先の総選挙で自民党の森喜朗元首相に挑み“伐採”寸前まで追い込んだ末、比例区で復活当選した田中美絵子氏。その美ぼうとは裏腹に、コスプレ風俗ライターをしていた前歴があったのは報道の通り。さらに上を行くヌード出演情報が飛び出したからびっくりだ。
その映画は2004年に公開されたカルト映画「盲獣Vs一寸法師」(配給・石井プロダクション)。江戸川乱歩の小説を原作に、鬼才、故石井輝男氏が監督を務めた作品だ。
内容はリリー・フランキー演じる小説家が、盲目の不気味な男と、子供の体に大人の頭を持つ「一寸法師」が巻き起こす数々の猟奇事件を、解明していくというもの。盲目の男が変態趣味の部屋に女性を軟禁してセックスの虜(とりこ)にすれば、全裸の女性を切り刻むシーンがあるなど、全編おっぱいと血しぶきの雨あられ。まさにエログロナンセンスと呼ぶにふさわしいシナリオだ。
田中氏は同作品に「菊地美絵子」の芸名で出演。「麗子」という役を演じている。問題のシーンは「あん摩師」を装った盲目の男にマッサージされる場面。横たわった田中氏が、男の指技に酔いしれ官能の表情を浮かばせる。もだえて乱れた肌じゅばんの中からはツヤっぽいおっぱいが登場。おっぱいをもまれてモン絶する彼女の姿がバッチリと映っており、小麦色の乳首さえも露わに。快楽にもだえるその表情は、大女優ものの名演技だ。
映画が制作されたのは2001年。田中氏は25歳前後で、風俗ライターとなる前にすでに自身がヌードになっていたことになる。風俗ライターなら笑えても、美人議員がエログロ映画でヌードになっていたとは永田町のセンセイ方も大仰天だろう。芸能関係者も驚きを隠さない。
「たたけばホコリが出るタイプと聞いてましたが、映画を見てもうビックリですよ。どう見ても本人じゃないですか。特徴的なのは涙袋(目の下のふくらみ)とあごの右側にあるホクロ。そして右のほほに小さなへこみがあります。すべて見事に合致してるんです」
確かに映画と写真を比べてみると、ホクロの位置がピタリと一致。撮影時は20代ということで今より少しやせていた。
本紙が田中氏の事務所に取材を申し込んだところ、本人はあいさつ回りで不在。秘書を誰にするかもまだ決めてない状況なので、明日また電話してくれとの対応だった。一部情報によると、民主党サイドは本人からすでに事情を聞き、田中氏も出演は認めているという。
初登院前から民主党政権初の大スキャンダルを飾って登場した田中氏。今後はむしろその独自のエロ視点で小沢ガールズのセクシー担当として、病める日本社会を“体を張って”改革していってもらいたい。(関)