レジャー
-
レジャー 2008年01月31日 15時00分
根岸S 本紙・橋本記者がマイネルスケルツィ陣営を直撃!
1回東京競馬の開幕週を飾るのは、GIフェブラリーS(ダ1600m 24日)の前哨戦「第22回根岸S」(GIII ダ1400m 2月3日)。新旧勢力が一堂に会し、予断を許さない。さて、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは、新星マイネルスケルツィ。今まで埋もれていた素質を、新天地のダートで一気に開花させた。担当の桑原調教厩務員は「勝って、フェブラリーSに弾みをつけたい」と意欲満々。橋本記者が聞き出した耳寄りな情報がこれだ。 −−最終追い切りは自ら騎乗しましたが、感想をお願いします。 桑原調厩員「“稲葉流”の仕上げで、1週前にジョッキー(松岡騎手)が乗ってビッシリやっているので、今朝は微調整。ムチを使わず、馬なりで好タイムが出たように、状態はすごくいいですよ。タイプ的にも、冬場に強い馬ですから」 −−前走のギャラクシーSは初めてのダートで、見事結果を出しました。路線変更の経緯を教えてください。 桑原調厩員「一流馬がそろう芝では最後の瞬発力が足りない。ステップアップを図るには限界がありました。でも、ダートなら決め手不足をカバーできるし、初戦から期待以上の結果を出してくれました(レコードに0秒5差)。池添騎手も『まだ余力があった』と驚いていました」 −−東京は“鬼門”(6連敗中)のコースですが。 桑原調厩員「以前はスタートからがっちりハミをかんで、掛かり気味に走っていた。それが、勝てなかった原因。でも、古馬になって落ち着きが出た今なら大丈夫なはず。それに、今回は(メイショウバトラーはじめ)引っ張ってくれる馬がいるから、競馬はしやすいと思う」 −−松岡騎手はテン乗り(初コンビ)ですが。 桑原調厩員「癖のない乗りやすい馬だから、まったく問題ない。松岡も『しつけが行き届いていて、ものすごく乗りやすい』と言ってくれた(笑)」 −−不安材料はないですね? 桑原調厩員「強いてあげれば、今回が短期放牧明けになること。でも、十分すぎるほどケイコを積んできたし、大丈夫でしょう」 −−最後に抱負をお願いします。 桑原調厩員「ワイルドワンダーに目標にされると思うけど、自分の競馬をすれば結果はおのずとついてくると信じています」
-
レジャー 2008年01月31日 15時00分
東京新聞杯(GIII 東京芝1600m 2月2日) 左回りのマイル戦なら負けられない カンパニーが復帰戦から全力投球
シャープな伸び脚だ。カンパニーが実戦同様の切れ味を見せつけた。30日の栗東坂路。前半はゆったりと入ったが、最後の2Fで福永騎手の気合を感じた。馬体を沈め、一気に駆け上がる。800mから52秒7→38秒0。ラストは24秒8→12秒5とさすがのフットワークだった。 「本当は馬なりで流したかったけど、先週の動きがちょっと重かったから終いだけ追ってもらった。福永君も先週より良くなっていると言ってくれた。見栄えは悪いけど、いいころと比べてもそん色ない仕上がりだと思う」音無師は満足そうにうなずいた。 前走のマイルCSで5着に終わった後、放牧へ。そこでリフレッシュされたことが今の充実につながっているようだ。「マイルCSは久々の右回りでテンに行けず、流れに乗れなかった。あのレースの疲れは完全に取れたし、体調は本当にいい」と続けた。 GIに胸を張って使うには賞金がちょっと足りない。 「どこかでひとつ重賞を獲っておかないと。左回りのこの距離なら」 圧勝した昨夏の関屋記念。左回りのマイルなら極限の切れ味を発揮できる。
-
レジャー 2008年01月31日 15時00分
京都牝馬S(GIII 京都芝1600m 2月3日) アドマイヤキッス 久々のタイトル獲得へ意欲
約1年近く、遠ざかっているタイトル奪取のチャンスが、グンと近づいてきた。昨年の安田記念で牡馬相手に4着に踏ん張ったアドマイヤキッスにとって、マイル戦はベスト。しかも、牝馬限定となれば松田博師も力が入って当然だ。 「以前に比べて切れ味はなくなってきたけど、その分、長くいい脚を使えるようになってきた。もちろん、この相手なら大崩れすることはないやろな」 前走の愛知杯では3着に敗れたものの、トップハンデの57kgを背負っての結果。今回は別定戦で1kg軽くなる。 「レースを使ってもガクンと体調が落ちるような面がなくなった。その分、今回もしっかり攻め馬を積めている。56kgで出走できるのもありがたい」 3つ目の重賞Vに当確ランプだ。 【最終追いVTR】DWコース(6F88秒2)で高田騎手を背に、上がり重点。前半はゆったりと行き、ゴール前だけ一杯に追われた。ラスト1Fは11秒2と極上の切れ味を発揮。仕上がりは文句なしだ。
-
-
レジャー 2008年01月31日 15時00分
今週の有力新馬
<東京>現段階で49頭が名を連ねる2日目(日)のダ1400m戦。出走できればの注釈つきになるが、仕上がりの良さが目立つのはブルージュ(牝、父マンハッタンカフェ、母スペリオーレ=美浦・相沢厩舎)だ。 24日に坂路800m51秒9、昨30日は49秒9→36秒4→12秒1と文句のつけようがないタイムでフィニッシュした。 「鞍上の指示通りに動いてくれる。ムキになる馬ではないので、誰が乗っても乗りやすいと思う。久々にいい馬だよ、これは」と津曲助手をうならせるほど。いきなりから楽しめそうだ。 初日(土)の芝1800m戦の注目株はセイウンファントム(牡、父シングスピール、母ラグタイムランブル=美浦・水野厩舎)。 古馬相手に先着するなど、ケイコの動きが目立つ一頭で、もちろん陣営の期待も大きい。池田助手も「牧場の評価が高い。スピードだけではなく、しぶとさがある。将来的には大きいところを狙えるんじゃないか」と力が入る。 <京都>初日(土)の芝2000m戦にクラシック級の逸材がデビューする。池江郎厩舎の評判馬フサイチフェイマス(牡、父ダンスインザダーク)だ。母は2000年のオークス馬シルクプリマドンナで、その素質に池江郎師もぞっこん。 「性格がすごく素直で、競走馬として必要な精神面を持っている。ケイコでも相手の動きに合わせて走る余裕がある。何とかクラシックに間に合わせたい期待馬だよ」 いまだに主役不在の3歳牡馬戦線で台風の目になるか。そんな可能性さえ感じさせる素質馬だけに、デビュー戦の走りに注目だ。 2日目(日)のダ1400m戦ではセントラルコースト(牡、父War Chant、母Taine=栗東・池江寿厩舎)が確勝級だ。 最終追いとなった30日には余力十分に坂路で800m53秒6をマーク。池江寿師もこの動きに満足げで、「ケイコをつけたペリエがベリーグッドと言ってくれた。掛かる気性なので短いところのダートを使うけど、芝も距離もこなせると思う」。ペリエとのコンビで初戦突破を狙う。
-
レジャー 2008年01月31日 15時00分
川崎記念 フィールドルージュ完勝
30日、川崎競馬場で行われた「第57回川崎記念」(JpnI 2100m)は横山典騎手騎乗のフィールドルージュ(牡6歳、JRA栗東・西園厩舎)が1番人気に応えて勝利。勝ち時計は2分13秒1(稍重)だった=写真。 道中3番手追走から3角で早くも先頭を捕らえると、「直線で弾けてくれると思っていた」という横山典の思惑通りに、上がり3F36秒4のメンバー最速の切れ味を発揮。逃げ粘るフリオーソを2馬身半突き放した。 「ヴァーミリアンがいないので負けるわけにはいかないと思っていた」と西園師。JCダートで後塵を拝した怪物との再戦はならなかったが、次走は「フェブラリーS」(GI 東京ダ1600m 2月24日)を予定。中央GIのビッグタイトルを狙う。2着フリオーソ 今野忠騎手「標的になるのは分かっていたが、他を行かせるのも大変だからハナへ。ノリさんに早めにこられてしまったし、追ってビュッと切れる脚がないからね」
-
-
レジャー 2008年01月30日 15時00分
根岸S(GIII 東京ダ1400m 2月3日) ワイルドワンダーが必勝の布陣
「絶対、負けられない」。ワイルドワンダー陣営のそんな思いが手に取るように伝わってくる。 先週の平安Sで先陣を切ったドラゴンファイヤーは出遅れが響き、なす術もなく9着に惨敗。悪い流れは早いうちに断たなくてはいけない。ワンダーに寄せる陣営の期待はいやがうえにも高まる。 また、それだけの好走条件も整っている。まず、ダ1400mはGIII・プロキオンSを含め、<4010>と勝率8割、複勝率は実に10割を誇る。さらに、「東京は最高の舞台」と尾形助手が強調するとおり、<3101>とこれまた実績は抜群だ。 唯一、馬券圏内をはずしたのが、前走のJCダート(5着)だが、敗因は初めての2100mと、前に壁がつくれず、本来のためる競馬ができなかったもの。それで、ヴァーミリアンのレコードに1秒差だから能力を示したことも確かだ。 今回は放牧明けの一戦になるが、「帰厩後はここを目標にじっくり乗り込んできた。臨戦過程は寸分の狂いもないですよ」と尾形助手は順調な仕上がりをアピールする。 「明けて6歳になったけど、数を使っていないからね。まだまだ強くなる馬だし、次のGIに向けていい形でいきたいね」と同助手は勝利を確信した口ぶりだった。 フェブラリーSに向けて、豪快なパフォーマンスが期待できそうだ。 【最終追いVTR】先週、3頭併せで追われていることもあり、直前は単走。ゴール前で軽くハミを掛けられると、ラスト1F12秒2とシャープに脚を伸ばした。2カ月ぶりの実戦も仕上がりは上々だ。
-
レジャー 2008年01月30日 15時00分
東京新聞杯(GIII 東京芝1600m 2月2日) エイシンデピュティ 重賞2連勝へ視界良好
前走の京都金杯を快勝し、2つ目の重賞を手に入れたエイシンデピュティ。「1頭になるとソラを使うような面があって乗り難しい。だけど、前走は最後まで競り合う形になって、しぶとさを発揮できた」と野元師は振り返った。2番手からの積極策。岩田騎手の好騎乗が光った。 その後も順調に調整されており、前走後はこのレースを目標にしてきた。「東京は昨年のエプソムCで重賞勝ちしているコースだし、何よりこの馬のしぶとさを生かすのに長い直線は最適だからね」と師は狙いを説明した。開幕したばかりで絶好馬場の今週なら、先行馬は簡単には止まらない。舞台設定はベストといえるだろう。 今年の目標はGI制覇。「安田記念を含めて大レースでの活躍を期待している。ここは何とか、重賞連覇を飾りたい」 得意の舞台で飛躍の足がかりをつかむ。 【最終追いVTR】岩田騎手を背に、坂路で800m53秒8→38秒7→12秒7。ゴール前は目いっぱいに追われ、最後までしっかりした脚色でフィニッシュした。毛ヅヤ、馬体の張りはピカピカで好調を持続している。
-
レジャー 2008年01月30日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(8)
根岸競馬の初めのころは、横浜港に寄航する英米仏蘭といった軍艦から、かわるがわる軍楽隊がやってきては、「美しき青きドナウ」「メリーウィドウワルツ」「金と銀」などを演奏していたという。1878(明治11)年には、日本海軍の軍楽隊が東京からきて2日間演奏している。 のちには市内のプロ楽団などが招かれ、昭和になっても根岸競馬の音楽演奏は続けられた。 明治天皇のたびたびの御観覧については、単なるご自身の競馬好きといったことだけではなく、そこには大きな政治的な意味が隠されていたとの見方もある。というのは、幕末に欧米と結んだ不平等条約の内容を、対等なものに修正するため、明治新政府は長い間、苦闘を続けていたのだ。そうした外交交渉を好転させるため、天皇も居留外国人らに対するムードづくりに努められたというのだ。 1905年(明治38)年の春季競馬には、のちに帝室御賞典と呼ばれ、現在の天皇賞に当たるレースの開催が設けられた。これは英国人の希望により、新設された経緯が強い。当時、日本は日露戦争下にあり、日英同盟を結んでいた英国から間接的な支援を受けていた。それらの事情もあって、宮内省も無下に断ることができなかったようだ。このレースは以後、春秋に行われていくが、優勝はすべて豪州産馬にさらわれている。 それから月日を経た1923年(大正12)年5月12日、春の帝室御賞典が行われた日に、摂政宮時代の昭和天皇が根岸競馬においでになっている。9月1日の関東大震災の4カ月前のことであった。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
-
レジャー 2008年01月29日 15時00分
川崎記念(JpnI 川崎2100m 30日) 本紙・古谷は東京ダービー馬アンパサンド
「ヴァーミリアンが出るなら報知グランプリCへ」。南関東では相手関係を踏まえ、矛先をかえる厩舎が続出。出走馬は3頭しかいなくなってしまったが、そのヴァーミリアンが右飛節炎を発症して出走取消となった。結果的に、激戦となる報知グランプリCより、こちらの方がチャンスは広がった形といえる。 東京大賞典でも◎にしたアンパサンドが、地元最大のレースでこん身の走りを見せる。 22日の小向トレセンでの追い切りは「久々の左回りもあって内にササっていた」(池田孝師)が、26日に行われた川崎競馬場での最終追い切りは、手前をかえてから追い出され、最後も鋭く反応。6F77秒9→63秒3→49秒4→36秒7→12秒2をマークした。 「競馬場にくるとレースが近いことが分かり、気合乗りが変わってくるね。休養後は体質がしっかりし、ビッシリやれるようになったことが充実ぶりに反映している」と師。東京ダービーで接戦をモノにした勝負根性を改めて評価したい。 不良馬場の名古屋GPで圧勝したフィールドルージュが、悲願のJpnI制覇のチャンス到来。もちろん、フリオーソも道悪実績は抜群なだけに前残りは十分考えられる。
-
-
レジャー 2008年01月29日 15時00分
川崎記念 ヴァーミリアンとサンライズバッカスが出走取消
断然の1番人気が予想されたヴァーミリアンは28日、右飛節炎のため、出走を取り消した。また、サンライズバッカスは29日、右肩跛行のため、出走を取り消した。これにより、川崎記念は10頭で争われる。
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分