回の選挙では51人が当選、11議席伸ばし過半数を制圧した。大阪市議会(83議席)も改選前の35から5議席プラスの40議席を確保。過半数までは2議席ほど届かなかったが、松井大阪市長は、無所属議員に働きかけ過半数確保に自信をのぞかせている。 その2。支援母体、創価学会の高い情報収集と分析力をベースに「常勝関西」の異名を誇った公明党が維新旋風に脅かされた。府議会では前回同様15議席を維持したが、市議選は1議席落とし18議席と後退。 また、市議選は10選挙区近くでボーダーライン上の厳しい選挙戦を強いられた。例えば、北区や東成区でも明らかなように維新は軒並み現職と新人の2人を擁立。そして、公明党に「東成区ショック」をもたらした。 「公明党は東成区で2選目を目指した則清ナヲミ氏が立候補。この地区は製造業中心の中小企業が数多くあると同時に、人口約8万人で大阪市内でも少子高齢化が高い地域です。それだけに公明党は日頃からきめ細かな運動を展開し、ここの1議席は鉄板議席とも言われた。そこに維新は現職に加え、海老澤由紀氏という新人をぶつけた。結果は維新現職がトップ当選、ついで自民党、そして残る1議席を維新新人と公明党現職がデッドヒートの末、わずか4票差で維新が競り勝ったのです」(維新関係者) 維新躍進の要因について維新幹部がこう語る。「自公は反維新キャンペーンに終始したが、維新は有権者に実行力と実績を突き付けた。有権者は、その数々の実績を見て『維新やるやん』と思ったのです」 実績の一つとして、橋下徹氏が大阪府知事に初当選した2008年以降、主要公園に溢れていたホームレスが消え、公園の臭いニオイもなくなった。 「インバウンドの客も’08年に158万人だったのが、’17年は1000万人を突破した。しかも、『再訪したい』との声で溢れている。日本一の高層ビル『あべのハルカス』(’14年竣工)など再開発ラッシュで大阪の街は大変貌を遂げた。橋下府政、市政のもと交通網整備、行政の赤字解消、公園整備などが急ピッチで進められたのです。同時に行政に巣くっていた伏魔殿一掃も行われ、より透明化した」(全国紙府政担当記者) まだある。失業率5.3%(’08年)が’17年に3.4%と減る一方、景気動向指数は’08年約97・3から’17年約123・5と上昇した。大阪圏商業地の地価も’16年3%台、’17年4%、’18年4.7%と高騰しており、今や日本で1、2を争う上昇率となるなど活気に溢れているのだ。 「ダブル選挙期間中、橋下前大阪市長は『10年前に戻すのですか。それとも先に進めるのですか』とネットやブログで市民に問いかけた。大阪府民、市民は橋下、松井、吉村という維新陣が自民党主導の府政、市政を大改革してきたことを支持したわけです」(同) 大阪都構想も当初の受け止め方から徐々に変わりつつある。’15年に行われた都構想の住民投票は反対50・4%、賛成49・6%と、僅差で反対票が上回った。ところが、ダブル選投票直前の日経世論調査では、賛成46・5%、反対34・3%と逆転しているのだ。 「維新行政になり、大阪全体が明るく活気が出ている。だから都構想をやれば、もっとよくなると、考え方を変えたのです」(前回は都構想反対の有権者) イギリスのエコノミストによる『世界の住みやすい都市ランキング』(’18年度調査)で大阪は世界3位となっており、東京の7位を突き放している。「それが今度の選挙結果となって表れたとも言える」(前出・府政担当記者) 維新は大阪、関西人のハートは掴んだものの、今度の統一地方選前半戦で関西以外は全敗だった。 「やはり、自民党に代わる全国政党になるには橋下氏が立つしかない。今回、橋下氏は出馬しなかったが、裏で選挙を仕切ったのは明白です。というのも、ダブル選挙後、“公明党が都構想にきちんと対応しなければ、関西方面で公明党現職がいる6衆院小選挙区で維新候補を全部擁立する準備はできている”と情報番組でまくしたてたからです」 と語るのは維新シンパ関係者。 「橋下氏は『令和維新』として維新を党改編し、自民党と組む政党にするのか、自公を倒すため小沢一郎氏と組むのか、そして、自らどのタイミングで表舞台に立つのか模索中です。今夏、衆参ダブル選挙となれば、間違いなく参戦するでしょう」(同) 大阪万博、カジノ誘致による経済効果は5〜10兆円との試算もある。吉村府知事が提唱するF1開催も実現すれば“住みやすい街”世界一も夢ではない。 橋下氏が天下取りに動き出すのは時間の問題だ。
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社会 2019年04月25日 22時10分
カザフスタンが韓国・文在寅大統領への叙勲を突如中止に! 北朝鮮への忖度か
韓国の文在寅大統領は4月16〜23日の日程で、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンの中央アジア主要3カ国を就任後初めて訪問した。 最後のカザフスタン政府が、予定していたドストゥク勲章の授与を当日になって取りやめたことで、両国との間で外交欠礼論争に発展する事態になっている。 「この勲章は国際平和の増進に貢献した外国人に授与されるカザフ最高の勲章で、これまでに英・キャメロン前首相や仏・オランド前大統領、トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領、セルビアのブチッチ大統領などが受章しています。韓国大統領府(青瓦台)関係者の弁では、同国のトカエフ大統領は、両国首脳会談後に文氏に勲章を授与することになっていたとのことでしたが、トカエフ氏は現在、臨時大統領という立場である上、大統領選を控えていることから、カザフ側はこうした国内事情を理由に叙勲を取りやめると韓国側に伝えて、韓国政府もこれを受け入れたということのようです」(韓国ウオッチャー) しかし違う事情があるのではとの見方も。「国賓訪問した外国首脳に対し、予定していた勲章の授与を当日に取りやめるのは極めて異例です。そもそもトカエフ氏が臨時で大統領に就任したのは、文氏がカザフを訪問する以前の3月19日のことで、それが理由になるとは思えません。むしろ同国は北朝鮮の親密国ですから、『2月の米朝首脳会談の決裂は韓国のせい』という北からの報告を受けて、叙勲を保留にしたのではという観測も出ています」(北朝鮮ウオッチャー) 実は朝鮮人は中央アジアに広く居住している。「帝政ロシアは1860年代に未開の地だった極東の沿海地域を開発するため、当時極貧状態にあった朝鮮半島北部の農民たちの移住を受け入れています。ところが1937年、ソビエトと日本の統治国である朝鮮との国境紛争が悪化すると、スターリンは朝鮮人が日本のスパイとなることを恐れて、彼らを極東からソ連国内のカザフやウズベキスタンなど中央アジアに強制移住させ、そこで集団農場を営ませたのです。韓国は同胞が、こうした苦難の道を歩んだのも日本のせいだとしているのです。日本統治の前のことですからとんでもない言い掛かりです」(国際ジャーナリスト) 叙勲見送りは歴史を知らない文氏への罰かもしれない。
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社会 2019年04月25日 22時00分
NHKが“全国民”に受信料を取りに来るぞ!③
スクランブルにしたくない こんな“忖度報道”を押し売りされてはたまらない。やはり、「それでもいいからNHKを信頼する」という人だけにスクランブル放送をするべきではないか。 元NHK職員で『NHKから国民を守る党』代表の立花孝志・葛飾区議は、「それはできない」と断じる。「スクランブル放送に踏み切ってしまえば、視聴者が離れ、つぶれる可能性があることをNHK自身がよく分かっています。今は契約件数4000万件だが、その大半はしぶしぶ応じているだけで、視聴者に契約の選択をさせれば解約が止まらず、危険だと認識している。局員は年収1800万円もの高給を維持したいがためにスクランブル化させたくない。そのために、スマホなど新たな受信料の徴収手段の確立を目指しているのです」 また、今回の法改正は「民業圧迫」だとする声もある。「ネットの同時配信を民放はやりたがっていません。特に地方局は、ローカルニュースなどの時間帯に地元企業のCMを入れることで成り立っている。それなのに、その時間帯にキー局の番組をネットで見られるようになると広告収入が危うくなるからです。また、地方では休日や深夜に1〜2カ月遅れでキー局の人気番組が放送されていますが、これもネットでリアルタイムに鑑賞できるようになると商品価値がなくなってしまう。結果的に、スポンサーが地方局を見限ることにつながってしまうのです」(民放の営業担当者) NHK広報局は、同時配信の必要性をこう説明する。「NHKは、放送を太い幹としつつ、インターネットも活用して、信頼される『情報の社会的基盤』の役割を果たそうと考えており、そのために、『視聴機会の拡大』を図り、『いつでも、どこでも』必要なコンテンツを得られるよう、放送を補完するものとして、インターネットによる『常時同時配信』を実施したいと考えています。こうしたNHKの取り組みや考え方については、民放連をはじめとする関係者や視聴者・国民に丁寧に説明し、理解を得ていきたいと思います」 同時配信の受信料徴収についても「受信契約世帯の構成員を対象として、新たな追加のご負担を頂くことなくご利用頂けるサービスにする」というが、ワンセグ裁判を争った前田泰志弁護士は、こう警鐘を鳴らす。 「法律で受信料の支払いを強制しながら、契約条項が法的に決まっていない。結局、NHKが法を拡大解釈して裁判所が追随するかたちとなっていて、恣意的な運用を招きかねない」 いっそ、1年程度の時限的措置でかまわないから、スクランブル放送を“社会実験”すればいい。ニュースや大河ドラマ、NHKスペシャルなどが見られなくなった不払い世帯が一斉に契約し、受信料収入が急増する可能性もあるだろう。 こういう現実的な提案をせず、情報を押し売りするのは、それこそ時代に逆行しているのではないか。
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社会 2019年04月25日 20時10分
3度目の獄中結婚で話題、木嶋死刑囚に「婚活本出して」の声 ブログでもわかる“最強モテテク”とは
交際していた3人の男性を殺害したとされる“首都圏連続不審死事件”で、2017年5月に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚(44)。東京拘置所にいる木嶋死刑囚が、昨年1月、3度目の獄中結婚を果たし、しかもその相手が『週刊新潮』(新潮社)のデスクX氏であることが『週刊文春』(文藝春秋社)の取材で判明した。文春オンラインが24日、報じた。X氏は、木嶋死刑囚のブログ「木嶋佳苗の拘置所日記」で“王子”としてたびたび登場した人物。書簡のやり取りを通して、結婚に至ったという。 最初の獄中結婚は2015年。支援者の60代男性・A氏と結婚した。しかし、A氏が交通事故で入院し、面会や差し入れなどの支援ができなくなったためか、2016年に離婚している。その後、木嶋死刑囚は、離婚した後に法律上最短で結婚できる100日後を待って逮捕前から知り合いだったB氏と2度目の獄中結婚をし、その翌日に元夫のA氏と養子縁組している。2017年5月から木嶋死刑囚のブログでは、既婚者の“王子”としてX氏がたびたび登場していた。B氏との離婚時期については不明である。 同年5月29日付のブログには「◯◯◯◯王子から初めてお手紙を頂戴したのは、5年前の5月のことでした。実は王子の後輩や上司ともお目に掛かったことがありまして、かなりオープンでクリーンな交際を続けてきました。ディープな関係になったのは、去年からです」とある。 文春オンラインの報道を受け、ネットでは「恋愛能力がマジですごい」「3回も獄中結婚していたことに驚き」「頼むから婚活本か恋愛本を出してくれ!」「女は見た目じゃないってことは本当なのか」と、木嶋死刑囚の“モテ力”に感嘆する声が相次いだ。 なぜ、木嶋死刑囚がこれほどまでに男性を魅了するのか。 実際に木嶋死刑囚の裁判を傍聴したという人物らはネットで「とにかく仕草がつやっぽかった。髪をかき上げたり、資料をめくる動作が洗練されている。死刑になるかどうかで裁かれている犯罪者とは思えない余裕があった」「あまりにかわいらしい声で、ていねいに話すから裁判で傍聴していてもこの人は悪い人じゃないんじゃないかと錯覚をしそうになった」などと投稿している。 他にもネット上では、木嶋死刑囚の男性同級生と話したことがあるという人物が、「顔はかわいくないのに、声や仕草がかわいくて“守ってあげなきゃ”という気にさせられたらしい。あと、男子と女子が言い合いになったときに男子の味方をする子だったって。だから木嶋のことを『ブス、太っている』っていう女子のほうが性格悪いって、男子の中ではなっていたらしい」とのコメントを残していた。 ネットでは他にも木嶋死刑囚のブログを読んだと思われるユーザーから「字がきれい。無邪気さを感じるイジリがあって意地悪に感じない。読み手の王子は、自分をかっこいいとほめてくれる文章を読んでいい気分だろうし、比較されてる人は嫉妬しそう」「話術のスキルが高いというか、口がうまいというか。 異性向けのコミュニケーション能力が高いんだろう」「獄中でも身ぎれいにしていて、字がきれい、料理が上手、聞き上手。モテる要素は外見じゃないね」とそのモテテクに驚きの声が挙がっていた。 木嶋死刑囚がただものではないことは確かだが、今回の結婚は相手が『週刊新潮』のデスクということもあり、双方ともに打算的な結婚という見方もある。今回の結婚がビジネスにせよ恋愛感情にせよ、木嶋死刑囚が人をひきつける“何か”を持っていることは確かだと言えそうだ。記事内の引用について木嶋佳苗死刑囚のブログ「木嶋佳苗の拘置所日記」より http://blog.livedoor.jp/kijimakanae/
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社会 2019年04月25日 18時00分
自由朝鮮が実行に移す「打倒金正恩」3つの工作
二度目の米朝会談決裂後、再び態度を硬化させている北朝鮮に対し、“宣戦布告”した団体がある。 北朝鮮の独裁体制打倒を掲げる謎の組織『自由朝鮮』だ。同団体は、2月末に在スペイン北朝鮮大使館を襲撃し、館内のコンピューターやハードディスク、携帯電話などを強奪。3月1日には“北朝鮮臨時政府”の樹立を宣言するなど、活動を活発化させている。 「自由朝鮮の前身『千里馬民防衛』が、’17年2月にマレーシアで殺害された金正男氏の息子・漢率氏を保護してから過激化しています。昨年11月に起きた北朝鮮のチョ・ソンギル駐イタリア大使代理(44)の失踪・亡命事件、マレーシアの北朝鮮大使館外壁への『金正恩打倒』の落書き、金日成主席と金正日総書記の肖像画を床に投げ付ける動画を公開した事件など、世界的な反体制行動への関与も指摘されています」(北朝鮮ウオッチャー) 自由朝鮮の活動拠点や構成員数、資金源などは謎のベールに包まれているが、リーダーであるエイドリアン・ホン・チャン氏(以下、ホン氏)の経歴は明らかになっている。 米カリフォルニア州サンディエゴ生まれの在米韓国人2世で、現在35歳。’05年に米国の名門エール大学を卒業したエリートだ。 「ホン氏は、同大で教鞭をとっていた脱北者の金賢植氏に感化され、’04年3月、脱北者支援と北朝鮮人権運動を行うためのNGO(非政府組織)を仲間とともに設立。これまでに高官を含む1000人以上の脱北を成功させてきた人権活動家で、テロリストではありません」(国際ジャーナリスト) その自由朝鮮が3月末、ウェブサイトに不気味な予告を掲載した。〈我々は今、大きなことを準備している。その時まで暴風前夜の沈黙を守る〉 これは一体、どういう意味なのか。 「『暴風』とは、北朝鮮軍が38度線を越え、韓国へなだれ込んだ朝鮮戦争開始時の暗号です。つまり、自由朝鮮は“打倒金正恩”を成し遂げるための工作をしているということです」(同) 具体的には「金正恩暗殺計画」まで噂されている。「正恩氏は近く、ロシアのウラジオストクでプーチン大統領と初の首脳会談に臨みます。ロシアまで専用列車で移動した場合、自由朝鮮の工作員が途中で待ち伏せしてテロを企てる可能性があります。ただ、ホン氏はCIA(米中央情報部)と協力関係にありますから、さすがにこれは米国が止めるでしょう」(同) 一方、保護している金漢率氏を利用するプランもあるという。「臨時政府であれ、亡命政府であれ、その正当性をアピールするには金一族のDNAを継承している人物をトップにするのがふさわしい。そこで漢率氏を指導者にする計画も進行中です」(同) 正男氏の息子である漢率氏であれば血統は申し分ないが、彼はまだ23歳で「若すぎる」という意見もある。そのため、指導者候補として、自由朝鮮がもう一人、目をつけている人物がいる。「金平日氏(64)です。同氏は、北朝鮮建国の父・金日成氏と、後妻の金聖愛との間に、朝鮮戦争休戦直後の1954年に生まれた。金日成総合大学を優秀な成績で卒業し、朝鮮人民軍の護衛司令部や総参謀部の要職を歴任。金正日氏と、日成氏の後継者争いをした人物です」(同) 平日氏は、正日氏との権力闘争に敗れて以降、ハンガリー、ブルガリア、フィンランド、ポーランド大使を歴任し、’15年からはチェコの大使に就任。この間、本国に戻り、重要なポストに就いたことは一度もない。 北朝鮮の事情に詳しい大学教授が言う。「正日氏に疎まれた平日氏は、現在に至るまで30年以上にわたって海外生活を強いられています。正恩氏にとっても気に入らない存在のようで、’15年7月に平壌で開かれた大使会議で撮った記念写真には、それがはっきり現れています。平日氏は、姉の駐ハンガリー大使夫妻とともに2列目の左隅に追いやられているのです。“正日氏に去勢された”との噂もあり、子どももいませんし、金正男氏の暗殺時には『次は金平日だ』と言われたほどです」 4月11日に開催された朝鮮労働党中央委総会では、北の最高首脳が大幅に入れ替わり、若返りが図られた。この際、平日氏を担ごうなどと考える世代は確実に一掃されたものとみられる。 「ホン氏が平日氏を自由朝鮮の指導者に担ごうとしているという説は信憑性が高い。現状の北朝鮮に居場所のない平日氏にとっても、自由朝鮮の指導者になるのは悪くない話ですから。ただ、かつてホン氏が、正男氏に『亡命政府の指導者になってほしい』と要請したが拒否され、その後、正男氏は暗殺されてしまいました。その代わりを平日氏が受けるかどうか…」(同) 一方、米国のトランプ大統領も自由朝鮮を支持する気配を見せている。「トランプ大統領は、北朝鮮が本気で非核化をする気がないのであれば、正恩政権打倒を目指す自由朝鮮の後押しをするなど、金体制崩壊に舵を切るでしょう。『正恩はいいやつだ』と笑いながら“斬首”する可能性もありますよ」(在米の韓国人記者) この説を裏付けるかのような動きもある。3月30日の夜、沖縄の嘉手納米空軍基地に“コブラボール”と呼ばれる米空軍偵察機「RC―135S」が、インド洋のディエゴガルシア基地から飛来した。同機は高性能電子・光学機器を搭載しており、発射された弾道ミサイルの各種データをリアルタイムで収集する偵察機。北朝鮮の核・ミサイル実験、発射を監視する眼である。 このコブラボールと、「金正恩暗殺」「金漢率氏の政治利用」「金平日氏の指導者擁立」という3つの作戦を進める自由朝鮮に凝視される北朝鮮は、「蛇ににらまれた蛙」といったところか。
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