レジャー
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レジャー 2008年02月18日 15時00分
ダイヤモンドS アドマイヤモナークが春天に弾み
冬の東京競馬の名物マラソンレース「第58回ダイヤモンドS」(JpnIII 芝3400m 17日)は、1番人気に推されたアドマイヤモナークが直線で力強く抜け出し快勝。日経新春杯に続いて重賞2連勝を飾った。走破タイムは3分33秒6(良)。2着は2番人気コンラッド、3着には12番人気のレーザーズエッジが入った。 「この距離だから、ペースは落ち着くと思っていた。位置取りにはこだわらず、力まずに走ってくれればとだけ考えていた」 長距離特有のスローな流れのなか、“静”に徹した安藤勝騎乗のアドマイヤモナークはスッと中団に控えると、あとはジッと動かず。直線、満を持して追い出されると、弾けるように末脚を伸ばし、ゴールまで一気に駆け抜けた。 57.5kgのトップハンデも何のその、最後は2着コンラッドに2馬身半差をつける圧勝劇だ。ジョッキーも「4角ではいつでも抜け出せる手応え。たぶん大丈夫だと思った。その通り伸びてくれた」と強い勝ちっぷりに笑顔いっぱいだった。 これで前走の日経新春杯で初タイトルを獲得してから、重賞2連勝。7歳にしての快進撃に、「前に乗っていた時より、随分、良くなっているね」とジョッキーがいえば、管理する松田博師も「年寄りやから、そう変わるわけはないだろうが、ここにきて馬がゆったりしてきたし、落ち着きが出てきた。ほんま、馬はわからんもんや」と、遅咲きの愛馬に感慨深げだった。 春の大目標はもちろん天皇賞。「1度使っていくことになるだろうが、オーナー(近藤利一氏)の馬には似た脚質、適性の馬(アドマイヤフジ、アドマイヤジュピタなど)が多い。使い分けせんといかんから」と次走については明言を避けた師だが、本番に向けては「このまま変わらんでいってくれたら、それでええ」とニッコリ。本格化した生粋のステイヤーから目が離せない。
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レジャー 2008年02月18日 15時00分
きさらぎ賞 芝も大丈夫 レインボーペガサスがクラシックへ名乗り
レースごとに勝ち馬が変わる混とんとした3歳クラシック戦線。「第48回きさらぎ賞」(JpnIII 京都芝1800m 17日)で新たに名乗りを挙げたのはペリエ騎乗の伏兵レインボーペガサスだった。 札幌でのデビュー当時が芝で惜敗続き。ダートに路線を変更した途端に2連勝し、交流重賞・全日本2歳優駿で3着に激走…スピード競馬への適性を疑問視されていたのは支持率(8番人気)にも如実に反映されていた。 が、「調教で乗ってそんな感じはなかった」とペリエ騎手は愛馬の眠れる素質を信じて疑わなかった。好スタートから中団に構えると、実に1着から9着までが0秒5差内にひしめき合う直線の大混戦を制した。勝ち時計の1分48秒8(良)も今開催の悪い馬場を考えれば水準以上といえる。 ただ、会心の勝利にも「行きすぎる面があるので距離に関しては徐々に延ばしていくことが必要でしょう」とも付け加えたペリエ。確たる中心馬がいないクラシック戦線に新たに踊りだしたレインボーペガサスは、次走として有力な「弥生賞」(JpnII 中山芝2000m 3月9日)か、「スプリングS」(JpnII 中山芝1800m 3月23日)で真価が問われることになる。
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レジャー 2008年02月18日 15時00分
フジノウェーブとのコンビでフェブラリーSに挑戦! 御神本訓史騎手の素顔に迫る
24日に東京競馬場で行われる「第25回フェブラリーS」(GI ダ1600m)に、御神本訓史騎手(大井・三坂盛厩舎)とフジノウェーブのコンビが出走する。 「共同通信杯(2007年インパーフェクト)のときも独特の雰囲気を感じたけど、今回はGIだし緊張しますよ。結構、小心者だし(笑)。でも、ワクワクしますね。ウェーブの力が見劣りするとは思ってないので、全力を引き出せるようリズムを合わせて乗りたいです」 JRAは06年に初参戦以来87戦したが、GI騎乗は初めて。大舞台を前に緊張と期待が徐々に高まっていく。 御神本騎手といえば騎乗センスの高さから「天才」と評されることも多い。騎乗姿勢は人馬一体のリズムが聞こえてくるようにきれいだ。ただ、本人は「センスがないとは思わないけど、僕くらいの騎手は沢山いる。天才とは思っていない」と謙虚。「騎手学校時代から人一倍努力してきたと思うし、今もレースビデオを見たり勉強しているからね」 「天才」のひと言で片付けられたくない。そんな思いも見え隠れする。益田競馬から大井へ移籍して波に乗りかけたときに落馬で大ケガを負い、引退の文字が頭をよぎったことさえあった。復帰のための苦しいリハビリは才能だけではとうてい超えられない壁でもだった。 07年はリフレッシュ休養を取ったように騎手として、さまざまな思いに揺れ、もがいた年でもあった。そんな中、地方馬によるJBC初制覇という歴史に残る偉業をやってのける勝負強さ。「JBCの時のように攻めの気持ちで乗りたい」という力強い言葉に、再び大きなことをやってくれるのではという期待を抱かせる。 等身大の悩みを抱える青年だったり、強烈な輝きを放つ名手だったり。予測不能な魅力からいつの間にか目が離せなくなった。
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レジャー 2008年02月16日 15時00分
ダイヤモンドS アベコーの気になる本命は!?
冬の東京競馬、第3週のメーンは「第58回ダイヤモンドS」(JpnIII 芝3400m 17日)。春の天皇賞にはつながらない長距離重賞としてポツンと孤立した感がある一方、層の薄いメンバー構成が例年、波乱を呼ぶ穴党にとっては垂涎のレースだ。さて、今週は穴予想家としての腕の見せどころ、先週の共同通信杯を見事にゲットし、勢いに乗るアベコーこと阿部幸太郎が本命に推したのは!? みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 今年は本当に雪が多い日が続きます。新潟は連日のように雪マーク。競馬開催も今週こそは大丈夫だろうと思ったら、なんと今度は京都が降雪予報。日曜のメーンはクラシックの登竜門「きさらぎ賞」。仮に雪か雨が降ったら、またまた馬場が悪化。道悪はほとんどの馬が未経験。そうでなくとも、経験が乏しい3歳馬。人気のブラックシェルに、2戦2勝のアルカザンは大丈夫でしょうか。朝日杯FS2着のレッツゴーキリシマは…。大波乱の予感がします。 さて、雪の心配がない東京は「ダイヤモンドS」です。ところで、このダイヤモンドSには、面白いデータがあります。過去7年間で上位3着まで入った馬は、4、5、6歳馬。3400mに距離が変更されたのは4年前からですが、7歳以上の馬は上位3着までに入っていないのです。しかも、ハンデ頭の馬は、昨年のアドマイヤフジが57.5kgで13着。一昨年のファストタテヤマがやはり57.5kgで5着と大苦戦です。 と考えると今年の人気の中心のアドマイヤモナークは57.5kgのハンデ頭。加えて年齢が7歳。きさらぎ賞のブラックシェルや稲荷特別のキャプテンベガといった強力有力馬を京都に残して、アドマイヤモナークに騎乗してきた安藤勝騎手の意気込みは買えても過信は禁物です。 本命はコンラッド。3年前のラジオたんぱ賞を勝って以来、不振のトンネル入り。前走の迎春Sは実に約2年半ぶりの勝ち星となりました。しかも、2000m超のレースでラスト3F34秒台を計時したのは、3年近く前の春の東京戦でのこと。その迎春Sは前半の流れが遅く、後方で展開したコンラッドには厳しい展開でしたが、それを難なく克服。当時、主導権を取ったマンハッタンスカイが3着。このマンハッタンを物差しにすると、2走前の万葉Sで、優勝したトウカイトリック(昨年ダイヤモンドS1着)と0秒3差、3着のアドマイヤモナークとわずか0秒1差の大接戦。ということは、マンハッタンを一蹴したコンラッド。比較上ここもチャンスは十分。今週のポリトラックコースの調教も最高。単!
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レジャー 2008年02月16日 15時00分
ダイヤモンドS(JpnIII 東京芝3400m 17日) 藤川京子 アドマイヤモナークが直線一気よ!
日曜日は東京競馬場のゴール前特設ステージで、レース展望&回顧のイベントを行います。よかったら遊びにきて下さいね!さて、見応えタップリの長距離戦・ダイヤモンドSは◎アドマイヤモナークが差し切りVを決めます。 中距離から長丁場の重賞では、上位常連のイメージが強いモナークですが、ついに前走の日経新春杯で重賞初制覇。後方追走から直線でスパートをかけると楽に抜け出し、0秒2差の完勝でした。そして、何より光ったのがモナークを知り尽くした安藤勝騎手の完ぺきな騎乗です。道中は折り合いに専念。多少、上がりのかかる流れ、雨降りの力を要す馬場も計算済みといっていいほど狂いのないスパートで勝利に導きました。また、最後は「1頭になってもソラを使わなかった」とジョッキーが言っていたように、モナーク自身も競馬を教わりながら成長しています。 得意分野は長丁場で、スタミナは豊富。近走はステイヤーズSで0秒3差3着、万葉Sで0秒1差3着と毎回、確実に脚を伸ばしています。中間も乗り込んでいて、好調キープ。トップハンデは過酷ですが、今はそれを上回る充実度と底力でカバーします。輝きを増した大ベテランが、スタミナと切れ味を武器に重賞V2達成です。
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レジャー 2008年02月16日 15時00分
ダイヤモンドS(JpnIII 東京芝3400m 17日) 本紙・橋本はエフティイカロス
53kgと裸同然のハンデに恵まれたエフティイカロスに白羽の矢を立てた。 迎春Sは目に見えない疲れが残っていたため、小差2着と2連勝のチャンスを逸しているが、状態はその時と雲泥の差。「獣医が太鼓判を押してくれた」と川口調教厩務員は胸を張った。 もちろん、実力の裏づけもある。昨年のダービーTR・青葉賞は返し馬で放馬。コースを1周半走り、スタミナを消耗したにもかかわらず、5着と健闘したのがその証拠。このエピソードは無尽蔵のスタミナを証明して余りある。条件馬と侮ってはいけない。調子、距離、ハンデと三拍子がそろったここで、“金星”を奪取する。
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レジャー 2008年02月16日 15時00分
きさらぎ賞(JpnIII 京都芝1800m 17日) 本紙・谷口はブラックシェル中心
単勝1.5倍という断トツの1番人気に推されたサダムイダテンがまさかの5着に沈んだ共同通信杯。ディープインパクト級の勝ちっぷりを期待していた中村師の落胆ぶりは、はた目にも痛々しすぎたが、偉大なる種牡馬サンデーサイレンスが没したのが平成14年の夏。栄光の蹄跡を常に刻んできたSS産駒がクラシックロードから消えて早3年が経った。牝馬のウオッカが史上64年ぶりにダービーの頂点を極めた昨年のように、今年のクラシック戦線も混とんとしている。 もっとも、そんな玉石混こうの中にあっても、今週のきさらぎ賞だけは別。「ウチの厩舎の方針として、精神的に余裕を持たせて競馬を教えつつ、完成させてクラシックに向かいたい。この馬もゲートから気持ちが入ってくるようになれば、NHKマイルC、ダービーを狙いにいくよ」NHKマイルC、日本ダービーを制覇した偉大なる先輩キングカメハメハを引き合いに出し、名将・松田国師が大いなる野望を抱くブラックシェルを前にしては、戦国ムードの空気はみじんもない。 「前走でも4コーナーでは前2頭の完全な勝ちパターンの競馬だったが、直線あと1Fだけで届くあたりはキンカメに似ているし、胸前が狭くて手脚が長い体形もそっくり」と振り返る“衝撃”の福寿草特別から1カ月チョイ。 「今まではあまり攻め駆けせず、相手に合わせてもらっていた追い切りだったが、今では併せ馬でも自分で動いて走るようになった。クロフネ産駒らしく太くて長い筋肉がみるみる盛り上がってきたし、血統というのはすごいもの。大きいところを狙える馬は、いろんな刺激で馬が変わることが絶対条件。前走はほんの始まりにすぎない。さらに良くなった姿をお見せしたい」 スペシャルウィーク、ネオユニヴァースがくぐったきさらぎ賞の登竜門を大手を振ってブラックシェルが通る。
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レジャー 2008年02月15日 15時00分
アベコーはダンスフォーウィンでハッピーバレンタイン
16日(土)の東京メーンはオープン特別「バレンタインS」(芝1400m)。14日は“豊作”だったモテ男クンから“不作”に終わったダサ男クンまで、世の男性諸君の明暗を分ける一日となったことであろうが、チョコレートをひとつももらえなかったというアナタにもまだチャンスはある!?アベコーこと阿部幸太郎が◎ダンスフォーウィンで2日遅れのハッピーバレンタインへと導く。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 先々週に続き、先週も積雪で開催が順延。東京開催は月曜の代替開催。私が出演する予定だった日曜のウイナーズサークルでのイベントも中止。共同通信杯が◎ショウナンアルバで、力が入っていただけに残念でした。 残念といえば、東京競馬の土曜メーン・白富士Sはいやあ〜惜しかったです。3連単2頭軸フォーメーションで、○ヨイチサウスが逃げ切り。2着は3頭がピッタリ並んでゴール。その中に☆を打ったヤマニンメルベイユ、△オースミグラスワンが入っています。この順であれば135万円馬券をゲット。ところが無印だったピサノパテックがハナ差2着。3着は同着。一瞬、手にしかけた帯封大金でした。またチャレンジです。 さて、東京競馬のメーンは「バレンタインS」です。東京芝1400mのハンデ戦。人気は長期休養明けのGIII・中日新聞杯で2着だったダイレクトキャッチ。ただ、今回の距離が初めての経験。追い込み一手の脚質。取りこぼしも十分に考えられるところです。 東京新聞杯で重賞馬を相手に、クビ+ハナ差3着と好走したタマモサポート。1分32秒8で全力走。中1週でもあり、反動が気がかりです。 で、狙いはダンスフォーウィン。阪神C以来2カ月ぶりの実戦。ところが、このダンスは過去休養明けで(1)(2)着。いきなり走るタイプです。昨秋も鷹巣山特別(東京芝1400m)で優勝。芝1400mの適応力はズ抜けています。とくに東京では7戦4勝。さらに、昨年の東京芝1400mが3戦3勝。なんとパーフェクトなのです。 また、厳寒期の1月と2月は4戦して(1)(2)(3)(4)着。その(3)(4)着も、オープンクラスでのもの。しかるに、厳寒期はベストシーズンという見方もできます。ハンデが54kgというのも大きな魅力。奥多摩Sを制した吉田豊騎手とのコンビで、ゴール前一気の豪脚に期待です。 当面の相手はマヤノライジン。近走は(5)(3)(2)着と急上昇中。好位置で競馬ができる魅力も大。目を離せません。
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レジャー 2008年02月15日 15時00分
バレンタインS 藤川京子は1400m得意のダンスフォーウィンで勝負!
バレンタインSは◎ダンスフォーウィンが、持ち前の鬼脚で他馬を圧倒します。 前走の阪神Cは初の重賞挑戦。課題のスタートがうまくいかず大きく出遅れてしまいましたが、直線はよく追い上げました。11着といっても着差は0秒5と頑張っているし、メンバーも強力でしたから上々の内容といえるでしょう。 前々走の奥多摩Sは今回と同じ東京芝1400m戦。4角16番手で大外を回り、残り1Fで前を捕らえた脚は驚異でした。クビ差ながら着差以上に余裕のある脚色での勝利。使った上がり(3F)33秒9はメンバー最速で、4走前の鷹巣山特別でも33秒4で差し切っているように、ためればためただけ終いが切れるタイプです。東京は最近、確実に3F33秒台で上がってきている大得意の舞台。とくに、芝1400mは4勝のベスト条件です。 精神的に大人になり、掛からずにリズム良く走れるようになったことも終いの伸びにつながっているのでしょう。 休み明けも結果を出していますし、最終追い切りでは好時計マーク。動き、気配とも文句なしです。しかも、今回はオープン特別で54kgのハンデ。極上の切れ味が堪能できそうです。
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レジャー 2008年02月15日 15時00分
バレンタインS(オープン 東京芝1400m 16日) 本紙・橋本は短距離なら重賞レベルのナカヤマパラダイスを指名
波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、狙って面白いのは人気の落ちた実力馬ナカヤマパラダイスだ。 尾張Sは16着に惨敗。これですっかり株を下げているが、敗因は出遅れと歴然。スタートで1秒2のビハインドは、電撃の6Fでは致命傷。おまけに、折からの道悪馬場でまったく競馬にならなかった。 あれが実力でないことはCBC賞2着、アイビスSD2着を持ち出すまでもない。こと短距離なら、文句なしに重賞レベルと断言できる。もちろん、1400mも完全に守備範囲。丹念にゲート練習を積み、出遅れ対策も万全だ。展開もおあつらえ向きで、逃げ切りのチャンスは十分。 相手はダンスフォーウィン。
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